7363 M-ベビーカレンダー 2021-03-25 08:00:00
事業計画及び成長可能性に関する事項について [pdf]
事業計画及び成長可能性に関する事項
株式会社ベビーカレンダー
2021年3月
copyright baby calendar Inc.
目次
1.会社概要
2.市場環境・財務ハイライト
3.事業概要
4.当社の強み
5.成長戦略
copyright baby calendar Inc. 1
会社概要
COMPANY INFORMATION
copyright baby calendar Inc. 2
会社概要
会社概要 沿革
会 社 名 株式会社ベビーカレンダー 1991年 経営コンサルティング業務を目的として、
株式会社ロジスティクスコンサルティングを設立
本社:東京都渋谷区代々木1-38-2 ミヤタビルディング10F 1994年 日本テクト株式会社に商号変更
所 在 地 三島開発センター:静岡県三島市大社町18-7 小林ビル2F
大阪gaデザイン支社:大阪府大阪市中央区西心斎橋1-5-5 8F 1996年 医療用液晶情報端末の開発・製造及びシステム開発を開始
2006年 本社を東京都港区に移転
設 立 日 1991年4月
2008年 産科施設向けベッドサイドシステムをパッケージ化した
「MediPac mama」(現在のベビーパッドシリーズ)を
資 本 金 5,679万円(2020年12月現在) 発表し、産婦人科向け事業を開始
2015年 株式会社クックパッドベビーに商号変更
メディア事業 クックパッド株式会社から妊娠・出産サイト
事業内容 産婦人科向け事業
webマーケティング事業
「クックパッドベビー(現ベビーカレンダー)」を譲り
受け、メディア事業を開始
代表取締役 安田 啓司 2017年 クックパッド株式会社から事業譲渡(MBO)を実施し、
取締役 福島 智晴 株式会社ベビーカレンダーに商号変更
取締役 髙桑 忠久
取締役 上田 周弘 2018年 本社を東京都渋谷区に移転
取締役 佐々木 和幸
執行体制 2020年 gaデザイン株式会社の株式を取得後、吸収合併し、
取締役 西内 直之
社外取締役 髙橋 静代 大阪gaデザイン支社を設立。
監査役 黒岩 大輔 webマーケティング事業を開始
社外監査役 峯尾 商衡
社外監査役 片山 智裕
従業員数 54名(2021年1月現在)
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経営陣
福島 智晴 取締役
2015年に当社に入社。メディア事業部部長を務め、2017年に当社
取締役に就任。メディア事業全体を統括。
髙桑 忠久 取締役/CFO
2019年、当社取締役に就任。CFOとして財務全般を統括。
上田 周弘 取締役
2004年に当社に入社。営業推進部部長を務め、2019年に当社取締
役に就任。開発エンジニア全体を統括。
佐々木 和幸 取締役
2011年に当社に入社。産婦人科向け事業部部長を務め、2019年に
当社取締役に就任。産婦人科向け事業を統括。
西内 直之 取締役
2020年、当社取締役に就任。Webマーケティング事業を統括。
安田 啓司 代表取締役
髙橋 静代 社外取締役
ウェルネット株式会社で取締役管理部長を経て、2020年に当社社
1988年に株式会社福武書店(現ベネッセコーポレーショ 外取締役就任。
ン)入社。女性向けサイト「ウィメンズパーク」の立ち上
げ、妊娠出産育児雑誌「たまひよ」生活情報誌「サンキ 黒岩 大輔 監査役
ュ!」などの事業責任者を担当。 住友商事株式会社のグループ企業にて常勤監査役を経て、2019年
その後、2013年にクックパッド株式会社 執行役に就任し、 に当社監査役就任。
サイト全般、有料会員/広告事業、広報、ベビー領域、キ 峯尾 商衡 非常勤監査役
ッズ領域、ダイエット領域を経て、2015年、株式会社ベ 中央青山監査法人(現PwCあらた)、税理士法人を経て独立。
ビーカレンダー(旧:株式会社クックパッドベビー) 代 2017年に非常勤監査役に就任。
表取締役に就任。
片山 智裕 非常勤監査役
東京地方裁判所の裁判官を経て、弁護士事務所、中央青山監査法
人(現PwCあらた) を経て、2019年に当社非常勤監査役就任。
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ベビーカレンダーの理念
立ち上げ~現在
A Sea of Smiling Babies
「赤ちゃんの笑顔でいっぱいに」
妊娠してからおよそ1歳までのお子様を持つママとご家族、
その周りの方々をサポート
インターネット上には、口コミや不確かな妊娠出産情報が多く氾濫し、
正しい情報を判断できにくい状況
妊娠出産に関与しているママ/パパにとって
正しい情報を発信し続けるメディアが必要だと強く感じ、
クックパッドベビー(現ベビーカレンダー)を立ち上げる
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私達の使命
「妊娠出産するママ・パパ」と「その家族」、
「妊娠出産に直接関係ない方々」、
すべての人が「笑顔」になる社会をつくりたい
ベビーカレンダーが生み出す
正しいコンテンツ
正しい育児情報
• 妊婦向け
• 出産時
• 子育て
ママ/パパ
世の中をチェンジ
家族
• 不妊情報
すべての人
• ワンオペ育児
• 産後うつ
• 自然分娩以外の偏見
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サービス概要
月間1.25億PV・875万UUの 468院導入の 241社(院)導入の
メディア事業 産婦人科向け事業 Webマーケティング事業
【ベビーカレンダー】 【ベビーパッドシリーズ】 【専門領域のマーケティング支援】
PC、SPサイト/アプリ 産院向けデジタル情報提供サービス HP制作、プロモーション代行
妊娠~1歳までのママ・家族との圧倒的接点
専門家監修のコンテンツ(医療情報、栄養・レシピ、商品情報など)
コンテンツを生み出し続ける組織力
※月間PV・UU、産婦人科向け事業の導入施設数、Webマーケティング事業の導入施設数は、2020年12月時点のデータ
※PV・・・2020年12月時点における、ユーザーによるWebページの月間閲覧数(延べ数)となります。なお、サイト及びアプリ、外部媒体を合算して集計しております。
※UU・・・2020年12月時点における、月間でサイトを訪れたユーザーの数を表す指標となります。期間内であれば、同じユーザーが複数回サイトを訪問してもUU数は1となります。
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今後の事業拡大領域
女性のライフステージにおける課題を解決する事業を展開
拡大領域 既存領域 拡大領域
不妊 アンチ 介護
妊娠 育児 エイジング
生理
出産
生活 更年期
障害
①インターネット技術を利用したサポート・課題解決の提案
強み
②コンテンツ力とそれを生み出す編集力
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市場環境
・
財務ハイライト
MARKET INSIGHT
・
FINANCIAL HIGHLIGHTS
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妊娠・出産領域における市場規模
年間の出生数は年々減少傾向にある一方、市場全体の規模はほぼ横ばいで推移。
2019年度におけるベビー関連ビジネスの市場規模は前年比4.4%増の4兆3,030億円で推移しており、
その中で、妊娠・出産領域に関する市場規模は1兆1,353億円を見込んでおります。
妊娠・出産に関する消費市場規模推移
(単位:億円)
14,000 12,027 11,918 11,976
(前年比+1.4ポイント)
11,765 11,353
(前年比-0.9ポイント) (前年比+0.5ポイント) (前年比-1.8ポイント)
12,000 (前年比-3.5ポイント)
930 963 953 966 975
10,000 2,164 2,113 2,060 2,037 2,014
841 857 878 920
8,000 950
3,067 3,043 3,252 3,104
6,000 2,905
4,000
5,025 4,942 4,833 4,738 4,509
2,000
0
2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
出産費用 出産育児用品 食品 衣料品 玩具
※矢野研究所の公表するベビー関連市場の「商品・サービス分野別市場動向」(矢野研究所「2020年版 ベビー関連市場マーケティング年鑑」2019年12月26日、69-204ページ)の各商品・サービス別の市場規模推移の合
計金額と、国民健康保険中央会が2017年まで公表していた出産費用の全国平均値(公益社団法人 国民健康保険中央会「正常分娩分の平均的な出産費用について」、2012年10月1日、2014年7月1日、2015年10月9日、
2016年7月15日、2017年6月20日)をもとに各年度の出生数を掛け合わせた数値を合算して算出。2018年及び2019年の出産費用については、過年度の全国平均値の推移から伸長率1%と仮定して、前年度の出産費用の全
国平均値に掛け合わせた数値を用いて算出。
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妊娠・出産領域における市場規模
出生数は年々減少傾向にある一方で、
子ども1人あたりにかける費用はメニーポケット※を背景とし増加傾向にある。
※()内数値は前年増減比
(単位:人)
年間出生数推移
1,500,000
1,005,721 977,242
(+0.2ポイント) (-2.8ポイント)
946,146 918,400 864,000
(-3.2ポイント) (-2.9ポイント)
1,000,000 (-5.9ポイント)
500,000
0
2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
※参照:厚生労働省「人口動態統計」2019年
※()内数値は前年増減比
(単位:円) 子ども一人当たりに対する平均支出額推移
1,350,000 1,312,077
1,265,767 1,281,054 (+2.4ポイント)
1,300,000 (+1.2ポイント)
(+3.8ポイント)
1,250,000 1,219,596
1,195,829 (+2.0ポイント)
(+1.2ポイント)
1,200,000
1,150,000
1,100,000
2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
当社試算の「妊娠出産に関する消費市場規模」を、各年度における年間出生数で割った数値で算出
※両親とそれぞれの祖父母の6つのポケット(シックスポケット)だけでなく、叔父や叔母、その他親戚等を含めた複数のポケット(メニーポケット)から子供1人に支出する傾向にある
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全社売上高・経常利益の推移
産婦人科向け事業で安定した基盤を構築しながら、メディア事業の成長が加速化。
2021年12月期の全社売上高は1074百万円(前年対比120%)、
経常利益は155百万円(前年対比161%)を見込んでいます。
通期売上高推移 (単位:百万円) 通期経常利益推移
(単位:百万円)
200
1,200 webマーケティング事業
1,074
メディア事業
(前年比120%) 155
産婦人科向け事業 (前年比161%)
160
1,000 893 145
(前年比149%)
800
90 120 96
(前年比300%)
600
(前年比123%) 80
600 488 702
(前年比118%)
590
40
32
400 410
303
▲17
200 0
185 190 213 227
0 -40
2018年 2019年 2020年 2021年 2018年 2019年 2020年 2021年
(計画) (計画)
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2021年12月期の業績見通し
メディア事業が業績をけん引し、前期に引き続き大きく成長
(単位:百万円) 2020年12月期実績および2021年12月期業績見通し
1,200 1,074
2020年12月期 2021年12月期
893
730
800
593 532
473
299
344
400 197
120 155
96
0
売上高 直接原価 売上総利益 販管費 営業利益 経常利益
売上高:1074百万円(前年比120%) 販管費:532百万円(前年比112%)
• メディア事業売上高は全体の65%を占める701百万円 • 広告宣伝費は、メディア事業の自社サイトへの流入にともなうユーザー獲得および
(前年比119%)の見通し。 PV数/UU数増を促進するための出稿費用を見込み、前期比およそ2割程度増加する
見込み。
直接原価:344百万円(前年比115%)※
• 人件費は、開発エンジニア、メディア運営人員を中心に増員。
• 原価率は32.0%(前年比1.4ポイント減)。
• 原価率の低いメディア事業は26.2%の原価率 営業利益:197百万円(前年比164%)
(前年比2.5ポイント減)の見通し • 営業利益率は18.3%(前年比4.9ポイント増)
売上総利益:730百万円(前年比122%) 経常利益:155百万円(前年比161%)
• 売上総利益率は67.9%(前年比1.5ポイント増) • 営業外費用として新規株式上場にともなう各種費用を想定。
• メディア事業の売上総利益率は73.7%
※売上に直接関連する費用を直接原価とし、メディア事業ではサイト運営費(外部ライター・専門家への委託費)や広告原価
(前年比2.6ポイント増)の見通し などが該当し、産婦人科向け事業およびwebマーケティング事業ではサービス提供にかかる材料費が該当する。
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事業概要
BUSINESS SUMMARY
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事業概要
妊娠出産を含めた、女性およびその家族に向けて
正しい情報を提供するサービス
妊娠・出産領域のサービスを提供している企業の多くは、妊娠中、入院~出産、産後~育児の、一部のサポートが一般的です。
ベビーカレンダーは、妊娠出産を経験する女性のすべてのフェーズで
必要な情報提供や課題解決のサービスを提供しております。
妊娠した女性の
経過 妊娠中 入院~出産 産後~育児
妊娠~出産の確かな情報
必要な 出産~産後の確かな情報
産婦人科通院時の負担軽減 産後~育児の確かな情報
情報・課題 産婦人科入院時の負担軽減
最適な産婦人科選び
妊娠中~出産時、また産後にいたるまで、すべてのフェーズで
女性が必要とする情報・課題解決ソリューションを提供
• 妊娠出産情報サイト/アプリ
• 予約システム・エコー機器等の
他企業 サービス提供会社
• 妊娠出産情報サイト/アプリ • 育児情報サイト/アプリ
• ホームページ制作会社
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事業概要:収益構造
広告枠の提供 サイト閲覧(無料)
広
告 ベビーカレンダー
ク 期間固定型プロモーションによる サイト/アプリ キ
対価の支払い※1 ニュース記事提供 ュ
ニ
ラ
イ レュ
ア ー ー サイト
ン 成果報酬型プロモーションによる サイト閲覧 シ ス 閲覧
ト 対価の支払い※2 ョ記
ン事
対価の支払い メの
広告枠の提供
デ提
ィ供 一
ア 先 般
ア コンテンツ連携/ ID連携 ユーザー誘導 ユ
※
ド ー
ネ 監修連携 レンタル契約※4
事ッ ザ
業ト ー
者ワ リース契約※5 リ
広告料の支払い ベビーパッド 会ー
ー シリーズ 社ス
ク スポット契約※6 産
婦 通院
人
サービス連携 科
サービス提供 対価の支払い 施
医 設
士 行 療 Web
対価の支払い
業 政 施 マーケティング
設
※1.「期間固定型プロモーション」主に広告掲載に係る期間に、掲載枠に応じた単価を乗じて算出 ※4.「レンタル契約」サービス毎の月額料金✕契約期間に応じて提供するレンタル契約。
※2.「成果報酬型プロモーション」登録や申込など、当社の収益につながる行動をしたユーザーに、一人 契約期間は3年間がベース。
当たりの成果単価を乗じて算出 ※5.「リース契約」産婦人科施設の要望に合わせ、リース会社を介したリース契約で提供する場合。
※3.主にLINEニュース、スマートニュース、Trillなど、複数の外部キュレーションメディアへのニュース ※6.「スポット契約」ホームページや動画制作など、制作に係る費用が一括で発生する契約
記事提供
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メディア事業
サービス概要
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事業概要:メディア事業
無料の専門家相談など、ママが安心できるメディアサイト・アプリを運営
「ベビーカレンダー」サイト・アプリの主な特徴
その日に必要な情報を提供 あんしん基準を満たす
妊娠~出産までの約280日と、お子様が1歳に レシピのみ掲載
なるまでの365日の計645日。 日めくり 妊娠食・ 管理栄養士監修による 「あんしん基準」 を
その日ごとに必要な情報を、 ベビーカレンダー 医療情報 離乳食レシピ 独自で作成し、
から厳選してお届けするサービス。 基準を満たすレシピのみを掲載。
医 療 専 門 家 に よ る 妊 娠 出 産 育 児 Q&A 、 • 妊娠食掲載レシピ数:280本
医療専門家が監修している基礎知識のほか、 • 離乳食掲載レシピ数:1,128本※3
ニュースを毎日日替わりでお届け。
「ベビーカレンダー」の名付けの元になる基
本機能
赤ちゃんに関する話題の 無料で何度でも
ニュースを毎日配信 医師、助産師、管理栄養士など、
「気づき」や「発見」があり、 専門家への相談が“無料”で“何度でも”可能。
行動にうつしたくなる情報を日々提供。 • 一日の平均相談件数:92件
ママネタ、暮らし、グッズ、制度・支援など ニュース 専門家相談 • 累計相談件数:8万件※2
9ジャンルで配信を行う。
• 月間制作本数:約450本
• 累計制作本数:約18,000本※1
キッズデザイン賞※4
少子化対策担当大臣賞受賞
※1.月間制作本数は2020年12月期の月間平均数を試算。累計制作本数はサイトがリリースされた2015年から2020年12月までの累計本数。
※2.平均相談件数は2020年12月期の一日当たり平均数を試算。累計相談件数は、専門家相談コンテンツが実装された2015年12月からの累計件数。
※3.2020年12月現在時点の数値を記載
※4.特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が主催する、子どもや子どもの産み育てに配慮したすべての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度
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事業概要:メディア事業/KPI
「ベビーカレンダーサイト」の成長 = 広告商品の価値向上
当社では、特に重視しているKPIとしてメディア事業におけるサイトおよびアプリのPV数とUU数を設定しており、
PV数/UU数が成長することで、 PV連動売上の上昇および広告単価の上昇、 クライアントの拡販につながると考えております。
月間制作本数約450本のニュース記事をはじめとし、様々なコンテンツのリリース、または既存コンテンツのリニューアルを
都度行い、直近までのCAGR(年平均成長率)は月間PV数の推移で150.6%、月間UU数の推移で85.4%と
飛躍的に成長しており、2021年は1億5千万PVを目標値としております。
(単位:PV) (単位:UU)
109,731,810 7,378,021
(2020年12月時点) (2020年12月時点)
624,511
2,783,295
直接市場 間接市場
メディア事業における妊娠・出産に関連する ・マタニティウェア ・ベビーウェア
・おむつ ・ミルク ・ベビーフード ・自動車 ・住宅 ・保険
広告クライアントは、直接市場だけでなく ・家電 ・食材宅配 ・美容
生活の変化によって間接市場も対象となる。 ・ベビーカー ・おもちゃ ・離乳食
・チャイルドシート ...etc ・ウォーターサーバー ...etc
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事業概要:市場ポジション
ベビーカレンダーは、専門家監修の高品質なコンテンツを提供している
広告事業×専門家監修メディア
インターネットメディア事業に関する
ポジショニングマップ
ベビーカレンダーでは、医療情報を含むニュース記事や、
広告事業
妊娠食・離乳食レシピ情報など、専門家が監修した高品質
なコンテンツを、すべて無料で利用することが可能。
また、妊娠・出産領域における他の情報サイトと比べ、
多岐にわたる豊富なコンテンツを提供していることも特徴。
ユ
ー 専
ザ 門
ー 家
監 妊娠・出産領域における他の情報サイトとの比較例
投
稿 修
コ コンテンツ
コ 媒体名
ン ン 専門家監修
テ テ ニュース 施設検索
レシピ
専門家相談 出版/書籍
ン ン
ツ ツ ベビーカレンダー 〇 〇 〇 〇 〇
A社 〇 〇 ✕ ✕ ✕
B社 〇 ✕ ✕ ✕ 〇
ユーザー課金型事業 C社 〇 ✕ ✕ ✕ ✕
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産婦人科向け事業
サービス概要
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事業概要:産婦人科向け事業
産婦人科施設が抱える経営課題をインターネット技術を利用して解決します。
(紙からデジタルへ)
産婦人科施設は、少子化による患者数の減少にともない、これまで以上に患者獲得および
第二子以降の再来院確保のための競争力強化を余儀なくされています。
当社の産婦人科向け事業では、産婦人科施設に訪れる患者の妊娠中から産後にいたるまで、全ての局面で経営をサポートするサ
ービスを展開。産婦人科施設が抱える「集患」の対策と、「業務効率化」をインターネット技術を利用して解決いたします。
産婦人科選び ベビーパッドシリーズ
(院内の患者向け情報システム)
通院期 入院期
プレママ
ベッドサイド
ホームページ・動画制作 経営課題 業務
集患 通院期
産婦人科選び を解決 効率化 エコー動画館
入院期
おぎゃー写真館
・動画館
かんたん診察予約システム
妊娠時の産婦人科選び~通院期~入院期~産後まで、ワンストップでサービスを提供
※掲載している画像は、弊社ホームページから引用
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事業概要:産婦人科向け事業/主なサービス
妊婦健診での通院時や入院時に、産婦人科から患者様に伝えたい情報を
ベビーパッドシリーズ 個別にカスタマイズしてコンテンツを作成。
(プレママ・ベッドサイド)
産婦人科施設の経営課題である業務効率化を解決します。
病院案内などの 各種申請書類などの
ペーパーレス化 デジタル化・食事予約、
通院・入院されるママに配布する病院案内や シャワー予約など
入院の手引書などをコンテンツ化してベビー
通院時に記入する問診票や栄養素計算、入院
パッドに搭載。
時に 記 録す る 授乳 表 など 、こ れ まで 紙 で記
ペーパーレス化が図れるとともに、内容の更
入・管理していた書類をデジタル化。
新や修正など、これまで冊子の作り替えをし
煩雑な紙の管理から解放します。
ていたスタッフの手間が大きく解消します。
スマホから、いつでもどこでも
オリジナル指導動画(約100本)で オプションのクラウド機能を搭載することで、
セルフスタディ 患者自身のスマホからコンテンツの利用
が可能。
沐浴指導や授乳の仕方、通院・入院時に準備など、口頭で説明する、
自宅で、入院の手引きを確認したり、ご家族
紙資料でお伝えするよりも圧倒的に患者習熟度が高く、さらにスタ
と一緒に指導動画を閲覧して学習できます。
ッフの指導方法の均一化も図ることが出来るので、患者は安心感を CLOUD
持って出産に臨むことができます。
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Webマーケティング事業
サービス概要
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事業概要:webマーケティング事業
クライアント特化型のトータルソリューションを提供
Webサイト制作
様々な業種業態の
一般的なweb制作会社
クライアント
Webシステム構築
サービス提供内容
Webサイト制作 医療施設
Webシステム構築
SEO改善
ロゴ・キャラクター制作 行政
LP・バナー制作
動画・VR制作
SNS広告 士業
グラフィックデザイン
webマーケティング事業では、総合病院をはじめとする医療施設を中心に、Webサイト制作、SNS広告、ロ
ゴ・キャラクター制作、またグラフィックデザインの制作など、多角的なWebマーケティングのサポートを
通じて、様々な経営課題を解決するソリューションをワンストップで提供しております。
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事業運営における主なリスク
項目 影響する事業セグメント 主要なリスク リスク対応策
出生数は減少傾向にあり、今後さらに出生数
が減少することによりメディア事業における
当社が現在提供しているサービスを産婦人科
メディア事業 PV数停滞等による業績への影響、ならびに産
出生数の減少について 以外の医療機関へ展開することも視野に入れ
産婦人科向け事業 婦人科向け事業においては、顧客となる産婦
ております。
人科施設の減少が発生した場合、産婦人科向
け事業の業績に影響を及ぼす可能性
当社では、関係者への法令遵守の徹底と記事
メディア事業で掲載するコンテンツが、何ら
制作におけるルールに従って掲載しており、
コンテンツの かの理由により正確性、安全性、確実性に欠
メディア事業 専門家による記事への監修体制も構築し、コ
信頼性について けたコメントが掲載された場合、当社の事業
ンテンツ内容の信頼性の担保を維持できるよ
及び業績、社会的な信用に影響を及ぼす可能性
うに努めております。
個人情報管理規程、情報セキュリティ規程を
制定、各業務ごとの業務マニュアルを作成し、
情報管理に関する社内体制の不備や社外から
規程およびマニュアルに準じた個人情報の取
メディア事業 の不正アクセスにより、これらのデータが外
個人情報の 扱いを徹底するとともに、個人情報が保管さ
産婦人科向け事業 部に漏洩した場合、当社への信用低下や損害
管理について れているデータベースへのアクセス権限を設
webマーケティング事業 賠償請求等によって当社の業績に影響を及ぼ
定し、内部監査で管理体制を確認しております。
す可能性
また、全従業員を対象とした社員教育およびe
ラーニングテストを定期的に実施しております。
感染症が長期化することで経済活動が停滞し、 現在、業績に大きな影響を与えるような事象
メディア事業
新型コロナウイルスの 当社の顧客である医療機関や広告クライアン は発生しておりませんが、当社では、テレワ
産婦人科向け事業
影響について ト等の業績悪化により経営方針が変更となり、 ーク推進の取組みをし、事業活動を継続して
webマーケティング事業
商談中の案件が失注となる可能性 まいります。
※その他のリスクについては、有価証券届出書【事業等のリスク】に記載しております。
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当社の強み
OUR STRENGTHS
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当社の強み
1 2
妊娠~1歳までの 正しい専門情報を
ママ・家族との 提供し続ける
多面的接点 組織力
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妊娠~1歳までのママ・家族との多面的接点
顧客との接触
良質なリアル接点
産婦人科向け事業では、全国468施設の産婦人科施設との取引。
全国の分娩取扱い施設※1の2,353施設中約20%の施設で接触
お産セット※2を全国の産婦人科施設へ販売しているオオサキメディカル株式会
社と協業。お産セットに同梱する「ファーストプレゼントカード※3」を当社が
企画・運営し、年間約40万枚(年間出生数86万人の46%)を配布。
幅広いネット接点
ベビーカレンダーサイト・アプリのUU数は、およそ875万UU ※4 。
そのうち、会員登録数は年間約36万人登録。
※1.日本産婦人科医会「産婦人科医療体制と就労環境(2018年1月16日)」から参照。全国の分娩取扱い施設は2353施設。
※2.「お産セット」とは分娩直後より使用する衛生用品一式を詰め合わせたセットであり、産婦人科施設はメーカーより「お産セット」を仕入れ、入院する妊婦に提供または販売している。
※3.オリジナル写真入り絵本などの全員プレゼントキャンペーンや、クライアント企業の広告が掲載されている紙面。
※4.2020年12月時点での実績
※5.2020年12月時点でのベビーカレンダーサイトおよびアプリの会員登録数とプレゼント会員登録数の合算。なお登録料や利用料は発生せず、すべてのコンテンツを無料で利用できる。
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正しい専門情報を提供し続ける組織力
編集部メンバー構成 質の高い記事を制作するフローを整備
編集部のメンバーは主なユーザー層と リサーチ・企画立案
読者の皆様のニーズや反響などを元に、企画立案、調査
同じ20代~40代の女性で構成。
を行います。
育児雑誌の元編集長や妊娠出産メディ 取材・原稿執筆
編集体制 アの元編集長などの経歴を持つメンバ 取材等を元にベビーカレンダー編集部員、提携ライター
ーが在籍。 (※)が原稿執筆。
※提携ライターはベビーカレンダーで設けた基準を満たした方に限ってい
助産師資格を有する社員が在籍。その ます。
ほかオブザーバーとして、杏林大学で 原稿確認(担当・編集長)
看護学科助産師課程准教授の先生に参画してもらい、記事全般の品 各企画の編集担当と編集長が原稿内容を確認します。法
令を遵守した内容であるか、執筆された記事がコピー記
質向上に取り組んでいます。
事でないか等も確認。
専門家(医師・助産師・管理栄養士等)監修
約40名の専門家と連携 記事に応じ、各専門家に監修をお願いします。
原稿チェック(担当・編集長)
医師、助産師、保育士、看護師、管理
戻ってきた原稿を確認し担当が確認、編集長が最終確認
栄養士、またはファイナンシャルプラ をします。
ンナーまで、約40名の専門家と連携。
公開
専門家による 医療情報が含まれる記事は、すべて専
監修体制 門家が監修。 コンテンツの信頼性を確保
編集マニュアルを整備し、法令遵守も含めて編集マニュアルに
不確かな情報が掲載されないよう、信 基づいたフローで記事制作を行っています。
頼性を確保する体制。 また、専門家の監修を経た記事を掲載することを基本方針とし
ており、医療情報に関連する記事については、医師等の専門家
による監修及び修正を必須としています
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成長戦略
GROWTH STRATEGY
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成長戦略
1 妊娠・出産・育児領域でさらなる成長
2 女性の課題解決領域への拡大
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成長戦略/妊娠・出産領域さらなる成長
メディア事業の根幹であるベビーカレンダーサイトの成長を加速
妊娠~1歳までの
ママ・家族との多面的接点
専門家による
編集体制 監修体制
コンテンツの拡大 機能の拡充 外部提携先の開拓
• 記事コンテンツ配信件数の増加 • ユーザー参加型プラットフォームの構築 記事コンテンツを提供している
• 独自のPDCAサイクルによる記事の質 体重管理、記事コメントなど 外部提携先の増加による閲覧数増
の向上 • UI/UX改善
(単位:PV)
200,000,000
月間PV数 目標 150,000,000
109,731,810 ベビーカレンダーサイトを
100,000,000
15,267,679
41,960,012 PV拡大させ、
2,783,295 9,581,079
0 広告収益の増大を見込む
2016年12月 2017年12月 2018年12月 2019年12月 2020年12月 2021年 目標
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成長戦略/拡大領域へのサイト展開
ベビーカレンダーの強みである組織力を生かし、他の専門領域に展開
既存領域 拡大領域
事業領域 妊娠・出産 育児 生理情報 アンチエイジング 介護
展開するサイト
リリース時期 2015年5月 2020年11月 2019年11月 2019年10月
赤ちゃんとの 大人女子による
楽々 失敗しない
毎日をもっと 大人女子のための
コンセプト 検討中 生理せいとん! はじめての
ラクに、 アンチ
毎月快適! 介護施設選び
もっと楽しく エイジングサイト
更年期障害・老眼・
妊娠・出産・ 子育て・ 生理・グッズ・ 初めての
女性の課題 白髪・入れ歯・シ
育児・不妊 しつけ・教育 妊娠 介護施設探し
ミ・しわ
対象とする女性の年 25歳~35歳 20歳~35歳 45歳~60歳 50歳~65歳
検討中
齢/人数※ 約680万人 約970万人 約1300万人 約1300万人
ベビーカレンダーの強みである「組織力」と
専門家による サイト成長の ベビーカレンダーサイトで培ってきたPV数の
成長への取組み 編集体制
監修体制 ノウハウ CAGR(年平均成長率)150%のノウハウを活かし、
「ベビーカレンダー」と同規模の成長を目指す。
※厚生労働省「令和元年(2019)人口動態統計(確定数)の概況」人口動態総覧の年次推移より、2020年時に当該年齢に達する女性の出生数を算出
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中長期成長イメージ
産婦人科などの医療機関の経営サポートを基盤としつつ、
メディア事業で既存領域以外へ拡大展開
介護領域
拡
大
生理情報・アンチエイジング・介護など 領
域
新しい領域に展開し収益拡大 アンチエイジング領域
妊娠・出産・育児領域でさらなる成長 生理情報領域 メディア事業
既
存
領
産婦人科などの 域
医療機関の経営サポート 妊娠・出産・育児領域
基
盤
産婦人科向け事業/webマーケティング事業 事
業
2015年設立 2021年現在
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資金充当計画
株式上場時の調達資金は、今後の中長期計画に組み込む予定
対象 内容 時期 金額
(年度) (百万円)
2021年 20
産婦人科向け事業の既存サービスにおける機能追加等
既存システムの
によるサービスの充実や業務効率の向上等を目的とし 2022年 40
開発投資
た既存システムの開発投資
2023年 40
2021年 20
新サービスの 顧客満足度を向上させる産婦人科向け事業の新規サー
2022年 40
開発投資 ビスの開発、およびメディア事業におけるアプリの開発
2023年 40
2021年 20
人材採用費及び システム開発における開発人員の採用、メディア事業
2022年 30
人件費 における編集部員の増員
2023年 30
2021年 40
認知度向上に向けたインターネット媒体によるプロモ
広告宣伝費 2022年 30
ーションコスト
2023年 34
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ベビーカレンダーの目指しているところ
立ち上げ~現在
A Sea of Smiling Babies
「赤ちゃんの笑顔でいっぱいに」
妊娠してからおよそ1歳までのお子様を持つママとご家族、その周りの方々をサポート
中期目標
A Sea of Smiling Women
「女性の笑顔でいっぱいに」
女性の一生をサポートするサービスへと拡大
長期目標
A Sea of Smiling Faces
「みんなの笑顔でいっぱいに」
人生の節目に後悔しない笑顔を提供するサービスを提供していきたい
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本資料には、将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの記述は、当該記
述を作成した時点における情報に基づいて作成されたものにすぎません。さらに、こ
うした記述は、将来の結果を保証するものではなく、リスクや不確実性を内包するも
のです。実際の結果は環境の変化などにより、将来の見通しと大きく異なる可能性が
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