7412 アトム 2021-01-29 22:40:00
連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                 2021 年 1 月 29 日
 各    位
                                         会 社 名      株 式 会 社 ア        ト     ム
                                         代表者名       代表取締役社長 山角 豪
                                         (コード番号 7412        東証・名証 第二部)
                                         問合せ先       取締役管理本部長 春名 秀樹
                                                 (連絡先電話番号 052-784-8400)


                    連結業績予想の修正に関するお知らせ

 当社グループは、2020 年 8 月 7 日に公表致しました 2021 年 3 月期の連結業績予想を下記のとお
り修正することとしましたので、お知らせ致します。


                                     記
1. 連結業績予想数値の修正
  2021 年 3 月期(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)
                                                          親会社株主に帰属   1 株当たり
                       売上高       営業利益           経常利益
                                                          する当期純利益    当期純利益
                          百万円         百万円          百万円        百万円          円   銭

  前回発表予想(A)             38,262        396          453         219         0.82
  今回発表予想(B)             32,300     △1,480       △1,385      △2,240       △12.54
  増減額(B-A)             △5,962      △1,876       △1,838      △2,459       △13.36
  増減率(%)                △15.6            -          -           -
  (参考)前期実績
                        49,689       1,102        1,183     △2,215       △12.41
  (2020 年 3 月期)


2. 修正の理由
  当社は 2020 年 4 月以降、コスト構造の改革に着手し、費用対効果の精査に努めて損益分岐点の
引き下げを鋭意図っております。すなわち、従業員の適正な配置転換による人材の活性化及び人件
費の削減、オーナー様のご協力による賃料引き下げ等を行ってまいりました。これにより第2四半
期以降については営業利益の黒字化を果たしております。
  また 10 月から実施された「Go To キャンペーン」によって客単価の増加等を実現することがで
きましたが、それとともに収益力の最大化を進めた結果、11 月には既存店売上高が前年比 103.2%
となりました。しかしながら、12 月に到来した新型コロナウイルス感染症の第 3 波によって緊急
事態宣言が発令されるに至り、営業時間の短縮および外出自粛要請等によって景況が悪化、売上高
は前回発表の予想を下回る見込みとなりました。引き続き当初計画にもとづくコスト構造の改善、
固定費の削減による損益分岐点の引き下げに努めておりますが、営業利益、経常利益および親会社
株主に帰属する当期純利益につきましても計画を下回る見込みです。


  尚、2022 年 3 月期につきましては、ワクチンの接種開始等により新型コロナウイルス感染症の
感染拡大が一定程度抑止され、4 月以降は営業時間の短縮や外出自粛の要請が緩和されることが想
定されるとともに、政府による追加経済対策の効果も出てくることが期待されるため、 既存店売上
高は、新型コロナウイルス禍の影響を第3四半期までは受けずに済んだ 2020 年 3 月期の実績に対
して 95%程度まで回復すると想定しております。
 また、新型コロナウイルス感染症は大都市部の繁華街から感染が拡大したとみられておりますが、
当社の店舗は青森県から宮崎県までの幅広い地域において、特に郊外に多く立地しておりますこと
から、新型コロナウイルス禍がある程度沈静化に向かった暁には、大都市部の繁華街に立地してい
る店舗よりも需要の回復が早いと見込まれます。
 さらに、2020 年 4 月以降、様々なコスト最適化施策を推進しておりますが、この効果は 2021 年
3 月期に一時的に創出されるものではなく、企業体の収益力を抜本的に改革し、損益分岐点を低減
させる取り組みです。2021 年 3 月期においては、ワークスケジュールの見直しによる人件費の最
適化、オーナー様のご協力による賃料引き下げといった、主に固定費のコスト最適化を実施した結
果、損益分岐点売上高は前期比で 14.1%低減しております。2022 年 3 月期においては、これまで
の取り組みを継続するとともに、各業態の収益基盤を確立するため、ホール、キッチンオペレーシ
ョンの再設計をはじめとした、変動費のコスト最適化施策を推進し、強い収益基盤の確立を継続し
て実行してまいります。


以上を踏まえ、2022 年 3 月期連結業績につきましては、以下の業績を想定しております。
 売上高 :41,696 百万円
 営業利益:2,314 百万円
 経常利益:2,201 百万円
 親会社株主に帰属する当期純利益:600 百万円
 1 株当たり当期純利益:2 円 88 銭


(注)上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績は様々
  な要因により予想数値と異なる可能性があります。業績予想の前提に修正の必要性が生じた場
  合には、速やかに開示をする予定であります。
                                                以   上