7408 ジャムコ 2019-08-20 15:00:00
不適切事象に対する国土交通省殿からの行政処分について [pdf]
2019 年8月 20 日
各 位
会 社 名 株式会社ジャムコ
代表者名 代表取締役社長 大喜多 治年
(コード番号 7408 東証第一部)
問合せ先 取締役常務執行役員
IR 担当 後藤 健太郎
(TEL.042-503-9146)
不適切事象に対する国土交通省殿からの行政処分について
当社は、2019 年8月 20 日付で、国土交通省東京航空局長殿より航空法第 20 条の規定による、当社航空機
内装品・機器事業本部の認定事業場(認定番号第 094 号)に対する業務改善命令を受けました。
この度の業務改善命令を厳粛かつ真摯に受け止め、是正措置、再発防止策等に引き続き鋭意取り組むと
共に、品質第一・コンプライアンス重視の企業風土醸成に一丸となって最善を尽くしてまいる所存です。
今般この様な事態を招いたことは誠に遺憾であり、お取引を頂いている製品納入先企業の皆様、当社製品
をご利用頂いている皆様、その他関係各位にご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを重ねて深くお詫び申
し上げます。
記
1. これまでの取組み概要
2019 年3月 26 日付「不適切な検査業務および第三者による特別調査委員会設置について」において
お知らせしましたとおり、当社の航空機シート・内装品関連事業及びその生産委託先である当社子会社に
おいて、不適切な検査業務が実施されていたことを受け、当事業に係わる当社及び関連する子会社での
検査業務と品質管理全般にわたり総点検を行ってまいりました。総点検は、社内監査、当該事業部及び
国内製造関連子会社全従業員に対する無記名による社内アンケート、監督官庁、顧客による立入検査等
により浮かび上がった疑義等に加え、改善要望なども含む全てを調査・検討対象としてまいりました。この
うち特に出荷後の製品品質に影響を及ぼす可能性のある疑義に関しては関係者に対して、社外弁護士
による聞き取り調査にて事実確認を行い、安全性への影響につき当社技術部門による技術検証を実施い
たしました。この結果、現時点までの調査において製品の使用における安全性の問題等は認められてお
りません。引き続きお取引先様へのご説明を行いつつ速やかな対応を実施してまいります。また、再発防
止に関しましては、事実確認ができたもの、出来なかったものに係わらず実施することといたしております。
2. 処分の背景
詳細にわたる調査、製品の健全性に関する確認、不適切業務に対する是正処置などを進めております
が、認定事業場に関する次の3項に記載の2件の不適切な業務について、要因・背景の分析及び再発防
止策の策定を徹底して行い業務を改善するようにとの見解から、国土交通省東京航空局長殿より、本日
業務改善命令が発せられ、これを受領するに至りました。
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3. 不適切な業務の内容
① 外注部門が委託先担当者の印鑑を保有し、委託先が納品時に現品に添付してくる倉庫管理の為の
パーツタグ(バーコード付き現品識別票)に押印漏れがあった場合に代印を実施していた事、及び
記載不備または変更があった際に、当社担当者が修正のため再発行した際に代印を実施した。
② 2015 年8月 24 日から9月3日までの 11 日間、補用品の出荷前完成検査において検査員の訓練生1
名が検査を実施した。
4. 再発防止について
一部実施済み及び実施検討中の主な再発防止策は以下のとおりです。 今後、監督官庁からのご指
導、第三者による特別調査委員会による調査報告・提言なども考慮し、是正・再発防止に努める所存で
す。
① 組織、管理体制の改善 (品質管理部門強化、キャパシティ管理強化)
② 全従業員へのコンプライアンス教育の実施
③ 検査員の資格一時停止と再教育の実施
④ 検査業務部門の増員 (更なる増員に取組み中)
⑤ 受入検査場の拡張と環境整備の実施
⑥ 業務プロセスの見直し(一部実施済み。見直し継続中)
⑦ コミュニケーションの充実(現場との対話、意見箱設置、生産連絡会議充実等)
5. 今後の対応
このたびの国土交通省東京航空局長殿からの処分内容を踏まえて、措置報告書を纏めてまいります。
現在、国土交通省航空局認定事業場の認可に基づく業務につきましては、今般の不適切な業務の判明
に伴い自粛をしており、然るべき体制を整えたうえで再開をする予定です。なお、海外航空機メーカー向
け、または海外監督官庁の認証に基づく業務につきましては、本件の報告を行うと共に必要な是正措置
及び再発防止策についてもご説明を行い、製品品質を確保するため、海外監督官庁による認可の下で
生産を行い、航空機メーカーによる監視及び検査も強化されております。
引き続き国土交通省航空局殿によるご指導も踏まえ、航空機メーカーによる検査、第三者による特別調
査委員会が行う調査に協力し有効性の高い再発防止策を確実に実行すると共に、ルール及び仕組みの
明確化、組織の見直しを含むガバナンス体制の抜本的な見直し等の是正措置に加え、倫理観の強化、
企業風土の改善等により当社グループの信頼回復に努めてまいります。
6. 業績への影響
現在、調査の実施、業務見直し、改善策の反映等により一部製品の出荷に遅延が発生しており、第2
四半期までは売上高減少等の一時的な影響が見込まれますが、注文の取り消し、大規模なリコール等に
発展するような事案は認められておらず、当連結会計年度の通期業績予想に変更はありません。なお、
今後新たに明らかになった事実等により、さらなる影響が判明した場合には、速やかに開示いたします。
7. 本件に関するお問い合わせ先
株式会社ジャムコ 経営企画部
TEL:042-503-9146
以上
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