7361 Ｍ－ＨＣＨ 2021-03-16 08:00:00
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ [pdf]
2021 年３月 16 日
各 位
会 社 名 株式会社ヒューマンクリエイション
ホ ー ル デ ィ ン グ ス
代 表 者 名 代表取締役社長 富 永 邦 昭
（コード番号：7361 東証マザーズ）
取 締 役
問 合 せ 先 河 邉 貴 善
管 理 本 部 長
（TEL.03-5157-4100）
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ
当社は、本日、2021 年３月 16 日に東京証券取引所マザーズに上場いたしました。今後とも、なお一層の
ご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、2021 年９月期（2020 年 10 月１日から 2021 年９月 30 日まで）における当社の業績予想は、次のと
おりであり、また最近の決算情報等につきましては別添のとおりであります。
【連 結】 （単位：百万円、％）
2021 年９月期
2021 年９月期 2020 年９月期
決算期 第１四半期累計期間
（予想） （実績）
（実績）
項目 対売上 対前期 対売上高 対売上
高比率 増減率 比率 高比率
売 上 高 5,083 100.0 11.4 1,210 100.0 4,565 100.0
営 業 利 益 503 9.9 65.7 120 10.0 303 6.7
経 常 利 益 503 9.9 65.9 120 10.0 303 6.6
親会社株主に帰属する
309 6.1 47.4 79 6.6 210 4.6
当期（四半期）純利益
１ 株 当 た り
165 円 24 銭 43 円 03 銭 116 円 43 銭
当期（四半期）純利益
１株当たり配当金 48 円 98 銭 - 0 円 00 銭
（注） １．2020 年９月期（実績）及び 2021 年９月期第１四半期累計期間（実績）の１株当たり当期（四半
期）純利益は、期中平均発行済株式数により算出しております。
２．2021 年９月期（予想）の１株当たり当期純利益は、公募予定株式数（50,000 株）を含めた期中平
均発行済（予定）株式数により算出しております。なお、当該株式数にはオーバーアロットメン
トによる売出しに関連する第三者割当増資分（最大 27,800 株）は含まれておりません。
３．2020 年 12 月 15 日付で普通株式１株につき３株の株式分割を行っております。上記では 2020 年
９月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、１株当たり当期純利益を算定しております。
【2021 年９月期業績予想の前提条件】
１．当社グループ全体の見通し
当社グループは、純粋持株会社である当社と、事業を担う連結子会社４社の計５社で構成されており、
技術者派遣に特化した技術者派遣事業を主たる事業としております。当社グループが行う事業の契約形
態には、派遣契約、請負契約等があります。当社グループは、主として派遣契約を顧客企業と締結する
ことで事業を展開しておりますが、一部の顧客企業に対しては請負契約等を締結しております。
＜システムソリューションサービス事業の概要＞
システムソリューションサービス事業とは、システムインテグレーターやメーカーを経由して受託し
た企業向け社内システム構築などの開発案件に参画し、エンジニアの顧客企業先常駐を基本としてシス
テムの開発・保守を行う派遣事業です。また、システムの利用者となるエンドユーザーから直接受託し
たシステムの構築についても行っております。システムソリューションサービスの提供先は、金融サー
ビス業界、製造・流通業界、エネルギー業界、公共・医療業界、通信・メディア業界など幅広く、開発
領域についても、物流、製造、マーケティング・販売、サービスなど多岐に渡ります。
なお、2019年７月にはシステムコンサルティング・受託に特化した株式会社アセットコンサルティン
グフォースを設立、2019年10月にはシステム開発後の保守運用を主とする株式会社セイリングがグルー
プ入りしました。これにより当社グループ内で、システム開発における上流工程から最終工程まで全工
程に対して、エンジニア派遣を通じたソフトウエア開発における技術の提供が可能となりました。
こうした取り組みのもと、当社グループの主要顧客である大手システム開発企業各社において2020年3
月頃から顕著になった新型コロナウイルス感染症の拡大等の影響が一時的に発生したものの、当社グ
ループでは2020年6月を底として好調に転じ、2021年９月期において当社グループの業績への影響は顕著
に回復しており、加えて大手システム開発企業では技術開発投資が回復していることから、当社グルー
プの業績は順調に推移しております。
このような状況のもと、2021年9月期の業績（連結）は、売上高5,083百万円（前期比11.4％増）、営
業利益503百万円（前期比65.7％増）、経常利益503百万円（前期比65.9％増）、親会社株主に帰属する
当期純利益309百万円（前期比47.4％増）となる見込みであります。
２．個別の前提条件
当社は、「システムソリューションサービス事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記
載を省略しております。
（１）売上高
当社グループが行うシステムソリューションサービス事業の市場規模は、DX（＝デジタルトランス
フォーメーション）やIOT市場に代表されるように、今後も継続して拡大することが見込まれます。この
ような環境のもと、2021年9月期の連結売上計画は、システムソリューションサービス事業を担う、子会
社４社の数値によって計画化しております。
各子会社の売上高は、技術者のスキルを表す「平均単価」と、技術者の数を表す「保有人数」から、
稼働しなかった要員の「待機者数」の３構造を主軸に算出しており、「売上高＝予想平均単価×予想稼
働数（＝予想保有人数-予想待機者数）」によって計画化しております。
平均単価については、技術者の経験値・スキル向上・元請けからの商流を三次・二次請けと浅くする
ほど上昇させることが可能な数値であり、子会社それぞれで前期比末比プラス単価額を計画化しており、
大幅な商流改善が可能な(株)シー・エル・エスにおいて約+23千円、(株)ブレーンナレッジシステムズに
おいては約+10千円、(株)セイリングにおいては経験が浅い層の採用計画があるため、約▲1千円として、
平均単価を計画化しております。
保有人数については、開発工程以降を担う子会社を中心に予想採用数-予想退職者数によって算出して
おり、(株)ブレーンナレッジシステムズはボリュームゾーンの人材をターゲットに前期末比+50名程度を、
(株)シー・エル・エスについては上級エンジニアを中心に数名程度の増加を計画化しております。慢性
的に人手不足であるエンジニア市場において人材獲得競争は激化しているものの、一般的な求人媒体へ
の効率的な掲載や、成果報酬型採用の活用、ヘッドハンターの有効活用、リファラル採用等を駆使する
ことで、2021年9月末累計要員数で765名程度（前期比+56名・+7.9％）を見込んでおります。また、退職
者数を低減させるために、明確な評価基準を設定し、何を？どうがんばればよいか？が理解できるよう
成果ではなく成果につながる行動習慣・求めているレベルを明示したコンピテンシーディクショナリー
を活用し、技術者別のカルテを作成し、技術者個々が会社に求めている事柄を適宜把握することで離職
率の低減を図っております。
以上の結果、2021年９月期の連結売上高は5,083百万円（前期比11.4％増）を見込んでおります。
（２）売上原価
2021年9月期の連結売上原価計画は、システムソリューションサービス事業を担う、子会社４社の数値
によって計画化しています。
売上原価は、エンジニアの人件費を「通常経費」「待機経費」に区分して管理しております。
連結売上高原価率としては70.6％を見込んでおります。
・「通常経費」は、連結売上高に対する比率を、契約単価上昇を見込み前期末比率で 1％程度低減させ、
69.1％を見込んでおります。通常経費は、「総原価－待機経費」よって算出しています。
・「待機経費」は、獲得すべきプロジェクト案件を狙うために、複数の現状取引先のプロジェクトから
エンジニアを契約解除させ、プロジェクト開始前に新たなタスクフォースを生成する必要があります。
まれに新規プロジェクトの開始日が施主の都合で後ろ倒しになることがあり、日次・月次単位で見る
とタイムラグが生じ、売上計上されず待機者となり人件費だけが発生することから非稼働日数分の人
件費を待機経費として管理しています。2021 年９月期のコロナ禍影響による待機経費額については、
保守的に見て前期額の３分の２、前々期額の 3 倍にあたる 75 百万円程度を見通しております。
以上の結果、2021年９月期の売上原価は3,586百万円（前期比6.4％増）を見込んでおります。
（３）販売費及び一般管理費、営業利益
主要な科目としては、慢性的な人手不足であるエンジニア市場における人材獲得競争に打ち勝つため
に、「広告宣伝費・採用活動費」を獲得すべき採用数に応じて81百万円（前期比21.9％増）を見込んで
おります。
「人件費」は、エンジニア以外の営業部員・間接部門の人員計画に基づき、給料・賞与・社会保険料
等を個別に見積もり489百万円（前期比11.9％増）を見込んでおります。
上記以外の費用については、次の方法によっております。
・地代家賃、システム保守費、オフィス管理費、支払報酬等、オフィス運営・経営管理業務に係る費用
及び交際費等は過去実績を元に個別に見積もりを行い、積み上げで作成しております。
以上の結果、2021年９月期の販売費及び一般管理費は993百万円（前期比11.7％増）、営業利益は503
百万円（前期比65.7％増）を見込んでおります。
（４）経常利益
営業外損益については、特段大きく見込んでいるものはありません。
以上の結果、2021年９月期の経常利益は503百万円（前期比65.9％増）を見込んでおります。
（５）親会社株主に帰属する当期純利益
2021年９月期の親会社株主に帰属する当期純利益は309百万円（前期比47.4％増）を見込んでおります。
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的
であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因によって異なる場合があります。
以上
2021年９月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
2021年３月16日
上場会社名 株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス 上場取引所 東
コード番号 7361 ＵＲＬ https://hch-ja.co.jp/
代表者 （役職名） 代表取締役社長 （氏名）富永 邦昭
問合せ先責任者 （役職名） 取締役管理本部長 （氏名）河邉 貴善 ＴＥＬ 03（5157）4100
四半期報告書提出予定日 ‐ 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無：無
四半期決算説明会開催の有無 ：無
（百万円未満切捨て）
１．2021年９月期第１四半期の連結業績（2020年10月１日～2020年12月31日）
（１）連結経営成績（累計） （％表示は、対前年同四半期増減率）
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2021年９月期第１四半期 1,210 - 120 - 120 - 79 -
2020年９月期第１四半期 - - - - - - - -
（注）包括利益 2021年９月期第１四半期 79 百万円 （-％） 2020年９月期第１四半期 - 百万円 （-％）
潜在株式調整後
１株当たり
１株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年９月期第１四半期 43.03 -
2020年９月期第１四半期 - -
（注）１．当社は、2020期９月期第１四半期において四半期連結財務諸表を作成していないため、2020期９月期第１四半期の数値及び対前年同四半期増
減率並びに2021期９月期第１四半期の対前年同四半期増減率については記載しておりません。
２．2020年12月15日付で普通株式１株につき３株の株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、１株
当たり四半期純利益金額を算定しております
３．潜在株式調整後１株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
（２）連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2021年９月期第１四半期 1,819 716 39.4
2020年９月期 1,855 637 34.3
（参考）自己資本 2021年９月期第１四半期 716 百万円 2020年９月期 637 百万円
２．配当の状況
年間配当金
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年９月期 - - - 0.00 0.00
2021年９月期 -
2021年９月期（予想） - - 48.98 48.98
（注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無：無
３．2021年９月期の連結業績予想（2020年10月１日～2021年９月30日）
（％表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率）
親会社株主に帰属 １株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通期 5,083 11.4 503 65.7 503 65.9 309 47.4 165.24
（注）１．直近に公表されている業績予想からの修正の有無：無
連結業績予想の修正については、添付資料P．２「１．当四半期決算に関する定性的情報（３）連結業績予想
などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
２．2021 年９月期（予想）の１株当たり当期純利益は、公募予定株式数（50,000 株）を含めた期中平均発行済
（予定）株式数により算出しております。なお、当該株式数にはオーバーアロットメントによる売出しに関連
する第三者割当増資分（最大 27,800 株）は含まれておりません。
注記事項
（１）当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動）：無
新規 -社 （社名）- 、除外 -社 （社名）-
（２）四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用：有
（３）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ：無
② ①以外の会計方針の変更 ：無
③ 会計上の見積りの変更 ：無
④ 修正再表示 ：無
（４）発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む） 2021年９月期１Ｑ 1,848,750株 2020年９月期 1,848,750株
② 期末自己株式数 2021年９月期１Ｑ - 株 2020年９月期 - 株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2021年９月期１Ｑ 1,848,750株 2020年９月期１Ｑ -株
（注）１．当社は、2020期９月期第１四半期において四半期連結財務諸表を作成していないため、2020期９月期第
１四半期の期中平均株式数（四半期累計）については記載しておりません。
２．当社は、2020年12月15日付で普通株式１株について３株の割合で株式分割を行っております。前連結会
計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「期末発行済株式数」、「期末自己株式数」及び
「期中平均株式数」を算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
（将来に関する記述等についてのご注意）
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当
たっての注意事項等については、Ｐ．２「１．当四半期決算に関する定性的情報（３）連結業績予想などの将来予
測情報に関する説明」をご覧ください。
（株）ヒューマンクリエイションホールディングス（7361）
2021 年９月期 第１四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
（１）経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
（２）財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
（１）四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 4
四半期連結損益計算書
第１四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 4
四半期連結包括利益計算書
第１四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 6
（継続企業の前提に関する注記） ………………………………………………………………………………… 6
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） ………………………………………………………… 6
（四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用） ……………………………………………………… 6
３．その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 6
継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………………… 6
1
（株）ヒューマンクリエイションホールディングス（7361）
2021 年９月期 第１四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第１四半期連結累計期間においては、当社グループの主要顧客である大手システム開発企業各社で、新型コロ
ナウイルス感染症の拡大による影響は依然として残るものの、受注環境は回復傾向にあり、当社グループの事業活
動において、受注に向けた営業活動の停滞、受注減少等に与える影響は限定的と認識しております。
このような事業環境のもと、当社グループは中長期的な経営戦略として、将来に向けた成長基盤の拡充と人財の
育成を掲げ、「業界有数の人財数」、「業界有数の技術力」、「オリジナルの制度に基づく人財育成力」を実現す
べく取り組んでまいりました。
１）業界有数の人財数：中途採用市場が活性化しており、近年は競争激化の影響で採用数が鈍化していることを
踏まえ、媒体広告や宣伝等に投下する費用を増加して候補者へのアプローチを広く、深くしていくとともに、成果
報酬型採用等のエージェントを活用した採用活動も積極的に行っております。
２）業界有数の技術力：当社グループ全体で注力している人脈活用による新規取引先の拡大と、取引先峻別によ
りコンサルタントやエンジニアの付加価値提供先の選択肢が増加し、かつ参画するプロジェクトの内容の高度化が
進んでおります。高度なプロジェクトにおける現場経験を積むことに伴って、当社グループに帰属するコンサルタ
ントやエンジニアの技術力が向上し、当社グループの人財のうちコンサルタント、プロジェクトマネージャー及び
プロジェクトリーダーが占める割合を向上させていくことにより、業界有数の技術力を実現すべく取り組んでおり
ます。
３）オリジナルの制度に基づく人財育成力：成果ではなく成果を生み出す行動を重視した人事制度の制定・改善
や管理監督者を対象としたマネジメント研修の継続実施、24時間・場所を選ばずスキマ時間での学習が可能な当社
グループオリジナルの階層別eラーニングカリキュラムや対話を重視した研究会・勉強会の補助等社内教育プログ
ラムの拡充等により順調に進捗しているため、こうした取り組みを今後も継続してまいります。
以上の結果、当社グループの当第１四半期連結累計期間の業績は、売上高は1,210百万円となり、営業利益は120
百万円、経常利益は120百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は79百万円となりました（子会社別の売上高
は、株式会社ブレーンナレッジシステムズ：767百万円、株式会社シー・エル・エス：255百万円、株式会社アセッ
トコンサルティングフォース：138百万円、株式会社セイリング：107百万円となっており、グループ内取引の相殺
消去前の数値を記載しております。）。
なお、当社グループはシステムソリューションサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載
は省略しております。
（２）財政状態に関する説明
当第１四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ36百万円減少し、1,819百万円（前
連結会計年度末比2.0％減）となりました。事業拡大に伴う売掛金の増加60百万円、その他流動資産の増加35百万
円等により増加した一方で、主に法人税等の納付に伴う現金及び預金の減少109百万円、のれんの減少14百万円等
により減少しております。
負債合計につきましては、前連結会計年度末に比べ115百万円減少し、1,102百万円（前連結会計年度末比9.5％
減）となりました。月末が銀行休業日だったことに伴う未払費用の増加78百万円、その他の流動負債の増加51百万
円等により増加した一方で、主に、消費税の納付に伴う未払消費税等の減少127百万円、賞与引当金の減少76百万
円、未払金の減少25百万円、長期借入金の減少23百万円等により減少しております。
純資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べ79百万円増加し、716百万円（前連結会計年度末比12.5％
増）となりました。四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加79百万円により増加しております。
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループは、長期ビジョン（10年後のありたい姿）である「技術力・規模ともにIT業界の首位グループ」を
実現すべく、今後も継続して事業拡大に傾注してまいります。当連結会計年度（2021年９月期）の連結業績見通し
につきましては、売上高5,083百万円（前年同期比11.4％増）、営業利益503百万円（前年同期比65.7％増）、親会
社株主に帰属する当期純利益309百万円（前年同期比47.4％増）を予想しております。
なお、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績
は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
2
（株）ヒューマンクリエイションホールディングス（7361）
2021 年９月期 第１四半期決算短信
２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
（単位：千円）
前連結会計年度 当第１四半期連結会計期間
（2020年９月30日） （2020年12月31日）
資産の部
流動資産
現金及び預金 586,016 476,037
売掛金 511,990 572,386
仕掛品 8,083 2,093
その他 22,410 57,600
流動資産合計 1,128,500 1,108,118
固定資産
有形固定資産
建物附属設備 69,795 70,345
減価償却累計額 △16,438 △18,102
建物附属設備（純額） 53,357 52,243
工具、器具及び備品 26,856 26,442
減価償却累計額 △10,305 △11,175
工具器具備品（純額） 16,551 15,267
有形固定資産合計 69,908 67,510
無形固定資産
のれん 436,647 421,739
その他 7,394 6,514
無形固定資産合計 444,042 428,253
投資その他の資産
敷金 86,730 89,879
繰延税金資産 124,399 123,530
その他 1,900 1,750
投資その他の資産合計 213,029 215,160
固定資産合計 726,980 710,924
資産合計 1,855,481 1,819,043
負債の部
流動負債
買掛金 2,970 17,458
1年内返済予定の長期借入金 93,192 93,192
未払金 300,635 275,140
未払費用 57,750 136,608
未払法人税等 44,353 28,901
未払消費税等 234,272 106,889
賞与引当金 103,576 27,309
その他 16,745 68,137
流動負債合計 853,495 753,637
固定負債
長期借入金 266,416 243,118
退職給付に係る負債 80,914 84,502
役員退職慰労引当金 17,617 21,204
固定負債合計 364,947 348,824
負債合計 1,218,442 1,102,461
純資産の部
株主資本
資本金 117,790 117,790
資本剰余金 27,790 27,790
利益剰余金 491,457 571,000
株主資本合計 637,038 716,581
純資産合計 637,038 716,581
負債純資産合計 1,855,481 1,819,043
3
（株）ヒューマンクリエイションホールディングス（7361）
2021 年９月期 第１四半期決算短信
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
（四半期連結損益計算書）
（第１四半期連結累計期間）
（単位：千円）
当第１四半期連結累計期間
（自 2020年10月１日
至 2020年12月31日）
売上高 1,210,242
売上原価 868,709
売上総利益 341,532
販売費及び一般管理費 220,786
営業利益 120,746
営業外収益
為替差益 37
その他 671
営業外収益合計 709
営業外費用
支払利息 524
営業外費用合計 524
経常利益 120,931
税金等調整前四半期純利益 120,931
法人税、住民税及び事業税 40,519
法人税等調整額 869
法人税等合計 41,388
四半期純利益 79,542
親会社株主に帰属する四半期純利益 79,542
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（株）ヒューマンクリエイションホールディングス（7361）
2021 年９月期 第１四半期決算短信
（四半期連結包括利益計算書）
（第１四半期連結累計期間）
（単位：千円）
当第１四半期連結累計期間
（自 2020年10月１日
至 2020年12月31日）
四半期純利益 79,542
四半期包括利益 79,542
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 79,542
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（株）ヒューマンクリエイションホールディングス（7361）
2021 年９月期 第１四半期決算短信
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
（四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用）
（税金費用の計算）
税金費用については、当第１四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適
用後の実効税率を合理的に見積もり、税引前四半期当期純利益に税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて
計算しております。
３．その他
継続企業の前提に関する重要事象等
該当事項はありません。
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