7514 ヒマラヤ 2020-06-26 15:30:00
2020年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年6月26日
上場会社名 株式会社ヒマラヤ 上場取引所 東証一部・名証一部
コード番号 7514 URL https://www.himaraya.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)後藤 達也
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名)大野 輝文 TEL (058)271-6622
四半期報告書提出予定日 2020年7月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年8月期第3四半期の連結業績(2019年9月1日~2020年5月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年8月期第3四半期 41,048 △18.9 △1,575 - △1,473 - △1,095 -
2019年8月期第3四半期 50,610 △1.2 464 △51.2 555 △45.6 300 △62.7
(注)包括利益 2020年8月期第3四半期 △983百万円 (-%) 2019年8月期第3四半期 388百万円 (△52.6%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年8月期第3四半期 △88.92 -
2019年8月期第3四半期 24.43 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年8月期第3四半期 40,327 13,548 33.6
2019年8月期 33,675 14,777 43.9
(参考)自己資本 2020年8月期第3四半期 13,548百万円 2019年8月期 14,777百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年8月期 - 10.00 - 10.00 20.00
2020年8月期 - 10.00 -
2020年8月期(予想) - -
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
2020年8月期(予想)配当金につきましては、同日公表いたしました「2020年8月期通期業績予想の修正、配当予想
の修正に関するお知らせ」に記載のとおり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が業績へ大きく影響することが見
込まれることから、現時点での2020年8月期の期末配当予想は未定とさせていただき、業績への影響を精査したうえ
で決定・公表させていただきます。
3.2020年8月期の連結業績予想(2019年9月1日~2020年8月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 - - - - - - - - -
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
2020年8月期の連結業績予想につきましては、同日公表いたしました「2020年8月期通期業績予想の修正、配当予想
の修正に関するお知らせ」に記載のとおり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により業績予想の合理的な算定が
困難な状況にあるため、2019年9月26日に公表いたしました通期連結業績予想を一旦取り下げ、未定とさせていただ
き、算定が可能となった段階で速やかに公表させていただきます。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年8月期3Q 12,320,787株 2019年8月期 12,320,787株
② 期末自己株式数 2020年8月期3Q 256株 2019年8月期 206株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年8月期3Q 12,320,542株 2019年8月期3Q 12,320,581株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社ヒマラヤ(7514) 2020年8月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
(4)事業等のリスクに関する説明 …………………………………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 8
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株式会社ヒマラヤ(7514) 2020年8月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2019年9月1日~2020年5月31日)における我が国の経済は、当初は雇用環境の改
善が継続するなど回復基調を示したものの、10月に実施された消費税率引上げの影響により個人消費の動向は不透
明なものとなりました。さらに、1月以降徐々に深刻化した新型コロナウイルス感染症に伴い全国に発令された緊
急事態宣言により、様々な経済活動が停滞し、動向は極めて不透明な状況となっております。
当社グループが属しておりますスポーツ用品販売業界におきましては、記録的な暖冬、少雪の年となったことに
より、ウインタースポーツを始めとする冬物商戦全般に影響を受けました。さらに、新型コロナウイルス感染症対
策として、プロ、アマチュア、学生、一般層の係わる様々なスポーツにおいて、活動の自粛を余儀なくされる状況
となりました。2020年東京オリンピック・パラリンピックの延期も決定するなか、早期の事態の鎮静化が望まれま
す。
一方、EC市場の拡大により、お客様の購買動向の変化が進行しております。当社グループはEC販売システム
への投資により、販売サイトの利便性を高め、EC市場でのシェアの獲得を推し進めるとともに、拡大するEC市
場のお客様をリアル店舗へ送客する仕組みを整えるなど、市場変化への対応を進めております。
出退店の状況については1店舗を閉店いたしました。2020年5月末時点で当社グループの店舗数は全国で105店
舗、売場面積は218,243㎡となり、前年同期比で店舗数は1店舗減、売場面積は2,369㎡減となりました。
売上高は、第2四半期までは、暖冬、少雪の影響により防寒用のウエア、雑貨の販売が影響を受けたこと、EC
ではキャッシュレス・ポイント還元事業の影響も加わった過度な価格競争を避けたこと、消費税率引上げによる個
人消費の低下などにより、全般に前年を下回る状況となりました。第3四半期は、新型コロナウイルス感染症に関
わる緊急事態宣言による経済活動停滞の影響を大きく受け低迷しました。これにより、商品別では、一般スポーツ
用品は前年同期比79.1%、ゴルフ用品は前年同期比83.4%、アウトドア用品は前年同期比91.8%、スキー・スノー
ボード用品は前年同期比67.7%となりました。
連結売上総利益率は、冬物商品の在庫処分、9月に実施した消費税率引上げ前のセールの影響などから33.0%と
なり、前年同期に比べ0.7ポイント低下いたしました。
販売費及び一般管理費については、全般的に抑制したものの、売上総利益の低下を補うには至りませんでした。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における連結業績は売上高41,048百万円(前年同期比18.9%減)、営業
損失1,575百万円(前年同期は464百万円の営業利益)、経常損失1,473百万円(前年同期は555百万円の経常利
益)、親会社株主に帰属する四半期純損失1,095百万円(前年同期は300百万円の親会社株主に帰属する四半期純利
益)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は27,790百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,411百万円増
加いたしました。これは主に現金及び預金が3,634百万円、商品が2,787百万円増加したことによるものでありま
す。固定資産は12,536百万円となり、前連結会計年度末に比べ240百万円増加いたしました。これは主に有形固定
資産が218百万円減少した一方で、投資その他の資産が461百万円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は40,327百万円となり、前連結会計年度末に比べ6,651百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は16,350百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,992百万円増
加いたしました。これは主に短期借入金が1,200百万円、支払手形及び買掛金が818百万円増加したことによるもの
であります。固定負債は10,428百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,889百万円増加いたしました。これは主
に長期借入金が5,896百万円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は26,778百万円となり、前連結会計年度末に比べ7,881百万円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は13,548百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,229百万円
減少いたしました。これは主に利益剰余金の減少によるものであります。
この結果、自己資本比率は33.6%(前連結会計年度末は43.9%)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大または収束の見通しが立てられない
なか、現時点で業績予想を合理的に見積もることが困難なため、2019年9月26日に公表いたしました業績予想を一
旦取り下げ、未定とさせていただきます。詳細につきましては、本日(2020年6月26日)公表いたしました「2020
年8月期通期業績予想の修正、配当予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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(4)事業等のリスクに関する説明
当第3四半期連結累計期間および当第3四半期決算短信提出日現在において、前事業年度の有価証券報告書に記
載した「事業等のリスク」について、以下の追加すべき事項が生じております。
なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであ
ります。
(追加事項)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大の推移によっては、休校や外出自粛の措置によるスポーツ用品需要の減
少、店舗の営業休止または営業時間短縮に起因した来店客数の減少が継続することが考えられます。この場合、当
社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
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株式会社ヒマラヤ(7514) 2020年8月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年8月31日) (2020年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,566 6,200
売掛金 1,860 2,037
商品 15,779 18,567
貯蔵品 11 6
その他 1,160 978
流動資産合計 21,379 27,790
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 3,818 3,670
土地 1,420 1,388
リース資産(純額) 24 7
その他(純額) 299 278
有形固定資産合計 5,564 5,345
無形固定資産
ソフトウエア 567 573
その他 45 37
無形固定資産合計 612 610
投資その他の資産
投資有価証券 1,182 1,313
長期貸付金 697 642
差入保証金 2,971 2,956
繰延税金資産 982 1,375
退職給付に係る資産 5 16
その他 294 290
貸倒引当金 △14 △14
投資その他の資産合計 6,119 6,580
固定資産合計 12,296 12,536
資産合計 33,675 40,327
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株式会社ヒマラヤ(7514) 2020年8月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年8月31日) (2020年5月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 9,152 9,970
短期借入金 800 2,000
1年内返済予定の長期借入金 2,235 2,689
リース債務 21 11
未払法人税等 303 12
賞与引当金 364 536
株主優待引当金 27 21
資産除去債務 23 8
その他 1,429 1,100
流動負債合計 14,358 16,350
固定負債
長期借入金 3,345 9,241
リース債務 4 -
資産除去債務 861 858
その他 328 327
固定負債合計 4,539 10,428
負債合計 18,897 26,778
純資産の部
株主資本
資本金 2,544 2,544
資本剰余金 4,004 4,004
利益剰余金 8,292 6,950
自己株式 △0 △0
株主資本合計 14,840 13,498
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △63 27
繰延ヘッジ損益 △0 △0
退職給付に係る調整累計額 1 23
その他の包括利益累計額合計 △62 49
純資産合計 14,777 13,548
負債純資産合計 33,675 40,327
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
売上高 50,610 41,048
売上原価 33,561 27,486
売上総利益 17,048 13,562
販売費及び一般管理費 16,584 15,137
営業利益又は営業損失(△) 464 △1,575
営業外収益
受取利息 8 7
受取配当金 13 14
受取賃貸料 91 101
その他 92 93
営業外収益合計 205 216
営業外費用
支払利息 10 11
不動産賃貸費用 92 91
その他 11 12
営業外費用合計 114 114
経常利益又は経常損失(△) 555 △1,473
特別利益
固定資産売却益 0 10
特別利益合計 0 10
特別損失
減損損失 45 -
特別損失合計 45 -
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
511 △1,463
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 151 74
法人税等調整額 59 △441
法人税等合計 210 △367
四半期純利益又は四半期純損失(△) 300 △1,095
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
300 △1,095
に帰属する四半期純損失(△)
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年9月1日 (自 2019年9月1日
至 2019年5月31日) 至 2020年5月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 300 △1,095
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 44 91
繰延ヘッジ損益 0 △0
退職給付に係る調整額 42 21
その他の包括利益合計 87 112
四半期包括利益 388 △983
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 388 △983
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
- 7 -
株式会社ヒマラヤ(7514) 2020年8月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
当社グループは、現時点で新型コロナウイルス感染症の影響を合理的に見積もることは困難であることから、固
定資産の減損会計および繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りにおいて、当該影響を想定していない数値
をベースに、当四半期連結会計期間の末日以降の連結財務諸表作成時までに入手可能であった2020年6月以降の売
上状況を考慮して算定しております。
なお、現時点で入手可能な情報に基づき判断しておりますが、当該仮定は不確実性が高く、想定を超えるペース
での感染拡大や収束時期に大幅な遅延が生じるなど、影響が深刻化、長期化した場合には、当社の経営成績および
財政状態に影響を与える可能性があります。
(重要な後発事象)
(コミットメントライン契約の締結)
当社は、2020年6月12日開催の取締役会において、以下のとおりコミットメントライン契約を締結することを決
議いたしました。
1.コミットメントラインの設定の目的
新型コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言が発令され、一部店舗では臨時休業を実施したほか、営業継続店
舗におきましても営業時間の短縮や外出自粛要請などの影響により来店客数が減少しました。緊急事態が終了した
旨が宣言されましたが、経済活動の回復時期や個人消費の動向はより不透明さを増しております。
今後、新型コロナウイルス感染症の影響が長期におよぶ恐れがあることを考慮し、運転資金の一時的な需要に対
して、機動的かつ安定的な資金調達を目的としてコミットメントライン契約を締結することにいたしました。
なお、財務制限条項は設定されておりません。
2.借入先の名称
株式会社大垣共立銀行、株式会社十六銀行
3.コミットメントラインの総額
100億円
4.契約締結予定日
2020年6月30日
5.コミットメント期間
1年間
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