7451 三菱食品 2021-05-10 15:00:00
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月10日
上場会社名 三菱食品 株式会社 上場取引所 東
コード番号 7451 URL https://www.mitsubishi-shokuhin.com
代表者 (役職名) 代表取締役 (氏名)森山 透
問合せ先責任者 (役職名) IR室長 (氏名)葛巻 良介 TEL 03-4553-5229
定時株主総会開催予定日 2021年6月28日 配当支払開始予定日 2021年6月29日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月29日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家・アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 2,577,625 △2.9 15,621 1.6 16,912 1.4 11,077 △2.9
2020年3月期 2,654,698 1.3 15,378 △8.1 16,672 △9.3 11,408 △4.6
(注)包括利益 2021年3月期 15,840百万円 ( 47.0%) 2020年3月期 10,778百万円 (△4.4%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 193.87 - 5.8 2.5 0.6
2020年3月期 199.67 - 6.3 2.4 0.6
(参考)持分法投資損益 2021年3月期 280百万円 2020年3月期 262百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 684,280 197,006 28.8 3,445.70
2020年3月期 680,919 184,027 27.0 3,218.95
(参考)自己資本 2021年3月期 196,877百万円 2020年3月期 183,921百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 23,828 △6,256 △5,198 96,135
2020年3月期 2,279 △10,961 △4,364 83,762
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
(合計) (連結) 率(連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 - 25.00 - 25.00 50.00 2,856 25.0 1.6
2021年3月期 - 25.00 - 25.00 50.00 2,856 25.8 1.5
2022年3月期(予想) - 25.00 - 25.00 50.00 24.4
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,030,000 - 16,700 - 18,000 - 11,700 - 204.77
(注)2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、上記の連結業
績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっており、対前期増減率は記載しておりません。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名) 、除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 58,125,490株 2020年3月期 58,125,490株
② 期末自己株式数 2021年3月期 988,361株 2020年3月期 988,240株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 57,137,170株 2020年3月期 57,137,409株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
上記の予想は本資料の発表日現在において入力可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要
因によって予想数値と異なる場合があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事
項については、添付資料P.4「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
(決算補足説明資料の入手方法)
決算補足説明資料は、2021年5月10日(月)に当社ホームページにて掲載する予定です。
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況………………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し………………………………………………………………………………………………………… 4
(5)新型コロナウイルス感染症による事業リスクについて………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
(連結損益計算書) ………………………………………………………………………………………………… 8
(連結包括利益計算書) …………………………………………………………………………………………… 9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 13
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ………………………………………………………… 13
(連結貸借対照表関係) …………………………………………………………………………………………… 15
(連結損益計算書関係) …………………………………………………………………………………………… 15
(連結株主資本等変動計算書関係) ……………………………………………………………………………… 17
(連結キャッシュ・フロー計算書関係) ………………………………………………………………………… 18
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 19
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 22
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 22
4.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 23
(1)品種別売上高明細表 ……………………………………………………………………………………………… 23
(2)業態別売上高明細表 ……………………………………………………………………………………………… 23
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三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度(2020年4月1日~2021年3月31日)におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大が国内外
の経済環境に大きく影響を及ぼしました。食品流通業界におきましては「巣ごもり消費」等の影響により総じて一
定の需要は維持されているものの、一部の業態においては需要が大きく減退する等の影響がありました。
このような状況下、当社グループは、「ウィズコロナ」の環境に適応し「アフターコロナ」の時代を見据えた事
業構造への進化を進めるべく、在宅勤務・モバイルワークをはじめとした働き方の見直しと、デジタル技術を活用
した効率化や新たな付加価値の提供を進めて参りました。また、基盤である卸事業の生産性向上と、新たな事業領
域の拡大を推進し、食の安定供給という使命を果たして参りました。
当連結会計年度の売上高は、新型コロナウイルス感染症の拡大による外出自粛や飲食店への時短要請の影響等に
より2兆5,776億25百万円(前年同期比2.9%減少)となりました。営業利益は、物流コストを含む販管費の削減等に
より、156億21百万円(前年同期比1.6%増加)、経常利益は169億12百万円(前年同期比1.4%増加)、親会社株主
に帰属する当期純利益は110億77百万円(前年同期比2.9%減少)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、報告セグメントの利益又は損失の算定方法を変更しており、以下の前年同期間との比較については、前年
同期間の数値を変更後の利益又は損失の算定方法により組替えた数値で比較しております。報告セグメントの算定
方法の変更の詳細につきましては「3.連結財務諸表及び主な注記 (5)連結財務諸表に関する注記事項の(事業
セグメントの利益の算定方法の変更) 」をご覧ください。
① 加工食品事業
売上高は、スーパーマーケット、ディスカウントストア等との取引が伸長したことや、家庭内食品需要の高まり
により調味料、嗜好品等が好調であったことから増加いたしました。利益面につきましては、物流コストを含む販
管費の改善等により前年同期を上回りました。
以上の結果、売上高は8,057億89百万円(前年同期比0.1%増加)、営業利益は36億80百万円(前年同期比33.4%
増加)となりました。
② 低温食品事業
売上高は、コンビニエンスストア、外食業態を中心としたチルドや業務用商材の落ち込みに加え、取引の見直し
等により減少いたしました。利益面につきましては、売上高減少により売上総利益は減少したものの、物流コスト
の改善等により前年同期を上回りました。
以上の結果、売上高は9,563億円(前年同期比7.8%減少)、営業利益は72億32百万円(前年同期比6.4%増加)
となりました。
③ 酒類事業
売上高は、スーパーマーケット等との取引が伸長したものの、卸売等を中心とした業務用商材の落ち込み等によ
り減少いたしました。利益面につきましては、家庭用商材が好調に推移したことに加え、販管費の削減等により前
年同期を上回りました。
以上の結果、売上高は4,858億81百万円(前年同期比1.5%減少)、営業利益は39億13百万円(前年同期比
23.4%増加)となりました。
④ 菓子事業
売上高は、コンビニエンスストアのオフィス需要やインバウンド需要の落ち込み等により減少いたしました。利
益面につきましては、売上高減少による売上総利益の減少等により前年同期を下回りました。
以上の結果、売上高は3,093億36百万円(前年同期比2.3%減少)、営業利益は25億53百万円(前年同期比29.9%
減少)となりました。
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三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
① 資産
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ33億61百万円増加し6,842億80百万円となりまし
た。流動資産については、前連結会計年度末に比べ5億17百万円増加し5,323億96百万円(構成比77.8%)、固定資
産については、前連結会計年度末に比べ28億44百万円増加し1,518億83百万円(構成比22.2%)となりました。
固定資産の増加の主な要因は、投資有価証券が増加したことによるものであります。
② 負債
当連結会計年度末における負債は、前連結会計年度末に比べ96億17百万円減少し4,872億73百万円(構成比
71.2%)となりました。流動負債については、前連結会計年度末に比べ114億34百万円減少し4,588億70百万円(構
成比67.1%)、固定負債については、前連結会計年度末に比べ18億16百万円増加し284億3百万円(構成比4.2%)
となりました。
流動負債の減少の主な要因は、支払手形及び買掛金が減少したことによるものであります。
③ 純資産
当連結会計年度末における純資産は、前連結会計年度末に比べ129億78百万円増加し1,970億6百万円(構成比
28.8%)となりました。
増加の主な要因は、利益剰余金が増加したことによるものであります。
この結果、1株当たり純資産額は、前連結会計年度末に比べ226円75銭増加し3,445円70銭となりました。また、
自己資本比率は、前連結会計年度末の27.0%から28.8%となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
① 当連結会計年度の概況
当連結会計年度の連結キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(単位:百万円未満切捨)
前連結会計年度 当連結会計年度 増減
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,279 23,828 21,548
投資活動によるキャッシュ・フロー △10,961 △6,256 4,704
財務活動によるキャッシュ・フロー △4,364 △5,198 △834
現金及び現金同等物に係る換算差額 △8 1 10
現金及び現金同等物の増減額 △13,055 12,373 25,428
現金及び現金同等物の期末残高 83,762 96,135 12,373
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、238億28百万円となりました。主たる要因は、税金等調整前当期純利益166億62百
万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、62億56百万円となりました。主たる要因は、有形固定資産の取得による支出52億
99百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、51億98百万円となりました。主たる要因は、配当金の支払額28億56百万円、リー
ス債務の返済による支出14億84百万円等によるものであります。
以上の結果、現金及び現金同等物の期末残高は961億35百万円となりました。
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三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
② キャッシュ・フロー関連指標の推移
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
自己資本比率(%) 24.8 27.0 28.8
時価ベースの自己資本比率(%) 23.3 23.3 25.8
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%) 43.6 440.4 40.2
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 154.4 18.9 127.1
(注) 自己資本比率 :自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率 :株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ :キャッシュ・フロー/利払い
※各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
※キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている営業キャッシュ・フローを使用
しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負
債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使
用しております。
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症が引き続き国内外の経済環境に大きく影響を及ぼして
おります。ワクチン接種開始や普及による収束を期待するも、消費の動向については依然として不透明な状態が続
くと思われます。
このような状況下、当社グループは、感染拡大防止策を講じつつ、「アフターコロナ」における生活者のライフ
スタイルの変化に対応すると共に、卸事業については引き続き採算管理の徹底と共に、デジタル技術を組み合わ
せ、営業のデジタル化と生産性の向上を進めて参ります。
また、新たな事業の柱として構築を進めている川上寄り事業につきましても、国内オリジナル商品事業と輸入デ
ィストリビューター事業がそれぞれの専門性を発揮して更なる事業拡大を図っていくと共に、新たな事業領域への
参入を検討して参ります。
更なるデジタルトランスフォーメーションを推進し、「社内」の業務効率化と高度化を、「社外」では取引先様
への新たな価値の提供を、「業界」では非競争領域について連携することで流通全体の効率化を図って参ります。
この取組みにより、次期の業績につきまして、売上高は2兆300億円、営業利益は167億円、経常利益は180億円、
親会社株主に帰属する当期純利益は117億円を見込んでおります。
なお、2022年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、上記
の連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっております。
(5)新型コロナウイルス感染症による事業リスクについて
今般の新型コロナウイルス感染症の拡大に対し、当社グループとしては、新型コロナウイルス対策本部を中心
に、日々変化する状況を踏まえて随時対応策を検討し、従業員に指示・情報の共有を行っております。
また、日常生活に欠かせない食品流通に携わる企業として、従業員の健康管理・健康観察を徹底しつつ、海外出
張を原則禁止、国内出張の自粛、在宅勤務の原則化、社内会議・研修の制限など、感染拡大の抑止に向けた各種対
策を徹底し、引き続き事業を継続して参ります。
しかしながら、更に感染が拡大した場合、従業員の感染による操業停止やサプライチェーンの停滞等により、当
社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。
また、当社グループの業績については、政府や各自治体からの外出自粛や営業時間短縮要請による消費の減少に
より、取引業態によっては影響を受けると考えております。
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三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの利害関係者の多くは国内の株主、債権者、取引先等であり、海外からの資金調達の必要性が乏しい
ため、会計基準につきましては日本基準を適用しております。
なお、IFRS(国際財務報告基準)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針で
あります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 295 438
受取手形及び売掛金 317,500 308,205
商品及び製品 64,815 66,404
原材料及び貯蔵品 536 835
未収入金 56,530 53,661
短期貸付金 83,467 95,697
その他 8,874 7,288
貸倒引当金 △139 △133
流動資産合計 531,879 532,396
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 30,845 32,094
機械装置及び運搬具(純額) 8,418 7,493
工具、器具及び備品(純額) 1,290 2,246
土地 30,884 29,758
リース資産(純額) 6,381 5,778
建設仮勘定 1,066 807
有形固定資産合計 ※1 78,887 ※1 78,180
無形固定資産
のれん 1,937 1,787
ソフトウエア 16,856 17,444
リース資産 1 0
その他 55 42
無形固定資産合計 18,850 19,274
投資その他の資産
投資有価証券 ※2 25,389 ※2 31,452
繰延税金資産 2,494 203
退職給付に係る資産 1,752 2,641
その他 21,748 20,221
貸倒引当金 △82 △88
投資その他の資産合計 51,301 54,429
固定資産合計 149,039 151,883
資産合計 680,919 684,280
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 406,772 395,778
リース債務 1,320 1,271
未払法人税等 2,643 3,256
賞与引当金 1,680 2,611
役員賞与引当金 41 36
資産除去債務 1,400 179
その他 56,446 55,737
流動負債合計 470,304 458,870
固定負債
リース債務 5,909 5,324
繰延税金負債 - 173
退職給付に係る負債 11,441 11,403
資産除去債務 4,616 7,672
その他 4,618 3,828
固定負債合計 26,586 28,403
負債合計 496,891 487,273
純資産の部
株主資本
資本金 10,630 10,630
資本剰余金 33,387 33,387
利益剰余金 135,907 144,128
自己株式 △2,560 △2,560
株主資本合計 177,366 185,585
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 6,840 10,881
繰延ヘッジ損益 19 99
為替換算調整勘定 △93 △81
退職給付に係る調整累計額 △210 391
その他の包括利益累計額合計 6,555 11,291
非支配株主持分 106 128
純資産合計 184,027 197,006
負債純資産合計 680,919 684,280
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 2,654,698 2,577,625
売上原価 2,477,722 2,407,234
売上総利益 176,975 170,391
販売費及び一般管理費 ※1 161,597 ※1 154,769
営業利益 15,378 15,621
営業外収益
受取利息 69 73
受取配当金 542 610
不動産賃貸料 1,280 1,415
その他 1,299 1,231
営業外収益合計 3,192 3,330
営業外費用
支払利息 119 187
固定資産除却損 60 84
不動産賃貸費用 1,120 1,215
その他 598 552
営業外費用合計 1,897 2,039
経常利益 16,672 16,912
特別利益
投資有価証券売却益 281 89
固定資産売却益 ※2 1,734 ※2 1,747
違約金収入 - 278
その他 - 0
特別利益合計 2,015 2,115
特別損失
減損損失 ※3 1,339 ※3 1,932
災害による損失 40 -
投資有価証券評価損 306 72
本社移転費用 - 202
その他 0 156
特別損失合計 1,687 2,364
税金等調整前当期純利益 17,001 16,662
法人税、住民税及び事業税 4,950 5,258
法人税等調整額 631 299
法人税等合計 5,581 5,558
当期純利益 11,419 11,104
非支配株主に帰属する当期純利益 11 27
親会社株主に帰属する当期純利益 11,408 11,077
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三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 11,419 11,104
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △536 4,041
繰延ヘッジ損益 23 80
為替換算調整勘定 △1 △5
退職給付に係る調整額 △178 618
持分法適用会社に対する持分相当額 51 0
その他の包括利益合計 △641 4,736
包括利益 10,778 15,840
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 10,766 15,813
非支配株主に係る包括利益 11 27
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三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 10,630 33,387 127,356 △2,559 168,815
当期変動額
剰余金の配当 △2,856 △2,856
親会社株主に帰属する当期
純利益
11,408 11,408
自己株式の取得 △1 △1
自己株式の処分 -
持分法の適用範囲の変動 -
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
-
当期変動額合計 - - 8,551 △1 8,550
当期末残高 10,630 33,387 135,907 △2,560 177,366
その他の包括利益累計額
非支配株主持
その他の包括 純資産合計
その他有価証 繰延ヘッジ損 為替換算調整 退職給付に係 分
券評価差額金 益 勘定 る調整累計額
利益累計額合
計
当期首残高 7,377 △4 △96 △78 7,197 94 176,107
当期変動額
剰余金の配当 △2,856
親会社株主に帰属する当期
純利益
11,408
自己株式の取得 △1
自己株式の処分 -
持分法の適用範囲の変動 -
株主資本以外の項目の当期
△536 23 3 △132 △641 11 △630
変動額(純額)
当期変動額合計 △536 23 3 △132 △641 11 7,920
当期末残高 6,840 19 △93 △210 6,555 106 184,027
- 10 -
三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 10,630 33,387 135,907 △2,560 177,366
当期変動額
剰余金の配当 △2,856 △2,856
親会社株主に帰属する当期
純利益
11,077 11,077
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 -
持分法の適用範囲の変動 -
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
-
当期変動額合計 - - 8,220 △0 8,219
当期末残高 10,630 33,387 144,128 △2,560 185,585
その他の包括利益累計額
非支配株主持
その他の包括 純資産合計
その他有価証 繰延ヘッジ損 為替換算調整 退職給付に係 分
券評価差額金 益 勘定 る調整累計額
利益累計額合
計
当期首残高 6,840 19 △93 △210 6,555 106 184,027
当期変動額
剰余金の配当 △2,856
親会社株主に帰属する当期
純利益
11,077
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 -
持分法の適用範囲の変動 -
株主資本以外の項目の当期
4,041 80 12 601 4,736 22 4,759
変動額(純額)
当期変動額合計 4,041 80 12 601 4,736 22 12,978
当期末残高 10,881 99 △81 391 11,291 128 197,006
- 11 -
三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 17,001 16,662
減価償却費 9,445 9,955
減損損失 1,339 1,932
のれん償却額 298 314
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) △3 -
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 104 20
貸倒引当金の増減額(△は減少) △3 △5
受取利息及び受取配当金 △611 △683
支払利息 119 187
持分法による投資損益(△は益) △262 △280
有形固定資産売却損益(△は益) △1,737 △1,750
投資有価証券売却損益(△は益) △281 △70
投資有価証券評価損益(△は益) 306 72
売上債権の増減額(△は増加) 21,807 9,581
たな卸資産の増減額(△は増加) 4,124 △1,746
未収入金の増減額(△は増加) △2,033 2,877
仕入債務の増減額(△は減少) △43,544 △11,311
未収消費税等の増減額(△は増加) △1,311 867
未払消費税等の増減額(△は減少) △262 △1
取引保証金の減少額(△は増加額) △254 △189
リース投資資産の増減額(△は増加) △449 △136
その他 2,478 1,369
小計 6,268 27,667
利息及び配当金の受取額 884 978
利息の支払額 △120 △187
法人税等の支払額 △4,752 △4,629
営業活動によるキャッシュ・フロー 2,279 23,828
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △8,959 △5,299
有形固定資産の売却による収入 3,668 4,333
無形固定資産の取得による支出 △3,695 △3,899
投資有価証券の取得による支出 △804 △353
投資有価証券の売却による収入 432 116
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
- △358
支出
差入保証金の差入による支出 △1,275 △389
差入保証金の回収による収入 317 1,442
その他 △645 △1,848
投資活動によるキャッシュ・フロー △10,961 △6,256
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 14 96
短期借入金の返済による支出 △46 △300
長期借入金の返済による支出 - △648
リース債務の返済による支出 △1,475 △1,484
配当金の支払額 △2,856 △2,856
非支配株主への配当金の支払額 - △4
自己株式の純増減額(△は増加) △1 △0
財務活動によるキャッシュ・フロー △4,364 △5,198
現金及び現金同等物に係る換算差額 △8 1
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △13,055 12,373
現金及び現金同等物の期首残高 96,817 83,762
現金及び現金同等物の期末残高 ※ 83,762 ※ 96,135
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三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
連結子会社 13社
主要な会社名
㈱ファインライフ
㈱リョーショクペットケア
㈱エム・シー・フーズ
㈱クロコ
その他9社
当連結会計年度において、MSリテイル㈱を新規設立したことにより連結の範囲に含めております。
また、同じく当連結会計年度において、アンキッキ協栄㈱の全株式を取得したことにより、同社及び同社の子
会社である協栄商事㈱を連結の範囲に含めております。
2.持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用関連会社 2社
会社名
捷盟行銷股份有限公司
RETAIL SUPPORT(THAILAND)CO.,LTD.
(2) 持分法非適用会社
持分法非適用関連会社 2社
㈱ジャパン・インフォレックス
㈱アスク
持分法非適用関連会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて持分法
の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法の
適用範囲から除外しております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社のうち広州広菱食品商貿有限公司及びMS FOODS USA INC.の決算日は、12月31日であります。
連結財務諸表の作成に当たっては、同決算日現在の財務諸表を使用しております。ただし、1月1日から連結決算
日3月31日までの期間に発生した重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。
4.会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法に
より算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
② デリバティブ
時価法によっております。
なお、ヘッジ会計の要件を満たす為替予約取引については「(5) 重要なヘッジ会計の方法」のとおり、ヘッジ
会計を適用しております。
③ たな卸資産
主として先入先出法による原価法(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)を採
用しております。
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三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額
法を採用し、その他の有形固定資産については、定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物及び構築物 8年~50年
機械装置及び運搬具 4年~10年
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5~10年)に基づく定額法を採用し
ております。
③ リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
なお、リース取引開始日がリース会計基準適用初年度開始前の所有権移転外ファイナンス・リース取引につい
ては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じて処理を行っております。
(3) 重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については
個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出にあてるため、賞与支給見込額を計上しております。
③ 役員賞与引当金
役員に対して支給する賞与の支出にあてるため、賞与支給見込額を計上しております。
(4) 退職給付に係る会計処理の方法
① 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、
給付算定式基準によっております。
② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用については、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として10年)
による定額法により費用処理しております。
数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数
(主として10年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しておりま
す。
③ 小規模企業等における簡便法の採用
一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額
を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。
(5) 重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっております。なお、為替予約については振当処理の要件を満たしている場合は振当処理
を採用しております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段
為替予約
ヘッジ対象
外貨建仕入債務及び外貨建予定仕入取引
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三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
③ ヘッジ方針
為替予約取引に関する規程に基づき通常の仕入取引の範囲内で、将来の為替レートの変動リスクを回避する目
的で為替予約取引を行っております。
④ ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ対象とヘッジ手段の重要な条件が一致し、継続して為替変動の相関関係が確保されていると見込まれる
ため有効性の判定は省略しております。
(6) のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却については、その効果が発現すると見積もられる期間(計上後20年以内)で均等償却しておりま
す。
なお、重要性のないものについては、発生時に全額償却しております。
当社と㈱アールワイフードサービスとの合併 20年
その他 5年
(7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及
び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に満期日
又は償還日が到来する短期投資からなっております。
(8) 消費税等の会計処理方法
税抜方式を採用しております。
(連結貸借対照表関係)
※1 減価償却累計額
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
有形固定資産 73,465百万円 73,965百万円
※2 関連会社に対するものは、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
投資有価証券(株式) 906百万円 892百万円
3 保証債務
次の関係会社について、金融機関からの借入に対し、債務保証を行っております。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
RETAIL SUPPORT(THAILAND)CO.,LTD. 287百万円 293百万円
(注)外貨建保証債務は、決算時の為替相場により円換算しています。
(連結損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
運賃保管料 84,187百万円 82,977百万円
従業員給料手当 29,504 28,688
賞与引当金繰入額 1,629 2,561
役員賞与引当金繰入額 45 20
退職給付費用 1,507 1,441
役員退職慰労引当金繰入額 1 -
事務費 17,913 16,611
- 15 -
三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
※2 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
土地 1,259百万円 1,539百万円
建物及び構築物 475 134
その他 - 73
計 1,734 1,747
※3 減損損失
当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
用途 種類 場所
遊休資産 土地及び建物等 兵庫県加東市他12件
当社グループは、継続的に損益の把握を実施している単位を基礎にグルーピングを実施しております。具体的には、
事業用資産は管理会計上の区分に基づいた地域別に、賃貸用資産、遊休資産及びのれんは個々の資産ごとに資産のグ
ルーピングを行っております。
収益性の低下した資産グループ並びに時価の著しい下落又は将来の使用が見込まれない資産及び資産グループについ
ては、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(1,339百万円)として特別損失に計上しており
ます。
減損損失の内訳は、遊休資産1,339百万円(内、土地537百万円、建物及び構築物647百万円及びその他155百万円)で
あります。
なお、当該資産の回収可能価額は正味売却価額又は使用価値により測定し、正味売却価額は主として公示価格を基準
として評価・算定し、使用価値は将来キャッシュ・フローを一定の割引率で割り引いて算定しております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
用途 種類 場所
事業用資産 土地及び建物等 岐阜県羽島市他
遊休資産 土地及び建物等 埼玉県三郷市他4件
当社グループは、継続的に損益の把握を実施している単位を基礎にグルーピングを実施しており、事業用資産は地域
別に、賃貸用資産、遊休資産及びのれんは個々の資産ごとに資産のグルーピングを行っておりましたが、当連結会計
年度において事業用資産のグルーピングについて見直しを行いました。
【追加情報】
従来、当社グループにおける事業用資産のグルーピングは地域別としておりましたが、近年、当社グループの資産
において特定取引先向けの物流センターの重要性が高まり、またこれらを個々の物流センター単位でグルーピング
を行うことが経済実態をより適切に把握できるため、当連結会計年度から、特定取引先向けの物流センターを個別
のグルーピングとし、それ以外の事業用資産は地域別とする方法に変更しております。
収益性の低下した資産グループ並びに時価の著しい下落又は将来の使用が見込まれない資産及び資産グループについ
ては、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(1,932百万円)として特別損失に計上しており
ます。
減損損失の内訳は、事業用資産1,801百万円(内、土地634百万円、建物及び構築物595百万円、機械及び装置310百万
円、その他260百万円)、遊休資産131百万円(内、建物及び構築物125百万円、機械及び装置3百万円、その他2百万
円)であります。
なお、当該資産の回収可能価額は正味売却価額又は使用価値により測定し、正味売却価額は主として公示価格を基準
として評価・算定し、使用価値は将来キャッシュ・フローを一定の割引率で割り引いて算定しております。
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三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
(1) 発行済株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 58,125,490 - - 58,125,490
(2) 自己株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 987,893 347 - 988,240
(変動理由の概要)
増加は、単元未満株式の買取請求による取得(347株)であります。
2.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2019年6月24日
普通株式 1,428 25.00 2019年3月31日 2019年6月25日
定時株主総会
2019年11月1日
普通株式 1,428 25.00 2019年9月30日 2019年12月5日
取締役会
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2020年6月22日
普通株式 1,428 利益剰余金 25.00 2020年3月31日 2020年6月23日
定時株主総会
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三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
(1) 発行済株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 58,125,490 - - 58,125,490
(2) 自己株式に関する事項
株式の種類 当連結会計年度期首 増加 減少 当連結会計年度末
普通株式(株) 988,240 121 - 988,361
(変動理由の概要)
増加は、単元未満株式の買取請求による取得(121株)であります。
2.配当に関する事項
(1) 配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2020年6月22日
普通株式 1,428 25.00 2020年3月31日 2020年6月23日
定時株主総会
2020年11月2日
普通株式 1,428 25.00 2020年9月30日 2020年12月4日
取締役会
(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり
(決議) 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(百万円) 配当額(円)
2021年6月28日
普通株式 1,428 利益剰余金 25.00 2021年3月31日 2021年6月29日
定時株主総会
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
現金及び預金勘定 295百万円 438百万円
短期貸付金 83,467 95,697
現金及び現金同等物 83,762 96,135
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三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
当社グループは、取扱商品別に「加工食品事業」「低温食品事業」「酒類事業」「菓子事業」等複数の事業から
構成されており、事業部門ごとに事業を営み、上記4つの事業セグメントに集約した上で、報告セグメントとして
おります。
なお、「加工食品事業」は調味料類、麺・乾物類、嗜好品・飲料類等加工食品の卸売、「低温食品事業」は冷
凍・チルド類等要冷品の卸売、「酒類事業」は酒類の卸売、「菓子事業」は菓子類の卸売を行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告セグメントにおける各事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な
事項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益に基づく数値であります。
セグメント間の内部売上高及び振替高は、市場実勢価格に基づいて算定した合理的な内部振替価格によっており
ます。
また、資産及び負債については報告セグメントに直接配分できないため、各報告セグメントに配分しておりませ
ん。なお、各資産に係る減価償却費及び減損損失については、合理的な基準に従い、対応する各報告セグメントに
配分しております。
(事業セグメントの利益の算定方法の変更)
当連結会計年度より、報告セグメントごとの業績をより適正に評価管理するために、事業セグメントの利益又は
損失の算定方法の変更を行っております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の利益又は損失の算定方法により作成したものを記
載しております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結損益
その他
加工食品 低温食品 調整額 計算書
酒類事業 菓子事業 計 (注)
事業 事業 計上額
売上高
外部顧客への売上高 805,012 1,037,023 493,523 316,700 2,652,260 2,437 - 2,654,698
セグメント間の内部売上
467 184 80 △1 730 9,551 △10,282 -
高又は振替高
計 805,479 1,037,207 493,604 316,699 2,652,991 11,989 △10,282 2,654,698
セグメント利益 2,760 6,796 3,170 3,641 16,369 243 △1,233 15,378
減価償却費 3,137 3,719 993 1,357 9,207 11 6 9,225
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、物流事業等を含んでおります。
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三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結損益
その他
加工食品 低温食品 調整額 計算書
酒類事業 菓子事業 計 (注)
事業 事業 計上額
売上高
外部顧客への売上高 805,789 956,300 485,881 309,336 2,557,307 20,318 - 2,577,625
セグメント間の内部売上
464 116 61 3 646 14,993 △15,640 -
高又は振替高
計 806,254 956,416 485,943 309,340 2,557,954 35,311 △15,640 2,577,625
セグメント利益 3,680 7,232 3,913 2,553 17,380 375 △2,134 15,621
減価償却費 3,298 3,823 1,144 1,460 9,727 229 △1 9,955
(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、物流事業等を含んでおります。
4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 16,369 17,380
「その他」の区分の利益 243 375
のれんの償却額 △298 △298
全社費用 △935 △1,836
連結損益計算書の営業利益 15,378 15,621
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三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を
省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
株式会社ローソン 727,428 加工食品事業、低温食品事業等
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を
省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
株式会社ローソン 668,246 加工食品事業、低温食品事業等
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
加工食品 低温食品 全社・消去
酒類事業 菓子事業 その他 合計
事業 事業 (注)
減損損失 899 14 306 118 - 0 1,339
(注)「全社・消去」の金額は、報告セグメントに帰属しない全社資産に係るものであります。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
加工食品 低温食品 全社・消去
酒類事業 菓子事業 その他 合計
事業 事業 (注)
減損損失 1,218 167 318 228 - 0 1,932
(注)「全社・消去」の金額は、報告セグメントに帰属しない全社資産に係るものであります。
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三菱食品株式会社(7451) 2021年3月期 決算短信
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
加工食品 低温食品 全社・消去
酒類事業 菓子事業 その他 合計
事業 事業 (注)
当期償却額 - - - - - 298 298
当期末残高 - - - - - 1,937 1,937
(注)「全社・消去」の金額は、主に当社と㈱アールワイフードサービスとの合併によるものであり、報告セグメント
に配賦不能なものであります。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
加工食品 低温食品 全社・消去
酒類事業 菓子事業 その他 合計
事業 事業 (注)
当期償却額 - 16 - - - 298 314
当期末残高 - 147 - - - 1,639 1,787
(注)「全社・消去」の金額は、主に当社と㈱アールワイフードサービスとの合併によるものであり、報告セグメント
に配賦不能なものであります。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 3,218.95円 3,445.70円
1株当たり当期純利益 199.67円 193.87円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式がないため記載しておりません。
(注)2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 11,408 11,077
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利
11,408 11,077
益(百万円)
期中平均株式数(株) 57,137,409 57,137,170
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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4.その他
(1)品種別売上高明細表
(百万円未満切捨)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
品種 至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
構成比 構成比
金額 金額
(%) (%)
缶詰・調味料類 282,729 10.7 289,277 11.2
麺・乾物類 162,901 6.1 161,456 6.3
嗜好品・飲料類 292,673 11.0 288,414 11.2
菓子類 318,015 12.0 327,346 12.7
冷凍食品類 530,302 20.0 498,613 19.3
チルド食品類 443,465 16.7 390,586 15.1
ビール類 256,174 9.6 249,208 9.7
その他酒類 219,809 8.3 216,459 8.4
その他 148,625 5.6 156,261 6.1
合計 2,654,698 100.0 2,577,625 100.0
(2)業態別売上高明細表
(百万円未満切捨)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
業態 至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
構成比 構成比
金額 金額
(%) (%)
卸売 233,537 8.8 197,311 7.7
SM 1,080,737 40.7 1,099,835 42.7
CVS 860,625 32.4 783,328 30.4
ドラッグストア 153,938 5.8 159,033 6.2
ユーザー 64,030 2.4 55,440 2.1
その他直販 198,676 7.5 225,115 8.7
(直販計) 2,358,007 88.8 2,322,752 90.1
メーカー・他 63,153 2.4 57,561 2.2
合計 2,654,698 100.0 2,577,625 100.0
(注)1.SMはスーパーマーケットであります。
2.CVSはコンビニエンスストアであります。
3.ユーザーは外食・中食・給食等消費者へ直接飲食サービスを提供する事業者であります。
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