7446 J-東北化学 2021-11-12 16:00:00
2021年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月12日
上 場 会 社 名 東北化学薬品株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7446 URL https://www.t-kagaku.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 東 康之
問合せ先責任者 (役職名) 上席執行役員管理グループ長 (氏名) 磯辺 譲 (TEL) 0172-33-8131
定時株主総会開催予定日 2021年12月20日 配当支払開始予定日 2021年12月21日
有価証券報告書提出予定日 2021年12月21日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年9月期の連結業績(2020年10月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期 36,221 16.7 713 97.5 758 85.0 516 36.6
2020年9月期 31,040 0.1 361 27.5 410 24.5 378 70.7
(注) 包括利益 2021年9月期 780百万円( 100.9%) 2020年9月期 388百万円( 180.4%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年9月期 564.91 ― 8.7 4.9 2.0
2020年9月期 404.57 ― 6.9 2.8 1.2
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年9月期 16,128 6,281 38.6 6,829.86
2020年9月期 14,586 5,653 38.5 6,023.38
(参考) 自己資本
2021年9月期 6,228百万円 2020年9月期 5,621百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年9月期 322 △171 △220 659
2020年9月期 440 204 △511 730
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年9期 ― 0.00 ― 90.00 90.00 83 22.2 1.5
2021年9期 ― 0.00 ― 105.00 105.00 95 18.6 1.6
2022年9月期
― 0.00 ― 90.00 90.00 18.9
(予想)
3.2022年9月期の連結業績予想(2021年10月1日~2022年9月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 17,150 △6.2 344 △23.3 360 △22.7 242 △25.1 265.89
通 期 33,800 △6.7 578 △18.9 611 △19.5 433 △16.1 475.32
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年9月期 960,000株 2020年9月期 960,000株
② 期末自己株式数 2021年9月期 47,977株 2020年9月期 26,677株
③ 期中平均株式数 2021年9月期 914,707株 2020年9月期 934,700株
(参考) 個別業績の概要
1.2021年9月期の個別業績(2020年10月1日~2021年9月30日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年9月期 27,788 13.9 591 75.7 633 66.6 424 19.3
2020年9月期 24,386 0.2 336 22.0 380 19.5 355 66.3
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年9月期 463.89 ―
2020年9月期 380.41 ―
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年9月期 12,990 6,033 46.4 6,615.32
2020年9月期 11,662 5,523 47.4 5,917.64
(参考) 自己資本
2021年9月期 6,033百万円 2020年9月期 5,523百万円
2.2022年9月期の個別業績予想(2021年10月1日~2022年9月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
売上高 経常利益 当期純利益 1株当たり当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 13,250 △5.3 310 △17.1 201 △18.8 220.94
通 期 26,000 △6.4 510 △19.5 351 △17.1 385.74
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であ
ると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性がありま
す。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料5ペー
ジ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………5
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………5
(6)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………6
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………7
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………7
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………11
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………14
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………14
(追加情報) …………………………………………………………………………………………14
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………15
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………17
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………17
4.その他 …………………………………………………………………………………………………18
(1)役員の異動 ………………………………………………………………………………………18
1
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、企業収益の悪化や個人消費の
減速などにより、景気は急激に縮小し、世界経済へ大きな影響を及ぼしました。経済活動は徐々に再開され、景気
は緩やかに持ち直し始めたものの、緊急事態宣言の発令により、経済活動は再び停滞し、依然として先行き不透明
な状況にあります。今後も国内外の新型コロナウイルス感染症の動向、国内景気への影響など、先行き不透明な状
況が続いており、予断を許さない状況にあります。
このような経済状況の中で、当社グループはビジネス環境の変化に対応するため体質を強化し、積極的な営業活
動をしてまいりました。
この結果、前連結会計年度と比べ、売上高は、362億21百万円と51億80百万円(16.7%)の増収、営業利益は、
7億13百万円と3億51百万円(97.5%)の増益、経常利益は、7億58百万円と3億48百万円(85.0%)の増益、親
会社株主に帰属する当期純利益は、5億16百万円と1億38百万円(36.6%)の増益となりました。
各セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
(化学工業薬品)
化学工業薬品は、主力であります半導体を含むエレクトロニクス産業が好調を持続し、前連結会計年度を上回
りました。また、同関連機器は、新型コロナウイルス感染症関連の特需や産業振興目的の予算の拡充や製造業の
旺盛な設備投資等により研究設備や分析機器の受注が増加したこともあり前連結会計年度を大幅に上回りまし
た。この結果、売上高は、全体で178億18百万円と23億66百万円(15.3%)の増収、セグメント利益(売上総利益)
は、14億11百万円と1億34百万円(10.5%)の増益となりました。
(臨床検査試薬)
臨床検査試薬は、競争激化の影響もありましたが、新型コロナウイルス感染症関連の検査試薬の増加及び検体
検査が増加傾向になってきたことなどにより、前連結会計年度を大幅に上回りました。また、同関連機器は、新
型コロナウイルス感染症関連の消耗品及び機器等が大幅に増加して、前連結会計年度を大幅に上回りました。こ
の結果、売上高は、全体で146億70百万円と27億43百万円(23.0%)の増収、セグメント利益(売上総利益)は、14
億33百万円と2億65百万円(22.7%)の増益となりました。
(食品)
食品は、原料不足による製造量減少や新型コロナウイルス感染症による外食向け食品添加物の減少などありま
したが、消耗品や機器が増加し、前連結会計年度を上回りました。この結果、売上高は、33億15百万円と1億3
百万円(3.2%)の増収、セグメント利益(売上総利益)は、2億61百万円と5百万円(2.2%)の増益となりまし
た。
(その他)
その他は、天候の関係により農薬使用量が減少し、前連結会計年度を下回りました。この結果、売上高は、4
億17百万円と32百万円(△7.1%)の減収、セグメント利益(売上総利益)は、67百万円と10百万円(△13.4%)の
減益となりました。
2
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ、15億42百万円増加し、161億28百万円となりました。
また、負債につきましては、前連結会計年度末に比べ、9億14百万円増加し、98億46百万円、純資産につきまして
は、前連結会計年度末に比べ、6億28百万円増加し、62億81百万円となりました。主な内容は以下のとおりであり
ます。
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産は、110億1百万円(前連結会計年度は、97億32百万円)となり、12億68百万
円増加しました。これは主に、受取手形及び売掛金が10億73百万円及び商品が1億11百万円増加したことによる
ものであります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産は、51億27百万円(前連結会計年度は、48億53百万円)となり、2億73百万
円増加しました。これは主に、リ-ス投資資産が94百万円減少したものの投資有価証券が、3億76百万円増加し
たことによるものであります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債は、88億98百万円(前連結会計年度は、79億57百万円)となり、9億40百万
円増加しました。これは主に、支払手形及び買掛金が8億43百万円及び電子記録債務が75百万円増加したことに
よるものであります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債は、9億48百万円(前連結会計年度は、9億74百万円)となり、26百万円減
少しました。これは主に、繰延税金負債が1億3百万円増加したもののリース債務が93百万円及びその他が29百
万円減少したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産は、62億81百万円(前連結会計年度は、56億53百万円)となり、6億28百万円
増加しました。これは主に、利益剰余金が4億32万円及びその他有価証券評価差額金が2億38百万円増加したこ
とによるものであります。
3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、6億59百万円と前連結会計年度末に
比べ70百万円の減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において営業活動の結果取得した資金は、3億22百万円(前連結会計年度は4億40百万円の取
得)となりました。これは主に、売上債権の増加額が11憶86百万円及び法人税等の支払額が2億2百万円あったも
のの税金等調整前当期純利益が7億48百万円及び仕入債務の増加額9億58百万円があったことによるものであり
ます。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において投資活動の結果支出した資金は、1億71百万円(前連結会計年度は2億4百万円の取
得)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入39百万円があったものの定期預金の預入による支出1
億39百万円及び投資有価証券の取得による支出64百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度末において財務活動の結果使用した資金は、2億20百万円(前連結会計年度は5億11百万円の使
用)となりました。これは主に、配当金の支払額84百万円、自己株式の取得による支出68百万円及びリース債務の
返済による支出57百万円によるものであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2017年9月期 2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期 2021年9月期
自己資本比率(%) 33.4 34.0 36.2 38.5 38.6
時価ベースの自己資本比率(%) 19.7 21.7 19.1 21.4 19.5
キャッシュ・フロー対有利子負債
0.9 3.7 △1.7 1.9 2.2
比率(年)
インタレスト・カバレッジ・
326.8 172.5 △361.5 223.3 307.0
レシオ(倍)
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を
対象としています。
4
(4)今後の見通し
わが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で先行きは不透明であり、当社グループに与える影響につ
いても予想が困難であると考えられます。
当社グループといたしましては、今後とも化学工業・医療の進歩に寄与するという専門商社としての使命を自覚
し、積極的な営業方針のもと、高度化・多様化するユーザーニーズにきめ細かく応えていく所存であります。
次期の業績見通しは、新型コロナウイルス感染症が潜在化することと新収益認識会計基準の影響を勘案して見通
しを作成しております。前連結会計年度と比べ売上高が、338億円と24億21百万円(△6.7%)の減収、営業利益が、
5億78百万円と1億34百万円(△18.9%)の減益、経常利益が、6億11百万円と1億47百万円(△19.5%)の減益、親
会社に帰属する当期純利益が、4億33百万円と83百万円(△16.1%)の減益を見込んでおります。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、株主に対して継続的な安定配当を維持していくことを経営の重要政策として位置づけており、今後とも
株主利益率の向上を図る方針であります。また、更なる利益追求によって、株主に応えてまいります。
内部留保金につきましては、今後の事業展開に対応した財務体質の強化を図り事業拡大に努めるよう有効に活用
してまいります。
当期の配当金につきましては、上記方針に従い普通配当として1株につき90円に設立70周年記念配当として15円
を加えて105円(期末配当105円)の配当を実施することといたしました
次期の配当金につきましては、上記方針に従い普通配当として1株につき90円(期末配当90円)の配当を予定して
おります。
(6)継続企業の前提に関する重要事象等
該当事項はありません。
5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グル-プは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務
諸表を作成する方針であります。
なお、国際財務報告基準(IFRS)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方
針であります。
6
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年9月30日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 769,634 799,184
受取手形及び売掛金 7,455,905 8,528,957
電子記録債権 175,668 205,909
商品 919,172 1,030,432
リース投資資産 129,982 128,231
その他 284,501 310,284
貸倒引当金 △2,220 △1,875
流動資産合計 9,732,643 11,001,124
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 1,776,289 1,787,726
減価償却累計額 △1,255,935 △1,282,267
建物及び構築物(純額) 520,353 505,459
土地 1,498,379 1,495,006
リース資産 496,785 558,147
減価償却累計額 △373,715 △416,478
リース資産(純額) 123,070 141,669
その他 429,343 435,951
減価償却累計額 △115,457 △115,199
その他(純額) 313,885 320,751
有形固定資産合計 2,455,689 2,462,885
無形固定資産
リース資産 27,808 13,904
ソフトウエア 999 7,621
電話加入権 6,718 671
無形固定資産合計 35,526 22,197
投資その他の資産
投資有価証券 1,334,568 1,710,775
リース投資資産 295,344 200,674
差入保証金 654,136 658,108
その他 102,532 98,177
貸倒引当金 △24,295 △25,372
投資その他の資産合計 2,362,285 2,642,363
固定資産合計 4,853,501 5,127,446
資産合計 14,586,145 16,128,570
7
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年9月30日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,967,719 7,811,196
電子記録債務 209,899 285,833
短期借入金 153,600 156,200
1年内返済予定の長期借入金 14,280 14,280
リース債務 179,161 179,529
未払法人税等 125,873 137,276
賞与引当金 53,450 57,450
その他 253,805 256,280
流動負債合計 7,957,788 8,898,046
固定負債
長期借入金 70,250 55,970
リース債務 401,687 308,671
繰延税金負債 206,663 310,294
退職給付に係る負債 102,872 99,801
役員退職慰労引当金 113,560 123,541
その他 79,821 50,532
固定負債合計 974,855 948,811
負債合計 8,932,644 9,846,857
純資産の部
株主資本
資本金 820,400 820,400
資本剰余金 881,100 881,100
利益剰余金 3,461,316 3,894,043
自己株式 △65,525 △133,566
株主資本合計 5,097,290 5,461,977
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 533,494 771,562
退職給付に係る調整累計額 △9,021 △4,551
その他の包括利益累計額合計 524,472 767,011
非支配株主持分 31,737 52,724
純資産合計 5,653,500 6,281,712
負債純資産合計 14,586,145 16,128,570
8
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 31,040,674 36,221,463
売上原価 28,260,092 33,046,413
売上総利益 2,780,581 3,175,050
販売費及び一般管理費 2,419,409 2,461,904
営業利益 361,172 713,146
営業外収益
受取利息 2,824 2,854
受取配当金 27,970 27,236
受取手数料 8,241 10,157
その他 13,742 9,715
営業外収益合計 52,779 49,963
営業外費用
支払利息 1,973 1,049
支払手数料 1,483 1,943
その他 247 1,306
営業外費用合計 3,703 4,300
経常利益 410,247 758,809
特別利益
固定資産売却益 198 ―
投資有価証券売却益 179,188 13,332
投資事業組合運用益 986 11,649
特別利益合計 180,374 24,981
特別損失
固定資産除却損 1,771 144
投資有価証券売却損 17,481 16
投資有価証券評価損 ― 22,085
減損損失 ― 12,144
会員権評価損 ― 1,200
特別損失合計 19,253 35,591
税金等調整前当期純利益 571,368 748,200
法人税、住民税及び事業税 176,666 212,776
法人税等調整額 10,849 △2,270
法人税等合計 187,516 210,506
当期純利益 383,852 537,694
非支配株主に帰属する当期純利益 5,699 20,967
親会社株主に帰属する当期純利益 378,152 516,726
9
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
当期純利益 383,852 537,694
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 5,337 238,068
退職給付に係る調整額 △734 4,470
その他の包括利益合計 4,603 242,538
包括利益 388,455 780,232
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 382,779 759,245
非支配株主に係る包括利益 5,675 20,987
10
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年10月1日 至 2020年9月30日)
(単位:千円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他の 非支配
その他 退職給付に 純資産合計
資本 株主資本 包括利益 株主持分
資本金 利益剰余金 自己株式 有価証券 係る調整
剰余金 合計 累計額
評価差額金 累計額
合計
当期首残高 820,400 881,100 3,167,522 △52,634 4,816,388 528,156 △8,286 519,869 26,061 5,362,319
当期変動額
剰余金の配当 △84,359 △84,359 △84,359
親会社株主に帰属す
378,152 378,152 378,152
る当期純利益
自己株式の取得 △12,891 △12,891 △12,891
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 5,337 △734 4,603 5,675 10,278
額)
当期変動額合計 - - 293,793 △12,891 280,902 5,337 △734 4,603 5,675 291,181
当期末残高 820,400 881,100 3,461,316 △65,525 5,097,290 533,494 △9,021 524,472 31,737 5,653,500
当連結会計年度(自 2020年10月1日 至 2021年9月30日)
(単位:千円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他の 非支配
その他 退職給付に 純資産合計
資本 株主資本 包括利益 株主持分
資本金 利益剰余金 自己株式 有価証券 係る調整
剰余金 合計 累計額
評価差額金 累計額
合計
当期首残高 820,400 881,100 3,461,316 △65,525 5,097,290 533,494 △9,021 524,472 31,737 5,653,500
当期変動額
剰余金の配当 △83,999 △83,999 △83,999
親会社株主に帰属す
516,726 516,726 516,726
る当期純利益
自己株式の取得 △68,040 △68,040 △68,040
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 238,068 4,470 242,538 20,987 263,525
額)
当期変動額合計 ― ― 432,727 △68,040 364,687 238,068 4,470 242,538 20,987 628,212
当期末残高 820,400 881,100 3,894,043 △133,566 5,461,977 771,562 △4,551 767,011 52,724 6,281,712
11
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 571,368 748,200
減価償却費 87,901 92,527
減損損失 ― 12,144
投資有価証券評価損益(△は益) ― 22,085
会員権評価損 ― 1,200
投資有価証券売却損益(△は益) △161,706 △13,315
固定資産売却損益(△は益) △198 ―
固定資産除却損 1,771 144
投資事業組合運用損益(△は益) △986 △11,649
貸倒引当金の増減額(△は減少) 7,693 733
賞与引当金の増減額(△は減少) ― 4,000
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 9,184 3,360
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) △85,688 9,981
受取利息及び受取配当金 △30,795 △30,091
支払利息 1,973 1,049
売上債権の増減額(△は増加) 164,741 △1,186,058
たな卸資産の増減額(△は増加) △69,243 △111,260
仕入債務の増減額(△は減少) △60,491 958,529
その他 105,550 △5,410
小計 541,073 496,170
利息及び配当金の受取額 30,805 30,091
利息の支払額 △1,973 △1,049
法人税等の支払額 △129,334 △202,875
営業活動によるキャッシュ・フロー 440,571 322,336
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △52,664 △31,136
有形固定資産の売却による収入 198 ―
無形固定資産の取得による支出 △1,090 △6,840
投資有価証券の取得による支出 △25,396 △64,687
投資有価証券の売却による収入 216,749 21,385
投資事業組合からの分配による収入 1,280 12,000
定期預金の預入による支出 △39,201 △139,201
定期預金の払戻による収入 102,201 39,201
貸付けによる支出 △6,000 △200
貸付金の回収による収入 710 126
保険積立金の積立による支出 ― △2,758
保険積立金の解約による収入 3,840 ―
その他 4,292 322
投資活動によるキャッシュ・フロー 204,919 △171,787
12
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 4,859,000 1,266,000
短期借入金の返済による支出 △5,204,200 △1,263,400
長期借入金の返済による支出 △14,280 △14,280
自己株式の取得による支出 △12,891 △68,040
リース債務の返済による支出 △54,778 △57,256
配当金の支払額 △84,348 △84,021
財務活動によるキャッシュ・フロー △511,498 △220,999
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 133,993 △70,450
現金及び現金同等物の期首残高 596,438 730,432
現金及び現金同等物の期末残高 730,432 659,982
13
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の拡大の影響に関する会計上の見積り)
新型コロナウイルス感染症について、今後の広がり方や収束時期を予測することは困難な状況にありますが、当社
グループの業績に与える感染症の影響は限定的であるとの仮定のもと、会計上の見積りを行っております。
14
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役
会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、化学工業薬品・化学工業薬品関連機器、臨床検査試薬・臨床検査試薬関連機器、食品・食品関連
機器、農業資材・農業資材関連機器の販売を行っており、商品別に営業グループを置き、各営業グループは、取扱う
商品について戦略を立案し、営業活動を展開しております。従いまして、当社の報告セグメントは「化学工業薬品」
「臨床検査試薬」「食品」「その他(農業資材)」から構成されております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法と概
ね同一であります。
なお、当社グループでは事業セグメントへの資産の配分は行っておりません。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年10月1日 至 2020年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結損益計算
調整額
書計上額(注)
化学工業薬品 臨床検査試薬 食品 その他 計
売上高
外部顧客への売上高 15,451,442 11,927,750 3,211,930 449,550 31,040,674 ― 31,040,674
セグメント間の内部売上高
― ― ― ― ― ― ―
又は振替高
計 15,451,442 11,927,750 3,211,930 449,550 31,040,674 ― 31,040,674
セグメント利益 1,277,710 1,168,665 255,776 78,428 2,780,581 ― 2,780,581
(注)セグメント利益は、連結損益計算書の売上総利益と一致しております。
当連結会計年度(自 2020年10月1日 至 2021年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結損益計算
調整額
書計上額(注)
化学工業薬品 臨床検査試薬 食品 その他 計
売上高
外部顧客への売上高 17,818,150 14,670,796 3,315,054 417,461 36,221,463 ― 36,221,463
セグメント間の内部売上高
― ― ― ― ― ― ―
又は振替高
計 17,818,150 14,670,796 3,315,054 417,461 36,221,463 ― 36,221,463
セグメント利益 1,411,863 1,433,973 261,288 67,924 3,175,050 ― 3,175,050
(注)セグメント利益は、連結損益計算書の売上総利益と一致しております。
15
【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年10月1日 至 2020年9月30日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載は省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、記載は省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載は省略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載は省略しており
ます。
当連結会計年度(自 2020年10月1日 至 2021年9月30日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載は省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、記載は省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載は省略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載は省略しており
ます。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
当社グループは、固定資産の減損損失について事業セグメント別には配分しておりません。減損損失の金額は、
12,144千円であり、内容は建物、什器備品、リース資産及び電話加入権によるものであります。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
1株当たり純資産額 6,023円38銭 6,829円86銭
1株当たり当期純利益 404円57銭 564円91銭
(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 378,152 516,726
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
378,152 516,726
当期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 934,700 914,707
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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4.その他
(1)役員の異動
2021年12月20日付で予定されている役員の異動は以下のとおりです。
①代表者の異動
該当事項はありません。
②その他の役員の異動
1.新任取締役候補
取締役 八島 英彦
(注)新任取締役候補の八島 英彦氏は、会社法第2条第15号に定める社外取締役であります。
2.新任監査役候補
監査役 永冨 義則
(注)新任監査役候補の永冨 義則氏は、会社法第2条第16号に定める社外監査役であります。
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