7359 M-東京通信 2021-11-04 15:30:00
2021年12月期 第3四半期決算説明資料 [pdf]

2021年12月期 第3四半期
        決算説明資料
            2021年11月4日
   証券コード:7359   東証マザーズ
                   将来見通しに関する注意事項

 本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking statements) を含みます。

 これらは、現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、
  実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。

 それらリスクや不確実性には、国内外の経済情勢や当社グループの関連する業界動向等が含まれますが
  これらに限られるものではなく、また、事業環境および市場動向の分析等による競争力の維持・強化に努めておりますが、
  上記リスクや不確実性を排除するものではありません。




                                                                         2
目次




1.   2021年12月期 第3四半期(7-9月) 決算概要   P. 4
2.   2021年12月期 業績予想               P. 14
3.   セグメント別概況                     P. 17
4.   成長戦略、中期経営方針                  P. 39
5.   特徴と優位性                       P. 43
6.   appendix                     P. 48
42




                                          3
1. 2021年12月期 第3四半期(7-9月) 決算概要




                                4
  1-1. 第3四半期(7-9月) / 決算ハイライト①

                                               ※

            売上高は前年同期比 206.6% 、EBITDAは同 281.5% と大幅な成長を実現



             売上高            前年同期比         増減                FY2021 事業方針

         1,145     百万円      206.6   %   +591     百万円    グローバル戦略の強化
                                                       インターネットメディア事業におけるハイパー
                                                       カジュアルゲームアプリ及び海外アプリの推進

            営業利益            前年同期比         増減
                                                        AIを用いた予測分析の強化

              88            155.2       +31
                                                       当社の強みであるマーケティング能力をより
                                                       向上させるための取り組み
                   百万円              %            百万円

                                                        事業ポートフォリオの拡充
                                                       既存事業における新たな収益源の確保、新規事
           EBITDA ※         前年同期比         増減           業の開発等


            168    百万円      281.5   %   +108     百万円
                                                        人材の確保及び育成
                                                       優秀な人材の確保及び人材育成の強化

        新型コロナウイルス感染拡大に関して、業績への大きな影響は見られませんでした。

※EBITDA=営業利益+のれん償却費+減価償却費
                                                                               5
1-1. 第3四半期(7-9月) / 決算ハイライト②
               インターネットメディア事業、プラットフォーム事業が計画通りに進捗し、前年同期比で増収増益を達成
 FY2021 / 3Q              売上高   :   1,145 百万円   前年同期比 :      206.6 %
   連結業績
                         営業利益   :     88 百万円    前年同期比 :      155.2 %
               新型コロナウイルス感染拡大に関して、業績への大きな影響は見られませんでした。

               ハイパーカジュアルゲームアプリの売上高が大幅成長
  インターネット                 売上高   :    673 百万円    前年同期比 :      131.1 %
   メディア事業
                      セグメント利益   :    118 百万円    前年同期比 :       94.4 %
               電話占い「カリス」の広告宣伝効率が買収前よりも徐々に改善傾向にあり、好調に推移

プラットフォーム事業                売上高   :    421 百万円    前年同期比 :           ー
                      セグメント利益   :     68 百万円    前年同期比 :           ー

               第2四半期と同水準で進捗
  インターネット                 売上高   :     45 百万円    前年同期比   :    118.6 %
    広告事業
                      セグメント利益   :     19 百万円    前年同期比   :    107.4 %
               新規事業領域への人員増にともない人件費が増加

    その他                   売上高   :      4 百万円    前年同期比 :      234.9 %
                      セグメント利益   :   △33 百万円     前年同期比 :     △26 百万円
                                                                       6
  1-2. 第3四半期(7-9月) / 連結売上高

【連結売上高】 1,145 百万円 ( YonY 206.6% )
 インターネットメディア事業、プラットフォーム事業が計画通りに進捗


売上高 (百万円)
                                                                     1,265
                                                                       3      1,145
                                                             1,085
                                                               6                4
                                                              43      424             インターネットメディア事業が
                                                       790                     421      前年同期比 131.1%
                                                        7              43
                              613                      48
                                              554
 543                           7    490
                                                                               45
                                                   1
        360       380   355   142    4            38         1,035
  176               2               97
                         2                                            793             その他
        40         34   31                             734                     673
                                              513                                     プラットフォーム事業
                              463
  367   319       343   321         388                                               インターネット広告事業
                                                                                      インターネットメディア事業
  1Q    2Q        3Q    4Q    1Q    2Q        3Q       4Q     1Q      2Q       3Q
            FY2019 ※                     FY2020                      FY2021

※FY2019 1Q~4Qの数値については、監査法人による監査を受けておりません。
                                                                                                       7
  1-3. 第3四半期(7-9月) / 連結営業利益

【連結営業利益】 88 百万円 ( YonY 155.2% )
 連結売上高と同様、計画通りに進捗


営業利益 (百万円)
                                                                                          2Qから追加された
                                                                                         プラットフォーム事業が
 237
                                                                168     146              対前四半期比 129.8%
                             167
                                                                                88
                                                                 16                          と好調に推移
  159                                                    80              52
                                    78         56        21
                                                                         20
                             124                                                 68
        35                                         18           257              19
         16
                9                    80
                                                                        186
                                                         170
  142           13                             125                              118
         86             8    106                                                       調整額
                60                   78
                       45                                                              その他
 △6     △8     △8     △ 10   △4     △ 11       △7       △7      △ 19   △ 30     △ 33   プラットフォーム事業
 △ 58   △ 59   △ 56   △ 55   △ 59   △ 69       △ 78
                                                        △ 104   △ 86   △ 82            インターネット広告事業
                                                                                △ 83
                      △ 12                                                             インターネットメディア事業

  1Q    2Q     3Q     4Q     1Q     2Q         3Q       4Q      1Q      2Q      3Q
         FY2019 ※                         FY2020                       FY2021

※FY2019 1Q~4Qの数値については、監査法人による監査を受けておりません。
                                                                                                         8
   1-4. 第3四半期(7-9月) / EBITDA ※1

【EBITDA】 168 百万円 ( YonY 281.5% )
 株式会社ティファレトの連結子会社化にともない、EBITDAも大幅成長


 EBITDA(百万円)
                                                                                対前年度比 281.5%
                                                                                        と大幅成長
  240
                                                                 224
                                                                                 2Qから追加された
                                                                               プラットフォーム事業分が
                            170                           172            168
                                                                               対前四半期比 112.4%
                                                                 126
                                                                                        と好調に推移
  240
                                  81                 83                  142
                            170             59            172
          39
                                                                  97
                  13              81
                                                59
                                                     83                        プラットフォーム事業分
           39          △4                                                25
                  13                                                           EBITDA

                       △4
   1Q     2Q      3Q   4Q   1Q    2Q        3Q       4Q   1Q     2Q      3Q
           FY2019 ※2                   FY2020                   FY2021

※1. EBITDA=営業利益+のれん償却費+減価償却費
※2. FY2019 1Q~4Qの数値については、監査法人による監査を受けておりません。
                                                                                                 9
  1-5. 第3四半期(7-9月) / 販売費及び一般管理費

【販売費及び一般管理費】 896 百万円 ( YonY 188.6% )
売上高の増加にともない販売費及び一般管理費も増加、2Qからティファレト株式取得にともなうのれん償却費および減価償却費が発生


販管費(百万円)
                                                      884    962     896
                                                       60
                                                             160
                                                        3            139   のれん償却費および減価償却費
                                                680   133     77                   78 百万円
                                                                     78
                                                 75          143
                                                                                 うち
                                                  2                  164   株式会社ティファレト買収関連
                                          474   125                                73 百万円
                             419   389     47
                 351   336   38             2
  291   310                   2     41
                                          113
                  46   38    94      2                687
  52       57      3    7          110                       581
   3        3     92   86                       476                  512   その他
  69       82
                                          310                              のれん償却費および減価償却費
                             284
                 209   204         235                                     人件費
  166   166
                                                                           広告出稿費
  1Q    2Q       3Q    4Q    1Q    2Q     3Q    4Q    1Q     2Q      3Q
           FY2019 ※                  FY2020                 FY2021

※FY2019 1Q~4Qの数値については、監査法人による監査を受けておりません。
                                                                                            10
  1-6. 第3四半期(7-9月) / 従業員数

【従業員数】 74人           (2021年9月末現在 / アルバイトは含めておりません )
積極的な採用活動により順調に人員増加

  コーポレート
  その他
  プラットフォーム事業 ※                                         74             平均年齢       34.9 歳
  インターネット広告事業                                  68
  インターネットメディア事業
                                    58   60            16
                                                             インターネットメディア事業の状況(従業員数)
                          52   53               15
                                         12            7
      43   45   45   45             12
                                                7      2                         マーケッター
                          12   12        4             4            デザイナー
 36                                 4
                                         5
                                                4
                                                                      10
                                                                                   3
           11   11   11   3    4    5
      11                       2                                                    アシスタント
                          3
           3    1    2
 9    2         4    3                                                                    1
      4    4
 1
 3
                                    37   39     42     45   プロデューサー   45名
                          34   35                              13
      26   27   29   29                                                                       エンジニア
 23                                                                        エンジニア              プロデューサー
                                                                            18                デザイナー
                                                                                              マーケッター
 1Q   2Q   3Q   4Q   1Q   2Q   3Q   4Q   1Q    2Q      3Q
                                                                                              アシスタント
      FY2019              FY2020              FY2021

※プラットフォーム事業に所属する役員以外の主な従業員は、外部業務委託としてのパートナー契約であるため、従業員数には含めておりません。
                                                                                                        11
  1-7. 第3四半期(7-9月) / 損益計算書

親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比 149.9% と成長

 (百万円)                FY2021/3Q     FY2020/3Q    YonY         FY2021/2Q    QonQ

 売上高                        1,145         554           591        1,265     △120     第2四半期より、
                                                                                      株式会社ティファレトの
 売上総利益                       984          531           452        1,108     △124     連結子会社化にともない

 販売費及び一般管理費                  896          474           421         962       △66     売上高と販売費及び一般管理
                                                                                      費(のれん償却費と減価償却
                                                                                      費)が増加
 営業利益                         88           56            31         146       △58

 営業利益率                      7.7 %       10.2 %   △2.5 pt          11.5 %   △3.9 pt

 経常利益                         83           54            28         139       △56

 特別損失                          ー            ー           △1          △0            ー

 税金等調整前四半期純利益                 83           54            28         139       △56

                                                                                         3QのYonYで
 親会社株主に帰属する四半期純利益             48           32            16          78       △30
                                                                                        売上高、EBITDAが
                                                                                           大幅成長
 EBITDA ※                    168           59           109         224       △56

※EBITDA=営業利益+のれん償却費+減価償却費
                                                                                                      12
 1-8. 第3四半期(7-9月) / 連結貸借対照表

株式会社ティファレトの株式取得にともなう固定資産と固定負債が増加

(百万円)      2021年9月末    2020年9月末   増減         2020年12月末   増減

流動資産           1,595        809        785       1,272        322
                                                                    株式会社ティファレト買収に
現預金            1,011        442        568         693        317   ともなうのれん償却費が確定

                                                                    のれん   :820百万円/9年
固定資産           2,440        186    2,254           205    2,234     商標権   :867百万円/12年
                                                                    顧客関連資産:655百万円/5年
資産合計           4,036        995    3,040         1,478    2,557

流動負債            758         319        439         526        231
                                                                     株式会社ティファレト
固定負債           2,137         12    2,125            20    2,116       買収のための銀行からの
                                                                      借入金が増加
負債合計           2,895        331    2,564           547    2,348
                                                                     無形資産(商標権および
株主資本           1,140        587        553         931        208     顧客関連資産)増加に
                                                                      ともなう繰延税金負債が
                                                                      増加
純資産計           1,140        664        475         931        208

負債・純資産計        4,036        995    3,040         1,478    2,557


                                                                                        13
2. 2021年12月期 業績予想


                    14
  2-1. 2021年12月期 業績予想と進捗

                   主力事業が好調、通期業績予想の進捗も計画通りに推移
               今後、業績予想の修正が必要と判断される状況となった場合には、速やかに開示いたします。


                                          FY2021   (百万円)                                                業績予想

                                   ※1
                 FY2021
   (百万円)
                1~3Q実績
                          業績予想             売上高                   3,497               進捗率:   80.4%       4,350

   売上高           3,497     4,350
                                          営業利益                     402                   進捗率:   95.9%    420
   営業利益            402       420
                                        親会社株主に
                                        帰属する当期                           208            進捗率:   115.9%    180
   親会社株主に帰属
   する当期純利益         208       180         純利益



   EBITDA ※2       565       667          EBITDA                  565                進捗率:    84.8%       667

                                                   0%      25%      50%        75%     100%     125%
※1.当社は2021年5月7日に業績予想の修正を行っております。
※2.EBITDA=営業利益+のれん償却費+減価償却費
                                                                                                                15
  2-2. 2021年12月期 下半期以降の戦略投資方針

             好調な事業環境を受け、来期以降を見据えた積極的な戦略投資を実行
                         事業多角化に向け、積極的な採用活動を推進

       FY2021 下半期以降の重点方針             FY2021/3~4Q   FY2022   FY2023        投資・費用内容

 インターネットメディア事業のグローバル展開強化
好調なインターネットメディア事業における                                                 採用研修費、人件費の増加
『プロデューサー、デザイナー、エンジニアの各3名で1チーム
体制』の増強、およびグローバル展開の強化

 プラットフォーム事業の機能拡張とシェア拡大                                              システム開発投資の増加、
オンライン鑑定の機能面の強化(動画鑑定対応)と、電話占い「カ                                       採用研修費、人件費の増加
リス」のノウハウを他業態の相談サービスへ横展開する検討

 SEO戦略における体制強化
既存事業、および新規事業におけるSEO(Search Engine                                    採用研修費、人件費、広告出稿費の増加
Optimization:検索エンジン最適化)の施策、体制強化

 中長期的な収益基盤を目指す新規事業開発投資
当期より開始したスキルオン事業、SEOコンサル事業、動画関連                                       採用研修費、人件費、開発投資の増加
事業、その他新規事業など、多角的な事業の展開を予定

 投資・M&Aグロースの検討&推進                                                   投資・M&A費用の増加
投資事業のノウハウを活用、投資とM&Aによる企業価値の向上

※上記は方針であり、今後、M&Aやアライアンスについて開示が必要と判断された場合には速やかにお知らせいたします。                                  16
3. セグメント別概況
- インターネットメディア事業 -




                    17
  3-1. インターネットメディア事業 / 概況


   前年同期比で広告宣伝費、人件費等の増加により利益は減少したものの、売上高は大幅に増加
                                                                ※
              特にハイパーカジュアルゲームアプリが中心の『グローバル』 が成長



  FY2021 3Q
                                                   売上高は前年同期比 131.1%と大幅成長
        売上高         前年同期比          増減             『グローバル』の売上高は 415百万円(前年同期比 181.9%)。


      673     百万円   131.1   %   +159 百万円           新規タイトル「 stop the flow! 」がヒット
                                                  2021年7月に本格運用を開始した新規タイトルの
                                                  「 stop the flow! 」が売上に大きく貢献。

     セグメント利益        前年同期比          増減              低コストの開発体制と
                                                    効率的な広告出稿による高利益体質

      118            94.4         △6 百万円
                                                  シンプルで開発費を抑えたアプリを性別を問わず、
              百万円           %                     幅広い年齢層に提供。当社のマーケティングを活用した効率的
                                                  な広告出稿で収益の最大化を図る。




※『グローバル』とは、国内及び海外の「ハイパーカジュアルゲームアプリ」、「海外向けアプリ」の合計として管理しております。
                                                                                       18
        3-1. インターネットメディア事業 / 売上高・セグメント利益
 ハイパーカジュアルゲームアプリのヒットにより引き続き成長基調
 運用メディア数の増加、運用の効率化により安定的な収益拡大を実現

        売上高 (百万円)                                                                    セグメント利益(百万円)

1,200     ストック収入                                                               300
                                                                                                                                   257
          グローバル                                          1,035
          国内                                              30
1,000                       『グローバル』 ※1                                         250

                            前年同期比 181.9%
                                                                 793
                                                   734                                                                                   186
                                                                       673                                                   170
 800                                                                           200
                                                                  32
                                                   19
                                                          722
                                                                         29          142
                                             513                                                                       125
                                                                                                                                               118
 600                                                                           150
                                 463         21                  481                                        106
        367                            388         496
 400          319 343 321
                                 33
                                       25
                                                                         415   100         86                     78
                                 152         228
        45     30    31    33          144                                                      60
               14    69    62                                                                          45
 200                                                                            50
        321    274               277         264          282    280
                     241   225         221         217                   228
   0                                                                             0
        1Q    2Q     3Q    4Q    1Q    2Q    3Q    4Q     1Q     2Q      3Q          1Q    2Q   3Q     4Q   1Q    2Q   3Q    4Q    1Q    2Q      3Q
              FY2019 ※2                 FY2020                  FY2021                     FY2019 ※2              FY2020                FY2021

※1.『グローバル』とは、国内及び海外の「ハイパーカジュアルゲームアプリ」、「海外向けアプリ」の合計として管理しております。
※2.FY2019 1Q~4Qの数値については、監査法人による監査を受けておりません。
                                                                                                                                                      19
   3-1. インターネットメディア事業 /『グローバル』※



 売上高は前年同期比 186.4% と大幅な成長
 7月から運用を開始した「stop the flow! 」がヒット、第3四半期の売上に大きく貢献

                                                             142
  グローバル アプリ                                                            第3四半期 売上高は 4億15百万円( 前年同期比 181.9% )
  累計ダウンロード(百万件)
                                                       122
                                                                      運用本数の増加、および売上高、貢献利益ともに前年同期比で大幅に増加
                                                 106
                                                                      昨年度にリリースしたヒットタイトル「 Save them all 」が引き続き売上を牽
                                                                       引し、2021年7月より本格運用を開始した新規タイトル「 stop the flow! 」
                                                                       も大きく貢献
                                            74

                                       47
                              32
                         21
                6   10
   1    2
                                                                         ハイパーカジュアルゲームアプリ
1月 3月 5月 7月 9月 11月 1月 3月 5月 7月 9月 11月 1月 3月 5月 7月 9月                       「stop the flow!」

       FY2019                 FY2020               FY2021

※『グローバル』とは、国内及び海外の「ハイパーカジュアルゲームアプリ」、「海外向けアプリ」の合計として管理しております。
                                                                                                                   20
   3-1. インターネットメディア事業 /『国内』
                                           ※1
 リソースの一部を『グローバル』へ移管している影響がありつつも、事業全体の継続的成長に貢献
 新規タイトル「クレイジー消しゴム」が国内、海外※2(韓国、台湾)でもヒット


  国内 アプリ
                                                            190
  累計ダウンロード(百万件)
                                                      182             第3四半期 売上高は 2億28百万円( 前年同期比 87.8% )
                                                173
                                      157 163
                                148                                  「3分間ミステリー」などの既存運用タイトルが堅調、貢献しながらも、
                          139                                         新規タイトル「クレイジー消しゴム」が国内、海外(韓国、台湾)でもヒット
                    129
              121
        112
  103




                                                                       国内向けアプリ     海外向けアプリ ※2
1月 3月 5月 7月 9月 11月 1月 3月 5月 7月 9月 11月 1月 3月 5月 7月 9月              「クレイジー消しゴム」 「crazy eraser」

        FY2019                  FY2020            FY2021

※1.『グローバル』とは、国内及び海外の「ハイパーカジュアルゲームアプリ」、「海外向けアプリ」の合計として管理しております。
※2.【クレイジー消しゴム】の「海外向けアプリ」として【crazy eraser】をリリースし、海外における収益は、※1に記載の通り『グローバル』に加算されております。
                                                                                                          21
   3-1. インターネットメディア事業 / 世界の市場シェア


                                                 インドがダウンロード数で
                                               世界最大のモバイルゲーム市場に成長


                                            技術力の向上とモバイルデバイスにおける接続性の改善により、
                                            ブラジル、インドネシア、ロシアなどの新興市場も、
                                            モバイルゲーム市場において今後も大きな成長要因となるとい
                                            われています。




                                            特に、当社の「ハイパーカジュアルゲームアプリ」でも同様の
                                            傾向がみられ、欧米やアジア市場に匹敵、上回る勢いで、
                                            インドやブラジルでのダウンロード数が増大している状況から、
                                            『世界のハイパーカジュアル市場は今後も拡大傾向』と
                                            考えております。

出所:App Annie「2021年モバイルゲーム市場最新レポート」2021年8月
                                                                            22
3. セグメント別概況
- プラットフォーム事業 -




                 23
  3-2. プラットフォーム事業 / 概況


                         マーケティング体制とSEO対策強化により
                        新規会員獲得のための広告宣伝効果が改善




                                                     マーケティングの強化
                                                    電話占い「カリス」のSEO対策を強化し、自然流入による新
                                                    規会員の獲得が増加。運用型広告についても、出稿媒体を増
                                                    やし、「カリス」ブランドの認知度向上を図る。
  FY2021 3Q ※1
                                                          Google検索のビッグワード『電話占い』
                                                          にて 第1位 を獲得 (2021年10月時点)
       売上高        セグメント利益          EBITDA ※2

     421    百万円      68 百万円        142    百万円
                                                     コンプライアンスへの取り組み
                                                    ユーザーに安心してサービスを利用していただけるように、
                                                    コンプライアンスを強化。カスタマーサポート体制の充実化
                                                    と、1か月ごとの利用金額の上限設定等の取り組みを実施。




※1.株式会社ティファレトの連結子会社化にともない、FY2021 2Qより「プラットフォーム事業」を新たに報告セグメントに追加。そのため、前年同期比の記載はございません。
※2. EBITDA=営業利益+のれん償却費+減価償却費
                                                                                        24
      3-2. プラットフォーム事業 / 売上高・セグメント利益 ※1
  第2四半期よりマーケティングの効率化を実施、買収前よりも広告宣伝効率が徐々に改善傾向
                                     ※2
  連結子会社化にともなうのれん償却費等 が 74百万円 発生

      売上高 (百万円)                                    セグメント利益( FY2021 2Q 以降は EBITDA / 百万円)
500                                                                                       のれん償却費等
                                             200
         436              424       421                                                   セグメント利益
                  413
400
                                             150       139                                  142
                                                                                 126
300
                                                                    116

                                             100
                                                                                             74
                                                                                  74
200



                                              50
100
                                                                                             68
                                                                                  52

  0                                            0
         4Q       1Q      2Q        3Q                 4Q            1Q           2Q         3Q
        FY2020           FY2021                       FY2020                    FY2021

※1.FY2021 1Qまでの数値については、当社グループによる「株式会社ティファレト」の株式取得前の情報であり、監査法人による監査を受けておりません。
また、過去の会計期間については、当社グループの決算期である12月期に合わせた想定で集計しております。
                                                                                                    25
※2.「のれん償却費等」は、のれん償却費と減価償却費の合計額となります。
     3-2. プラットフォーム事業 / KPI
 電話占い「カリス」では毎月 約22,000回 の電話鑑定を実施し、第2四半期からの水準を維持
 総勢 180名 以上の実績ある鑑定師が在籍

 鑑定回数(千回)


                                                                                                                総勢180名以上の鑑定師が在籍
                              25
                                                                                                            
24
                         23        23 23 23 23 23 23                     23                  23                 厳しい選考を通過した鑑定師を揃え、高品質なサービスを提供
     22 22          22                                                        22 22 22                      
                                                                    21                            21 21
               20                                                                                              電話相談サービスは、リモート社会と親和性が高く、
                                                                                                                ユーザーの利用頻度と鑑定師の採用の両軸で需要が高まっており、
                                                                                                                今後も拡張性が見込める
1月
     2月
          3月
               4月
                    5月
                         6月
                              7月
                                   8月
                                        9月
                                             10月
                                                   11月
                                                         12月
                                                               1月
                                                                    2月
                                                                         3月
                                                                              4月
                                                                                   5月
                                                                                        6月
                                                                                             7月
                                                                                                  8月
                                                                                                       9月
                         FY2020                                                FY2021

※FY2021 1Qまでの数値については、当社グループによる「株式会社ティファレト」の株式取得前の情報となります。
                                                                                                                                                 26
3-2. プラットフォーム事業 / 継続的成長に関する施策




               10年にわたるサービス運営実績・ノウハウ を活かした

                      顧客満足度・品質向上



       新規ユーザー獲得の効率化                   既存ユーザーのリピート率向上



    SEO対策・マーケティング強化     広告宣伝効率の改善            決済手段の多様化


     質の高い鑑定師の開拓・育成     相談ノウハウの構築・共有        カスタマーサポートの充実


                                                          27
3. セグメント別概況
- インターネット広告事業 -




                  28
3-3. インターネット広告事業 / 概況


                              第2四半期と同水準で進捗




FY2021 3Q

     売上高          前年同期比         増減

     45     百万円   118.6   %     +7 百万円    アドテクノロジーを活用した成果報酬型広告戦略
                                         VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを始めとした成果報
                                         酬型広告に強み。
  セグメント利益         前年同期比         増減       有望なアフィリエイターとの関係の強化を推進。



     19     百万円   107.4   %     +1 百万円


                                                                         29
      3-3. インターネット広告事業 / 売上高・セグメント利益


  第2四半期と同水準で進捗

      売上高 (百万円)                                                           セグメント利益(百万円)
200                                                                 200

      176
                                                                          159
150                         142                                     150

                                                                                                124

                                  97
100                                                                 100
                                                                                                      80


            40
                                            48   43    43      45
 50
                 34                    38                            50
                       31
                                                                                16   13                    18   21   16    20      19
                                                                                           8
  0                                                                   0
       1Q   2Q   3Q    4Q    1Q   2Q   3Q   4Q   1Q    2Q      3Q         1Q    2Q   3Q    4Q   1Q    2Q   3Q   4Q   1Q    2Q      3Q
            FY2019 ※              FY2020              FY2021                    FY2019 ※              FY2020              FY2021

※FY2019 1Q~4Qの数値については、監査法人による監査を受けておりません。
                                                                                                                                        30
3. セグメント別概況
- その他(投資事業) -




                31
  3-4. 事業別概況 / その他(投資事業)

         インターネット企業(シード、アーリー、シリーズA)を中心とした投資を実行
                1号ファンドの順調な投資活動に伴い、2号ファンドを6月に組成

                                                           グループ

                                                    投資事業

                              TT1有限責任事業組合 ※
                                                                                               外部
                              株式会社東京通信                       【連結子会社】TT2合同会社
                                                                                            有限責任事業組合
                        【連結子会社】東京通信キャピタル合同会社



                              出資 ・運用                          出資 ・運用                       出資 ・運用


                  資金                                                                  資金
                  投資                                                                  投資
    企業(投資先)                                                                                     投資者
                                【持分法適用会社】                          【持分法適用会社】
                  回収    BASE Partners Fund 1号投資事業有限責任組合    basepartners2号投資事業有限責任組合   回収



    投資事業におきましては、主に持分法適用会社であるBASE Partners Fund 1号投資事業有限責任組合、basepartners2号投資事業有限責任組合を通じて投資することとしており、
    投資対象企業は、インターネット企業であり、投資ラウンドがシード、アーリー、またはシリーズA、かつ投資規模が概ね2,000万円から5,000万円としております。
    その他、事業シナジーが見込め、また将来当社グループの事業となりうる企業または事業については、当社として投資を行っていく場合があります。


※2021年4月1日付で「basepartners有限責任事業組合」から「TT1有限責任事業組合」に商号変更しております。
                                                                                                       32
3-4. 事業別概況 / その他(投資事業)– 投資先紹介(一例)

       投資後も事業成長にともない追加出資を受けるなど、さらなる成長に期待

          会社名    株式会社SODA                             会社名    taskey株式会社
          代表者    内山 雄太                                代表者    大石 弘務
          事業内容   インターネットサービスの企画・開発・運営                 事業内容   e-Storyアプリ「peep(ピープ)」の運営




       スニーカーやアパレルフリマサービスを運営。                       21世紀の新しい読み物「e-Story」アプリを運営。
 人気ブランドの最新情報や発売日、抽選情報までリアルタイムで配信。       1,500作品以上のオリジナル作品を配信。プロ作家による多彩な作品が無料で読める。
                                                                                        33
3. セグメント別概況
- その他(新規事業) -




                34
3-5. 事業別概況 / その他(新規事業)– 動画関連サービス事業
                            新規事業展開「スキルオン」
         影響力のあるインフルエンサーと、企画からサービスの運営・収益面のサポートまでを共同で行い
               『スキル(=習い事)のDX(デジタルトランスフォーメーション)』を支援



                                          ITマーケティング企業だからこそできる
                            ・カスタマーサポート        総合的なサービス開発と運営
                            ・サイト運営
                            ・決済システム管理
PDCA




                                              「スキルオン」が目指すものとは?
  の
  高                         ・コンテンツ制作
  速                         ・動画配信        SNSの成長に伴い、インフルエンサーが個人のブランド力を強化
  回                                      することが可能になった一方で、ファンがインフルエンサーに求
  転                         ・企画          めるコンテンツ力への要望は高くなり、インフルエンサー個人で
                            ・サービス設計      の対応が難しくなっていきています。

                            ・マーケティング     「スキルオン」では、そうしたインフルエンサーの中でも、
                            ・データ分析
                                         ユーザーに技術、ノウハウを提供している「スキル」を持った方
                                         に注目して、スキルエコノミー市場のDX(デジタルトランス
                                         フォーメーション)支援を推進してまいります。
      ITマーケティングノウハウを駆使し、戦略的にDX支援

                                                                          35
  3-5. 事業別概況 / その他(新規事業)– 動画関連サービス事業(一例)

        スキルオン サービス紹介①(サブスクリプション型 フィットネス動画サービス)


  大人気ダイエット系YouTuber たろにぃ
     のオンラインフィットネス
         『 T-FIT 』




                2021年8月サービス開始


「CHANGE MYSELF!」をコンセプトに、様々なダ
イエット経験をもとにたろにぃ自らが考案した「ダイ
エットフルサポートプログラム」を提供。
一人でダイエットを頑張れない、今度こそ変わりたい
と思っている方に向け、自分が目指す理想の体型へと
たろにぃが導きます。

                                                 36
  3-5. 事業別概況 / その他(新規事業)– 動画関連サービス事業(一例)

       スキルオン サービス紹介②(サブスクリプション型 フィットネス動画サービス)


       「ズボラストレッチ」で人気の
YouTuber深井裕樹の公式オンラインフィットネス
 『 ズボラストレッチプラス 』




              2021年10月サービス開始


総再生回数1.2億超えの大人気ストレッチトレーニン
グ。「もっと楽に痩せたい!」を叶える、ズボラに痩
せる完全オリジナル撮りおろしプログラムを用意。
モチベーションを維持するためのごほうび機能、体型
ビフォーアフター機能であなたのダイエットをフルサ
ポート。

                                                37
3-5. 事業別概況 / その他(新規事業)– 動画関連サービス事業(その他)



 スキルオンの各サービス内にて        2021年12月期 第4四半期以降も
他社との提携コンテンツ等を拡充          新規サービスリリース予定




   ライフログテクノロジー株式会社の         当社オリジナル動画サービス
    ヘルスケアサービス「カロミル」
                             他インフルエンサーとの新規サービス
   株式会社askenの
    食事管理サービス「あすけん」           も続々とリリース予定




                                                  38
4. 成長戦略、中期経営方針


                 39
  4-1. 成長戦略 / 中期経営方針




                                       事業成長      M&A・投資
                       ITマーケティング力       加速     事業セグメントの拡大




                                 グループの事業成長を加速させるために

        ITマーケティング力を活かした事業展開と、投資・M&Aグロースを検討&推進

※上記は方針であり、今後、M&Aやアライアンスについて開示が必要と判断された場合には速やかにお知らせいたします。
                                                            40
4-2. 成長戦略 / 株式会社ティファレト買収について



 第1の事業キーワード『広告』   第2の事業キーワード『課金』



  インターネットメディア事業     プラットフォーム事業

                                     株式会社ティファレトの連結子会社化にともない
   インターネット広告事業     その他(スキルオン事業)          2021年12月期 第2四半期 より
                                   「プラットフォーム事業」を新たに報告セグメントに追加




    当社経営陣が過去にマネジメントしていた会社であり、更なる成長余地を見出し、買収に至る
    既存事業(『広告』をマネタイズの要とする事業)とは異なる 第2の収益構造を獲得
    プラットフォーム事業の機能拡張とシェア拡大
     ⇒   オンライン鑑定の機能面の強化(動画鑑定対応)
     ⇒   電話占い「カリス」のノウハウを他業態の相談サービスへ横展開する企画・検討


                                                                41
  4-3. 成長戦略 / M&A戦略について




        事業成長             企業価値向上
                                                  なぜ「M&A」なのか?

                                        ITマーケティング力により成長加速の期待ができる
                                        ネットサービスの経験豊富な経営陣が多い
                                        M&Aや投資のトラックレコードがある
        ITマーケティング力を
          活かした事業展開

                        M&Aによる成長
                                           M&Aを掛け合わせることで事業成長加速



※上記は方針であり、今後、M&Aやアライアンスについて開示が必要と判断された場合には速やかにお知らせいたします。
                                                                    42
5. 特徴と優位性


            43
   5-1. 特徴と優位性 / 高水準のROE(自己資本利益率)




                                         ※

                ROE(自己資本利益率)                         業界で高水準のROE

                       30.6%                         今後も資本効率を意識した経営を推進




※ROE = (2020年12月期第4四半期純利益 + 2021年12月期第1~第3四半期純利益)÷(2020年12月期第3四半期末自己資本 + 2021年12月期第3四半期末自己資本)÷ 2 × 100
                                                                                                         44
  5-2. 特徴と優位性 / 規模拡大を支える豊富な経営リソース




                          ITマーケティング
              厚い経営陣層        の豊富な
                          経験者が多数在籍


                                               強固な事業基盤を維持しながらも
                                            臨機応変かつ柔軟な判断が可能な経営リソース
               ※
         働きやすい                   規模拡大に備えた
        労働環境推進                     管理体制



                                              持続的な企業価値の向上を目指す

             多様なサービスの      新規事業開発
              創出・運用実績       ノウハウ




※当期の時間外労働は平均10時間台/月(2021年9月末現在)となっております。
                                                                    45
   5-3. 特徴と優位性 / インターネットメディア事業(実績)

                            トップデベロッパー としてのプレゼンスを発揮


     2020年 日本のトップアプリと企業ランキング                2020年 日本のトップアプリと企業ランキング
     『ゲームダウンロード数別トップ企業』                     『ダウンロード数別トップゲームアプリ』


                  第1位         ( MASK )          第10位   ( 3分間ミステリー ・MASK )




                                 国内企業で
                                最上位を獲得                                      「3分間ミステリー」
                                                                             (当社グループ開発)




出所:App Annie Japan「モバイル市場攻略法【日本版】」2021年5月
                                                                                          46
  5-4. 特徴と優位性 / インターネットメディア事業(市場シェア)

                                          世界のハイパーカジュアルゲームアプリ市場は年々拡大
                                                欧米の流行を追うように各国で勢力を拡大


                                                         当社グループの「Save them all」では、 ※
                                                   App Store『無料ゲーム』カテゴリのDLランキングにて
                                                      国内をはじめとする 7か国で 第1位 を獲得。

                                                     『無料ゲーム/カジュアル』では 26か国 で、
                                                   『無料ゲーム/パズル』では 54か国で 第1位 を獲得。




                                                                 米国では『無料ゲーム/パズル』
                                                                 カテゴリで 第2位 を獲得。

                                                                ハイパーカジュアルゲームアプリ「Save them all」




出所:App Annie「2021年モバイルゲーム市場最新レポート」2021年8月 ※2021年9月末現在までの最高ランク実績となります。
                                                                                                 47
6. appendix
- 市場データ -




              48
  6. 市場データ / 日本の広告費(インターネット広告費全体)
                        インターネット広告費は、2021年には
                前年比107.7%の1兆8, 912億円まで拡大することが予想される。

                           日本の広告費:インターネット広告媒体費総額の推移
        (億円)                                                                   (%)
       20,000                                                        18,912   250.0
                                                            17,567
       18,000                                   16,630
       16,000                          14,480                                 200.0
       14,000             12,206
       12,000   10,378                                                        150.0
       10,000
        8,000                                                                 100.0
                112.9     117.6        118.6    114.8
        6,000                                                105.6   107.7
        4,000                                                                 50.0
        2,000
           0                                                                  0.0
                2016年     2017年        2018年    2019年        2020年   2021年
                                                                     (予測)
                                   インターネット広告費(億円)       前年比(%)

出所:株式会社電通『2020年 日本の広告費』
                                                                                      49
  6. 市場データ / 世界の広告成長率

   世界の広告市場は2020年に7.2%減少となったが、2021年には10.4%の成長(6,340億ドル)を予測。
           2020年はコロナ禍においてもデジタル広告は媒体別で唯一プラス成長だったが、
      2021年も二桁成長を見込み、世界市場成長を牽引。媒体別シェアではじめて50%台超の予測。


      <国・地域別の成長率予測>                                                          (成長率:%)
                            2019年(実績)       2020年(実績)       2021年(予測)     2022年(予測)

      全世界(59カ国・地域)             3.7            △7.2              10.4         7.2
      日本                       6.2           △11.2              4.4          4.2

      <媒体別成長率予測(全世界)>                                                        (成長率:%)
                            2019年(実績)       2020年(実績)       2021年(予測)     2022年(予測)

      デジタル                    11.8             4.0              15.6        10.6

      <媒体別のシェア予測(全世界)>                                          (世界の広告費に対する媒体別シェア:%)
                            2019年(実績)       2020年(実績)       2021年(予測)     2022年(予測)

      デジタル                    42.8            47.8              50.0        51.5

出所:株式会社電通『世界の広告費成長率予測(2020~2022)』、『世界の広告費成長率予測(2020~2022)』改訂版
                                                                                       50
    6. 市場データ / 国内の電話占いサービス市場規模
                 2020年度の国内電話占いサービス市場規模は212億円。
            新型コロナウイルス感染拡大に関して、市場への大きな影響は見られず安定。

                               国内電話占いサービス市場規模(単位:百万円)
       30,000

       25,000
                      21,713                   21,381                  21,293
       20,000

       15,000

       10,000

        5,000

           0
                      2018年度                   2019年度                  2020年度


出所:当社調べ
調査条件については、「法人」としての取引があるものだけが対象であり、かつ、事業として継続的に「電話占い」サービスを提供していると認められる参入事業者40社(展開ブランド42)を対象に、
「電話占い事業」による売上高(過去3年度)を積算し、それを「電話占い市場規模」(過去3年度)としております。
調査には協力会社が所有する企業データベース、公開情報(ホームページ、占いサービスサイト等)を用い、一部推定(所属占い師の人数、占い師の稼働状況、ホームページの更新状況、周辺事業の
売上、同タイプの占い事業者の売上高等を手掛かり)しております。また、各社の売上高については、可能な限り「電話占い」事業のみの売上高を抽出するようにしておりますが、電話占いに付随し
た広告収入、コンテンツ販売収入、Web制作、イベント収入、占い師の出演、各種版権収入等が一部含まれた市場規模となります。                                   51
  6. 市場データ / 国内のアフィリエイト市場規模
                 2020年度の国内アフィリエイト市場規模は、3,258億円まで拡大。
                        2024年度には4,951億円に達すると予測。

                                 国内アフィリエイト市場規模推移と予測(単位:百万円)
   600,000

                                                                                     495,120
   500,000                                                                 450,100
                                                                 409,190
   400,000                                             366,950
                                   309,860   325,840
                       287,010
   300,000   258,200

   200,000


   100,000


        0
             2017年度    2018年度      2019年度    2020年度    2021年度    2022年度    2023年度    2024年度
                                               見込        予測        予測        予測        予測


出所:「国内アフィリエイト市場規模推移と予測」(矢野経済研究所)
    市場規模は、アフィリエイト広告の成果報酬額、手数料、諸費用(初期費用、月額費用、オプション費用等)などの合算。2020年度は見込値、2021年度以降は予測値。
                                                                                               52
6. appendix
- corporate profile -




                        53
6-1. 会社概要

  社名        株式会社東京通信

  代表者       代表取締役会長 外川 穣
            代表取締役社長CEO 古屋 佑樹

  本社所在地     東京都渋谷区恵比寿南1-1-9   岩徳ビル9階

  設立        2015年5月15日

  資本金       471百万円

  株式公開市場    東京証券取引所・マザーズ市場(証券コード:7359)

  事業内容      インターネットメディア事業 / プラットフォーム事業 / インターネット広告事業 / その他

  従業員数      74名(平均年齢34.9歳)※2021年9月末時点

  決算月       12月

  グループ子会社   株式会社ティファレト / 株式会社テクノロジーパートナー / 他8社


                                                             54
6-2. 経営理念等

                    - 経営理念 -
             Digital    Well-Being

                     - Vision -
         人々の心を豊かにするサービスを創造し続ける。

               - Shared Value(価値観)-
   人々がワクワクするサービスを提供するために、挑戦を続けるために、
      まずは私たちがワクワクしながら働くことを大切にします。
  また、革新的な発想を生み出すために、常識や形式にとらわれることなく、
        個性や自由を尊重して、私たちらしく活動します。


                                       55
6-3. 当社について


                      は〝集客〟と〝効果最大化〟のノウハウに自信を持つ
                      ITマーケティング企業 です。


  アプリメディア量産・グローバル展開                                     インターネットビジネスへの投資
                      インターネット
                                               投資事業
                      メディア事業


                                                      ソリューション
                                                       セールス事業

 CtoCマッチングシステム                                                   多岐にわたる新規事業の創出
                  プラットフォーム                    その他
                     事業

                                                                スキルエコノミー市場のDX支援
                                                      スキルオン
                                                        事業
                                ITマーケティング
  ソリューションによる効果の最大化              (事業の多角化を実現)
                      インターネット                  新規事業             M&Aの検討
                       広告事業




                                                                                  56
 6-4. 沿革

                 スマートフォン向けアプリケーションの開発・運用                      BLUE BIRD STUDIOを「東京通信キャピタル合同
     2015        を主な目的として株式会社東京通信を設立                   2019   会社」へ商号変更し、事業目的を投資事業へ変更


                        スマートフォンメディア事業(現インターネット                           インターネットメディア事業において
                        メディア事業)の強化及び効率化を図るため                             ハイパーカジュアルゲームアプリが大きく成長
                 2016   MASK・Babangida・ftyの3社を設立              2020       12月に東京証券取引所マザーズ市場に上場


                                                                                事業ポートフォリオの拡充を図るため
                                 事業ポートフォリオの拡充を図るため                              株式会社ティファレトを完全子会社化し
                        2017     広告代理事業、投資事業を開始                          2021   プラットフォーム事業を開始


                                         広告代理事業(現インターネット広告事業)
                                         の強化及び効率化を図るため
                                 2018    スマートプロダクトを設立



                                                                                              4,350
     売上推移(百万円)

                                                                                2,449
     ※1.FY2017 までの数値については、監査法人による監査を受けておりません。
     ※2.当社は2021年5月7日に業績予想の修正を行っております。
                                                                1,640
                                                   1,236
                                         839
            36           251
※1

        FY2015          FY2016          FY2017     FY2018       FY2019          FY2020        FY2021
        (単体)            (単体)            (単体)      (連結)          (連結)            (連結)      (連結/計画)※2

                                                                                                       57
   6-5. 東京通信グループ


  セグメント区分               事業区分                  主要な会社                                     主な事業内容
                アプリ、メディア企画戦略事業      株式会社東京通信                           当社グループ各社のアプリ、メディアの企画

     ※1                             MASK合同会社
                国内向けアプリ、メディア事業                                         国内向けアプリ、メディアの運用・管理
インターネットメディア事業                       inQ合同会社
                海外向けアプリ、メディア事業      Babangida合同会社                      海外向けアプリ、メディアの運用・管理
                ハイパーカジュアルゲームアプリ事業   fty合同会社                            ハイパーカジュアルゲームアプリの運用・管理
 プラットフォーム事業     電話相談サービス事業          株式会社ティファレト                         電話占い「カリス」の運営

    ※1          アフィリエイト代理店事業        株式会社テクノロジーパートナー                    広告主と媒体のリレーション
インターネット広告事業     ASP事業               株式会社スマートプロダクト                      ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)の開発、運用

                                    東京通信キャピタル合同会社                      TT1有限責任事業組合 ※2 の持分の保有・管理

                                    TT1有限責任事業組合 ※2                     BASE Partners Fund 1号投資事業有限責任組合(ファンド)の運用・管理

                                    (持分法適用関連会社)
                投資事業                                                   主に高い成長率を有する未上場企業に対する投資活動
                                    BASE Partners Fund 1号投資事業有限責任組合
    その他
                                    TT2合同会社                            basepartners2号投資事業有限責任組合(ファンド) の運用・管理

                                    (持分法適用関連会社)
                                                                       主に高い成長率を有する未上場企業に対する投資活動
                                    basepartners2号投資事業有限責任組合
                ソリューションセールス事業、
                                    株式会社東京通信                           ソリューション営業、動画関連サービス、新規事業開発
                スキルオン事業、その他




※1. 2021年8月5日付で「アプリ事業」から「インターネットメディア事業」、「広告代理事業」から「インターネット広告事業」に変更しております。
※2. 2021年4月1日付で「basepartners有限責任事業組合」から「TT1有限責任事業組合」に商号変更しております。
                                                                                                                      58
  6-6. インターネットメディア事業
                      スマートフォン向け 無料アプリメディア がメイン




                                           アプリ製造




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※製造したゲームアプリはApple社が運営するApp Store等のプラットフォームにリリースしております。当社グループがメインとするような広告収入のみの無料アプリにつきましては、
利用の際にプラットフォーム運営事業者へ支払う手数料は発生しません。なお、課金実装または有料アプリ(購入時に料金を支払うもの)の場合は利用の際に手数料が発生いたします。
                                                                                             59
6-7. インターネットメディア事業 / 事業領域について
               低コスト開発が可能な広告収益モデル
ソーシャルゲームとは異なり、1タイトル当たりの平均開発単価は約20万円と不採算案件が極めて少ない。


                           スマートフォンアプリ




                             無料タイプ              有料タイプ

                                            …アプリストアでの売り切りタイプ



                              広告収益              アプリ内課金
               広告表示
                          …多くのアプリが広告を実装    …アイテム課金等
      広告表示




       無料アプリメディア内の                     ハイブリッド
    広告収益を主軸としたビジネスモデル                …広告収益とアプリ内課金

                                                               60
 6-8. インターネットメディア事業 / 当社グループが運用するアプリについて①

               『国内アプリ』の特徴         『ハイパーカジュアルゲームアプリ』の特徴




「3分間ミステリー」                  「 Save them all 」
 (当社グループ開発例)                 (当社グループ開発例)




 国内(一部海外)を対象に配信。            世界各国に配信。
 隙間時間など短時間で簡単に楽しめる。         国内アプリよりもデザインがシンプル。
 日本語や日本の文化を理解している必要がある。     年齢、性別、国籍などを問わず、誰もが楽しめるデザイン。
                             シンプルなコンセプトゆえに、10秒程度で操作を理解できる。


                                                              61
6-8. インターネットメディア事業 / 当社グループが運用するアプリについて②

 管理区分          タイプ                           特徴                広告出稿


                           ・隙間時間などを利用して短時間で簡単に楽しめる。
  国内        国内向けアプリ        ・原則として日本国内のユーザーを対象としており、日本語や日本の文
                           化を理解している必要がある。


                           ・一定の成果を得た国内向けアプリについて、ローカライズさせること
            海外向けアプリ
                           で海外展開。主な展開エリアは中国。
                                                               〇
                           ・国内向け、海外向けアプリと比較して、デザインがよりシンプル。
グローバル                      ユーザーの年齢、性別、国籍などを問わず、誰もが楽しめるデザインと
             国内及び海外の       操作性に特徴がある。極限までシンプル化された操作性ゆえに、10秒程
         ハイパーカジュアルゲームアプリ   度でコンセプトを理解できる点が評価されている。

                           ・米国をはじめ、世界中に展開。




ストック収入
           広告出稿を伴わない
           上記全てのアプリ
                           ・ストック収入とは、期間経過により収益性が低下し、
                           広告出稿せずに自然流入のみで広告収入を獲得しているアプリ。       ー

                                                                      62
6-9. インターネットメディア事業 / 圧倒的な製造数と運営実績

       当社グループは 国内屈指の製造数を誇るアプリデベロッパー

                 性別を問わず幅広い年齢層に気軽にプレイして頂くことを重視しているため、
    シンプル
                  シンプルな操作性であることが最大の特徴。

                 これまでの開発アプリ数(累計4,000タイトル)は、アプリデベロッパーとして国内屈指の開発数。
   短期間で量産
                 短期間で量産可能な体制を構築。月に100タイトル以上の開発実績もあり。

                 ノンプロモーションでApp Storeのゲームランキング(ゲームカテゴリにおける無料部門)で
マーケティングノウハウ       1位を獲得した実績があり、マーケティングノウハウに自信を持つ。
                  同ランキング200位以内にランクインするアプリを常時複数運用。
                 短期間で量産したアプリの中からヒット可能性の高いアプリを厳選し、広告出稿費をかけてスケー
                  ルさせるノウハウに強み。
低コスト開発&マネタイズ力
                 ソーシャルゲームとは異なり、1タイトル当たりの平均開発単価は約20万円と不採算案件が極めて
                  少ない。

                 開発期間、開発コスト、開発要員、リリースタイトル数、運用、マーケティング、収入源、etc…



              各要素において、一般的なアプリパブリッシャーよりも優位性のある
       アプリメディアをITマーケティングのツールとして利用する会社です。

                                                                    63
  6-10. インターネットメディア事業 / ハイパーカジュアルゲームアプリ市場①

                                 ハイパーカジュアルゲームとは?

                                         2018年の世界のゲーム市場はハイパーカジュアルゲームがダウンロード数ランキ
                                          ングの上位を占めた ※1。2019年に世界でブレークしたゲームを見てもダウン
                                          ロード数ランキングの上位をハイパーカジュアルゲームが占めている ※2。
                                          ハイパーカジュアルゲームは数億円の売り上げを出せるスケール感があり、無料
                                          アプリランキングの上位を席巻。

                                         Zynga がハイパーカジュアルゲームを専門にする Gram Games を2.5億ドルで買
                                          収し、ゴールドマン・サックスはハイパーカジュアルゲームのパブリッシングを
                                          行う Voodoo に2億ドルを投資するなど、大手企業の参入も進む。

                                         有限の時間(スマホ画面の取り合い)のシェアを取る際に高尚なコンテンツを制
                                          作する企業とバッティングせずに隙間時間を狙っていく。


                                           「Save them all」では、App Store 『無料ゲーム』カテゴリの
                                          DLランキングにて、国内をはじめとする7か国で 第1位 を獲得。
  「 Push Battle ! 」   「Save them all」             『無料ゲーム/カジュアル』では 26か国 で、
             (当社グループ開発例)                      『無料ゲーム/パズル』では 54か国で 第1位 を獲得。      ※3



※1.出所: AppAnnie「モバイル市場年鑑2019」
※2.出所: AppAnnie「モバイル市場年鑑2020」
※3. 2021年9月末現在までの最高ランク実績となります。
                                                                                           64
   6-10. インターネットメディア事業 / ハイパーカジュアルゲームアプリ市場②


                                                  ハイパーカジュアルゲームが
                                            世界各国でダウンロードのシェアを牽引し続ける見込み



                                                     スマートフォンアプリにおける
                                             「各ゲームジャンルのダウンロードの市場シェア推移」では、
                                              2021年上半期時点でハイパーカジュアルゲームアプリの
                                                 シェアが大きく伸長しており、30% を超える。



                                              2年前の2倍以上のシェア拡大

                                              3年前の約5倍以上である68億ダウンロードを達成

                                              2021年上半期では、世界のダウンロード数トップ10の
                                               アプリのうち、ハイパーカジュアルゲームが4つ占めている
                                               状況

出所:App Annie「2021年モバイルゲーム市場最新レポート」2021年8月
                                                                             65
   6-10. インターネットメディア事業 / ハイパーカジュアルゲームアプリ市場③


                                            世界のトップゲームパブリッシャーがリリースした
                                             アプリの半数以上が500万ダウンロードを達成


                                                 ハイパーカジュアルゲームのトップパブリッシャーは
                                                ヒットタイトルを生み出す割合が高く、2021年上半期には
                                                   半数以上が500万ダウンロードを超えている。

                                            ハイパーカジュアルゲームは、他のゲームジャンルでは難しいとされてき
                                            た「ゲームをしない人をプレイさせる」ことに成功したジャンルと言われ
                                            ており、市場の変化を注意深くモニターし、それに適応するデベロッパー、
                                            パブリッシャーが長期的に成功すると考えられている。




                                               ハイパーカジュアルゲームアプリの需要は国内以上に全世界で広がっている
                                               各国のパブリッシャーが、全世界のユーザーをターゲットにしたアプリの提供を加速
                                               当社グループも米国を中心に、全世界のシェア獲得 に向けた グローバル展開 を強化

出所:App Annie「2021年モバイルゲーム市場最新レポート」2021年8月
                                                                                           66
6-11. インターネットメディア事業 / 競合について

          他社アプリは、自社アプリと競合にある一方で、
       自社アプリのユーザー獲得のために有用な媒体 ともなり得る。


                                 広告出稿
                                              OTHER


                               ユーザーの獲得

                                 広告出稿
                    自社アプリ                    他社アプリ


             多くのユーザーが自社アプリ内の広告に接触することが収益拡大の機会。
               自社アプリのユーザーを増やすために、他社アプリ内の広告枠へ
           自社アプリの広告を出稿することで、自社アプリの宣伝及び認知度の向上となる。


    当社グループの無料アプリを広告出稿する際に、相性の良い広告媒体は他社の無料アプリであり、他社の無料アプリから多くのユーザーを獲得

    当社グループの無料アプリと親和性の高い無料アプリがランキングの上位に位置する場合、広告経由のユーザー獲得が伸び、
     結果として当社グループのアプリのユーザーが増加し、収益の拡大につながる

                                                                        67
6-12. プラットフォーム事業


電話相談サービスの運営 がメイン      株式会社ティファレトの連結子会社化にともない
                          2021年12月期 第2四半期 より
                    「プラットフォーム事業」を新たに報告セグメントに追加




        サービス運営

                         「幸せに導く電話相談サービス」Charis

                   恋愛や、仕事、人生に関する悩みを抱えるユーザーと、経験豊か
                   なアドバイザーをマッチングする電話占い「カリス」を運営。
                   相談時間に応じた従量課金型のビジネスモデル。

                   安定した運営実績を誇る「カリス」に当社グループの強みである
                   ITマーケティングを掛け合わせることで事業の更なる成長を目
                   指します。




                                                   68
6-13. インターネット広告事業

    アフィリエイト中心
 のインターネット系広告代理店      主にテクノロジーを活用したアフィリエイト広告(成果報酬型広告)
                      代理事業を展開しており、運用型広告にも取り組んでおります。




       独自のワンタグサービス




                        広告主の収益最大化
                        大手顧客との信頼関係
                        当社グループ独自のワンタグサービス
                        効率的な成果管理




                                                       69
6-14. その他

                  投資事業につきましては、短期的な成果を追求する事業ではないと認識しており、
     投資事業         中長期的な視点に立ち、また、各投資先企業の状況に応じて対応していく方針です。



ソリューションセールス事業
                  ソリューションセールス事業、スキルオン事業、新規事業開発につきましては、
   スキルオン事業
                  試験的な取り組み段階であり、新たな事業の創出及び育成に向けた挑戦を継続してまいります。
    新規事業開発




 その他の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントでありますが、投資事業、ソリューションセールス事業、スキルオン事業及び新規事業開発等に取り組ん
 でおります。
 主要な売上は、ソリューションセールス事業のOA機器の販売代理と、スキルオン事業のオンラインフィットネスサービスによるものです。スキルオン事業につきま
 しては、これまでオフラインが主流であったフィットネスサービスを、場所や時間の制約がないオンラインにDX(デジタルトランスフォーメーション)化、SNS
 で影響力のあるインフルエンサーと企画からサービスの運営、収益面のサポートまでを共同で行う取り組みを推進しております。



                                                                              70
配当政策




              資本の健全性や成長のための投資を優先した上で最適なバランスを検討し、
  株主還元の基本方針   配当を基本として株主還元の充実に努める。



                     【 配当政策 】

    当社は、事業の成長・拡大による企業価値の向上を最重要課題として認識するとともに、
     株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つと位置付ける。

    利益配分は、今後の成長・拡大戦略に備えた内部留保の充実等を総合的に勘案した上で
     業績の動向を踏まえた配当を検討していく方針。

    現在当社は成長過程にあると認識しており、事業上獲得した内部留保資金については
     事業拡大のための成長投資に充当することを優先。




                                                   71