7482 シモジマ 2021-11-25 13:00:00
新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書 [pdf]
2021 年 11 月 25 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 シ モ ジ マ
代 表 者 代表取締役社長 笠井 義彦
(コード番号 7482 東証第1部)
問合せ先 常務取締役上席執行役員
経営企画室長
下島 公明
(TEL 03-3863-4061)
新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書
当社は、2022 年4月に予定されている株式会社東京証券取引所の市場区分の見直しに関して、プライ
ム市場を選択する申請書を提出いたしました。当社は、移行基準日時点(2021 年6月 30 日)において、
当該市場の上場維持基準を充たしていない事から、下記のとおり新市場区分の上場維持基準の適合に向
けた計画書を作成し提出いたしましたので、お知らせいたします。
記
1. 当社の上場維持基準の適合状況及び計画期間
当社の移行基準日時点におけるプライム市場の上場維持基準への適合状況は、以下のとおりとなって
おり 1 日平均売買代金については基準を充たしておりません。当社は、1 日平均売買代金に関して 2026
年3月までに上場維持基準を充たすために各種取組みを進めてまいります。
流通株式 1 日平均
株主数 流通株式数 流通株式比率 時価総額
時価総額 売買代金
当社の状況
- 89,265 単位 103.4 億円 36.7% 0.156 億円 -
(移行基準日時点)
上場維持基準 - 20,000 単位 100 億円 35% 0.2 億円 -
計画書に
- 〇 -
記載の項目
※当社の適合状況は、東証が基準日時点で把握している当社の株券等の分布状況をもとに算出を行ったものです。
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2.上場維持基準の適合に向けた取組みの基本方針、課題及び取組み内容
(1)基本方針
当社は、上場維持基準の適合に向けて、IR活動の強化による投資家の皆様への認知度の向上
及び、継続的な社業の成長と発展を果たすべく、2021 年 11 月に公表した中期経営計画で提示した各
種施策に取り組み、最終年の 2026 年3月期の基準達成を目指してまいります。
また、社業の成長と発展と共に、環境問題への対応、多様な人材の登用・従業員の幸福度向上に
向けた取り組み等、サステナビリティを意識した経営の推進により、中長期的な企業価値の向上を
目指してまいります。
(2)課題及び取り組み内容
<課題>
当社は、一定の株主数、流通株式数、流通株式時価総額、流通株式比率を確保していながらも、
「1日平均売買代金」が基準を充たしておりません。上場維持基準の適合に向けては、投資家の
皆様の当社への「認知度の向上」及び「期待度の向上」の改善が課題であると認識しております。
<取り組み内容>
上記の課題を改善するための取り組みとしましては、IR活動の強化による「認知度の向上」
、
中期経営計画で掲げた目標達成に向けた施策実行による「期待度の向上」を図ってまいります。
IR活動の強化としましては、これまで実施してきた数値結果が中心の決算記者会見、アナリス
ト向け説明会に加えて、計画・ビジョンなどの説明を中心とした投資家向け説明会も開催してまい
ります。また、機関投資家との面談(1on1ミーティング)も積極的に実施し、投資家の皆様との
コミュニケーションの強化を図ってまいります。
また当社への「期待度の向上」に資する施策として、2022 年3月期から 2026 年3月期の5年間を
実施期間とした中期経営計画で掲げた施策を実行し、最終年である 2026 年3月期の連結売上高 650
億円、営業利益 19.5 億円、営業利益率 3.00%の達成と共に、ROA(総資産経常利益率)5.00%を
目指してまいります。
また株主還元策として、配当金と純利益のバランスを取り、今後も「配当性向 30%以上」の維持
を目指し、株主優待の充実化も検討してまいります。
これらの施策により、投資家の皆様の当社への認知度及び期待度の向上を図り、株式の流動性を
高め、売買代金の増加を目指してまいります。
なお、当社の移行基準日時点における上場維持基準の適合状況について、流通株式数、流通株式
時価総額及び流通株式比率は、基準を充たしておりましたが、まだ十分とは言えない水準であるた
め、上記施策の実行及び目標を達成することにより、中長期的な企業価値の向上を図り、株価の水
準を高め、1 日平均売買代金の向上と共に、流通株式数、流通株式時価総額、流通株式比率の更なる
向上も目指してまいります。
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■中期経営計画の概略
○対象期間
2022 年3月期~2026 年3月期 (5年間)
○中期経営計画の位置づけ
パーパス
長期ビジョン(
“パッケージ×サービス”でお客様に元気を届けるトータルパートナーを目指す)
長期方針(
【1】事業の拡大 【2】経営基盤の強化 【3】経営体制の強化)に紐づく、中期経営計画
事業環境の急速な変化に対応し、社業の成長と発展を実現するために中期経営計画を作成しました。
今後、中期経営計画に沿って事業を展開し、進捗状況を確認しながら、長期方針を具体的に実行する事
で、長期ビジョンを実現し、シモジマグループのパーパス(存在意義)を果たしてまいります。
○中期経営計画のグランドデザイン
長期目標に基づいた中期経営計画
【1】 事業の拡大
<デジタル・リアル両面での業績向上計画>
・シモジマ型オムニチャネル政策の拡大 (DX領域)
・対面営業・対面接客及び店舗数拡大 (リアル空間での営業と接客)
・業界別営業
・商品セグメント別方針
・チャネル別方針
【2】経営基盤の強化
・グループ企業との協業
・M&Aの積極的推進
・IT、物流、人財への投資
【3】経営体制の強化
・ESG
・SDGs
・IR活動の充実
・お客様満足度(CS)と従業員幸福度(EH)向上の追求
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<ご参考>中期経営計画 2021 年3月期実績及び 2026 年3月期目標の数値
ROA
売上高 営業利益 営業利益率
(総資産経常利益率)
2021 年3月期
47,100 百万円 275 百万円 0.58% 1.44%
(実績)
2026 年3月期
(計画) 65,000 百万円 1,950 百万円 3.00% 5.00%
■中期経営計画の詳細につきましては、下記をご参照ください。
URL:https://www.shimojima.co.jp/ir/medium_long.html
以上
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