7399 J-ナンシン 2021-02-12 16:00:00
業績予想の上方修正及び特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                                       2021 年 2 月 12 日

各 位

                                                会 社 名 株式会社ナンシン

                                                         東京都中央区日本橋人形町 1-17-4

                                                          JPR 人形町ビル

                                                代表者名 代表取締役社             齋藤 邦彦

                                                         (コード:7399 JASDAQ)

                                                問合せ先 経営企画室             齋藤 聖崇

                                                          TEL 03-6892-3018




                  業績予想の上方修正及び特別損失の計上に関するお知らせ



 当社は、本日開催の取締役会において、最近の業績の動向等を踏まえ、2020 年 9 月 1 日に公表しました
2021 年 3 月期(2020 年 4 月 1         2021 年 3 月 31 日)の業績予想を修正することとしましたので、お知

らせいたします。また、2021 年 3 月期第3四半期決算において、下記の通り特別損失を計上いたしました
ので、併せてお知らせいたします。



                                            記


1.業績予想について
 (1)2021 年 3 月期通期連結業績予想(2020 年4 1               2021 年3月 31 日)

                                                            親会社株主に           1 株当たり

                      売上高            営業利益       経常利益         帰属する            当期純利益

                                                            当期純利益

 前回発表予想(A)                   百万円        百万円         百万円          百万円               円   銭

                       7,629          136         206          126            18.60

 今回発表予想(B)

                       8,510          602         660          292            43.29

 増減(B    A)                881        466         445          166             ―


 増減率(%)                11.5%         342.6%     220.4%        131.7%           ―


 (ご参考)前期実績             9,066          443         568          412            59.71

 (2020 年3月期)
2.修正の理由

  2021 年 3 月期の連結業績予想については、国内外における新型コロナウィルスの再拡大の影響により

 依然として不透明な状況が続いておりますが、前回予想時点に比べ、従来の受注は予想ほどの減少になら

 ず、加えて医療キャスターや DX に関連する備品の特別受注が増え、粗利の向上を牽引しました。また、

 円高基調の 期化による輸入コスト減少などの原価低減や、引き続き経費削減を推進したこと等により、
 売上高・営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも当初予想を上回る見込みとな

 ったため、業績予想を修正致します。



3.特別損失の計上について

  ①   損失の内容

  当社は、1995 年に英国法人を設立しキャスター製造を開始しましたが、事業の採算性が低いため 2001
 年 11 月に撤退し、事業整理を進めてきました。2020 年 12 月には賃貸物件の賃貸契約が期限を迎えたこ

 とにより、貸主側から原状回復費用の見積もりが提示され、検討の結果、事業整理費用のうち賃貸物件の

 原状回復費用に関して、当初の見込み額を超えることが判明いたしました。
  従いまして、この新たな事業整理費用の発生に対処するため特別損失 167 百万円を計上することとい

 たしました。
  ②   今後の見通し

  当該特別損失は、上記の「1.業績予想について」に反映しております。来期以降の業績における影響

 は軽微であります




(注) この資料に記載されている業績予想値につきましては、本資料の発表日現在で得られた入手可能な情報及び合理的であると判断

   する一定の前提に基づいたものであり、実際の業績は様々な要因の変動により予想数値と異なる可能性があります。




                                                          以上