7451 三菱食品 2021-11-01 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月1日
上場会社名 三菱食品 株式会社 上場取引所 東
コード番号 7451 URL https://www.mitsubishi-shokuhin.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)京谷 裕
問合せ先責任者 (役職名) IR室長 (氏名)葛巻 良介 TEL 03-4553-5229
四半期報告書提出予定日 2021年11月12日 配当支払開始予定日 2021年12月3日
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 1,008,815 - 8,339 37.2 8,978 33.2 6,267 13.0
2021年3月期第2四半期 1,299,849 △3.8 6,078 19.2 6,737 15.9 5,548 6.1
(注)包括利益 2022年3月期第2四半期 5,739百万円 (△38.7%) 2021年3月期第2四半期 9,367百万円 (142.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 122.16 -
2021年3月期第2四半期 97.10 -
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から
適用しており、2022年3月期第2四半期に係る売上高については、当該会計基準等を適用した後の数値となってお
り、対前年同四半期増減率は記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2022年3月期第2四半期 664,680 166,056 25.0 3,811.15
2021年3月期 684,280 197,006 28.8 3,445.70
(参考)自己資本 2022年3月期第2四半期 165,926百万円 2021年3月期 196,877百万円
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から
適用しており、2022年3月期第2四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となって
おります。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 25.00 - 25.00 50.00
2022年3月期 - 35.00
2022年3月期(予想) - 35.00 70.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,030,000 - 16,700 6.9 18,000 6.4 11,700 5.6 245.17
(注1)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
(注2)2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用して
おり、上記の連結業績予想の売上高は当該会計基準等を適用した後の金額となっており、対前期増減率は記載し
ておりません。
(注3)当社は2021年7月20日開催の取締役会において、自己株式の消却について決議いたしました。連結業績予想の
「1株当たり当期純利益」については、当該自己株式の消却の影響を考慮しております。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(注)詳細は、添付資料P.8「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(会計方針の変更)」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 43,537,200株 2021年3月期 58,125,490株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 137株 2021年3月期 988,361株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 51,308,525株 2021年3月期2Q 57,137,197株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な
要因によって予想数値と異なる場合があります。
(決算補足説明資料の入手方法)
決算補足説明資料は、2021年11月1日(月)に当社ホームページにて掲載する予定です。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 7
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 9
3.補足情報 ………………………………………………………………………………………………………………… 11
(1)品種別売上高明細表 ……………………………………………………………………………………………… 11
(2)業態別売上高明細表 ……………………………………………………………………………………………… 11
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三菱食品株式会社(7451) 2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2021年4月1日~9月30日)におきましては、新型コロナウイルス感染症における
ワクチン接種の促進等により、感染者数は一時期に比べ減少傾向にあるものの、消費の動向については依然として
先行き不透明な状態が続いております。
このような状況下、当社グループは、徹底した感染拡大防止策を講じつつ、コロナ禍で変化した生活者のライフ
スタイルに対応すると共に、機能向上への取り組みを通じて取引先様に対し、より付加価値の高い機能の持続的提
供を図ってまいりました。
当社グループは、2021年度からの新たな経営方針として、2023年度を最終年度とする「中期経営計画2023」を策
定し、新たに当社グループの存在意義である「パーパス」を「食のビジネスを通じて持続可能な社会の実現に貢献
する」と定めると共に、中期的に目指す在り姿である「ビジョン」を「次世代食品流通業への進化(サステナビリ
ティ重点課題の解決)」と定め、この実現に向けて取り組んでおります。
当期間における具体的な一例として、当社は経営戦略として機能向上への取り組みを下支えするDX推進と、デ
ジタル人財の育成に会社全体で取り組んでいること等が評価され、9月1日付で経済産業省が定める「DX認定制
度」における「DX認定事業者」の認定を取得いたしました。
今後も日本の食を支える企業として、食卓に「より良い」食をお届けするため、引き続きDX推進により、オペ
レーションの更なる効率化と、「日本各地の食文化の維持・発展、地域社会の最適化を追求するため、生産者から
生活者まですべての人たちを笑顔で結ぶこと」を目標に取り組んでまいります。
当第2四半期連結累計期間の売上高は、一部の業態で回復基調が見られたものの、前年の家庭内食品需要の反動
減や取引の見直し等により1兆88億15百万円、営業利益は物流コストを含む販管費の減少等により83億39百万円
(前年同期比37.2%増加)、経常利益は89億78百万円(前年同期比33.2%増加)、親会社株主に帰属する四半期純
利益は、62億67百万円(前年同期比13.0%増加)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間
の期首より適用しており、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,864億33百万円減少し、売上原価は2,681億12百
万円減少し、販売費及び一般管理費は183億20百万円減少しておりますが、営業利益、経常利益及び税金等調整前
四半期純利益、期首の利益剰余金に与える影響はありません。また、当第2四半期連結累計期間の売上高は、当該
会計基準等を適用した後の数値となっており、対前年同四半期増減率は記載しておりません。詳細につきまして
は、「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」を
ご参照ください。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①加工食品事業
売上高は、スーパーマーケットやドラッグストア等を中心に、前年の家庭内食品需要の反動減や取引の見直し等
により減少いたしました。利益面につきましては、売上高減少に伴う売上総利益の減少があるものの、物流コスト
を含む販管費の改善等により前年同期を上回りました。
以上の結果、売上高は3,425億50百万円、営業利益は18億12百万円(前年同期比45.5%増加)となりました。
②低温食品事業
売上高は、業務用商材を中心に一部の業態で回復基調が見られたものの、取引の見直し等により減少いたしまし
た。利益面につきましては、一部業態の回復による物流効率化や取引の見直しに伴う物流コストの改善等により前
年同期を上回りました。
以上の結果、売上高は2,914億21百万円、営業利益は49億63百万円(前年同期比43.1%増加)となりました。
③酒類事業
売上高は、業務用商材の落ち込みはあったものの、ディスカウントストア等との取引伸長に加え、ビール類を中
心に家庭用商材が堅調に推移したこと等により増加いたしました。利益面につきましては、主に受取リベートの契
約期間変更等の影響から前年同期を下回りました。
以上の結果、売上高は2,406億7百万円、営業利益は13億10百万円(前年同期比18.3%減少)となりました。
④菓子事業
売上高は、コンビニエンスストア向けを中心に回復基調が見られたことに加え、輸入菓子の取扱いが好調に推移
したこと等により増加いたしました。利益面につきましては、売上高増加による売上総利益の増加に加え、販管費
の改善等により前年同期を上回りました。
以上の結果、売上高は1,329億71百万円、営業利益は9億57百万円(前年同期比51.3%増加)となりました。
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三菱食品株式会社(7451) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
当第2四半期連結会計期間末の財政状態について、総資産は前連結会計年度末と比較して195億99百万円減少い
たしました。主たる要因は、流動資産において自己株式の取得に伴う支出により短期貸付金が322億62百万円減少
したこと等によるものであります。
負債は前連結会計年度末と比較して113億50百万円増加いたしました。主たる要因は、流動負債において支払手
形及び買掛金が144億44百万円増加したこと等によるものであります。
純資産は前連結会計年度末と比較して309億50百万円減少いたしました。主たる要因は、自己株式の取得及び消
却等によるものであります。
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三菱食品株式会社(7451) 2022年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 438 665
受取手形及び売掛金 308,205 315,981
商品及び製品 66,404 67,704
原材料及び貯蔵品 835 1,003
短期貸付金 95,697 63,435
その他 60,949 63,777
貸倒引当金 △133 △182
流動資産合計 532,396 512,384
固定資産
有形固定資産 78,180 78,980
無形固定資産
のれん 1,787 1,621
その他 17,487 17,493
無形固定資産合計 19,274 19,114
投資その他の資産
投資有価証券 31,452 31,572
その他 23,065 22,727
貸倒引当金 △88 △98
投資その他の資産合計 54,429 54,201
固定資産合計 151,883 152,296
資産合計 684,280 664,680
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 395,778 410,222
引当金 2,647 1,934
その他 60,444 58,478
流動負債合計 458,870 470,636
固定負債
退職給付に係る負債 11,403 11,408
資産除去債務 7,672 7,871
その他 9,327 8,708
固定負債合計 28,403 27,988
負債合計 487,273 498,624
純資産の部
株主資本
資本金 10,630 10,630
資本剰余金 33,387 10,117
利益剰余金 144,128 134,426
自己株式 △2,560 △0
株主資本合計 185,585 155,173
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 10,881 10,211
繰延ヘッジ損益 99 66
為替換算調整勘定 △81 68
退職給付に係る調整累計額 391 405
その他の包括利益累計額合計 11,291 10,752
非支配株主持分 128 129
純資産合計 197,006 166,056
負債純資産合計 684,280 664,680
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三菱食品株式会社(7451) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 1,299,849 1,008,815
売上原価 1,215,609 942,902
売上総利益 84,239 65,913
販売費及び一般管理費 78,160 57,573
営業利益 6,078 8,339
営業外収益
受取利息 31 36
受取配当金 297 331
不動産賃貸料 677 652
その他 643 577
営業外収益合計 1,650 1,597
営業外費用
支払利息 95 84
不動産賃貸費用 606 630
その他 289 244
営業外費用合計 991 959
経常利益 6,737 8,978
特別利益
投資有価証券売却益 6 -
固定資産売却益 1,747 4
特別利益合計 1,754 4
特別損失
減損損失 - 33
本社移転費用 202 -
その他 17 4
特別損失合計 220 38
税金等調整前四半期純利益 8,271 8,943
法人税、住民税及び事業税 2,373 2,401
法人税等調整額 337 263
法人税等合計 2,710 2,665
四半期純利益 5,560 6,278
非支配株主に帰属する四半期純利益 12 11
親会社株主に帰属する四半期純利益 5,548 6,267
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(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 5,560 6,278
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 3,778 △670
繰延ヘッジ損益 △33 △33
為替換算調整勘定 △3 5
退職給付に係る調整額 52 14
持分法適用会社に対する持分相当額 13 143
その他の包括利益合計 3,806 △539
四半期包括利益 9,367 5,739
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 9,354 5,728
非支配株主に係る四半期包括利益 12 11
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三菱食品株式会社(7451) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 8,271 8,943
減価償却費 4,873 5,093
減損損失 - 33
のれん償却額 149 165
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 71 27
貸倒引当金の増減額(△は減少) 0 58
受取利息及び受取配当金 △328 △367
支払利息 95 84
持分法による投資損益(△は益) △133 △140
有形固定資産売却損益(△は益) △1,746 △4
投資有価証券売却損益(△は益) 11 4
売上債権の増減額(△は増加) 2,767 △7,775
棚卸資産の増減額(△は増加) △3,756 △1,468
未収入金の増減額(△は増加) 433 △422
仕入債務の増減額(△は減少) 7,721 14,444
未収消費税等の増減額(△は増加) 684 52
未払消費税等の増減額(△は減少) △108 △21
リース投資資産の増減額(△は増加) △228 95
その他 △383 △4,465
小計 18,394 14,337
利息及び配当金の受取額 611 686
利息の支払額 △90 △83
法人税等の支払額 △2,677 △3,116
営業活動によるキャッシュ・フロー 16,237 11,823
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △2,603 △3,522
有形固定資産の売却による収入 4,317 4
無形固定資産の取得による支出 △1,452 △1,886
投資有価証券の取得による支出 △305 △1,157
投資有価証券の売却による収入 21 9
差入保証金の差入による支出 △219 △198
差入保証金の回収による収入 998 511
その他 △938 △363
投資活動によるキャッシュ・フロー △182 △6,602
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 51 64
リース債務の返済による支出 △774 △657
配当金の支払額 △1,428 △1,428
自己株式の取得による支出 △0 △35,251
非支配株主への配当金の支払額 △4 △10
財務活動によるキャッシュ・フロー △2,155 △37,283
現金及び現金同等物に係る換算差額 △5 26
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 13,894 △32,035
現金及び現金同等物の期首残高 83,762 96,135
現金及び現金同等物の四半期末残高 97,656 64,100
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三菱食品株式会社(7451) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2021年5月27日開催の取締役会決議に基づき、2021年7月16日付で自己株式13,600,000株(35,251百万
円)の取得を行いました。
また、2021年7月20日開催の取締役会決議に基づき、2021年8月31日付で自己株式14,588,290株(37,811百万円)
の消却を実施いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間において資本剰余金が23,270百万円、利益剰余金が14,540百万円、自己株式
が2,560百万円、それぞれ減少しております。
(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等
を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又は
サービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。これによる主な変更点は以下の
通りです。
1.代理人取引に係る収益認識
一部の取引について、従来は、顧客から受け取る対価の総額を収益として認識していましたが、顧客への財又
はサービスの提供における当社グループの役割が代理人に該当する取引については、顧客から受け取る額から
仕入先に支払う額を控除した純額で収益を認識することとしております。
2.顧客に支払われる対価
従来は、販売費及び一般管理費に計上しておりました事務費等の一部を、取引価格から減額しております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従ってお
り、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連結
会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,864億33百万円減少し、売上原価は2,681億12百万円減少し、販
売費及び一般管理費は183億20百万円減少しておりますが、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益、期
首の利益剰余金に与える影響はありません。
なお、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的
な取扱いに従って、前第2四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりま
せん。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
新型コロナウイルス感染症の収束時期等を見通すことは困難なため、当社グループの今後の業績に与える影響は不
透明であります。新型コロナウイルス感染症の影響は、当連結会計年度を通じ継続するものと仮定の上で会計上の見
積りを行っておりますが、現時点において重要な影響を与えるものではないと判断しております。
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三菱食品株式会社(7451) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
その他
加工食品 低温食品 調整額 損益計算書
酒類事業 菓子事業 計 (注)
事業 事業 計上額
売上高
外部顧客への売上高 407,046 488,489 247,696 146,556 1,289,788 10,061 - 1,299,849
セグメント間の内部売
上高又は振替高 208 64 14 0 288 7,677 △7,965 -
計 407,254 488,553 247,710 146,556 1,290,076 17,738 △7,965 1,299,849
セグメント利益 1,245 3,469 1,603 633 6,952 189 △1,062 6,078
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、物流事業等を含んでおります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主
な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 6,952
「その他」の区分の利益 189
のれんの償却額 △149
全社費用 △913
四半期連結損益計算書の営業利益 6,078
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
四半期連結
その他
加工食品 低温食品 調整額 損益計算書
酒類事業 菓子事業 計 (注)
事業 事業 計上額
売上高
顧客との契約から生じ
342,550 291,421 240,607 132,971 1,007,551 1,263 - 1,008,815
る収益
その他の収益 - - - - - - - -
外部顧客への売上高 342,550 291,421 240,607 132,971 1,007,551 1,263 - 1,008,815
セグメント間の内部売
上高又は振替高 39 - 28 1 69 3,931 △4,001 -
計 342,590 291,421 240,636 132,973 1,007,621 5,195 △4,001 1,008,815
セグメント利益 1,812 4,963 1,310 957 9,044 181 △886 8,339
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、物流事業等を含んでおります。
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三菱食品株式会社(7451) 2022年3月期 第2四半期決算短信
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主
な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 9,044
「その他」の区分の利益 181
のれんの償却額 △149
全社費用 △737
四半期連結損益計算書の営業利益 8,339
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三菱食品株式会社(7451) 2022年3月期 第2四半期決算短信
3.補足情報
(1)品種別売上高明細表
(百万円未満切捨)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
品種 至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
構成比 構成比
金額 金額
(%) (%)
缶詰・調味料類 144,051 11.1 120,831 12.0
麺・乾物類 79,204 6.1 68,604 6.8
嗜好品・飲料類 151,408 11.7 124,384 12.3
菓子類 155,161 11.9 132,712 13.2
冷凍・チルド食品類 455,991 35.1 247,137 24.5
ビール類 130,989 10.1 129,762 12.9
その他酒類 105,773 8.1 99,124 9.8
その他 77,268 5.9 86,257 8.5
合計 1,299,849 100.0 1,008,815 100.0
(2)業態別売上高明細表
(百万円未満切捨)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
業態 至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
構成比 構成比
金額 金額
(%) (%)
卸売 96,391 7.4 82,610 8.2
SM 557,067 42.9 495,300 49.1
CVS 400,792 30.8 203,448 20.2
ドラッグストア 82,378 6.3 77,250 7.6
ユーザー 26,252 2.0 16,332 1.6
その他直販 108,726 8.4 114,083 11.3
(直販計) 1,175,217 90.4 906,415 89.8
メーカー・他 28,239 2.2 19,788 2.0
合計 1,299,849 100.0 1,008,815 100.0
(注)1.ユーザーは外食・中食・給食等消費者へ直接飲食サービスを提供する事業者であります。
2.その他直販はディスカウントストア・EC事業者・ホームセンター・百貨店等であります。
※参考値として前連結会計年度の品種別・業態別売上高を記載しておりましたが、「収益認識に関する会計基準」
(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等の適用に伴い、第1四半期連結累計期間より記載しておりません。
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