7514 ヒマラヤ 2021-09-28 15:30:00
中期経営計画の策定に関するお知らせ [pdf]
2021 年9月 28 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ヒ マ ラ ヤ
代 表 者 名 代表取締役会長兼社長 小 森 裕 作
(コード番号 7514 東証・名証第1部)
問合せ先 取 締 役 管 理 本 部 長 三 井 宣 明
(TEL 058−271−6622(代表)
)
中期経営計画の策定に関するお知らせ
当社は、2021 年9月 28 日の取締役会において、2022 年8月期を初年度とする3ヵ年の中期経営計画を策定・決
議いたしましたので、お知らせいたします。
記
1. 策定の背景
2021 年8月期の連結業績は、コロナ禍の影響を受けながらも、売上高 621.3 億円(前期比 107.6%)、経常利益
22.1 億円(前期は 3.2 億円の経常損失)となり、当期純利益につきましては 14.1 億円(前期は 7.8 億円の当期
純損失)となり過去最高益を更新するに至りました。
現在、事業環境は急速に変化しています。
その中で、コロナ感染拡大に伴う『新しい生活様式』と親和性が高いゴルフやアウトドア、EC 事業は好調に推
移しています。加えて、コロナ影響下での大都市圏を中心とした空きテナントの増加により、新規出店のチャン
スも広がっています。
一方、少子高齢化による国内のオーバーストア化・DX 化等の技術革新によるお客様の購買行動の変化は重要な
課題です。加えて緊急事態宣言下における休業要請やイベント・部活動の制限も、需要を大幅に抑制するリスク
要因となっています。長期にわたるウィズコロナへの対応、及びアフターコロナを先取りした施策が急務です。
この環境下においても長期持続的な成長を図るため、 2021 年3月、当社は三菱商事株式会社との資本業務提携
を解消し、現・当社代表取締役会長 兼 社長である小森裕作をはじめとする創業家一族が、当社株式を全て譲り
受けました。これにより、所有と経営の利益の一致度を高め、安定的経営体制を確固たるものとできました。
また、営業部門の経営と執行を峻別し、機動的事業運営体制の強化と、次世代経営者の育成に努めています。
2. 中長期経営戦略目標及び中期経営計画について
これからの3年間で、当社は経常利益 30 億円を安定的に獲得できる体制を築くことを目指します。それは、
2027 年8月期以降の数年間での達成を目途とした中長期経営戦略目標である 「売上高 1000 億円、経常利益 50 億
円」への道筋を作る期間でもあります。
当中期経営計画期間の最終年度である 2024 年8月期の連結業績目標 (注)を売上高 750 億円、 経常利益 30 億
円、当期純利益 17.5 億円、ROE9.5%として重点戦略を遂行します。
また、東京証券取引所の市場再編や SDGs を始めとする様々なテーマに対しても積極的に取組み、企業価値向
上を目指します。
(注) 「収益認識に関する会計基準」 (企業会計基準第 29 号)等適用後の数値となります。
当中期経営計画の内容の詳細につきましては、添付資料をご参照ください。
以上
1
秘
2022/8 期 ∼ 2024/8 期
中期経営計画
外
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
2021年9月28日
株式会社ヒマラヤ
社
(証券コード:7514)
2
アジェンダ
秘
過去実績の振り返り 3 ページ
中期経営計画(2022/8期∼2024/8期) 8 ページ
外
➀中期経営計画の目標と戦略 15 ページ
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
②プライム市場上場 29 ページ
社
③人事戦略 32 ページ
④サステナビリティ 35 ページ
3
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
社
外
過去実績の振り返り
秘
4
過去5年間の業績推移
【売上】 【売上総利益】 単位:億円
秘
729 621 222
679 665 255
237 227
577
195
外
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
2017/8 2018/8 2019/8 2020/8 2021/8 2017/8 2018/8 2019/8 2020/8 2021/8
【販管費】 【経常利益】
社
22
244 202
225 219
199
12 13
9
-3
2017/8 2018/8 2019/8 2020/8 2021/8 2017/8 2018/8 2019/8 2020/8 2021/8
5
これまでの4回の緊急事態宣言と既存店売上高との関係(2020年3月~2021年8月)
単位:%
秘
第1回 第2回 第3回 第4回
140
120
外
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
100
80
社
60
40
2020年2月 2020年5月 2020年8月 2020年11月 2021年2月 2021年5月 2021年8月
前年同月を100とした既存店売上高の状況(ただし、2021年3月以降は、前年がコロナの影響を受けているため前々年同月と比較)
6
過去3年間の振り返り(2019/8期~2021/8期)
環境認識
秘
• コロナ禍による部活動やイベントの制限、営業時間の短縮や休業要請による負の影響
• 「新しい生活様式」によるゴルフ、アウトドアブーム
• 従来の地方出店施策とコロナ禍の地方回帰との適合、将来の大規模商圏での出店機会の増大
外
ECの競争環境の激化とリアル店舗の再評価
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
•
当社の現況
不採算店舗の閉鎖、既存店舗の改装及び資源集中による、既存店成長への転換
社
•
• EC物流機能の強化による、店頭接客を中心に捉えた店舗オペレーション強化への回帰
• ECオペレーションの改善による収益性の向上
• 在庫コントロールの強化による粗利率の改善
• VISION PEAKSを始めとする、PB及びライセンス品拡大による商品差別化の推進
• コスト管理による経営の効率化
• アフターコロナを見据えた、一般スポーツの強化に向けての体制整備
7
HIMARAYAがスポーツ用品販売事業で目指すSTP(セグメント・ターゲット・ポジション)
スポーツ用品販売事業は、日本市場でのオーバーストア化の問題により、従来のターゲット層
秘
(スポーツライト層・エントリー層・部活生層等)へのアプローチ方法では縮小均衡に陥るのが明白。
『アフターコロナを見据えた収益強化』の観点と、『スポーツ用品を売る』から『スポーツの価値を売る』という
観点の進化をもって、各カテゴリーごとに最適なターゲットの深堀りと絞り込みを行う。
外
方向性 今後のターゲット設定展望
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
Current 機能性・ブランド重視
Growth
バランスの良いポジショニング(ライト・エントリー・部活・ブランド好き) シェアの拡大
規模が大きいため在庫効率を重視しながら引き続き維持。 (成長カテゴリーの専門店化)
社
Growth
カテゴリー専門業態
人口減少・少子高齢化を見据え、専門店の役割をヒマラヤが担える Current
ようになりながら、市場シェアを上げていく。 競技 ファッション
スポーツ軸でのヒマラヤの価値を向上する。 利益の源泉
(地方ロードサイド)
Originality・Quality
スポーツファッションではなく、『機能好き』のターゲット層
スポーツ屋としてのメリットを最大限に生かし、スポーツの機能をより明確
に打ち出す。 Originality・Quality
コーディネイト売りだけではなく『単品販売に強みを持ったPB』を成長させる オリジナリティ・強味
ことで、現市場にない強みを生んでいく。
価格重視
(機能・PB売り)
8
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
社
中期経営計画
外
(2022/8期∼2024/8期)
秘
9
中期経営計画の骨子(2022/8期∼2024/8期の3ヵ年の経営目標)
秘
➀中期経営計画の
• EC及び既存店の販売力の強化と新規出店による規模の成長
目標と戦略
• 長期経営方針の実現のための新規事業の開発と収益化
②プライム市場上場 • プライム市場上場維持基準適合への取組
外
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
③人事戦略 • 次世代経営層を始めとする人の育成
• すべての従業員が活躍できる組織の実現と業績貢献に対する還元強化
④サステナビリティ
社
• SDGs達成への貢献に向けた重要課題への取組
今後3年間で安定的に経常利益30億円を獲得できる体制を築き、
売上高1000億円、経常利益50億円に向けた長期成長への道筋を作る。
10
中期経営目標の全体像
VISION
秘
長期経営方針 生涯スポーツ、B2Bなど実践の提供
既存の販売事業を進化させる スポーツに触る語る環境の開発運営
中長期経営戦略目標 売上高:1,000億円 経常利益:50億円
外
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
➀中期経営計画の目標と戦略 ②プライム市場上場
(2024年8月期の経常利益目標:30億円) (目標時価総額:250億円)
積極的な投資によるEC及び既存店の販売力の強化
改訂CGコードに対応したコーポレートガバナンス強化
新規出店及び専門業態開発による規模の成長
時価総額のステージに応じた株主還元策の検討
持続成長可能な組織体制の構築
社
資本効率を重視した経営管理の強化
新規事業の開発と収益化
中期経営目標
③人事戦略 ④サステナビリティ
(HIMARAYA3. 0) (SDGsの達成への貢献)
組織風土改革 地域社会への貢献
次世代経営層を始めとするヒトの育成 気候変動対応等の既存事業の地球環境との共生
すべての従業員が活躍できる組織の実現 全従業員活躍の実現と多様性の尊重
サステナビリティ委員会の運営によるガバナンス強化
スポーツを通じた『ヒトの力』の熟成
Core Performance ≪14charters≫
11
私たちHIMARAYAがめざすこと
our vision;
外 秘
世界一のスポーツの伝道者となる
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
社
重点施策; サステナブル・スポーティング・ライフの提唱と実現
12
Sustainable Sporting Life について
秘
心と体を健やかに保つことが、現代の重要な課題になっています。
より多くの人々がスポーツすることを通じて健やかな心と体を手に入れ、
同時に、地球の未来を築くライフスタイルを楽しめるための支援を行います。
外
SSLの位置付け; 私たち「ヒマラヤの仕事」を社会的意義の文脈から捉えることが、より魅力的なブランドに
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
成長するために重要な視点だと考えて設定しました。
ヒマラヤ全体で取り組んでいきたいテーマだと考えています。
課題意識とチャンス; コロナ禍に限らず、人間性への回帰(人間性を大切にする)が世界的に見ても人類全体の
近年の課題であり、トレンドです。
社
そうした中、スポーツが果たす役割や価値をしっかりと理解して日々の業務と提案活動に
活かすことは、私たちの仕事の社会的な意義を高めるのみならず、新たなビジネスチャンス
を開拓、獲得することにつながると考えます。
今後予定している主な活動;
1 スポーツすることを日常に取り入れた 2 スポーツする環境つくりと提供 3 スポーツすることを続けられ
ライフスタイルをサポートする、 - 楽しみ方の提案と広がりを作る るようにサポートする
グッズの販売やアドバイス
13
14charters(HIMARAYAの行動指針)
01 HIMARAYAに来てよかった!と思っていただける接客をしよう。
秘
02 できないことは、できませんと素直に言おう。
03 だれよりも好きなスポーツ分野を持とう。
04 わたしたちの仕事はモノを売ること、だけではない。
外
05 技術と知識は知識の上に育つ。
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
06 デジタルは頼るものではない、活用するものだ。
07 会社を使ってやりたいことをやるのはオッケー。でも最終的には会社の成長に還元するものに限る。
08 自分の業務を支えてくれる仲間がいることを忘れるな。
社
09 自分がお客さまに手渡す商品のことをわかる努力を続けよう。
10 スポーツのことを一番知っている会社になろう。それは、(もしかすると)メーカーではできないことだ。
11 疑問なきルーチン業務になっていないか?改善の意見は積極的に言おう。
12 自分たちもスポーツを楽しみやすい会社にしよう。
13 仲間の達成を祝福しよう。褒めよう。
14 我々が勧めた商品と知識から生まれるお客さまの笑顔が我々の存在意義だ!ということを忘れるな。
14 中長期経営戦略目標(概ね5年後+αでの達成目標)
売上高:1,000億円 経常利益:50億
秘
1.SUSTAINABILITY 2.DIGITAL/MEMBERSHIP 3.店舗業態開発
Sustainable Sporting Life デジタル戦略に連動した 店舗の質向上と新規出店
外
の実現 継続的な投資 による規模成長
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
スポーツをする機会の創出 利便性/価値が高い NEWコンセプトによる
メンバーシッププログラム 新規出店・改装
社
スポーツすることを楽しめる 自社アプリや自社サイト パフォーマンス専門業態
関連コンテンツの提供 が高いサービスレベルを の新規出店
維持及び向上
スポーツを続けられる リアル店舗とECの融合 スタッフ強化の推進
サポートやサービスの提供 O2Oの実現
2021年4月公表の長期経営方針に基づき、概ね5年+αでの達成を想定した収益計画と5年間の投資計画を策定。
2022/8∼2024/8の3年間については、より具体化した中計経営計画を策定の上、今回の公表対象としている。
15
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
社
外
➀中期経営計画の目標と戦略
秘
16
業績計画(連結) 単位:百万円
2021/8(実績) 2022/8 ・・・ 2024/8 CAGR
秘
売上高※ 58,650 59,500 75,000 8.5%
EBITDA 2,641 2,747 3,646 11.4%
経常利益 2,215 2,250 3,000 10.6%
外
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
純利益 1,412 1,440 1,750 7.4%
※収益認識基準適用後の数値(21/8は社内管理用の参考値) 適用前の数値は下記の通り
(2021/8)62,133 (2022/8)63,682 (2024/8)80,000
純資産 15,119 16,313 19,145 8.2%
社
ROE 9.7% 9.2% 9.5% −
ROIC 5.2% 5.8% 7.5% −
WACC 5.1% − − −
当中期経営計画最終年度の利益目標の達成を最重要指標と位置づけながらも、積極的な投資による
成長性の確保と、ROEやROICを主要KPIとする資本効率を重視した経営管理を行う。
17
業績計画‣【参考】売上計画(収益認識基準適用前)
新店
秘
EC 800
売上高 800億円
既存店 713 78
621 636
3
33 CAGR 8.8%
200 (年平均成長率)
168
外
128 141
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
内訳
既存店 EC 新店
売上高 522億円 売上高 200億円 売上高 78億円
社
492 491 511 522
CAGR 2.0% CAGR 15.8% CAGR −
構成比 65.2% 構成比 25.0% 構成比 9.8%
2021/8 2022/8 2023/8 2024/8 収益認識基準適用前の数値(新規事業については不透明性が高いため含めず)
単位:億円
18
戦略概要
秘
• 既存事業での収益性向上を第一とし、中長期の投資活動により盤石な
戦略方針 経営基盤を築く
• 長期経営方針の実現に向けて新規事業の開発と収益化を推し進める
外
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
• デジタル-EC及び人材投資によるお客様体験レベルの向上
戦略目標 • 新規出店及び専門業態開発による規模の成長
• 経営資源確保の安定化による持続成長可能な組織体制の構築
重点戦略
社
【店舗関連】
• 店舗環境戦略
• 出店戦略
【販売(商品/EC)】
• MD戦略
• DIGITAL/EC戦略
19
重点戦略‣基本方針
【全社共通】
• コロナ禍において好調なEC事業やアウトドア、ゴルフ等のカテゴリーを推進力として、アフターコロナに向けて主力の一般スポーツ強化に向けた施策を実行する。
秘
• 将来の成長に向けて既存店、新規出店、EC等に関する最大5ヵ年分の積極的な投資計画を設定しており、中期経営計画最終年度の利益目標の達成を
最優先事項と位置づけながらも、コロナ禍を始めとする社会・経済環境の変化に応じて柔軟に投資を実行し長期成長への道筋を築く。
• SSLデザイン事業部や連結子会社コアブレインと連携しながら、長期経営方針の実現に向けた新規事業の開発を進める。
高付加価値なサービスの向上を目指し、人材、デジタルインフラ、店舗改修のための積極的な投資を行う。
店舗環境
店 ・ 『ヒト』への投資による企業力の底上げ ・ 店舗運営力と商品知識力⇒お客様対応力の向上に向けた土台作り
戦略
外
舗 ・ デジタルインフラ整備による働き方改革 ・ 自由闊達な意見、建設的な議論が能動的に行える風土改革
関
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
連 新規出店についても一般スポーツの強化、高付加価値化を目指し、大都市圏の大型店舗や専門業態を中心に展開していく。
出店
・ 新店フォーマットの確立 ・ ALL SPORTSで大規模商圏への出店開始
戦略
・ 専門業態新規事業での出店開始
社
MD担当者の専門性を高め、メーカーや他部門等の社内外との連携強化を図りながら商品構成の適正化を図る。
販 VISION PEAKSを中心に現状好調なPB商品のブランド価値を高めながら規模の拡大を図る。
売
︵ MD戦略 ・ 商品構成における専門性の強化と、カテゴリー専門業態の開発 ・ NEWモデル販売構成比向上に向けたプロモーション体制の強化
商 ・ Eコマースでの販売強化とデジタルツールの活用推進 ・ PB規模拡大に向けた専任部署の設立と生産管理体制の強化
品
将来の成長ステージに応じた人材の育成、マーケティング戦略、物流機能の拡張計画を設定し、コアブレインと連携を行いながら、
/EC
︶ DIGITAL 適切なタイミングでの段階的な投資実行により、ECの規模拡大と収益性向上の両立を図る。
EC戦略 ・ 自社サイトの独自性と利便性向上による売上拡大 ・ ヒマラヤメンバーズのプログラム開発とロイヤリティの向上
・ DIGITALマーケティングの再構築とMD戦略との連携強化 ・ EC倉庫運営強化によるEC倉庫出荷比率の拡大
20
重点戦略‣店舗関連‣ 店舗環境戦略
◆お客様対応力を上げ、「ヒト」で売上を獲得
秘
人材への投資を行い、スタッフ一人一人に接客力向上により、顧客の「ファン化」を目指す。
外
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
体験研修
社
座学のみでなく実際のフィールドで
実技を交えスキル向上をサポート
分析・提案
お客様の悩みに耳を傾け、
分析をもとに解決策を提案
イベントなどでの機会提供
日常の接客やイベントなどで、
自身の経験も語れるスタッフが
スポーツの楽しさを伝え、お客様
の成長の機会も提供
HIMARAYA FAN
単なる店舗運営にとどまらず、
「他のどこでもなく、ヒマラヤで買
いたい」というお客様(ヒマラヤファ
ン)を増やしていく
21
重点戦略‣店舗関連‣ 店舗環境戦略
◆お客様が“ワクワクする”陳列手法の追求
秘
既存店のレイアウト変更、改装を通じて新たな展開方法に挑戦しつづけ、今後の新規出店のコンセプト創出につなげる。
外
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
スポーティングスポット
社
ポイントとなるエリアにスポーツの世界観
を体感できる演出を設置
デジタルとの融合
ヒマラヤスタッフによる商品紹介動画と
合わせ、商品の魅力がより伝わりやすい
展開を実施
提案・演出
使用シーンがイメージできる提案型の
演出を強化
22
重点戦略‣店舗関連‣ 出店戦略
◆新フォーマットを確立し、新規出店による規模成長を追求
年度別出店計画
BIG REGULAR
外
専門業態
秘 合計
店舗モデル
BIG ALL SPORTS
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
総坪数:1,000坪
大規模商圏
ロードサイド
2022/8 1 店 − − 1 店
REGULAR ALL SPORTS
社
総坪数:500∼700坪
1 3 2 6
中規模商圏
2023/8 店 店 店 店 S.C.形態
専門業態
2024/8 1 店 3 店 4 店 8 店 総坪数:350∼500坪
専門業態出店
23
重点戦略‣販売戦略(商品/EC)‣ MD戦略 ‣ プライベートブランドの進化
PBブランド VISION PEAKSについて
秘
VISION PEAKS は
“すべての人にOUTDOOR LIFE を” を合言葉に
初心者から上級者まで納得して使っていただける品質と
人と自然に調和するシンプルなデザインと
外
気に入った商品を買い揃えていただける価格設定で
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
自然に溶け込むような体験、人との親密な関係を育む
体験をご提供していきます。
社
24
重点戦略‣販売戦略(商品/EC)‣ DIGITAL/EC戦略
秘
DIGITAL戦略実行のための投資
・ 今後10年を見越した投資の再設計・外部との適切な戦略提携
外
メンバーシッププログラム開発とロイヤリティ化
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
・ メンバー価値の再定義・情報の収益化・アプリ開発
DIGITAL
戦略
社
HIMARAYA自社ECサイトの売上最大化
・ メンバーシップとの融合・O2O体験の向上・SNSとの連動
『ヒト』への投資による企業力の底上げ
・ 絶対的なデジタルリソース確保・ デジタル経験値と判断力向上
25
重点戦略‣販売戦略(商品/EC)‣MD戦略
DIGITAL/EC戦略‣コアブレイン(新規事業)
◆EC売上100億円以上のヒマラヤグループで培ったEC運用の実績を活かし事業を展開
秘
ECサイト構築から出荷までをオールインワンサービスを提供
■会社名 ECコンサルティング 物流倉庫
コアブレイン株式会社
外
■事業内容
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
ECパッケージソフト「Seller Brain」の開発販売
撮影採寸支援アプリ「Seller Brain Photo Studio」 ソフトウェア「SellerBrain」 コールセンター
の開発販売
社
ECフルフィルメント支援
EC事業コンサルティング
■主要取引先
オペレーション 撮影採寸原稿
26
新規事業‣サステナブル・スポーティング・ライフ事業
◆より多くの人々がスポーツすることを通じて健やかな心と体を手に入れ、同時に、地球の
秘
未来を築くライフスタイル(Sustainable Sporting Life)を楽しめるための事業開発
主に予定している事業活動
外
■スポーツすることを日常に取り入れたライフスタイルを
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
サポートする、グッズの販売やアドバイス
店舗開発と専門スタッフの育成
社
■スポーツする環境つくりと提供
遊休不動産や指定管理者制度等に基づく公共施設の利活用を
通じた、スポーツアウトドア関連施設の企画運営
■スポーツすることを続けられるようにサポートする
スポーツアウトドア関連施設にて提供するソフトサービスアクティビティの
開発と専門スタッフの育成
27
新規事業‣既存事業とSSLデザイン事業部の関係性と方向性
■ユーザーコミュニティの形成、イベントやアク
秘
ティビティのコンテンツ提供事業の取り組み
既存事業
連動
外
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
SSLデザイン事業部
SSLデザイン事業をとおして
既存事業の事業領域を
社
拡大するだけでなく
■スポーツフィールドの取得再生
新たな領域へも進出していく
■ブランド事業化推進
運営サービス事業の取り組み
28
新規事業‣サステナブル・スポーティング・ライフ事業‣事例
◆池田町(町長 岡崎和夫)より「大津谷公園キャンプ場有料化に向けた実証実験」
秘
業務を受託し、2021年6月23日より施設運営・管理事業者として取り組みを開始
大津谷公園キャンプ場
外
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
施設概要
キャンプサイト: 全面フリーサイト
(最大サイト数 80∼100)
社
利用料金 : 宿泊 3,300 円(税込)
デイ 1,650 円(税込) キャンプサイト キャンプサイト トイレ
BBQテーブル 2,750 円(税込)
予約サイト : https://www.hmry.jp/
受付棟 バーベキューA棟 バーベキューA∼Dテーブル
29
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
社
外
②プライム市場上場
(経営管理/ガバナンス)
秘
30
プライム市場上場
プライム市場の上場維持基準適合への取組
秘
◆目標時価総額250億の達成
中期経営計画の利益目標達成を最優先事項と捉え、
中期経営計画最終年度の目標利益達成
同時に成長性と資本効率を重視した経営を行う。 流通時価総額100億円に向けた施策の実行
加えて、CGコード対応等を始めとする経営基盤の強化
外
や株主還元の強化により企業価値を高めていく。
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
◆改訂CGコードに対応した ◆適切な株主構成を見据えた
社
コーポレートガバナンスの強化 株主還元策の検討
取締役会の機能の強化 ◆ROEやROIC等を指標とする
サステナビリティや人事戦略との相互連携 資本効率を重視した経営管理
株主との対話・開示の充実
長期安定的な経営体制による成長重視の経営
時価総額のステージに応じた株主還元方策の決定
資本効率重視の企業価値向上のための施策の実行
31
プライム市場上場
プライム市場の上場維持基準適合への取組み
秘
◆ 改訂CGCコードに対応したコーポレートガバナンスの強化
◆ 適切な株主構成を見据えた株主還元策の検討
◆ ROEやROIC等を指標とする資本効率を重視した経営管理の強化
外
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
プライム市場上場維持基準 適合状況
2021年8月開催の取締役会において、株式会社東京証券
取引所の新市場区分についてプライム市場を選択し、その上場
維持基準の達成を目指すことを決議
株主数 800人以上 〇
社
プライム市場の全ての基準の充足を目指し、企業価値向上の
基盤となるコーポレートガバナンスを一層強化。
流通株式数 20,000単位以上 〇
2022年8月期を開始初年度とする中期経営計画を確実に 流通株式
達成し、中長期的な企業価値の向上を図りなりながら、流通 時価総額
100億円以上 要改善
株式時価総額の向上への施策を進める
1日平均
今後、取締役会決議を経て「上場維持基準への適合に向け
売買代金
0.2億円以上 〇
た計画書」を開示し、上場維持基準に係る経過措置の適用を
受ける予定 流通株式比率 35%以上 〇
32
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
社
③人事戦略
外
(経営管理/ガバナンス)
秘
33
人事戦略
「HIMARAYA3.0」チャレンジ ◆すべての従業員が
秘
活躍できる組織の実現
従業員が主体性をもって業務に取り組み成果を出せる
ジェンダー格差のない活躍推進
組織風土「HIMARAYA3.0」を醸成し、人事制度 シニア人材、スペシャリスト、チャレンジャーなど
改革をはじめとする行為により、全ての従業員の成長と 多様な働き方の後押し
外
ワークライフバランスの実現
活躍により得られる「ヒトの力の熟成」を目指す。
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
従業員自身がスポーツに参加することでの
健康増進
社
◆ヒトの育成 ◆組織風土改革
◆成長戦略に紐づいた 成果責任の明確化、権限移譲の
努力方向の明示 促進による経営志向の推進
次世代経営人材の育成に向けた経営体制
評価制度の刷新、報酬制度の見直しによる、
業務成果の公正な測定
担当職務に求められる成果責任を明示
34
人事戦略
「HIMARAYA3.0」チャレンジ
秘
◆ヒトの育成(次世代経営者育成に向けた経営体制、評価制度、報酬制度の見直し)
◆組織風土改革(成果責任の明確化と権限移譲の促進による経営志向の推進)
◆すべての従業員が活躍できる組織の実現(ジェンダーレス、シニア人材、スペシャリスト、
外
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
チャレンジャー、多様な働き方)
今後の企業成長において、全ての従業員の成長と活躍により得られる「ヒトの力の熟成」を不可欠と考え、2021 年4月
社
にリリースした長期経営方針の下、次世代経営人材の育成とともに、従業員が主体性をもって業務に取り組み成果を
出せる組織風土(HIMARAYA3.0)となるよう人事制度の見直しに着手。
新たな人事制度では、評価基準や評価表を刷新することで従業員の業務成果を公正に測定し、担当職務に求められる
成果責任を明示することで成長戦略に紐づいた努力方向を明らかにする。
また、サステナビリティに関する重点課題の一つとして、全従業員の活躍の実現と多様性の尊重を目指し、ジェンダー格差
のない活躍推進やワークライフバランスの実現に向けた職場環境づくり、従業員自身がスポーツに参加することでの健康
増進など、幅広い課題に取り組む。
35
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
社
外
④サステナビリティ
(経営管理/ガバナンス)
秘
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サステナビリティ
SDGsの達成への貢献に向けた取組
秘
◆SDGsの達成への貢献
2021年6月にサステナビリティに関する3つの重点課題 経営戦略への統合
を設定するとともに、サステナビリティ委員会を設立。 TCFDまたはそれと同等の枠組みに基づく開示の量と
質の充実
設定目標を模索しながら、当社が貢献可能な領域に
外
報告とコミュニケーションの実行
積極的に取組んでいく。
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
◆サステナビリティ委員会の設立
社
◆3つの重点課題の設定
「Sustainable Sporting Life」の浸透 サステナビリティに関するガバナンスの強化
既存事業の地球環境との共生 KPIを始めとする目標の設定
全従業員活躍の実現と多様性の尊重 気候変動に対するリスクシナリオの検討
SDGsの重要度の高い取り組み目標との関連付け
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サステナビリティ
SDGsの達成のための貢献活動
秘
◆地域貢献活動等を通じた「Sustainable Sporting Life」(サステナブル・スポー
ティング・ライフ)の浸透
◆気候変動対応等を通じた既存事業の地球環境との共生
外
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
◆全従業員活躍の実現と多様性の尊重
◆サステナビリティ委員会の運営によるガバナンスの強化
社
「Sustainable Sporting Life」による持続可能な社会の実現への取組について
『地球環境の改善と保全を意識した生活をする。そして、そのなかでスポーツが持つポジティブな価値を楽しみ、活
用していくことが、豊かな生活の実現につながる』という考え方に基づくライフスタイルを「Sustainable Sporting
Life」(「サステナブルスポーティングライフ」)として定義。
中長期の基本方針として、この広がりをサポートし、豊かな社会と地球環境の創造に貢献していくことで、持続的な
成長を目指す。
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サステナビリティ‣3つの重点課題
◆ 「Sustainable Sporting Life」(「サステナブルスポーティングライフ」)の浸透
「Sustainable Development
秘
地球環境の改善と保全を意識した生活とスポーツを融合させた豊かなライフスタイルを発信する。
✅ スポーツイベントや施設運営などを通しての「Sustainable Sporting Life」 Goals(持続可能な開発目標)」
(サステナブルスポーティングライフ)の発信 に対して、6つの目標の達成に貢献
✅ 遊休施設の再利用など、環境に配慮したスポーツ、アウトドア施設の企画運営
◆ 既存事業の地球環境との共生
事業を構成する様々な要素の改善可能性を追求し、自然との調和、環境へのストレス低減
外
へ繋げる。
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
✅ レジ袋を地球環境に優しい素材へ変更
✅ 本部、店舗における省エネ推進(LED 照明への切替)
✅ 廃棄予定商品の削減や再利用の推進(スポーツ補助食品の無償提供など)
自社ブランド商品の簡易包装化
物流の効率化による排気ガスの減少(店舗配送網の整備)
社
DIGITAL 化推進によるペーパーレス化(お客様注文対応社内オペレーション) ― その他のとりくみ −
◆ 全従業員活躍の実現と多様性の尊重 SDGsに関連したイベントへの
すべての人が目標に向かって、その個性を発揮できる「はたらく場」を作っていく。 協賛・協力
✅ 努力が報われる評価(新人事評価制度(名称:HIMARAYA 3.0)の運用開始)
✅ 次世代経営層を始めとするすべての従業員の教育育成
✅ 主体性の促進(チャレンジできる機会の提供)
✅ ジェンダー格差のない活躍推進(公正な採用登用)
✅ スポーツ参加環境整備による健康増進(社内イベントの企画立案運営)
ワークライフバランスの実現(安心して働き続けられる環境)
✅ ・・・ 着手済
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株主還元策‣配当政策
秘
株主の皆様への利益還元を経営上の重要課題の一つと考え、業績の伸長に
合わせ、配当性向、経営基盤強化のための内部留保等を総合的に勘案しなが
ら、長期的な視野に立ち、安定的かつ継続的な利益還元を行うこと、また
中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針とする。
外
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
配当政策 2019/8 2020/8 2021/8 2022/8(予想)
1株当たり当期純利益(円) 47.7 -64.1 114.7 116.9
社
1株当たり年間配当金(円) 20.0 15.0 25.0 20.0
うち中間配当金(円) 10.0 10.0 10.0 10.0
期末配当金(円) 10.0 5.0 15.0 10.0
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株主還元策‣株主優待制度
ヒマラヤの株式を100株以上ご所有の株主の皆様に対し、ご優待値引券を
秘
年2回、以下の基準により発行
保有株式数 ご優待値引券
100株以上 ∼ 500株未満 一律1,000円値引券× 1枚
外
500株以上 ∼ 2000株未満 一律1,000円値引券× 3枚
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
2000株以上∼ 5000株未満 一律1,000円値引券× 6枚
株主優待制度
5000株以上∼ 10000株未満 一律1,000円値引券× 15枚
10,000株以上 一律1,000円値引券× 30枚
社
基準日及び贈呈時有効期限
8月31日現在の株主様に対しては、11月下旬に発送
(有効期限 翌年11月30日)
2月末日現在の株主様に対しては、5月下旬に発送
(有効期限 翌年5月31日)
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
社
外 秘
将来見通しに関する注意事項
秘
本資料には将来の見通しに関する内容が含まれておりますが、これらの将来に関する記述は、当社が
現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社として、その達成
を約束するものではありません。
外
HIMARAYA Mid-Term Business Plan
本資料に記載された将来の見通しと実際の業績の間には、経済状況の変化や顧客のニーズ及び嗜好
の変化、他社との競合等、今後のさまざまな要因によって、大きく差異が発生する可能性があります。
社
また、本資料発表以降、新しい情報や将来の出来事等があった場合において、当社は本資料に
含まれる将来に関するいかなる情報についても、更新又は改訂を行う義務を負うものではありません。