7359 M-東京通信 2021-08-05 15:30:00
2021年12月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]
2021年12月期 第2四半期
決算説明資料
2021年8月5日
証券コード:7359 東証マザーズ
将来見通しに関する注意事項
本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」(forward-looking statements) を含みます。
これらは、現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、
実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。
それらリスクや不確実性には、国内外の経済情勢や当社グループの関連する業界動向等が含まれますが
これらに限られるものではなく、また、事業環境および市場動向の分析等による競争力の維持・強化に努めておりますが、
上記リスクや不確実性を排除するものではありません。
2
目次
1. 経営理念・事業概要 P. 4
2. 2021年12月期 第2四半期(4-6月) 決算概要 P. 8
3. 2021年12月期 業績予想 P. 18
4. セグメント別概況 P. 21
5. 成長戦略、中期経営方針 P. 41
6. 特徴と優位性 P. 45
7. appendix P. 51
42
3
1. 経営理念・事業概要
4
1-1. 経営理念改定
5月20日付で経営理念等を改定しましたので、お知らせいたします。
当社は、今もなお発展を続けるインターネット産業が「今後もより人々を豊かにしていく」
と信じています。経営理念等を改定し、より一層の事業の拡充と発展に努めてまいります。
経営理念 Digital Well-Being
Vision 人々の心を豊かにするサービスを創造し続ける。
人々がワクワクするサービスを提供し続けるために、挑戦をし続けるため
Shared Value に、まずは私たちがワクワクしながら働くことを大切にします。
また、革新的な発想を生み出すために、常識や形式にとらわれることなく、
(価値観) 個性や自由を尊重して、私たちらしく活動します。
1.経営理念の改定 当社は、グループ経営における普遍的な考え方として経営理念を定め、企業活動を行
(改定後)Digital Well-Being う上での文化形成の指針としてまいりました。
(改定前)MISSION IS TO MAKE YOU “LAUGH OUT LOUD” 経営理念に基づく企業活動の下、当社グループは着実に成長してまいりましたが、
「デジタルサービス、テクノロジーを活用することで、人々の生活、人生をより豊か
~たのしいコミュニケーションを創る。~
にできる事業を展開していきたい」という想いから、改定いたしました。
2.Visionの改定
(改定後)人々の心を豊かにするサービスを創造し続ける。 経営理念の改定にともない、標榜しています。
(改定前)人々に寄り添うサービスを創造し続ける。
5
1-2. セグメント名称変更
8月5日付でセグメント名称を変更しましたので、お知らせいたします。
「アプリ事業」から「インターネットメディア事業」に、
「広告代理事業」から「インターネット広告事業」に変更いたしました。
(旧セグメント) (新セグメント)
アプリ事業 インターネットメディア事業
広告代理事業 インターネット広告事業
プラットフォーム事業 プラットフォーム事業
「アプリ事業 」につきましては、ユーザーが有料のアイテムや機能を購入する課金収入からなるビジネスモデルと異なり、
アドネットワーク事業者を通じて表示するアプリ内広告を収入としたメディア型の収益構造であることを明確に表現するため 、
「インターネットメディア事業」とセグメント名称を変更いたします。
「広告代理事業」につきましても、当社グループはインターネット広告の領域において、アドテクノロジーを活用した広告配信と運用型広告、
サイトの最適化や課題解決となるソリューションを提供する事業であることを明確に表現するため、「インターネット広告事業」とセグメン
トの名称を変更いたします。
なお、このセグメントの名称変更がセグメント情報に与える影響はありません。
6
1-3. 東京通信グループの事業について
は〝集客〟と〝効果最大化〟のノウハウに自信を持つ
ITマーケティング企業 です。
アプリメディア量産・グローバル展開 インターネットビジネスへの投資
インターネット
投資事業
メディア事業
ソリューション
セールス事業
ソリューションによる効果の最大化 多岐にわたる新規事業の創出
インターネット その他
広告事業
スキルエコノミー市場のDX支援
スキルオン
事業
ITマーケティング
CtoCマッチングシステム (事業の多角化を実現)
プラットフォーム 新規事業 M&Aの検討
事業
7
2. 2021年12月期 第2四半期(4-6月) 決算概要
8
2-1. 第2四半期(4-6月) / 決算ハイライト①
売上高は前年同期比 257.9% と大幅な成長を実現
営業利益 の通期予想進捗率は 74.9% と好調に推移
売上高 前年同期比 増減 進捗率 FY2021 事業方針
1,265 百万円 257.9 % +774 百万円 54.1 % グローバル戦略の強化
インターネットメディア事業におけるハイパー
カジュアルゲームアプリ及び海外アプリの推進
営業利益 前年同期比 増減 進捗率
AIを用いた予測分析の強化
146 186.3 +67 74.9 %
当社の強みであるマーケティング能力をより
向上させるための取り組み
百万円 % 百万円
事業ポートフォリオの拡充
既存事業における新たな収益源の確保、新規事
EBITDA ※ 前年同期比 増減 進捗率 業の開発等
224 百万円 276.3 % +143 百万円 59.6 % 人材の確保及び育成
優秀な人材の確保及び人材育成の強化
新型コロナウイルス感染拡大に関して、業績への大きな影響は見られませんでした。
※EBITDA=営業利益+のれん償却費+減価償却費
9
2-1. 第2四半期(4-6月) / 決算ハイライト②
インターネットメディア事業、プラットフォーム事業が好調に推移し、前年同期比で増収増益を達成
FY2021 / 2Q 売上高 : 1,265 百万円 前年同期比 : 257.9 %
連結業績
営業利益 : 146 百万円 前年同期比 : 186.3 %
新型コロナウイルス感染拡大に関して、業績への大きな影響は見られませんでした。
ハイパーカジュアルゲームアプリの売上高、営業利益が大幅成長
インターネット 売上高 : 793 百万円 前年同期比 : 204.4 %
メディア事業
営業利益 : 186 百万円 前年同期比 : 237.7 %
第1四半期と同水準で進捗
インターネット 売上高 : 43 百万円 前年同期比 : 44.8 %
広告事業
営業利益 : 20 百万円 前年同期比 : 25.5 %
電話占い「カリス」が堅調に推移(株式会社ティファレトの株式取得にともないセグメント追加)
プラットフォーム事業 売上高 : 424 百万円 前年同期比 : ー
営業利益 : 52 百万円 前年同期比 : ー
新規事業領域への人員増にともない人件費が増加
その他 売上高 : 3 百万円 前年同期比 : 77.7 %
営業利益 : △30 百万円 前年同期比 : △19 百万円
10
2-2. 第2四半期(4-6月) / 連結売上高
【連結売上高】 1,265 百万円 ( YonY 257.9% )
インターネットメディア事業、プラットフォーム事業が好調に推移
売上高 (百万円)
1,265
3
1,085
6
43 424 インターネットメディア事業が
790
前年同期比 204.4%
7 43
613 48
554
543 7 490 1
360 380 355 142 4 38 1,035
176 2 97
2 793 その他
40 34 31 734
513 プラットフォーム事業
463
367 319 343 321 388 インターネット広告事業
インターネットメディア事業
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
FY2019 ※ FY2020 FY2021
※FY2019 1Q~4Qの数値については、監査法人による監査を受けておりません。
11
2-3. 第2四半期(4-6月) / 連結営業利益
【連結営業利益】 146 百万円 ( YonY 186.3% )
インターネットメディア事業を中心に各事業が順調に推移し、予算の進捗率は 74.9%
営業利益 (百万円)
237
168 146 インターネットメディア事業が
167 16
80 52 前年同期比 237.7%
159
78 56 21
20
124
35 18 257
16
9 80
186
170
142 13 125
86 8 106 調整額
60 78
45 その他
△6 △8 △8 △ 10 △4 △ 11 △7 △7 △ 19 △ 30 プラットフォーム事業
△ 58 △ 59 △ 56 △ 55 △ 59 △ 69 △ 78
△ 104 △ 86 △ 82 インターネット広告事業
△ 12 インターネットメディア事業
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
FY2019 ※ FY2020 FY2021
※FY2019 1Q~4Qの数値については、監査法人による監査を受けておりません。
12
2-4. 第2四半期(4-6月) / EBITDA ※1
【EBITDA】 224 百万円 ( YonY 276.3% )
株式会社ティファレトの連結子会社化にともない、EBITDAも大幅成長
EBITDA(百万円)
【EBITDA】
240
224 対前年度比 276.3%
対前四半期比 130.3%
170 172 と大幅成長
126
240
81 83
170 59 172
39
97
13 81
59
83 プラットフォーム事業分
39 △4
13 EBITDA
△4
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
FY2019 ※2 FY2020 FY2021
※1. EBITDA=営業利益+のれん償却費+減価償却費
※2. FY2019 1Q~4Qの数値については、監査法人による監査を受けておりません。
13
2-5. 第2四半期(4-6月) / 販売費及び一般管理費
【販売費及び一般管理費】 962 百万円 ( YonY 246.9% )
売上高の増加にともない販売費及び一般管理費も増加、2Qからティファレト株式取得にともなうのれん償却費および減価償却費が発生
962
販管費(百万円)
884
60
160
3 のれん償却費および減価償却費
680 133 77 77 百万円
75 143
うち
2 株式会社ティファレト買収関連
474 125 73 百万円
419 389 47
351 336 38 2
291 310 2 41
113
46 38 94 2 687
52 57 3 7 110 581
3 3 92 86 476 その他
69 82
310 のれん償却費および減価償却費
284
209 204 235 人件費
166 166
広告出稿費
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
FY2019 ※ FY2020 FY2021
※FY2019 1Q~4Qの数値については、監査法人による監査を受けておりません。
14
2-6. 第2四半期(4-6月) / 従業員数
【従業員数】 68人 (2021年6月末現在 / アルバイトは含めておりません )
積極的な採用活動により順調に人員増加
コーポレート
その他
プラットフォーム事業 ※
68 平均年齢 34.7 歳
インターネット広告事業
インターネットメディア事業 58 60
15
52 53 インターネットメディア事業の状況(従業員数)
12
12
43 45 45 45 12
7
12 4
4 4 アシスタント
36 11 11 11 3 4 5
5
11 2 6
3
3 1 2
9 2 4 3 エンジニア
4 4
1
3 デザイナー 14
34 35 37 39 42
10
42名
26 27 29 29
23 エンジニア
プロデューサー
プロデューサー
デザイナー
12
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q アシスタント
FY2019 FY2020 FY2021
※プラットフォーム事業に所属する株式会社ティファレトの従業員は、2021年6月末時点では外部業務委託としてのパートナー契約であるため、従業員数には含めておりません。
15
2-7. 第2四半期(4-6月) / 損益計算書
親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比 248.5% と大幅成長
(百万円) FY2021/2Q FY2020/2Q YonY FY2021/1Q QonQ
売上高 1,265 490 774 1,085 180
第2四半期より、
売上総利益 1,108 468 640 1,052 55 株式会社ティファレトの
連結子会社化にともない
販売費及び一般管理費 962 389 572 884 77 売上高と販売費及び一般管理
費(のれん償却費と減価償却
営業利益 146 78 67 168 △22 費)が増加
営業利益率 11.5 % 16.0 % △4.4 pt 15.5 % △4.0 pt
経常利益 139 77 61 140 △0
特別利益 ー ー ー ー ー
特別損失 △0 ー △0 0 0
税金等調整前四半期純利益 139 77 61 139 △0
親会社株主に帰属する四半期純利益 78 31 46 81 △3 営業利益はQonQで減少した
が、EBITDAでは大幅成長
EBITDA ※ 224 81 143 172 52
※EBITDA=営業利益+のれん償却費+減価償却費
16
2-8. 第2四半期(4-6月) / 連結貸借対照表
株式会社ティファレトの株式取得にともなう固定資産と固定負債が増加
(百万円) 2021年6月末 2020年6月末 増減 2020年12月末 増減
流動資産 1,566 994 571 1,272 293
株式会社ティファレト買収に
現預金 964 646 317 693 270 ともなうのれん償却費が確定
のれん :820百万円/9年
固定資産 2,510 158 2,352 205 2,304 商標権 :867百万円/12年
顧客関連資産:655百万円/5年
資産合計 4,077 1,153 2,923 1,478 2,598
流動負債 767 352 415 526 241
株式会社ティファレト
固定負債 2,216 14 2,202 20 2,196 買収のための銀行からの
借入金が増加
負債合計 2,984 367 2,617 547 2,437
無形資産(商標権および
株主資本 1,092 652 439 931 160 顧客関連資産)増加に
ともなう繰延税金負債が
増加
純資産計 1,092 786 305 931 160
負債・純資産計 4,077 1,153 2,923 1,478 2,598
17
3. 2021年12月期 業績予想
18
3-1. 2021年12月期 業績予想と進捗
主力事業が好調、通期業績予想の進捗も順調に推移
今後、業績予想の修正が必要と判断される状況となった場合には、速やかに開示いたします。
FY2021 (百万円) 業績予想
※1
FY2021
(百万円)
1~2Q実績
業績予想 売上高 2,351 進捗率:54.1% 4,350
売上高 2,351 4,350
営業利益 314 進捗率: 74.9% 420
営業利益 314 420
親会社株主に帰属
160 進捗率: 89.0% 180
160 180
親会社株主に帰属 する当期純利益
する当期純利益
EBITDA ※2 397 667 EBITDA 397 進捗率: 59.6% 667
0% 25% 50% 75% 100%
※1.当社は2021年5月7日に業績予想の修正を行っております。
※2.EBITDA=営業利益+のれん償却費+減価償却費
19
3-2. 2021年12月期 下半期以降の戦略投資方針
好調な事業環境を受け、来期以降を見据えた積極的な戦略投資を実行
事業多角化に向け、積極的な採用活動を推進
FY2021 下半期以降の重点方針 FY2021/3~4Q FY2022 FY2023 投資・費用内容
インターネットメディア事業のグローバル展開強化
好調なインターネットメディア事業における 採用研修費、人件費の増加
『プロデューサー、デザイナー、エンジニアの各3名で1チーム
体制』の増強、およびグローバル展開の強化
プラットフォーム事業の機能拡張とシェア拡大 システム開発投資の増加、
オンライン鑑定の機能面の強化(動画鑑定対応)と、電話占い「カ 採用研修費、人件費の増加
リス」のノウハウを他業態の相談サービスへ横展開する検討
SEO戦略における体制強化
既存事業、および新規事業におけるSEO(Search Engine 採用研修費、人件費、広告出稿費の増加
Optimization:検索エンジン最適化)の施策、体制強化
中長期的な収益基盤を目指す新規事業開発投資
当期より開始したスキルオン事業、SEOコンサル事業、動画関連 採用研修費、人件費、開発投資の増加
事業、その他新規事業など、多角的な事業の展開を予定
投資・M&Aグロースの検討&推進 投資・M&A費用の増加
投資事業のノウハウを活用、投資とM&Aによる企業価値の向上
20
4. セグメント別概況
- インターネットメディア事業 -
21
4-1. インターネットメディア事業 / 概況
売上高、営業利益ともに前年同期比で大幅に増加
※
特にハイパーカジュアルゲームアプリが中心の『グローバル』 が成長
FY2021 2Q
売上高は前年同期比 204.4%と大幅成長
売上高 前年同期比 増減 『グローバル』の売上高は 481百万円(前年同期比 334.0%)。
793 百万円 204.4 % +405 百万円 「Save them all」が引き続き好調
2020年11月に本格運用を開始したヒットタイトルの
「Save them all」が引き続き売上を牽引。
営業利益 前年同期比 増減 低コストの開発体制と
効率的な広告出稿による高利益体質
186 237.7 +107 百万円
シンプルで開発費を抑えたアプリを性別を問わず、
百万円 % 幅広い年齢層に提供。当社のマーケティングを活用した効率的
な広告出稿で収益の最大化を図る。
※『グローバル』とは、国内及び海外の「ハイパーカジュアルゲームアプリ」、「海外向けアプリ」の合計として管理しております。
22
4-1. インターネットメディア事業 / 売上高・営業利益
運用メディア数の増加に伴い、引き続き成長基調
運用の効率化により安定的な収益拡大を実現
売上高 (百万円) セグメント利益(百万円)
1,200 ストック収入 300
257
グローバル 1,035
国内 30
1,000 『グローバル』 ※1 250
前年同期比 237.7%
前年同期比 334.0%
793 186
800 734 32 200
170
19
722 142
600 513 150 125
463 481 106
21
367 388 496
400 319 343 321
33
25 100 86 78
152 228
45 30 31 33 144 60
14 69 62 45
200 50
321 274 277 264 282 280
241 225 221 217
0 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
FY2019 ※2 FY2020 FY2021 FY2019 ※2 FY2020 FY2021
※1.『グローバル』とは、国内及び海外の「ハイパーカジュアルゲームアプリ」、「海外向けアプリ」の合計として管理しております。
※2.FY2019 1Q~4Qの数値については、監査法人による監査を受けておりません。
23
4-1. インターネットメディア事業 /『グローバル』※
売上高は前年同期比 334.0% と大幅な成長
「Save them all」が第2四半期も引き続き売上を牽引し、大きく貢献
グローバル アプリ
122 第2四半期 売上高は 4億81百万円( 前年同期比 334.0% )
累計ダウンロード(百万件)
106
運用本数の増加、および売上高、貢献利益ともに前年同期比で大幅に増加
2020年11月に本格的に運用を開始した「Save them all」が
第2四半期も引き続き売上を牽引し、大きく貢献
74
47
32
21
6 10
1 2
ハイパーカジュアルゲームアプリ
「Save them all」
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
FY2019 FY2020 FY2021
※『グローバル』とは、国内及び海外の「ハイパーカジュアルゲームアプリ」、「海外向けアプリ」の合計として管理しております。
24
4-1. インターネットメディア事業 /『国内』
売上高は前年同期比 126.3% と国内市場での確実な成長を実現
「3分間ミステリー」などのヒットタイトルが引き続き売上を牽引
国内 アプリ
182 第2四半期 売上高は 2億80百万円( 前年同期比 126.3% )
累計ダウンロード(百万件) 173
157 163 ※
148 リソースの一部をより成長性の見込める『グローバル』へ移管しつつも、
139 売上高、貢献利益ともに前年同期比で増加
129
121 「3分間ミステリー」などの既存運用タイトルが堅調、貢献
112
103
国内向けアプリ
「3分間ミステリー」
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
FY2019 FY2020 FY2021
※『グローバル』とは、国内及び海外の「ハイパーカジュアルゲームアプリ」、「海外向けアプリ」の合計として管理しております。
25
4. セグメント別概況
- インターネット広告事業 -
26
4-2. インターネット広告事業 / 概況
第1四半期と同水準で進捗
前年度に堅調であった既存案件の需要が落ち着いたことで、前年同期比では減収減益
FY2021 2Q
売上高 前年同期比 増減
43 百万円 44.8 % △54 百万円 アドテクノロジーを活用した成果報酬型広告戦略
VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを始めとした成果報
酬型広告に強み。
営業利益 前年同期比 増減 有望なアフィリエイターとの関係の強化を推進。
20 百万円 25.5 % △59 百万円
27
4-2. インターネット広告事業 / 売上高・営業利益
第1四半期と同水準で進捗しているものの、前年度に堅調であった既存案件の需要が落ち着く
売上高 (百万円) セグメント利益(百万円)
200 200
176
159
150
142 150
124
97
100 100
80
48 43 43
50 40 34 38 50
31
16 18 21 16 20
13 8
0 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
FY2019 ※ FY2020 FY2021 FY2019 ※ FY2020 FY2021
※FY2019 1Q~4Qの数値については、監査法人による監査を受けておりません。
28
4. セグメント別概況
- プラットフォーム事業 -
29
4-3. プラットフォーム事業 / 概況
当第2四半期連結会計期間より、株式会社ティファレトを連結子会社化
経験豊富な鑑定師が、恋愛や仕事の悩みの相談に答える電話相談サービス事業を展開
マーケティングの強化
当社グループのノウハウを活用した広告出稿の効率化を図る。
また、電話占い「カリス」のSEO対策も強化し、自然流入数
は増加傾向。
FY2021 2Q ※1
Google検索のビッグワード『電話占い』
売上高 営業利益 EBITDA ※2 にて 第1位 を獲得 (2021年7月時点)
424 百万円 52 百万円 126 百万円 コンプライアンスへの取り組み
ユーザーに安心してサービスを利用していただけるように、
コンプライアンスを強化。カスタマーサポート体制の充実化
と、1か月ごとの利用金額の上限設定等の取り組みを実施。
※1.株式会社ティファレトの連結子会社化にともない、FY2021 2Qより「プラットフォーム事業」を新たに報告セグメントに追加。そのため、前年同期比の記載はございません。
※2. EBITDA=営業利益+のれん償却費+減価償却費
30
4-3. プラットフォーム事業 / 売上高・営業利益 ※1
第2四半期よりマーケティング方法の効率化を実施し、広告宣伝効率は徐々に改善傾向
※2
連結子会社化にともなうのれん償却費等 が 74百万円 発生
売上高 (百万円) セグメント利益( FY2021 2QはEBITDA / 百万円)
500 のれん償却費等
200
442 433 438 436 424 セグメント利益
413
400
133 139
127
150
129 129
300
116
100
74
200
50
100
52
0 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
FY2020 FY2021 FY2020 FY2021
※1.FY2021 1Qまでの数値については、当社グループによる「株式会社ティファレト」の株式取得前の情報であり、監査法人による監査を受けておりません。
また、過去の会計期間については、当社グループの決算期である12月期に合わせた想定で集計しております。
※2.「のれん償却費等」は、のれん償却費と減価償却費の合計額となります。
31
4-3. プラットフォーム事業 / KPI
電話占い「カリス」では毎月 約22,000~23,000回 の電話鑑定を実施し、前年同期の水準を維持
総勢 180名 以上の実績ある鑑定師が在籍
鑑定回数(千回)
総勢180名以上の鑑定師が在籍
25
24
23 23 23 23 23 23 23 23
22 22 22 22 22 22 厳しい選考を通過した鑑定師を揃え、高品質なサービスを提供
21
20 電話相談サービスは、リモート社会と親和性が高く、
ユーザーの利用頻度と鑑定師の採用の両軸で需要が高まっており、
今後も拡張性が見込める
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月
FY2020 FY2021
※FY2021 1Qまでの数値については、当社グループによる「株式会社ティファレト」の株式取得前の情報となります。
32
4. セグメント別概況
- その他(投資事業) -
33
4-4. 事業別概況 / その他(投資事業)
インターネット企業(シード、アーリー、シリーズA)を中心した投資を実行
1号ファンドの順調な投資活動に伴い、2号ファンドを6月に組成
グループ
投資事業
TT1有限責任事業組合 ※1
外部
株式会社東京通信 【連結子会社】TT2合同会社
有限責任事業組合
【連結子会社】東京通信キャピタル合同会社
出資 ・運用 出資 ・運用 出資 ・運用
資金 資金
投資 投資
企業(投資先) 投資者
【持分法適用会社】 【持分法適用会社】 ※2
回収 BASE Partners Fund 1号投資事業有限責任組合 basepartners2号投資事業有限責任組合 回収
投資事業におきましては、主に持分法適用会社であるBASE Partners Fund 1号投資事業有限責任組合、basepartners2号投資事業有限責任組合を通じて投資することとしており、
投資対象企業は、インターネット企業であり、投資ラウンドがシード、アーリー、またはシリーズA、かつ投資規模が概ね2,000万円から5,000万円としております。
その他、事業シナジーが見込め、また将来当社グループの事業となりうる企業または事業については、当社として投資を行っていく場合があります。
※1.2021年4月1日付で「basepartners有限責任事業組合」から「TT1有限責任事業組合」に商号変更しております。
※2.持分法適用関連会社として適用される予定です。
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4-4. 事業別概況 / その他(投資事業)– 投資先紹介(一例)
投資後も事業成長にともない追加出資を受けるなど、さらなる成長に期待
会社名 株式会社SODA 会社名 taskey株式会社
代表者 内山 雄太 代表者 大石 弘務
事業内容 インターネットサービスの企画・開発・運営 事業内容 e-Storyアプリ「peep(ピープ)」の運営
スニーカーやアパレルフリマサービスを運営。 21世紀の新しい読み物「e-Story」アプリを運営。
人気ブランドの最新情報や発売日、抽選情報までリアルタイムで配信。 1,500作品以上のオリジナル作品を配信。プロ作家による多彩な作品が無料で読める。
35
4. セグメント別概況
- その他(新規事業) -
36
4-5. 事業別概況 / その他(新規事業)– 動画関連サービス事業
新規事業展開「スキルオン」
影響力のあるインフルエンサーと、企画からサービスの運営・収益面のサポートまでを共同で行い
DX(デジタルトランスフォーメーション)を支援
ITマーケティング企業だからこそできる
・カスタマーサポート 総合的なサービス開発と運営
・サイト運営
・決済システム管理
PDCA
「スキルオン」が目指すものとは?
の
高 ・コンテンツ制作
速 ・動画配信 SNSの成長に伴い、インフルエンサーが個人のブランド力を強化
回 することが可能になった一方で、ファンがインフルエンサーに求
転 ・企画 めるコンテンツ力への要望は高くなり、インフルエンサー個人で
・サービス設計 の対応が難しくなっていきています。
・マーケティング 「スキルオン」では、そうしたインフルエンサーの中でも、
・データ分析
ユーザーに技術、ノウハウを提供している「スキル」を持った方
に注目して、スキルエコノミー市場のDX(デジタルトランス
フォーメーション)を目指しています。
ITマーケティングノウハウを駆使し、戦略的にDX支援
37
4-5. 事業別概況 / その他(新規事業)– 動画関連サービス事業(一例)
スキルオン サービス紹介①(フィットネス動画サービス)
「ココロとカラダが揺らぎやすいオトナ女子へ」
高畑裕子のオンラインヨガ
『 YUKO‘s STYLE 』
2021年6月サービス開始
ココロとカラダが揺らぎやすいオトナ女子に向け、年
齢を重ねても心地良く、美しいカラダづくりをトータ
ルサポート。
万年ダイエッターだったYUKOが、ヨガを学んで辿り
着いた、最高にシンプルで最強のボディメイクの秘術
を教えます。
38
4-5. 事業別概況 / その他(新規事業)– 動画関連サービス事業(一例)
スキルオン サービス紹介②(フィットネス動画サービス)
大人気ダイエット系YouTuber たろにぃ
のオンラインフィットネス
『 T-FIT 』
2021年8月サービス開始
「CHANGE MYSELF!」をコンセプトに、様々なダ
イエット経験をもとにたろにぃ自らが考案した「ダイ
エットフルサポートプログラム」を提供。
一人でダイエットを頑張れない、今度こそ変わりたい
と思っている方に向け、自分が目指す理想の体型へと
たろにぃが導きます。
39
4-5. 事業別概況 / その他(新規事業)– 動画関連サービス事業(今後の展開)
2021年12月期 第3四半期以降も
新規サービスリリース、コンテンツ拡充予定
各サービス内にて他社との提携コンテンツを追加予定
-株式会社askenの食事管理サービス「あすけん」
他インフルエンサーとの新規サービスもリリース予定
40
5. 成長戦略、中期経営方針
41
5-1. 成長戦略 / 中期経営方針
事業成長 M&A・投資
ITマーケティング力 加速 事業セグメントの拡大
グループの事業成長を加速させるために
ITマーケティング力を活かした事業展開と、投資・M&Aグロースを検討&推進
42
5-2. 成長戦略 / 株式会社ティファレト買収について
第1の事業キーワード『広告』 第2の事業キーワード『課金』
インターネットメディア事業 プラットフォーム事業
株式会社ティファレトの連結子会社化にともない
インターネット広告事業 その他(スキルオン事業) 2021年12月期 第2四半期 より
「プラットフォーム事業」を新たに報告セグメントに追加
当社経営陣が過去にマネジメントしていた会社であり、更なる成長余地を見出し、買収に至る
既存事業(『広告』をマネタイズの要とする事業)とは異なる 第2の収益構造を獲得
プラットフォーム事業の機能拡張とシェア拡大
⇒ オンライン鑑定の機能面の強化(動画鑑定対応)
⇒ 電話占い「カリス」のノウハウを他業態の相談サービスへ横展開する企画・検討
43
5-3. 成長戦略 / M&A戦略について
事業成長 企業価値向上
なぜ「M&A」なのか?
ITマーケティング力により成長加速の期待ができる
ネットサービスの経験豊富な経営陣が多い
M&Aや投資のトラックレコードがある
ITマーケティング力を
活かした事業展開
M&Aによる成長
M&Aを掛け合わせることで事業成長加速
44
6. 特徴と優位性
45
6-1. 特徴と優位性 / 高水準のROE(自己資本利益率)
※
ROE(自己資本利益率) 業界で高水準のROE
28.4% 今後も資本効率を意識した経営を推進
※ROE = (2020年12月期下半期純利益 + 2021年12月期上半期純利益)÷(2020年12月期第2四半期末自己資本 + 2021年12月期第2四半期末自己資本)÷ 2 × 100
46
6-2. 特徴と優位性 / 規模拡大を支える豊富な経営リソース
ITマーケティング
厚い経営陣層 の豊富な
経験者が多数在籍
強固な事業基盤を維持しながらも
臨機応変かつ柔軟な判断が可能な経営リソース
0-1
規模拡大に備えた
トラックレコード
管理体制
持続的な企業価値の向上を目指す
※
働きやすい 新規事業開発
労働環境推進 ノウハウ
※当期の時間外労働は平均10時間台/月となっております。
47
6-3. 特徴と優位性 / インターネットメディア事業(実績)
トップデベロッパー としてのプレゼンスを発揮
2020年 日本のトップアプリと企業ランキング 2020年 日本のトップアプリと企業ランキング
『ゲームダウンロード数別トップ企業』 『ダウンロード数別トップゲームアプリ』
第1位 ( MASK・3分間ミステリー ) 第10位 ( MASK・3分間ミステリー )
国内企業で
最上位を獲得 「3分間ミステリー」
(当社グループ開発)
出所:App Annie Japan「モバイル市場攻略法【日本版】」
48
6-4. 特徴と優位性 / インターネットメディア事業(市場規模)
世界のハイパーカジュアルゲームアプリ市場は年々拡大
欧米の流行を追うように各国で勢力を拡大
当社グループの「Save them all」では、 ※
App Store『無料ゲーム』カテゴリのDLランキングにて
国内をはじめとする 7か国で 第1位 を獲得。
『無料ゲーム/カジュアル』では 25か国 で、
『無料ゲーム/パズル』では 54か国で 第1位 を獲得。
米国では『無料ゲーム/パズル』
カテゴリで 第2位 を獲得。
ハイパーカジュアルゲームアプリ「Save them all」
出所:App Annie「Game IQ: The New Standard in Game Classification」 ※2020年11月から2021年8月現在までの日別実績となります。
49
ご清聴ありがとうございました
50
7. appendix
- 市場データ -
51
7. 市場データ / 日本の広告費(インターネット広告費全体)
インターネット広告費は、2021年には
前年比107.7%の1兆8, 912億円まで拡大することが予想される。
日本の広告費:インターネット広告媒体費総額の推移
(億円) (%)
20,000 18,912 250.0
17,567
18,000 16,630
16,000 14,480 200.0
14,000 12,206
12,000 10,378 150.0
10,000
8,000 100.0
112.9 117.6 118.6 114.8
6,000 105.6 107.7
4,000 50.0
2,000
0 0.0
2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
(予測)
インターネット広告費(億円) 前年比(%)
出所:株式会社電通『2020年 日本の広告費』
52
7. 市場データ / 国内のアフィリエイト市場規模
2020年度の国内アフィリエイト市場規模は、3,258億円まで拡大。
2024年度には4,951億円に達すると予測。
国内アフィリエイト市場規模推移と予測(単位:百万円)
600,000
495,120
500,000 450,100
409,190
400,000 366,950
309,860 325,840
287,010
300,000 258,200
200,000
100,000
0
2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
見込 予測 予測 予測 予測
出所:「国内アフィリエイト市場規模推移と予測」(矢野経済研究所)
市場規模は、アフィリエイト広告の成果報酬額、手数料、諸費用(初期費用、月額費用、オプション費用等)などの合算。2020年度は見込値、2021年度以降は予測値。
53
7. 市場データ / 世界の広告成長率
世界の広告市場は2020年に8.8%減少となる見通しだが、2021年には5.8%の成長(5,790億ドル)を予測。
2020年はコロナ禍においてもデジタル広告は媒体別で唯一プラス成長だったが、
2021年も二桁成長を見込み、世界市場成長を牽引。媒体別シェアではじめて50%台超の予測。
<国・地域別の成長率予測> (成長率:%)
2019年(実績) 2020年(予測) 2021年(予測) 2022年(予測)
全世界(59カ国・地域) 3.7 △8.8 5.8 6.9
日本 6.2 △16.6 5.3 6.8
<媒体別成長率予測(全世界)> (成長率:%)
2019年(実績) 2020年(予測) 2021年(予測) 2022年(予測)
デジタル 11.8 3.2 10.1 9.3
<媒体別のシェア予測(全世界)> (世界の広告費に対する媒体別シェア:%)
2019年(実績) 2020年(予測) 2021年(予測) 2022年(予測)
デジタル 42.8 48.0 50.0 51.2
出所:株式会社電通『世界の広告費成長率予測(2020~2022)』
54
7. appendix
- corporate profile -
55
7. 沿革
スマートフォン向けアプリケーションの開発・運用 BLUE BIRD STUDIOを「東京通信キャピタル合同
2015 を主な目的として株式会社東京通信を設立 2019 会社」へ商号変更し、事業目的を投資事業へ変更
スマートフォンメディア事業(現インターネット インターネットメディア事業において
メディア事業)の強化及び効率化を図るため ハイパーカジュアルゲームアプリが大きく成長
2016 MASK・Babangida・ftyの3社を設立 2020 12月に東京証券取引所マザーズ市場に上場
事業ポートフォリオの拡充を図るため
事業ポートフォリオの拡充を図るため 株式会社ティファレトを完全子会社化し
2017 広告代理事業、投資事業を開始 2021 プラットフォーム事業を開始
広告代理事業の強化及び効率化を図るため
2018 スマートプロダクトを設立
4,350
売上推移(百万円)
2,449
※1.FY2017 までの数値については、監査法人による監査を受けておりません。
※2.当社は2021年5月7日に業績予想の修正を行っております。
1,640
1,236
839
36 251
※1
FY2015 FY2016 FY2017 FY2018 FY2019 FY2020 FY2021
(単体) (単体) (単体) (連結) (連結) (連結) (連結/計画)※2
56
7. 東京通信グループ
セグメント区分 事業区分 主要な会社 主な事業内容
アプリ、メディア企画戦略事業 株式会社東京通信 当社グループ各社のアプリ、メディアの企画
※1 MASK合同会社
国内向けアプリ、メディア事業 国内向けアプリ、メディアの運用・管理
インターネットメディア事業 inQ合同会社
海外向けアプリ、メディア事業 Babangida合同会社 海外向けアプリ、メディアの運用・管理
ハイパーカジュアルゲームアプリ事業 fty合同会社 ハイパーカジュアルゲームアプリの運用・管理
※1 アフィリエイト代理店事業 株式会社テクノロジーパートナー 広告主と媒体のリレーション
インターネット広告事業 ASP事業 株式会社スマートプロダクト ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)の開発、運用
プラットフォーム事業 電話相談サービス事業 株式会社ティファレト 電話占い「カリス」の運営
東京通信キャピタル合同会社 TT1有限責任事業組合 ※2 の持分の保有・管理
TT1有限責任事業組合 ※2 BASE Partners Fund 1号投資事業有限責任組合(ファンド)の運用・管理
(持分法適用関連会社)
投資事業 主に高い成長率を有する未上場企業に対する投資活動
BASE Partners Fund 1号投資事業有限責任組合
その他
TT2合同会社 basepartners2号投資事業有限責任組合(ファンド) の運用・管理
(持分法適用関連会社)※3
主に高い成長率を有する未上場企業に対する投資活動
basepartners2号投資事業有限責任組合
ソリューションセールス事業、
株式会社東京通信 ソリューション営業、動画関連サービス、新規事業開発
スキルオン事業、その他
※1. 2021年8月5日付で「アプリ事業」から「インターネットメディア事業」、「広告代理事業」から「インターネット広告事業」に変更しております。
※2. 2021年4月1日付で「basepartners有限責任事業組合」から「TT1有限責任事業組合」に商号変更しております。
※3. 持分法適用関連会社として適用される予定です。 57
7. インターネットメディア事業
スマートフォン向け 無料アプリメディア がメイン
アプリ製造
手軽にダウンロード 暇つぶしに最適 無料 節目で広告
※製造したゲームアプリはApple社が運営するApp Store等のプラットフォームにリリースしております。当社グループがメインとするような広告収入のみの無料アプリにつきましては、
利用の際にプラットフォーム運営事業者へ支払う手数料は発生しません。なお、課金実装または有料アプリ(購入時に料金を支払うもの)の場合は利用の際に手数料が発生いたします。
58
7. インターネットメディア事業 / 事業領域について
低コスト開発が可能な広告収益モデル
ソーシャルゲームとは異なり、1タイトル当たりの平均開発単価は約20万円と不採算案件が極めて少ない。
スマートフォンアプリ
無料タイプ 有料タイプ
…アプリストアでの売り切りタイプ
広告収益 アプリ内課金
広告表示
…多くのアプリが広告を実装 …アイテム課金等
広告表示
無料アプリメディア内の ハイブリッド
広告収益を主軸としたビジネスモデル …広告収益とアプリ内課金
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7. インターネットメディア事業 / 当社グループが運用するアプリについて①
『国内アプリ』の特徴 『ハイパーカジュアルゲームアプリ』の特徴
「3分間ミステリー」 「 Save them all 」
(当社グループ開発例) (当社グループ開発例)
国内(一部海外)を対象に配信。 世界各国に配信。
隙間時間など短時間で簡単に楽しめる。 国内アプリよりもデザインがシンプル。
日本語や日本の文化を理解している必要がある。 年齢、性別、国籍などを問わず、誰もが楽しめるデザイン。
シンプルなコンセプトゆえに、10秒程度で操作を理解できる。
60
7. インターネットメディア事業 / 当社グループが運用するアプリについて②
管理区分 タイプ 特徴 広告出稿
・隙間時間などを利用して短時間で簡単に楽しめる。
国内 国内向けアプリ ・原則として日本国内のユーザーを対象としており、日本語や日本の文
化を理解している必要がある。
・一定の成果を得た国内向けアプリについて、ローカライズさせること
海外向けアプリ
で海外展開。主な展開エリアは中国。
〇
・国内向け、海外向けアプリと比較して、デザインがよりシンプル。
グローバル ユーザーの年齢、性別、国籍などを問わず、誰もが楽しめるデザインと
国内及び海外の 操作性に特徴がある。極限までシンプル化された操作性ゆえに、10秒程
ハイパーカジュアルゲームアプリ 度でコンセプトを理解できる点が評価されている。
・米国をはじめ、世界中に展開。
ストック収入
広告出稿を伴わない
上記全てのアプリ
・ストック収入とは、期間経過により収益性が低下し、
広告出稿せずに自然流入のみで広告収入を獲得しているアプリ。 ×
61
7. インターネットメディア事業 / 圧倒的な製造数と運営実績
当社グループは 国内屈指の製造数を誇るアプリデベロッパー
性別を問わず幅広い年齢層に気軽にプレイして頂くことを重視しているため、
シンプル
シンプルな操作性であることが最大の特徴。
これまでの開発アプリ数(累計4,000タイトル)は、アプリデベロッパーとして国内屈指の開発数。
短期間で量産
短期間で量産可能な体制を構築。月に100タイトル以上の開発実績もあり。
ノンプロモーションでApp Storeのゲームランキング(ゲームカテゴリにおける無料部門)で
マーケティングノウハウ 1位を獲得した実績があり、マーケティングノウハウに自信を持つ。
同ランキング200位以内にランクインするアプリを常時複数運用。
短期間で量産したアプリの中からヒット可能性の高いアプリを厳選し、広告出稿費をかけてスケー
ルさせるノウハウに強み。
低コスト開発&マネタイズ力
ソーシャルゲームとは異なり、1タイトル当たりの平均開発単価は約20万円と不採算案件が極めて
少ない。
開発期間、開発コスト、開発要員、リリースタイトル数、運用、マーケティング、収入源、etc…
各要素において、一般的なアプリパブリッシャーよりも優位性のある
アプリメディアをITマーケティングのツールとして利用する会社です。
62
7. インターネットメディア事業 / ハイパーカジュアルゲームアプリ市場①
ハイパーカジュアルゲームとは?
2018年の世界のゲーム市場はハイパーカジュアルゲームがダウンロード数ランキ
ングの上位を占めた ※1。2019年に世界でブレークしたゲームを見てもダウン
ロード数ランキングの上位をハイパーカジュアルゲームが占めている ※2。
ハイパーカジュアルゲームは数億円の売り上げを出せるスケール感があり、無料
アプリランキングの上位を席巻。
Zynga がハイパーカジュアルゲームを専門にする Gram Games を2.5億ドルで買
収し、ゴールドマン・サックスはハイパーカジュアルゲームのパブリッシングを
行う Voodoo に2億ドルを投資するなど、大手企業の参入も進む。
有限の時間(スマホ画面の取り合い)のシェアを取る際に高尚なコンテンツを制
作する企業とバッティングせずに隙間時間を狙っていく。
「Save them all」では、App Store 『無料ゲーム』カテゴリの
DLランキングにて、国内をはじめとする7か国で 第1位 を獲得。
「 Push Battle ! 」 「Save them all」 『無料ゲーム/カジュアル』では 25か国 で、
(当社グループ開発例) 『無料ゲーム/パズル』では 54か国で 第1位 を獲得。 ※3
出所:※1.AppAnnie「モバイル市場年鑑2019」 出所:※2.AppAnnie「モバイル市場年鑑2020」 ※3.2020年11月から2021年8月現在までの日別実績となります。
63
7. インターネットメディア事業 / ハイパーカジュアルゲームアプリ市場②
2020年上半期におけるハイパーカジュアルの
ダウンロード数は 50億ダウンロード に到達
カジュアルゲーム全体のダウンロード数の30%を占める
2年前の同時期から 約5倍 増加しており
急成長を遂げているカテゴリである
出所:App Annie「Game IQ: The New Standard in Game Classification」
64
7. インターネットメディア事業 / ハイパーカジュアルゲームアプリ市場③
ハイパーカジュアルゲームアプリの需要は国内以上に全世界で広がっている
各国のゲームパブリッシャーが、全世界のユーザーをターゲットにしたゲームの提供を加速
当社グループも米国を中心に、全世界のシェア獲得 に向けた グローバル展開 を強化する方針
出所:App Annie「Game IQ: The New Standard in Game Classification」
65
7. インターネットメディア事業 / 競合について
他社アプリは、自社アプリと競合にある一方で、
自社アプリのユーザー獲得のために有用な媒体 ともなり得る。
広告出稿
OTHER
ユーザーの獲得
広告出稿
自社アプリ 他社アプリ
多くのユーザーが自社アプリ内の広告に接触することが収益拡大の機会。
自社アプリのユーザーを増やすために、他社アプリ内の広告枠へ
自社アプリの広告を出稿することで、自社アプリの宣伝及び認知度の向上となる。
当社グループの無料アプリを広告出稿する際に、相性の良い広告媒体は他社の無料アプリであり、他社の無料アプリから多くのユーザーを獲得
当社グループの無料アプリと親和性の高い無料アプリがランキングの上位に位置する場合、広告経由のユーザー獲得が伸び、
結果として当社グループのアプリのユーザーが増加し、収益の拡大につながる
66
7. インターネット広告事業
アフィリエイト中心
のインターネット系広告代理店 主にテクノロジーを活用したアフィリエイト広告(成果報酬型広告)
代理事業を展開しており、運用型広告にも取り組んでおります。
独自のワンタグサービス
広告主の収益最大化
大手顧客との信頼関係
当社グループ独自のワンタグサービス
効率的な成果管理
67
7. プラットフォーム事業
電話相談サービスの運営 がメイン 株式会社ティファレトの連結子会社化にともない
2021年12月期 第2四半期 より
「プラットフォーム事業」を新たに報告セグメントに追加
サービス運営
「幸せに導く電話相談サービス」Charis
恋愛や、仕事、人生に関する悩みを抱えるユーザーと、経験豊か
なアドバイザーをマッチングする電話相談サービス「カリス」を
運営。
安定した運営実績を誇る「カリス」に当社グループの強みである
ITマーケティングを掛け合わせることで事業の更なる成長を目
指します。
68
7. その他
投資事業につきましては、短期的な成果を追求する事業ではないと認識しており、
投資事業 中長期的な視点に立ち、また、各投資先企業の状況に応じて対応していく方針です。
ソリューションセールス事業
ソリューションセールス事業、スキルオン事業、新規事業開発につきましては、
スキルオン事業
試験的な取り組み段階であり、新たな事業の創出及び育成に向けた挑戦を継続してまいります。
新規事業開発
その他の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントでありますが、投資事業、ソリューションセールス事業、スキルオン事業及び新規事業開発等に取り組ん
でおります。
主要な売上は、ソリューションセールス事業のOA機器の販売代理と、スキルオン事業のオンラインフィットネスサービスによるものです。スキルオン事業につきま
しては、これまでオフラインが主流であったフィットネスサービスを、場所や時間の制約がないオンラインにDX(デジタルトランスフォーメーション)化する取り
組みを、SNSで影響力のあるインフルエンサーと企画からサービスの運営、収益面のサポートまでを共同で行う取り組みを推進しております。
69
配当政策
資本の健全性や成長のための投資を優先した上で最適なバランスを検討し、
株主還元の基本方針 配当を基本として株主還元の充実に努める。
【 配当政策 】
当社は、事業の成長・拡大による企業価値の向上を最重要課題として認識するとともに、
株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つと位置付ける。
利益配分は、今後の成長・拡大戦略に備えた内部留保の充実等を総合的に勘案した上で
業績の動向を踏まえた配当を検討していく方針。
現在当社は成長過程にあると認識しており、事業上獲得した内部留保資金については
事業拡大のための成長投資に充当することを優先。
70