7379 M-サーキュ 2021-09-28 15:30:00
2021年7月期 通期 決算説明会レポート(書き起こし) [pdf]
2021年9月28日
会社名 株式会社サーキュレーション
代表者名 代表取締役社長 久保田 雅俊
(コード番号:7379 東証マザーズ)
問合せ先 取締役 経営管理本部長 山口 征人
(TEL 03-6256-0467)
株式会社サーキュレーション
2021年7月期 通期 決算説明会レポート(書き起こし)
イベント概要
[企業名] 株式会社サーキュレーション
[企業ID] 7379
[イベント言語] JPN
[イベント種類] アナリスト・機関投資家向け決算説明会
[イベント名] 2021年7月期 通期 決算説明会
[決算期] 2021年7月期
[日程] 2021年9月13日(月)
[時間] 16:00-17:00(説明40分、質疑応答20分)
[開催場所] ウェビナー形式にて
[登壇者] 2名
代表取締役社長 久保田 雅俊
取締役 経営管理本部長 山口 征人
株式会社サーキュレーション
2021年7月期 決算説明会レポート
• 会社概要
• 2021年7月期 業績ハイライト
• 2022年7月期 業績見通し
• 中期成長戦略に関するトピックス
• Appendix
• 質疑応答
Summary
2021年7月期 業績
売上高 5,506百万円(YoY +37.8%) 営業利益 484百万円
プロシェアリングコンサルティングサービスは売上高成長率前期比133%、FLEXサービスは
同156%と共に大きく成長。利益面においても前期の先行投資効果により大幅黒字転換し、
増収増益。
2022年7月期 業績見通し
売上高 7,300百万円(YoY +32.6%) 営業利益 512百万円(YoY +5.8%)
月間平均稼働プロジェクト数の増加により売上高成長率30%以上を維持。
中長期的な成長継続を見据え、組織強化に向けた採用投資、社内DXのためのシステム投資
を実施予定。
中期成長戦略
持続的な高成長・高収益を実現するためのギアチェンジ
既存領域 月次稼働プロジェクト最大化への取組
中堅・大手企業向け:DX領域の案件獲得に向け広告宣伝費を積極的に投資
中小・ベンチャー企業向け:取引先企業数の更なる拡大を狙う
新領域「人が繋ぐ事業承継」サービスの拡大成長フェーズへの進行
エグゼキューション専門のプロチーム組成など組織拡大強化に向け積極投資
M&A成約数倍増を見込む
新サービス「PROBASE」
リリース初月で契約社数50社と順調な立ち上がり
既存サービスとのシナジーで契約社数を最大化を目指す
IRサイト IRメール配信登録
当社HPのIRサイトでは、株主・投資家の皆 当社の企業ニュースや最新のお知らせなどの
様へ積極的に情報を発信しております。 IR情報をメールにてお知らせいたします。
ぜひご覧ください。 ぜひご登録ください。
https://circu.co.jp/ir/ https://www.magicalir.net/7379/mail/index.php
2021年7月期 決算説明レポート
皆さまこんにちは。サーキュレーションの代表の久保田と申します。本日は株式会社サーキ
ュレーション2021年7月期通期、投資家の皆様向けのオンライン決算説明会にご参加いただ
きまして誠にありがとうございます。本日はこの場をお借りして、当社の特徴と、本日発表
させていただきました決算の内容について40分程度お話をさせていただきまして、そのあ
とQ&Aという形で皆さまからのご質問にお答えしていきたいと思います。オンライン上と
はなりますが、ぜひチャットでご質問いただければと思っております。では早速ですがご説
明させていただきます。
「どんな課題でも、プロがいれば解決できる。」
サーキュレーションという会社で「プロシェアリング」、プロをシェアするというサービス
を提供させていただいております。
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2021年7月期 決算説明レポート
サマリー
まず決算のサマリーからご説明させていただきます。2021年7月期、通期および4クオータ
ーのサマリーでございます。通期売上高は55億飛んで600万円ですね。前期比37.8%の成
長でございます。営業利益は4.84億、経常利益は4.54億、当期純利益は2.94億という形で、
大幅の黒字転換をなしております。2021年7月に開示させていただきました業績予想からも
超過して着地をしているという状況でございます。
4クオーターは重要KPIである月次の平均の積み上がったプロジェクト数が過去最高の
1,053件となっております。リカーリング型という、恒常的に利益を出していくモデルを進
化させて、このコロナ禍でも利益が安定して創出できる体制を構築したいと考えております。
新事業も今、調整させていただいておりまして、各サービスが好調なことに加えて、新領域
の事業承継のサービスでM&Aの成約件数を複数創出することができました。事業が軌道に
乗ってきており、新事業や中期の成長戦略も順調に進捗をしております。
続きまして2022年の7月期のサマリーでございます。業績の見通しについてお話をさせて
いただきます。このコロナ禍においての業績への影響は、緊急事態宣言1回目だけの影響で、
そこからは比較的成長度が高まっている状態なので、ビジョンの実現と高い成長性を最重視
した経営スタンスを継続していきたいと考えております。
売上高は73億と前期比32.6%の成長と高い成長性を維持できているということです。営
業利益は5.12億という形で5.8%の成長見込みとなっております。この営業利益のところに
つきましては、もう一段、通期通じて定常的な高成長、高収益体制に向けたギアチェンジを
行っていきたいと思っています。より中期を見据えて既存領域もまだ伸びる、そして新領域
における様々なところで有能な人が必要になってきます。ここに積極投資していきたいとい
うことと、社内のDX、こちらにしっかり投資をさせていただいたいと考えております。
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2021年7月期 決算説明レポート
本日このような内容でお送りをさせていただきます。
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2021年7月期 決算説明レポート
会社概要
まずビジョンでございます。サーキュレーションのビジョンは「世界中の経験・知見が循環
する社会の創造」。プロをシェアすることから、「プロシェアリング」というマーケットで
す。このプロシェアリングのプラットフォーム、知のめぐり、知識や経験が巡っていく、そ
ういうプラットフォームを提供させていただいております。
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2021年7月期 決算説明レポート
会社概要
プロシェアリングのプラットフォームの図でございますが、まずクライアントは法人の企業、
あまねく地方の中小企業さま、そして東京で経営のスピードが速いベンチャー企業さま、そ
して一部エンタープライズ、大企業でもこのプロシェアリングをご活用いただいています。
まず我々が一番最初にする介在価値としては経営課題、顧客の経営課題を専門性で解決す
るため、この経営課題のプロジェクトの要件定義、何が課題なのかということをプロジェク
ト化します。ここにノウハウが詰まってます。これが経営に準ずる課題であればプロシェア
リングコンサルティング。まさにビジネス系のプロをシェアする。DXや先端技術の課題で
あればFLEXY(フレキシー)。例えばCTOやAI・ブロックチェーンのスペシャリスト。新
規事業がそもそも生まれてこないのであれば、新規事業やアイデア創出を提供するための
Open Idea(オープンアイデアで、社外のプロたちでアイデア創出から担っていく。
そして中小企業に今、大きな課題になっているこの事業承継の問題。その結果、出口戦略
としてあるM&A。これをプロの職能で解決する「人が繋ぐ事業承継」。
このプロジェクトに、右側にあります、プロ人材の方々をアサインし問題解決をしていくと
いうサービスになっています。
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2021年7月期 決算説明レポート
会社概要
社会背景をご説明をさせていただきます。2つのパラダイムシフトで大きく「働く価値観」
が変わると思っています。1つはワークシフト。いろいろなところで聞くと思います。副業、
兼業、パラレルワーク、インディペンデント・コントラクター。まさに働き方が変わって、
さまざまな仕事や職能が変わっていくんだけども、その中でもプロフェッショナルたちが最
も早く変わるべきなんじゃないかということで、例えば昭和の時代、1社30年、終身雇用の
時代でした。そして平成になり、1人3回ぐらい転職することが当たり前になってきた。でも
これからもう、グローバルで広がってるのは1人3社。自分が職能高い、プロの職能を有して
いるのであれば、1人の人材として複数の会社から求められる人なのであれば、3社同時に働
く時代がやってきてると。これが個人の働き方の大きな変容だと思っています。
そしてオープンイノベーション。外部の経験、知見を有効活用する時代になってきました。
社内の中でクローズドで何か新しいことを創るんではなくて、外部の知見と融合してやって
いこうということです。例えば今までで言うと大学とかラボ、これによって技術のオープン
イノベーション。外部のラボとか。あとは企業、組織の機能のイノベーション。これは大企
業とベンチャーとか。そういうものだったんですが、これからはまさに人材、そして知見の
オープンイノベーション。外部の知見をどう活用していくのかっていうことが求められてい
るということです。
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2021年7月期 決算説明レポート
会社概要
我々がある意味、この社会において危惧しているのは、左のように労働力人口はやっぱり減
少、もうピークアウトをしている状態です。そして将来的にも大きく減少していく見通しに
なっています。少子高齢化も話されてきている話で、その少子高齢化の社会の中でどこが問
題かというと、この右なんだと思います。生産性がやっぱり低いということです。
今、日本20位という状況になっております。まさにこの先進国の中でもプロジェクトベ
ースやジョブ型で働いていく事例が少ないこと。これ、サーキュレーションがプロのプロジ
ェクトをつくっていくことによって、プロフェッショナルが働く土台を創っていく、そうい
うマーケットに挑戦しております。
今、すでに米国では3割がフリーランスです。左側の図になっています。全体の労働の3割
です。ほかのデータでも出してます。あと10年ぐらいでフリーランスのほうが多くなるとい
われてる。ちなみに、その中でも7%がもうホワイトカラーのビジネス系のプロフェッショ
ナル契約の方々なんです。全労働人口の7%がプロ契約のマーケットになっている。その中
でもプロフェッショナルのビジネスサービスっていうものが非常にシェアを伸ばしている。
要するにホワイトカラーの職能領域、技術者のシェアのマーケットが生まれてきていると考
えております。
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2021年7月期 決算説明レポート
2021年7月期 業績ハイライト
まさに一言で言うと我々は、プロをシェアするプラットフォームを提供しております。外部
のプロ人材の経験、知見を複数の企業でシェアし、あらゆる経営課題に挑戦していくんだと
い考えております。法人企業で、専門性で解決すべき経営課題があり、社内の知見や人材が
不足しているようであれば、プロシェアリングのプロジェクトをつくりましょう。外部のプ
ロであれば来てくれます。そして我々は、例えば週1日から週3日みたいな形で、6カ月続け
るようなプロジェクトをつくっております。常勤じゃないんです、全てが。1日当たり2時間
から6時間。要するに正社員のように8時間ブロックでもないんです。課題に応じてタイム
マネジメントや時間軸を設計して、プロジェクトを設計できる会社になります。
我々が選ばれる5つの理由をシンプルにご説明させていただきます。1つは専門性で選ばれま
す。やっぱり新領域に出るときに新しい領域の専門性が必要なのに、社内にはないじゃない
ですか。そういう各分野の一流のプロ人材をそろえて、もう専門性で提供することができる。
次に速いです。正社員だと6カ月掛かります。でも、われわれのプロであればいつ空いてる
かが分かるので、来週月曜からすぐにご利用いただくことができます。
そして柔軟性が高いということがあります。1日2時間とか週3日とか、フレキシブルに活
動ができる。そしてその分、費用対効果が高く、まさにプロジェクトをつくっていくという
ことが世界中で起きていくというわけなんです。この課題前にプロをアサインして、その職
能によって特別チームをつくっていって、それを組成するこのプロジェクトを提供している
会社になります。
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2021年7月期 決算説明レポート
2021年7月期 業績ハイライト
今、17,814名の方々にご登録をいただいております。大きく3つのセグメントがございます。
1つはビジネスプロフェッショナル。27%の方々ですね。まさに会社のイノベーションを担
ってきたような方々や、マーケティングの手法にたけた方々、あとはビジネスデベロップメ
ント、それこそ新規事業企画をずっとやられてきた方々、こういう方々です。ビジネスをつ
くる方々。
次に30%がDXのプロフェッショナルです。CTO、リードエンジニア、VPoE、AI、VRと
か、あとは最近で言うとUI、UXのデザインとか。そういったまさにスペシャリティーを持
った方々をわれわれは全てスクリーニングをして、そして評価をさせて、アセスメントをし
ている。で、プロジェクトの稼働を一緒にお創りし、そしてご評価して、また顧客成功率が
上がる。こういうことをやらせていただきます。
ここから業績のハイライトについてご説明をさせていただければと思います。
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2021年7月期 決算説明レポート
2021年7月期 業績ハイライト
まず決算概要でございます。売上高、各利益は上方修正した業績予想を上回って着地するこ
とができました。各利益は前年の先行利益を吸収し、大幅な成長を実現できたかなという風
に思っております。このグラフを見ていただいている通りでございますが、2021年の7月期
の通期が売上高55億という着地になっております。そして営業利益が4.8、営業利益率が
8.7%、経常利益が4.5、当期純利益が2.9と、全て100%以上を達成しています。
ここまでの成長率でございますが、今、設立から72.9%のCAGRという形で高成長を遂げて
おります。この色分けしたところが、ビジネス系のプロフェッショナルがブルーの棒グラフ
でございます。そしてDXのプロがグリーンでございます。この両方がしっかり伸びてきて
いて、特にDXの伸びしろは156%の成長となっております。利益につきましては、前期がマ
イナス1.3億の、非常に大きく投資をさせていただいた、特にリカーリングやシステムに投
資をさせていただきました。あとは広告費ですね。ここからぐっと利益が創出できておりま
して、今4.5億となっております。
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2021年7月期 決算説明レポート
2021年7月期 業績ハイライト
重要KGI・KPIについてご説明をさせていただければと思います。設立以来、このプロたち
が働く新しいプロシェアリングのプロジェクトをつくってきていて、このプロジェクト数を
KGIにしております。左側でございます。今、全サービスで8,631のプロジェクトを生み出
しています。また、登録プロ人材も順調にご登録をいただいておりますが、基本的には我々
は、ソーシング、プロをお探しするマーケットをやっていますので、ただただ数を増やして
いるのではなくて、最もビジネスの課題、DXの課題を解決しうる方々をしっかり集めてき
たいと考えております。
重要KPI、1つ目、四半期のご説明でございます。月次の平均稼働プロジェクト、積み上が
っているプロジェクトが今、1回目の緊急事態宣言による影響を受けたものが、2回目以降は
軽微で順調に推移をしてます。1稼働プロジェクト当たりの平均請求金額はほぼ横ばいとな
っております。
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2021年7月期 決算説明レポート
2021年7月期 業績ハイライト
M&A案件の成約の決定の影響もあり、コンサルタント生産性を高めていくというメッセー
ジをさせていただいてますが、しっかりと上昇をしてきております。利益率等に影響をして
くる数字でございます。今後は事業の拡大を踏まえて、厳選採用で高い生産性を維持しなが
ら積極的に人材の投資を図っていき、もう一段高い成長をしていきたいと思っております。
販管費についてご説明をさせていただきます。最後の4クオーターについては、外形標準課
税が一定掛かったために、限定的な要因の影響により販管費率が若干上昇をしているという
ところはございますが、事業における本質的なところではないと考えております。基本的な
3クオーターとほぼ同水準でしっかり推移してきてるという形で、まさにこのリカーリング
のモデルでリードを獲得して、しっかりと、そしてコンサルタントの生産性向上を図って、
カスタマーサクセスにより継続率を良化して、データの活用で営業フロー全体を常に最適化
しているという、ここがしっかりと生きてきているという状況かなと思っております。
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2021年7月期 決算説明レポート
2021年7月期 業績ハイライト
リカーリングプロセスについて改めてですが、まず新規プロジェクトを毎月獲得できるてい
るのですが、この獲得に加えて、既存のプロジェクトが常に積み上がってるという、ストッ
ク型のプロジェクトが両方拡大しているという状況が継続して続いております。プロジェク
トの層が積み上がっていく、リカーリングモデルで、このプロジェクトベースで回転してい
るという形になります。右側が、1社当たり複数のプロジェクトを提供可能ということで、
1社で、例えば同時で2プロジェクト、段階的に3プロジェクトと、ずっとプロジェクトが
回り続ける仕組みになっていっております。
各KPIについてですが、こちらのリカーリングにより、取引企業数が上がり、次にこの稼働
プロジェクト自体がより上がり、そして一度走りだした月次のプロジェクトの継続率が非常
に高いところにある。そして今回も02.1から2.2に上がってきたんですが、取引企業当たり
の平均年間のプロジェクト数、1社当たり何プロジェクトご活用いただいているか、これが
しっかり回りだしているという会社になっております。
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2021年7月期 決算説明レポート
2022年7月期 業績見通し
2022年7月期の業績見通しについてご説明をさせていただきます。
業績予想ですが、売上高成長率30%以上の高い成長率を、ここをしっかりとまず維持をし
ていく。そして高い成長性を維持するために組織体制を強化。システム、まだまだ投資でき
るところはしっかりあります。ここにちゃんと利益を出しながら投資をしていくことを考え
ております。通期の予想数字でございますが、売上高73億、32.6%のYoYになっております。
営業利益が5.12億という形で5.8%のオンとなっております。そして利益率が7%、経常利益
が5億、純利益が3.28となっております。
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2021年7月期 決算説明レポート
2022年7月期 業績見通し
前期との差分について少しご説明をさせていただければと思います。22年7月期はさらなる
中長期での成長を見据えて人への投資をしっかり加速していきたいと思っています。同時に、
効率化を担うシステム投資、社内DXが進んできてる会社です。データマネジメントも進ん
でます。ですが、より専門性の高い人材をしっかりとアサインして、生産性向上をより図っ
ていきたいと考えております。
左のグラフでございますが、売上高の販管費率がこのような内容になっておりまして、組
織評価に向けた採用投資、社内DXのためのシステム投資、そして2022年の7月期のマーケ
ティング費は21年の7月期対比で投資額は増加する一方、売上高に占める割合はほぼ変更な
しという形で売り上げと販管費率の比較が、2.1ポイント販管費率が増加するという形にな
っております。
今、この中長期を見据えた投資に対する考え方、今期については戦略投資対象を3つのセ
グメントに分けております。まず既存領域のこのプロシェアリングコンサルティング、DX
を担うFLEXYというサービスが、蓋然性のある成長曲線が描ける、1年から1年半のロールで
す。ここの採用強化をいたします。次に採用の倍増の計画が事業承継のコンサルタントたち
です。今、業績がしっかり上がってきそうなので、ここについて投資を仕掛けていきます。
そして最後にデータマネジメントです。非常に我々にとっては重要なテーマになっていま
す。社内DXの推進や、以前もさまざまな研究開発をやってきていますが、AIの導入みたい
なことを図りながら、今、マーケからインサイドセールス、カスタマーサクセス、バックオ
フィスの効率化というところをしっかりやっていくということで、人員数は維持しながら、
業務のDX化で生産性を向上するというところに投資をしたいと思ってます。今期、投資期
とさせていただいて、23年7月期でしっかり回収をしていくことを考えております。まさに
この持続的な高成長・高収益化の組織の実現ということが上場後テーマになると思っており
ますので、ここをしっかり創っていきたいと考えております。
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2021年7月期 決算説明レポート
2022年7月期 業績見通し
コンサルタントの人員数と生産性について、重要なお話なので推移を予想させていただきた
いと思います。コンサルタントの人員数が、21年の7月期から22年の7月期は約30%増加を
させていただきたいと思います。一方、生産性はニューハイヤーのオンボーディングによる
低下影響を高生産性の事業承継サービスの、新領域の成長等により吸収できる、維持できる
と思っておりますので、ご期待いただければと思っております。
コンサルタントの生産性を上げることで、今、一番生産性が高いんですけど、そこにすぐ戻
せるということを1年ぐらいのロールで、しっかりつくっていきたい。もう一段高いレベル
の成長を実現するためには必要だと判断をさせていただきました。高収益型のサービスモデ
ルの伸長は、我々としてはテーマでございますので、ここで一段ギアチェンジという1年に
させていただきたいと思っております。
月次の平均稼働プロジェクトは約300件の増加で1,356件、4クオーターの時点で予想してお
ります。1稼働当たりの平均請求金額は若干上昇見込みではあるものの、基本的にはまだ維
持します。中小企業のお客さまでご活用いただけるというところもテーマになりますし、こ
こは無理して上げない。それでも売上高はしっかり上がっていくという形で、クオーター、
19億ぐらいの売り上げが見込めています。
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2021年7月期 決算説明レポート
中期成長戦略に関するトピックス
ここから成長戦略についてご説明をさせていただければと思います。
3つの領域に切って成長戦略を考えております。1つは既存領域です。ここは顧客の売り上げ
規模別のマーケティングはかなり推進してきておりまして、仕組みができてきています。な
ので、月次稼働プロジェクトをやっぱり最大化していくという形で、しっかり積み上げてい
くと考えております。事業拡大を踏まえて、高い生産性の先ほどの組織ができれば、より成
長度が高くなるマーケットだと思っております。
次に新領域については、アイデアのサービスである「Open Idea」と「人が繋ぐ事業承
継」ですが、これまで既存事業で裏付けされたプロジェクトの創出やデータを使って、この
成長を加速させたいと考えております。そして上場後にローンチさせていただきました新サ
ービスの領域として、SaaS「PROBASE」というWebサービスに進出をしているという状
況でございます。この新サービスにおけるストック収益の積み上がりについてご期待いただ
けるものと思っております。
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2021年7月期 決算説明レポート
中期成長戦略に関するトピックス
既存領域は、中堅、大手の企業さまでまだまだニーズがございます。上場後もニーズが上が
ってきています。1社当たり複数のプロが稼働するのがこの領域です。まさにDXの領域の案
件獲得に向けて、ウェビナー等々を中心に、ここにマーケティング費を積極的に投資してい
きたいと思っています。顧客の中の他部署横展開というというのが非常に重要になってきて
おりますので、ここを加速させたいと考えております。
そして金融機関と提携しながら、あまねく日本で今、ニーズをいただいている中小、ベン
チャーの企業さまですね。ここは取引社数をしっかり上げていくという形で、上位地銀さん
をメインにわれわれ提供させていただいておりますが、メガバンクさんも含めて新規開拓と、
既存のアライアンス本部との関係性を強化していきたいと思っております。
少し成長戦略の中で成長ドライバーになるものをご説明させていただきたいと思います。ま
さにコロナ禍の中で、サーキュレーションは、ウェビナーに非常に投資をしていく会社にな
っています。ウェビナーが非常に好調でして、大手企業の事業責任者クラスのリード獲得が
堅調に推移してまいりました。ご報告としては、今このグラフを見ていただいたとおり、だ
いたい1番組240名ぐらいの決裁者の方々にご参加をいただいているという形で、この7月に
ついても、最新の、2,200名の方々に新しいリード獲得が出てきております。ありがとうご
ざいます。
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2021年7月期 決算説明レポート
中期成長戦略に関するトピックス
プレスリリースでもご説明をさせていただいたんですが、ブランドを一新いたしまして、動
画マーケティング施策を少し進化させて、リスキリングやラーニングのマーケットにしっか
り提供していこうということで、我々がひと月で最高10件を超えるくらい、プロの知見をウ
ェビナーという形でライブ配信ををアーカイブし、常にプロの知見を提供できるというのを、
まず無償提供で実施しています。
「その仕事のプロから学ぼう。」ということで、ソノプロというブランドでこれまでにない
本格的なビジネスソリューションをプロから直接話していく、そして実際の事例でどんな問
題解決ができたのかということを中心に、20分で提供しています。新規、既存問わず、か
なり先端系の経営にコミットしてまして、そういう部分でリード獲得のチャネルを増やして
いるという状況になっております。
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2021年7月期 決算説明レポート
中期成長戦略に関するトピックス
次に、これもまた今後も報告していきたいと思いますが、アライアンスを多数の地銀さま、
そしてみずほさんはじめとするメガバンクさん、そして今、いろいろお声掛けもいただいて
おりましてありがとうございます。全国に拡大するこのアライアンスを、もう働き方改革、
ローカルアベノミクスのときからずっとやらせていただいておりまして、今、全国102行あ
る、代表とする地銀さんの中で51行で、今ちょうどほぼほぼ全国に提供できるようなってい
ます。
まさに地方の人材不足やDXの人材の不足、プロシェアリングであれば地方に行っていた
だけるんですね。その行っていただけるというのは非常に大きいんです。なかなか東京から
Iターン、Uターンって成功しないので。でもシェアだったら来てくれるんですね。これに、
各地銀さんに非常に賛同いただきまして、地銀さんが我々を提供していただけるという仕組
みになっています。アライアンス金融機関さまからいただいた紹介案件数も今回、4クオー
ターで865件という形で、非常に感謝しております。そしてこれからもパートナーシップ、
何卒よろしくお願いいたします。
今、この先導的人材マッチングという事例の実績でございますが、もともと先導的人材マ
ッチングというのは全て正社員だったんです。東京の正社員に地方に転職しましょうと。そ
れを、プロシェアリングも活用オッケーになったんですね。このプロシェアリングを導入し
た瞬間に、プロシェアリングのニーズが上回った状況でございます。なぜかというと、なか
なか地方に来ていただけないから。プロの方は、週2日であれば、週1日であれば行っていた
だけますし、まさに今、クラウド上でコミュニケーションをする時代です。行かなくともニ
ーズがちゃんと拾い上げられるという形で、地方の企業さまにご活用いただいている状況に
なっております。
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2021年7月期 決算説明レポート
中期成長戦略に関するトピックス
事業承継のサービスをなぜやっているのかのお問い合わせ、ご質問もいただいておりますの
で、改めてご説明をさせていただければと思っております。まずこの事業承継のサービスの
ご報告としては、M&Aの成約案件も複数創出を既にてきています。そして、今まだ事業立
ち上げから短い事業になっておりますが、この拡大成長フェーズというところで見ています。
21年の7月期はエグゼキューションの専門のプロチームを組成して、組織拡大に積極的に
投資をしてきました。まず我々の事業承継は、この赤字で書いてある部分です、真ん中に。
事業承継やM&Aの各プロセスそのものに人材が不足しているんです。今、日本は3分の1、
後継者がいなくて、3分の1だけ見つかってる、こんな状況です。経営者の平均年齢、もちろ
ん60代を超えております。まさにこの継ぐプロをつくっていくという使命も持ちながら、
このプロシェアリングでM&Aや事業承継における各プロセスでもプロを使っていただきな
がら、社内でどういう風に承継して、どういう風な成長戦略を持って息子さんに継いでいく
のかっていうときにプロを活用いただいたり、将来、じゃあ売却しなければいけないという
ときも、このM&Aの、仲介のモデルを持っておりまして、そこで仲介フィーをいただいて
いるという形になっております。
今、事実上この17,000名の中で、M&Aや事業承継でかなりプロ中のプロの中でも300名
ぐらいのご登録者の方々にご協力をいただいて、このネットワークも使いながら、この
M&Aの成約件数、そして事業承継でいつか、この継ぐプロをつくっていく、そういうこと
に挑戦をしていきたいと思っております。
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2021年7月期 決算説明レポート
中期成長戦略に関するトピックス
新しくリリースをさせていただきましたPROBASEでございますが、リリース初月から堅調
に進んでおります。契約社数が一気に50社という形で順調な立ち上がりになっております。
今、契約社数1,000件という形で目標を設計しております。今のストックに比べるとまだ軽
微な、小さいストックにはなりますが、フリーランス活動に関わる業務をオンラインで一括
管理するっていう、そういう時代になってきました。既存サービスとシナジーが非常にあっ
て、クロスセルも利くという形になりますし、ストック収益がしっかり、全体も増加させて
いくということで、このサービスにも投資をしていきたいと思っております。
最後に少しだけアペンディックスをお話しさせていただければと思っております。
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2021年7月期 決算説明レポート
Appendix
我々は設立以来、フィロソフィーやサステナビリティに、社内のメンバーも、そして経営陣
も、何しろガバナンスにおいては社外取締役や監査役の方々、全社を巻き込んでこのサステ
ナビリティの経営をしていこうという信念を持ってやっております。私自身も、いつか起業
家として、必ず社会課題の解決や社会価値に変えていくような事業を、という思いでやって
おります。我々の長期ビジョンのコンセプトを、まさにサーキュレーションという名を取っ
て「知のめぐりをよくする。」というコンセプトにさせていただきました。そして我々が成
し遂げようと思っているのは、この「知のめぐりをよくする。」ことで機会格差をなくして
人の可能性を最大化するような、そういう社会を目指していくんだと考えております。
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2021年7月期 決算説明レポート
Appendix
マテリアリティの重要項目を決めさせていただきまして、まさに我々のビジョンやミッショ
ンや、イズム、カルチャーをちゃんとマテリアリティに繋げて、我々の考えるこのオープン
イノベーションを通じた企業と地域の経済の活性化、中期、長期で、これを寄与するような
事業やサービスを生み出していく。ないしはプロシェアリングマーケットを創出する。まさ
にこれ自体がSDGs、ESGの文脈の中で解決できることが多いということで、このプロシェ
アリングのマーケットを創出する。そして持続可能な経営を実現するためにレジリエンス、
強靱な経営体制をつくるということ。そして社会とどうインクルーシブな、包み込むような
パートナーシップを創っていけるかどうか。そして、エシカルなエネルギーアクション、こ
こがまだまだ課題がございます。この辺りも含めてSDGsの貢献をやっていきたいと考えて
います。
そして持続可能な経営を実現するためにレジリエンス、強靱な経営体制をつくるというこ
と。そして、我々が社会とどうインクルーシブ、包み込むようなパートナーシップをつくっ
ていけるかどうか。そしてエシカルなエネルギーアクション、ここが、まだまだ課題がござ
います。この辺りも含めてSDGsの貢献をしっかりやっていきたいと考えています。
推進体制も決まりまして、フィロソフィーとサステナビリティの経営ということで、サステ
ナビリティ委員会を設置させていただいていて、重要KIP等々、今まさに議論をさせていた
だいて、しっかりそこをターゲットにして目指していこうと考えております。
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2021年7月期 決算説明レポート
Appendix
こちらは弊社ホームページのメッセージをそのまま付けておりますので、ぜひご興味がある
方はご覧いただければと思います、常に道半ばということだと思います。常に我々、意識高
く持って追い掛け続けるものだと思っておりますので、また新しくアップデート、アップグ
レードいたしましたら、皆さまに共有をさせていただきたいと思っております。
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2021年7月期 決算説明レポート
Appendix
上場時の資金の投資先については、今、計画どおり進捗をしているという状況でございます。
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2021年7月期 決算説明レポート
Appendix
ちょうど時間になりましたね。最後このページで締めたいと思います。スキルシェアのマー
ケットが今、各社出てきておりまして、われわれも上場する中でスキルシェアマーケットと
比較をいただくことが多いので、こちらのご説明をさせていただければと思います。Q&A
でも出てきそうなところでございますので。
まず我々、人材カテゴリー、スキルシェアのマーケット全体を見据えたときに、3つに大
きく分かれると定義しています。1つはプロの領域です。もう1つは正社員の領域でございま
す。そして最後に一般の領域でございます。
既存のHRのサービスはスキルシェアではないです。既存のHRのサービスは、このプロ
の領域はハンティングのサービスですね。スカウトを送ったり。それでも正社員の領域なん
です。スカウトサービス、ハンティングサービス。そして正社員の領域は人材紹介とか転職
媒体のサービスですね。そして一般の領域は人材派遣とアルバイトのマーケット。これが旧
来のHRのサービスだと思っています。
まさに今このシェアリングエコノミーが進化してスキルシェアのマーケットが出てきてい
る中で、このグレーアウトしている正社員とか一般の領域については、特に米国を中心にギ
グエコノミー銘柄なんていわれて、次々にIPOを成し遂げています。当然ながらUberしか
り、アップワークしかり。日本でもクラウドソーシングのマーケットやC to Cのマッチング
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のサービス、こういうところはマザーズ上場をしてきていると思います。ある意味、類似と
いわれる領域なのかもしれません。
ですが、我々が集中しているのは、このプロ領域の部分です。スポットコンサルの会社さ
ん、スポットでプロの課題解決をしていくというところと我々が大きく違うのは、プロシェ
アリングのプロジェクトをつくって、中長期、6カ月、9カ月、そして週1日、週2日、月に4
回と、そういう形でプロジェクトをつくって期間契約で解決していくと。ここが非常にブル
ーオーシャンで、我々がある意味、業界のリーダーとして上場することができたというとこ
ろをちょっとお答えをしておきたいなと思っています。ちょうどお時間になりましたので、
私の話は以上とさせていただければと思います。皆さまご清聴ありがとうございました。
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