7399 J-ナンシン 2021-08-06 16:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信 〔日本基準〕 (連結) [pdf]

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1.当四半期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明
  当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界
 的な流行の影響を受け、経済活動の停滞が続くなど厳しい状況となりました。また景気
 の先行きにつきましては、各種政策効果や海外経済の改善により持ち直していくことが
 期待されるものの、感染再拡大による国内外経済の下振れリスクや金融資本市場の変動
 等の影響を注視する必要があり、不透明な状況が続いております。
  当社グループが属する業界においては、鋼材など当社製品の製造に必須な原材料の流
 通価格が大幅に上昇し、加えて需要構造の変化による業種業態の垣根を越えた販売競争
 の激化や物流コストの上昇等により、依然として厳しい経営環境が続いております。
 こうした状況の下、当社グループでは、医療や産業用備品の安定供給を担う社会的なイ
 ンフラとしての役割を強く認識し、生産現場のソーシャルディスタンスの確保や事業所
 内の感染拡大防止策を講じながら、製造販売を継続致しました。


  その結果、当第 1 四半期連結累計期間の売上高は、2,213,591 千円(前年同四半期比
 19.1%増)、営業利益は 61,674 千円(前年同四半期比 14.4%減)、経常利益は 85,149 千
 円(前年同四半期比 0.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は 51,952 千円(前年
 同四半期比 8.0%減)となりました。


(2)財政状態に関する説明
(資産)
  流動資産は、前連結会計年度末に比べて 4.1%減少し、10,578,007 千円となりました。
これは主に、受取手形及び売掛金が 355,545 千円減少したことによります。
  固定資産は、前連結会計年度末に比べて 2.1%減少し、4,883,370 千円となりました。
これは主に、減価償却による建物及び構築物が 31,035 千円減少したことによります。
 この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて 3.4%減少し、15,461,378 千円となり
ました。
(負債)
  流動負債は、前連結会計年度末に比べて 14.1%減少し、3,308,422 千円となりました。
 これは主に、短期借入金が 300,000 千円減少したことによります。
  固定負債は、前連結会計年度末に比べて 4.5%増加し、1,234,452 千円となりました。
 これは主に、役員退職慰労引当金が 72,337 千円増加したことによります。
  この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて 9.7%減少し、4,542,875 千円とな
 りました。
(純資産)




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  純資産合計は、前連結会計年度末に比べて 0.6%減少し、10,918,502 千円となりました。
 これは主に、利益剰余金が 83,368 千円減少したことによります。この結果、自己資本比
 率は 70.6%となりました。


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
  連結業績予想につきましては、2021 年5月 13 日の決算短信で公表いたしました第2
 四半期連結累計期間及び通期の連結業績予想に変更はありません。




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3.四半期連結財務諸表




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