7445 ライトオン 2019-10-09 14:00:00
2019年8月期 決算説明会資料 [pdf]
2019年8月期
決算説明会
2019年10月9日
目次
1. 2019年8月期 決算概要 P. 2
2. 今後の方針について P. 14
3. 2020年8月期 通期業績予想 P. 29
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1. 2019年8月期 決算概要
注)
1. 台湾子会社の重要性が増していると認識し、2018年8月期より連結財務諸表を作成しております
2. 2018年8月期、2019年8月期の業績、及び関連する数値については、連結財務諸表の数値となります
3. 比較として2017年8月期の数値も表しておりますが、その数値は株式会社ライトオン単体となります
4. 2019年8月期は決算期変更を実施したため、12か月11日の変則決算となり、2020年8月期の前期比は参考数値
となります
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2019年8月期 ハイライト
19.8期は前期比で減収減益。期初計画未達に終わった
19.8期下期はジーンズセレクトショップへの変革を掲げ、様々な施策を実施。
しかしながら以下の要因で、計画未達となった
未達の要因
• GW、夏休み商戦での販売苦戦
• 他社と同質化した商品群や、前期からの持越し商品群などの販売不振
上記要因の結果、2,196 (百万円)の経常損失となった
業績動向
売上高は期初計画比92.5% となった(前期比96.3%)
売上総利益率は期初計画を3.1ポイント下回る47.9%となった(前期比 △0.6ポイント)
期末在庫原価は、前期比82.7%となった
販売費及び一般管理費は、期初計画比96.9%となった(前期比104.3%)
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2019年8月期 業績
単位(百万円) 下段は構成比
18/8 実績 19/8 実績 前年 19/8 期初計画 19/8
前期比 修正計画
(連結) (連結) 増減額 期初計画 達成率
(2019/5/28修正)
売上高
76,798 73,960 80,000 74,500
(100.0% ) (100.0% ) △2,837 96.3% ( 100.0% ) 92.5% (100.0%)
売上総利益
37,269 35,436 40,800 35,800
(48.5% ) (47.9% ) △1,832 95.1% ( 51.0% ) 86.9% (48.1%)
販売費及び
一般管理費
36,066 37,611 38,800 38,400
(47.0% ) (50.9% ) 1,545 104.3% ( 48.5% ) 96.9% (51.5%)
1,202 △2,175 2,000 △2,600
営業利益 ( 1.6% ) (-) △3,377 ―
( 2.5% )
―
( ―% )
1,036 △2,196 2,000 △2,500
経常利益 ( 1.3% ) (-) △3,233 ―
( 2.5% )
―
( ―% )
特別利益
393 12 0 50
( 0.5% ) ( 0.0% ) △380 3.3% ( 0.0% )
―
( 0.1% )
特別損失
582 3,619 1,200 2,550
( 0.8% ) ( 4.9% ) 3,037 621.9% ( 1.5% ) 301.7% ( 3.4% )
税前当期
847 △5,803 800 △5,000
純利益 ( 1.1% ) (-) △6,651 ―
( 1.0% )
―
( ―%)
親会社株主に帰属
457 △6,144 350 △5,300
する当期純利益 ( 0.6% ) △6,601 ―
( 0.4% )
―
(-) ( ―%)
店舗数 498店舗 473店舗 △25店舗 ― 488店舗 ― ―
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売上高
売上高 (百万円) 売上高構成比 (百万円・%)
ボトムス カットソー・ニット シャツ・アウター その他
100,000
(21.9%)
(22.4%)
100,000
期初計画 90,000
80,000 80,028
(26.1%)
80,000 80,000
76,798
(27.4%) 73,960
70,000
16,621 14,168
(20.8%) (18.4%) 13,122
(17.8%)
60,000 60,000
13,271 12,890
(16.6%) (16.8%)
12,146
(29.3%)
50,000
(16.4%)
40,000
80,028 76,798
40,000
23,773 23,555
73,960 23,078
(29.7%) (30.7%) (31.2%)
30,000
20,000 20,000
26,362 26,184
(32.9%) (34.1%) 25,613
(34.6%)
10,000
0 0
17/8 18/8 19/8 17/8 18/8 19/8
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既存店前年比
既存店売上高( % )
140.0
19/8 18/8 17/8
110.0
107.1
103.6
102.6 99.9 101.7
98.5
100 96.8 99.1 97.6
92.6 91.6
95.2 94.1 89.6
80.0
9月 10月 11月 12月 1月 2月 上期計 3月 4月 5月 6月 7月 8月 通期計
19.8 107.1 102.6 92.6 98.5 103.6 96.8 99.9 99.1 91.6 101.7 95.2 94.1 89.6 97.6
18.8 89.0 86.2 81.1 100.0 93.9 92.4 90.6 95.7 105.4 98.1 99.0 98.1 101.1 94.8
17.8 88.8 85.3 112.0 86.2 89.8 88.0 91.8 89.7 87.9 92.0 83.7 88.6 97.7 90.9
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既存店客数前年比
既存店客数前年比( % )
160.0
19/8 18/8 17/8
130.0
106.9 106.8
98.8 97.7 96.3
100 100.0
96.0 103.2
100.3 88.3
91.3 91.3
95.7
89.7 91.5
70.0
9月 10月 11月 12月 1月 2月 上期計 3月 4月 5月 6月 7月 8月 通期計
19.8 96.0 103.2 89.7 98.8 106.9 106.8 100.3 97.7 88.3 95.7 91.3 91.5 91.3 96.3
18.8 89.0 82.7 75.7 100.6 90.0 90.3 88.0 83.6 103.3 97.1 99.9 97.1 84.7 91.1
17.8 97.9 88.1 114.5 85.5 90.0 77.0 92.0 93.3 92.8 95.8 83.3 84.1 99.1 91.7
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既存店客単価前年比
既存店客単価前年比( % )
140.0
19/8 18/8 17/8
110.0
106.3
111.5 103.8
103.2 101.5
99.6 104.3 101.3
99.5 98.1
100
102.8
99.6
96.9 90.6
80.0
9月 10月 11月 12月 1月 2月 上期計 3月 4月 5月 6月 7月 8月 通期計
19.8 111.5 99.5 103.2 99.6 96.9 90.6 99.6 101.5 103.8 106.3 104.3 102.8 98.1 101.3
18.8 100.0 104.3 107.2 99.4 104.3 102.4 102.9 114.4 102.1 101.1 99.0 101.1 119.4 104.1
17.8 90.7 96.8 97.8 100.8 99.8 114.2 99.8 96.2 94.6 96.0 100.5 105.4 98.6 99.1
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2019年8月期 業績
1.売上総利益率
売上総利益率は47.9%と、期初計画比を3.1ポイント下回った。(前期比△0.6ポイント)
売上総利益率(%) の改善
51.0
52
(期初計画値)
50
48.5
48
47.9
46
44.8
44
17/8 18/8 19/8
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2019年8月期 業績
2.在庫の削減
期末在庫原価は、前期比82.7%と削減が進んでいる
期末在庫原価の推移(百万円) 在庫回転数の推移(回)
2.89
2.60
前期比 2.53
82.7%
15,826
14,587 2.2
17/8 18/8 19/8
12,069
注)18年8月期決算より在庫回転率の計算方法を変更しています
18/8期以前: 売上高 ÷ 期初期末平均在庫原価
17/8 18/8 19/8 18/8期以降: 売上原価 ÷ 期初期末平均在庫原価
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営業利益および販管費
営業利益 (百万円) 販売費及び一般管理費内訳 (%)
■営業利益 営業利益率( % )
18/8 19/8
実績 実績
5,000 4
1.6
売上高比 47.0 50.9
4,000
2
期初計画
3,000
2,000 0
2,000
内) 人件費 15.7 16.9
△2.9 -2
△3.6
販売促進費 4.6 5.7
1,000
1,202 -4
0
-6 減価償却費 2.2 2.0
△ 2,175
-1,000
△ 2,849
賃借料 14.3 15.2
-8
-2,000
-3,000 -10
17/8 18/8 19/8 その他 10.2 11.1
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設備投資額および減価償却費、キャッシュ・フロー
設備投資額および減価償却費 (百万円) キャッシュ・フロー (百万円)
設備投資額 減価償却費
18/8 19/8
4,666
5000
4500
4000
営業活動による
3500
キャッシュ・フロー 5,942 1,043
3000
投資活動による
キャッシュ・フロー 942 △989
2500
1,763
1,644 1,714
2000
1500
1,432 1,485
財務活動による
1000
キャッシュ・フロー △2,156 △4,367
500
現金及び現金同等物の
期末残高 17,864 13,542
0
17/8 18/8 19/8
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店舗状況
出退店店舗数
北海道
出店 退店
21店舗
30
48
20
12
10
0
8
△ 29 △ 33
-10
沖縄 △ 49
-20
-30
9店舗 -40
東北
-50
17/8 18/8 19/8
25店舗
近畿
中国 82店舗 業態別出退店店舗数
関東
30店舗
143店舗 期首 19/8
中部 店舗数
出店数 退店数 期末店舗数
90店舗
四国 店舗数合計
498 8 33 473
19店舗 ライトオン
Right-on 459 7 18 *
450
九州
ノーティードッグ
52店舗 Naughty Dog 30 1 12 19
バックナンバー
BACK NUMBER 5 1 *2
バックナンバーキッズ
台湾 BACK NUMBER KIDS 1 1 0
2店舗
海外
3 1 2
*期中にバックナンバー2店舗がライトオンへと業態変更しております
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2. 今後の方針について
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今後の方針について
【現状への認識】
状況への対処および既存のフレームワーク内での改善活動のみ
で、全社的な業務改革、ビジネス構造の転換を図れていなかった
~2006年 2006年~現在
拡大とスケールメリットの享受 同業他社との競合激化、一店舗当たり売上高の減少
当社施策
【売上向上を目標とした年度】 【利益改善を目標とした年度】
・仕入、人件費、広告宣伝費の追加 ・仕入、人件費、広告宣伝費の抑制
・売上回復、利益率の低下 ・利益率の回復、売上の減少
(百万円)
270,000 15.0%
店舗当たり売上高 経常利益率
240,000
10.0%
210,000
5.0%
180,000
0.0%
150,000
120,000 -5.0%
2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
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大方針
(当社を取り巻く環境)
従来型ジーンズショップだけでなく、外資系、SPA各社など競合となる会社は
量的・質的に広がりを見せている
消費者にとっては、100、200ものテナントがひしめく大型SCが生活圏内に
いくつもあり、ECであれば無尽蔵に商品を探すことができる
「品揃え」と「価格」のみでは、今後競合に太刀打ちできない。
ショップコンセプト・アイデンティティを明確にしていかなければ、ライトオン
で買う理由がない
ショップコンセプトの明確化を行うとともに、
時代とともに変化・進化を遂げ、ファンを拡大させる
ジーンズセレクトショップへの変革
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今後のライトオンのコンセプト
ジーンズセレクトショップ
価値 高回転
ジーンズをコアアイテムとした 訴求型 高粗利
アメリカンカジュアルファッションのセレクトショップ
「ジーンズショップ」 「セレクトショップ」
お客様からライトオンに 期待以上の商品・サービスを
期待されていること 提供するために行うこと
アメカジの品揃え 高品質な商品
こだわったアメリカンカジュアルの品揃え
アメリカンカジュアルの中でのトレンドを
押さえ、時代を先取りしていく
× ショップとして、一定以上の品質基準を保つ
価格訴求<価値訴求 商品の良さを伝える
ジーンズ/ボトムスの強み 厳選された商品
ジーンズ/ボトムスの品揃え・販売力という 在庫・アイテム数を絞り込み、厳選された商品
強みを継続して活かしていく を見やすく買いやすい売場で提案する
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量販店型からセレクトショップ型へ
2019.8期
量販店型 セレクトショップ型
重要なことが
ビジネスモデル ビジネスモデル
変われていない
価格訴求・セール中心 セールは段階的縮小 価値訴求・プロパー中心
重在庫・低回転・低粗利 在庫適正化途中 高回転・高粗利
品揃え:コンセプトが曖昧に 品揃え:コンセプトが曖昧に アメカジ/ジーンズ
価格と品質:玉石混合 価格と品質:玉石混合 高品質/高コスパ
NB依存 NB依存 魅力的なPB開発
タレント/チラシ依存 タレント/チラシ依存 商品主語の発信
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利益率改善と販管費抑制
現状、SC競合他社と比較すると、売上総利益率が低く、販管費率が高い。
今後は売上総利益率を同業他社並みに引き上げ、トップラインを確保しつつ、
コスト構造を見直し、販管費の抑制につとめていく
売上総利益率
SC競合他社
60.0% 【当社 20.8期計画】
売上総利益率 49.5%
55.0%
販管費率 48.6%
50.0%
45.0%
40.0% 【当社 19.8期】
売上総利益率 47.9%
35.0%
販管費率 50.9%
30.0% 販管費率
20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 45.0% 50.0% 55.0% 60.0% 65.0%
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売上向上に向けた現状の課題と対応策
現状の課題 対策項目
ジーンズセレクトショップとしての品揃え
ショップコンセプトのブレ
・アメカジのテーマに集中
品揃え ・人気のNBと競争力あるPBの品揃え
・店舗スタッフを交えた品揃え検証の徹底
(お客様の声反映)
品揃えの過剰と欠落
PBの品質を大幅強化
・品番数を大幅に絞り込み
売 :スケールメリットを活かした商品開発
上 品質 ・取引先の絞り込みとパートナーシップ強化
高 売りたい商品が不明確 :商品企画、素材開発
・SCM推進
:品質管理体制の強化
売場提案力の向上
お客様がライトオンで ・ジーンズセレクトショップとしての在庫水準へ
売場/在庫
買い物をする理由及び ・商品を広げて見せる売場
競合に対する優位性の欠落 ・店舗スタッフの知識・スキル向上
⇒ファンが定着しない
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フォーカスMDの仕掛け(PB)
フォーカスMD(PB)
PBのラインナップの中でも、特にこだわりをもった価値ある商品をフォーカスMDとして「商品・売場・販促」の
三位一体で仕掛けを行う
定番・普遍性 天然素材 お買い求めやすさ
• アメカジの定番アイテムについて、デ • 長く着られて、長く着たくなる服とする • 本物志向・こだわりの素材でありなが
ザインのルーツを徹底探求し、完成 ため、独自の天然素材を使用 ら、SCの中心価格帯を維持
度の高い商品開発 • 着心地の良さを追求する • スケールメリットを最大限に活かし、
• シルエットや機能面等を現代化し、 • イージーケア&タフな素材 他社に真似できない高コストパフォー
アップデートされた価値を提供 マンスを実現する
• 「経年劣化」でなく、「体に馴染む」
「味が出る」
• 環境への配慮(サステイナブル)
▲和紙デニム ▲タフエイジ ▲ワールドカーゴ
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フォーカスMDの仕掛け(NB)
フォーカスMD(NB)
NBの各ブランドを象徴する鉄板アイテム、およびブランドがプロモーションを仕掛ける商品について、
要所に別注アイテムを差し込みながら、当社ながらの仕掛けを行う
• NBとのパートナーシップ・・・別注企画、独占販売、先行発売、売れ筋在庫確保
NBがプロモーションを仕掛けて販売するアイテム Levi‘s Engineered Cargo
+
NBで実績のあるアイテム AlPHA MA-1 × 和紙デニム
+
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ECの強化
2019.8期 実施要項
• システムの内製化によるリニューアル
• 主要業務の内製推進(撮影、原稿等)
• 物流改革(店舗向け・EC向け倉庫の統合)
2020.8期 実施要項
全社売上向上に向けた旗艦取組みとして強化
• これにより、既存デジタルメディア施策との相乗効果を図る
(デジタル施策は、いずれもECへの誘導を図る施策のため)
ライトオンの商品のこだわり、着こなし提案を集約したECサイトとして主にコンテンツ面の改善と拡充
自社会員向け情報発信 SNS対策
◀公式Facebook
◀公式Instagram
▲公式LINE ▲公式アプリ
メールマガジン
各種メディア向け ◀公式Twitter
プレス活動の強化
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売上総利益向上に向けた現状の課題と対応策
現状の課題 対策項目
仕入価格の増加傾向 スケールメリットの活用とSCM推進
・取引先とのパートナーシップ締結
値入の改善 ・早期発注→閑散期生産、ASEAN生産の活用
・工場との直接取引比率の向上
・PB比率の段階的向上(高品質化が前提)
慢性的に
大きな値下ロス発生
生産管理体制の確立/変化への対応力向上
売 ・適量のみを発注/生産する管理体制の確立
上 ・汎用素材の開発によるアイテム間の素材共有
総 値下の抑制
管理方法が属人的で、 過剰な値下の解消、プロパー消化率の向上
利 会社としての改善が ・定番商品の確立
益 進まない状況 ・値引イベントの整理
抜本的な業務改革とシステム化の推進(20.8期実施)
業務改革/ ・数値計画~実行~検証フローの再構築
売上総利益率が システム化 ・帳票類及びデータ分析手法の確立
15年もの期間改善しない ・システム化による業務定着化・省力化
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販管費の抑制・適正化に向けた現状の課題と対応策
現状の課題 対策項目
国内人件費の高騰 ① 店舗スタッフの生産性向上(業務/作業軽減、教育強化)
人件費 ② アルバイトスタッフの戦力化
採用難 ③ 経営体制、組織体制の適正化 ④ 人事制度の全面的見直し
ECの弱さにより ① ECを強化し、デジタル施策の相乗効果を図る
広告宣伝費 ② SC集客を活用し、全店チラシ、TVCMの抑制
デジタル推進が不十分 ③ 各種業務改革によるコスト削減
出店先SC同士の競争激化 ① 地域一番店への集約
賃料 ② 空床が目立つ店舗、老朽化し集客力が低下した施設の店舗を
老朽化店舗の増加 中心とした不採算店舗の撤退
販
管
費
店舗施設・設備の老朽化 ① 19.8期に大規模減損損失計上
減価償却費
専門性の欠如による過剰投資 ② 専門性/ノウハウをもった人材の招聘
物流費、人件費高騰による ① 物流構造改革
その他経費 ② ECの外部モール撤退、システムスリム化
値上がり傾向 ③ 各種削減努力の積み上げ
① 経費管理方法の確立
全般 経費管理方法が属人的 ② 「利益確保」を第一目標とする評価制度
③ 150項目の経費削減プロジェクト
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販管費抑制について
今まで:短期的アプローチ中心 これから:長期的視点による
コスト削減に向けて
構造改革が進まない 徹底的BPR推進
① 前年踏襲で予算が組まれがち ① ジーンズセレクトショップとしての在り姿
:検討期間が短すぎる から、各要素の「あるべき」を考える
② 短期的な抑制により、翌期リバウンド ② ゼロベースで「あるべき」構成・仕組みを
:仕入、広告宣伝費、人件費 組み立て、そこへシフトする計画を練る
③ コスト抑制手法が担当の努力ベース ③ 過去の成功例を捨てることを厭わない
:会社の仕組みが確立されない
2018.8期実績 2019.8期実績 2020.8期計画
販管費 360億円 376億円 321億円
約55億円
を削減
販管費率 47.0% 50.9% 48.6%
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その他事業展開
ノーティードッグ
不採算店舗の閉店(19.8期末店舗数:30店舗→19店舗)
コンセプトの見直しによるMDの再構築
(事業改善計画)
DOGウエア拡充し、ターゲット層の掘り起こし
台 湾
不採算店舗の閉店(20.8期末店舗数:2店舗→1店舗)
台湾の顧客ニーズに合った現地MDを再構築し、売上伸
長を目指す
ブランディングや販路拡大を目的とした期間限定のポッ
プアップストアを積極展開
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中期経営計画について(2018.8期に公表)
19.8期末時点
中期経営計画目標 今後の施策について
での進捗
• 既存店の売上規模が段階的に縮小しているが、今後に向けては
売上高 「ジーンズセレクトショップへの変革」を推進するとともに、時代に合わせ
た変化・進化を遂げることでファン拡大を図る
全社売上高前年比
年平均100%以上
(800億円以上の確保)
× • 大転換の中、一定期間売上にひずみが生じるリスクがあるが、早期
の軌道修正を図り、この方針を実現させる
• 店舗数については縮小傾向にある中、ECによって補填ができるよう、
強化を図っていく
• 過年度からの持ち越し在庫について、消化は順調に進行している一
在庫回転率 方で、ジーンズを始めとした定番商品が依然として重在庫状態が続
3.6回転以上 △ いている
• 2020.8期中に、さらなる在庫適正化を推進し、2021.8期の在庫
回転率3.6回転以上を実現を継続目標とする
• 「ジーンズセレクトショップへの変革」に向けて、既存の経費項目を全
経常利益率 般的に見つめ直すとともに、管理体制の確立が急務
6%以上 × • 2020.8期は大きく販管費抑制を進めたが、継続して適正化を図る
ことで収益性の改善し、2021.8期までに経常利益率6%を実現さ
せることを継続目標とする
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3. 2020年8月期 通期業績予想
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2020年8月期通期業績予想
単位(百万円) 下段は構成比
20/8 計画
19/8
実績
前期比
売上高
73,960 66,000
( 100.0%) (100.0%) 89.2%
売上総利益
35,436 32,700
(47.9%) (49.5%) 92.3%
販売費及び
一般管理費
37,611 32,100
(50.9%) (48.6%) 85.3%
△2,175 600
営業利益 (-) (0.9%) ―
△2,196 600
経常利益 (-) (0.9%) ―
親会社株主に
帰属する △6,144 100
当期純利益 (-) (0.2%) ―
1株当たり
当期純利益(円) △222.84 3.63 ―
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2020年8月期通期業績計画ポイント
消費税増税の影響を勘案し、既存店売上高前年比を94.0%で見込む。
既存店売上高前年比/売上総利益率 販売費及び一般管理費内訳 (%)
20/8 19/8 20/8
計画 実績 計画
19/8
実績
売上高比 50.9 48.6
上期 下期 通期
計画 計画 計画
内) 人件費 16.9 17.4
既存店売上高 販売促進費 5.7 3.8
前年比 97.6 94.0 94.0 94.0
減価償却費 2.0 1.7
賃借料 15.2 15.4
売上総利益率 47.9 48.0 51.3 49.5
その他 11.1 10.3
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業態別出退店店舗数および新店状況(計画)
老朽化が著しく採算が取れない店舗を中心に閉鎖し、地域一番店へ集約する方針。
業態別出退店店舗数 新店状況
18/8 19/8 20/8 計画
前期末 期末
出店数 退店数 出店数 出店数 出店数
店舗数 店舗数
㎡ ㎡ ㎡
ショッピング
4,983.3 11 3,705.9 8 2,662.8 6
店舗数合計 473 6 25 454 センター型
ロード
― - ― ― ― ―
ライトオン サイド型
Right-on
450 6 24 432
路面店型 - - ― ― ― ―
ノーティードッグ
Naughty Dog
19 19
海外 386.8 1 ― ― ― ―
バックナンバー
BACK NUMBER
2 2
合計 5,370.1 12 3,705.9 8 2,662.8 6
海外 2 1 1 1店舗平均 447.5 463.2 443.8
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配当に関して
安定的な配当の継続を重視し、年間10円の配当を予定
配当金額 (円)
50
中間 期末
45
40
35
30
25
20
15
10
10
5
10 10 10
0
18/8 19/8 20/8
予想
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業績予想の適切な利用に関する説明
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が本資料の発表日現在にお
いて入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社
として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により、大きく
異なる可能性があります。
その他留意事項
資料内数値は百万円未満切捨て表示し、百分率は元データから算出しております。
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