7522 ワタミ 2020-05-27 15:00:00
特別損失及び繰延税金資産の取り崩し並びに業績予想値と実績値の差異に関するお知らせ [pdf]

                                                                     2020 年5月 27 日
各    位
                                会 社 名         ワ     タミ   株     式   会  社
                                                      (コード番号 7522 東証第一部)
                                代表者名          代表取締役会長兼グループ CEO    渡邉 美樹

                                問合せ先          執行役員       経営企画本部長           桂木    宏昌

                                                                    (TEL 03-5737-2784)

         特別損失及び繰延税金資産の取り崩し並びに業績予想値と実績値の差異に関するお知らせ

 2019 年5月 15 日に公表した 2020 年3月期の連結業績予想と実績値につきまして、下記のとおり差異が生じましたの
でお知らせいたします。また、下記の通り特別損失及び繰延税金資産の取り崩しにつきましてもその概要をお知らせいた
します。
                                 記
1.2020 年3月期通期連結業績予想と実績値との差異(2019 年4月1日∼2020 年3月 31 日)
                                                                         (単位:百万円)
                                                              親会社株主に
                                                                          1株当たり
                     売上高         営業利益             経常利益        帰属する当期
                                                                          当期純利益
                                                                純利益
      前回発表予想(A)        96,300         1,100         1,300          500     12 円 79 銭
      今回発表業績(B)        90,928            92             349     △2,945    △74 円 89 銭
      増減額(B−A)         △5,372        △1,008         △951        △3,445    △87 円 68 銭
         増減率(%)         △5.6         △91.6          △73.2            -             -
     <ご参考>前期実績
                       94,701         1,062         1,229        1,373     35 円 14 銭
      (2019 年3月期)


【差異の理由】
     当連結会計年度においては、国内外食の売上は概ね計画通りに推移しましたが、新型コロナウイルスの影響により、
    3月単月の既存店売上前年比は 59.6%になり、宅食事業においては、自社製造拠点である「手づくり厨房」のフル活用
    など原価低減取り組みを図っているものの、調理済み商品のお届け数は 5,898 万食(前期比 97.7%)と、前年水準に届
    かなかったこと、海外外食事業においても、上海・深圳エリアの改善が道半ばとなったこと等により、売上高および営
    業利益・経常利益ともに計画を下回る結果となりました。また、下記「2.特別損失の計上及び繰延税金資産の取り崩
    しについて」に記載の通り、特別損失及び法人税等の計上を行ったことにより、親会社株主に帰属する当期純利益が予
    想を大きく下回る△2,945 百万円で着地する結果となりました。


2.特別損失の計上及び繰延税金資産の取り崩しについて
    「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、2020 年4月以降、閉店の意思決定を行った 65 店舗及び収益性の低下に
 より固定資産の減損対象となった店舗の固定資産について減損処理を実施し 1,920 百万円の減損損失を計上いたしまし
 た。その他、80 百万円の固定資産除却損を計上した結果、特別損失は、2,001 百万円となりました。
    また、昨今の厳しい経営環境等を勘案し、今後の繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、繰延税金資産を取り崩し、
 法人税等調整額 953 百万円の計上を行いました。


                                                                            以    上