2022年3月期 第１四半期決算
第2四半期業績予想の修正
2021年7月30日
伯東株式会社
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連結損益計算書の概要 2
21/3期 22/3期 増減（△印減)
（単位：百万円） 《当四半期業績の概要》
1Q累計 1Q累計 差異 比率
◇半導体需要の急拡大により、取
売上高 35,719 44,592 8,873 24.8% 扱いの電子部品、電子・電気機器
が大幅に伸長
売上総利益 4,647 5,775 1,128 24.3% ◇売上伸長に伴う利益増加に加
えて、為替動向も外貨建て輸出取
営業利益 1,236 2,092 856 69.2% 引の収益改善を後押し
経常利益 1,148 2,146 997 86.8% ◇販管費は、人件費は増加も、新
型コロナウイルスの影響により、
出張費等の活動経費は前年1Q同
四半期純利益 736 1,479 743 100.9% 様の水準に留まる
（四半期包括利益） 1,851 1,718 △ 133 －
1株当たり純利益 35.83円 72.27円 36.44円 －
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分野別連結売上高の四半期推移 3
（単位：億円）
600
《分野別売上高の推移》
ﾃﾞﾊﾞｲｽ 部品 機器 化学 ◇化学：工業薬品、化粧
500 463 品関連製品ともに堅調
433 444
412 ◇機器：半導体関連の設
394 398 29
26 29
400 355 366 356 50 備投資活発化に伴い、IC
29 27 52
27 56 パッケージ用露光装置や
27 44 41 44
29 28 90 真空機器が伸長
51 40 86 91
300 47 88 78 83 ◇部品：通信インフラ向け
75 83 80 光部品が伸長
200
◇デバイス（IC）：民生・産
293 265 273 業機器分野及び車載関連
251 248 244
100 204 205 208 分野の需要が急拡大も、
供給不足によりリードタイ
0 ムが長期化
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セグメント情報の概要 4
21/3期 22/3期
（単位：百万円） 増減 《セグメント情報の概要》
1Q 1Q
◇電子部品：通信・民生・産業
売上高 28,745 36,387 7,642 機器及び車載分野が増収、
電子部品
ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益 320 1,028 708 売上拡大に加え、為替影響に
より輸出取引が収益改善
電子・ 売上高 4,018 5,156 1,138
◇電子・電気機器：半導体関
電気機器 ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益 560 560 0 連の設備投資活発化により
売上高 2,807 2,899 92 PCB関連や真空機器が増収
工業薬品
ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益 249 442 193 ◇工業薬品：顧客プラントの
稼働回復と化粧品関連製品
売上高 328 320 △8 の伸長により増収、自社製品
その他 の販売増加により増益
ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益 91 89 △2
売上高 35,899 44,763 8,864
合計
ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益 1,221 2,121 900
※1. 売上高はセグメント間内部取引消去前（同一セグメント内取引は相殺済）の金額
※2. 22/3期より従来「電子部品」に区分していた太陽光発電事業を「その他」に区分変更
21/3期1Qも変更後のセグメント区分で記載 Change & Co-Create 2024
伯東グループ業績内訳 5
（単位：億円） 売上高（単純合算） （単位：億円） 営業利益
500 15
13.0
400 372
313 10 9.5
304
300
7.3
5.9
200 168
5
124 118
2.6
100
1.3
0 0
国内 海外 国内 海外
国内（伯東＋連結子会社3社） 20/3期1Q実績
伯東、ﾓﾙﾃﾞｯｸ、HAL、HLS（2021年4月に吸収合併） 21/3期1Q実績
海外（連結子会社9社）： 22/3期1Q実績
伯東香港、上海、台湾、ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙ、ﾀｲﾗﾝﾄﾞ、他4社
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連結貸借対照表 6
増減
(単位：百万円) 21/3期 21/6期
(△印減)
総資産 116,422 112,076 △4,346 《主な増減理由》
内：現預金 17,867 16,671 △1,196 ◇現預金：連結キャッシュ・フロー参照
◇売上債権：21/3期に比べ直近6ヶ月間の
内：売上債権 43,978 42,437 △1,541 売上高が減少
内：たな卸資産 32,179 33,060 881 ◇たな卸資産：車載向けIC在庫の増加
◇投資有価証券：保有株式の株価上昇
内：投資有価証券 8,409 8,829 420
（新規取得は無し）
総負債 58,403 53,355 △5,048
内：仕入債務 19,079 19,281 202
◇有利子負債：短長期借入金の減少
内：有利子負債 29,360 25,851 △3,509 （△35億円）
純資産 58,018 58,720 702 ◇純資産：利益剰余金の増加（＋7.6億円）
自己資本比率 49.8% 52.4% 2.6%
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連結キャッシュ・フロー 7
21/3期 22/3期 増減
（単位：百万円）
1Q 1Q （△印減） 《主な内訳》
◇営業CF：税前利益＋21億円、売上債権
営業ｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ 1,251 3,383 2,132 の減少＋16億円、たな卸資産の増加
△8.8億円
投資ｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ △92 △109 △17 ◇投資CF：固定資産の取得△1億円
◇財務CF：借入金の減少△35億円（内、
財務ｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ △436 △4,500 △4,064 短期借入金の減少△25億円）、配当金の
支払△6.8億円、自己株式の取得△3億円
換算差額 36 31 △5
現金・現金同等物
増減額 759 △1,195 △1,954
現金・現金同等物
期末残高 15,496 16,671 1,175
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2022年３月期 業績予想 8
■第２四半期業績予想の修正（2021年４月1日～2021年９月30日） 《第２四半期～修正の理由》
１株当たり ◇半導体等、電子部品需要の増
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
四半期純利益 加及び設備投資の活発化を背景
に、通信・民生・産業機器及び車
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
載用途ＩＣ、並びにＩＣパッケージ向
前回発表予想（A) 80,000 1,900 1,800 1,450 70 43 け露光装置等が好調に推移して
今回修正予想（B) 90,000 3,300 3,300 2,250 109 89 いることから、売上高が前回予想
を上回る見込み
増減額（B-A） 10,000 1,400 1,500 800 -
◇売上高の増加に伴う利益増に
増減率（％） 12.5 73.7 83.3 55.2 - より各段階利益も前回予想を上回
21/3期2Q実績 75,619 1,653 1,521 1,014 49 33 る見込み
《通期～据え置きの理由》
■ご参考：通期業績予想（2021年４月1日～2022年３月31日） ◇半導体の供給不足の深刻化に
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
１株当たり 加えて、今後の需要動向も注視す
当期純利益
べき状況との判断により、第３四
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭 半期以降の見通しは現在精査中
通期業績予想
167,000 4,000 3,800 3,000 145 71 ◇今後の市場動向等を踏まえて
（2021/4/30公表)
業績予想を見直す必要が生じた
場合には、速やかに開示を予定
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配当の状況 9
１株当たり配当金
配当金 純資産
配当性向
基準日 第２ 総額 配当率
期末 年間 （連結）
四半期末 （年間） （連結）
円 銭 円 銭 円 銭 百万円 ％ ％
20年3月期 30 00 20 00 50 00 1,027 71.4 1.9
21年3月期 25 00 35 00 60 00 1,235 40.3 2.2
22年3月期
30 00 30 00 60 00 - 41.2 -
(予想)
（注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無： 無
2021年３月期期末配当金の内訳 普通配当 25円00銭 特別配当 10円00銭
◇22年３月期の年間配当は、21年３月期と同額の60円00銭を予定（配当性向41.2％）
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10
新中期経営計画
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当社は、2021年4月30日に、2021年度から2024年度を計画期間とする
新中期経営計画「Change & Co-Create 2024」を策定しております。
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エレクトロニクス商社を取り巻く外部環境 11
仕入先・販売先共に企業規模が巨大化
市場は成長しているものの、商社の収益性確保が課題に
当社と取引先の売上高規模イメージ
大
取引先の大規模化により、
商社の交渉力が低下
収益性維持が課題
売
上
高 求められる商社の役割も変
化し、ニーズに則した機能
が必要とされる
小
仕入先 当社を含む商社 販売先
半導体・装置メーカーなど 自動車・電子機器メーカーなど
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売上高と営業利益の推移 12
売上高は伸長するも、営業利益は伸び悩み
（億円） （億円）
80 連結売上高(右目盛) 1,800
連結営業利益 1,600
70
1,400
60
1,200
50
42 43 1,000
40
40 37 36 38
800
31 29
30
24 600
20
20
400
10 200
0 0
12/3期 13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
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成長に向けた当社の課題 13
半導体デバイスビジネスの収益性と
部品・機器・化学ビジネスの成長性が課題
半導体デバイス
半導体デバイスの汎用化・多様化に伴い収益性が低下傾向
規模の拡大に伴い業務効率が低下し高コスト化
部品・機器・化学
高収益ビジネスではあるものの、事業の拡大に課題
外部資源の活用や経営資源の投資が不充分
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当社が目指す姿 14
伯東は変わります！
専門商社の域を超え、情報・技術を活かした価値の共創を目指します
Change & Co-Create 2024
-2025.03
更なる
2021.04- 成長へ
2016.04-
新中期
経営計画
前中期
経営計画 ”事業構造の変革”を実施
高収益事業への集中的な資源配分
低収益事業の徹底的な効率化
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事業ポートフォリオの転換 15
全社的・分野ごとの網羅的な戦略の実行により成長を実現
2024年度以降を見据えた中長期の企業価値向上を目指す
セグメント別売上高 新中期経営計画のポイント
構造変革 再成長 更なる成長
事
• 組織改革 • 分野別施策 業
高収益事業への資源投下
• 業務効率化 • 部門横断の価値創造
＊セグメント別売上イメージ
組 部門横断の情報・技術による
織 価値創造
高収益ビジネス
への注力 技 外部資源との連携
術 (M&A・オープンイノベーション)
D 業務改革の実現を
21/3期 22/3期 23/3期 24/3期 25/3期 31/3期
X 加速させるDX戦略
半導体デバイス 部品 機器 化学 Change & Co-Create 2024
新中期経営計画 ～事業戦略 16
高収益企業へのドライバーとして資源を投下
協業・M&Aを積極的に展開し、Organic成長＋αの成長を果たす
部品 機器 化学
マーケティング強化による 差別化された技術で コア技術と商社機能を
新規事業の拡大を実現 顧客のバリューアップに貢献 活かしたソリューション提供
業務効率化により投下資本を削減し、高効率のビジネスを実現
半導体デバイス 海外
技術力・提案力を高め、 エリア別の戦略強化と
高付加価値事業を提供 業務効率化
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新中期経営計画 ～組織戦略 17
部門横断の情報・技術による価値創造
半
導 新規事業プロジェクトにより
体 部 機 化 第5の収益ドライバーを創出し
デ
品 器 学 新たな価値を提供
バ
イ
ス
エレクトロニクス部門間・
化学からエレクトロニクスへの
情報・技術の連携
事業提案により、部門共同
全部門横断の新規事業プロジェクトを発足 事業の収益化を促進
部門間の交流・共同ビジネスを促進
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新中期経営計画 ～技術戦略 18
外部資源との連携（M&A・オープンイノベーション）
大学・研究機関 自前主義から脱却し、
新たな技術創造を促進
川上・川下企業
海外半導体商社
技術商社の強みである
“技術”を強化し、他にはない
コア技術の強化・事業ポートフォリオの ソリューションの提供を実現
拡大を目的とし、
M&A・オープンイノベーションを促進
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新中期経営計画 ～DX戦略 19
DX戦略を通して、“顧客起点”の価値創出を実現
フロントエンドのDX
“顧客起点”の価値創出
バックエンドのDX 伯東とお客様をつなぎ、新しい付加価値
を提供する新ビジネスモデル創出
MAツール・RPAを駆使した
全事業横断での業務プロセスの
抜本的な改革・効率化
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新中期経営計画の定量目標 20
事業構造の変革により、収益性・効率性を高め、
安定的に営業利益50億円以上を計上できる基礎を確立
2024年度目標
連結営業利益
2020年度 2024年度
38億円 50億円以上
連結営業利益率
2020年度 2024年度
2.3％ 3.0%以上
ROE
2020年度 2024年度
5.5% 6.0%以上
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株主への還元 21
株主還元の基本方針
株主への利益還元の充実は経営上の重要な施策と位置づけ、
本計画期間中は配当と自己株式の取得により、
総還元性向１００%とする
配当は引き続き安定配当を基本とする
事業成長が期待でき、高い投資効率が期待できる
投資案件等があれば優先する
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本資料にて記載されているデータ及び将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する
一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により変化する可能性があります。従いまして、本資料は記載
された目標・予想の達成及び将来の業績を保証するものではありません。
＜IRに関するお問合せ先＞
経営企画部 tel.03-3225-8931
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