7353 M-KIYO 2021-11-12 15:30:00
2021年12月期 第3四半期決算説明資料 [pdf]

2021年12月期 第3四半期 決算説明



                 2021年11月
      KIYOラーニング株式会社
              東証マザーズ:7353



     © KIYO Learning Co., Ltd. All rights reserved.
目次


・2021年12月期 第3四半期   決算説明
・事業別KPI、トピック
・ AI・知財戦略について
・新型コロナウイルス感染症の影響について




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2021年12月期 第3四半期決算説明




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2021年12月期     第3四半期      業績ハイライト
• 2021年3Qは順調に推移
 売上は前年同期比+55%、営業損益は黒字化で好調に推移。


• 売上は高成長を継続
  売上高16.9億円(前年同期比+6.0億円)、高成長が継続。

• 営業損益は3Qで黒字化へ
  営業利益は+0.7億円、3Q(7-9月)では+1.4億円。

• スタディング事業は引き続き好調に推移
  スタディングの現金ベース売上高は、前年同期比+37%増の18.1億円
  新規有料会員数も前年同期比+28%増の37,742人

• 法人向け教育事業も順調に伸長
  法人教育事業の売上高は、前年同期比+33%増の1.0億円
  AirCourse契約企業数は、前期末比+57%増加の187社(+68社)

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2021年12月期                第3四半期(累計)業績
売上は、前年同期比+55%増の16.9億円
営業損益はテレビCM投下等、販促強化により前年同期比0.5億円減の+0.7億円


 (百万円)

               2020年12月期3Q累計   2021年12月期    2021年12月期3Q累計    前年       業績予想
    項目
                    (実績)        (業績予想)           (実績)       同期比        進捗

   売上高                1,089         2,282          1,690     55.2%      74.1%

    スタディング事業           1,009        2,130           1,582    56.8%      74.3%

    法人向け事業                80          151             107    33.8%      70.9%

   売上原価                 238           382            274     15.1%      71.7%

  売上総利益                 851         1,900          1,416     66.4%      74.5%

販売費及び一般管理費              726         1,727          1,342     84.8%      77.7%

   営業損益                 125           173              73    -41.3%     42.6%

   経常損益                 112           171              72    -35.8%     42.1%

  当期純損益                   94          200              61    -35.3%     30.4%




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事業別売上高          第3四半期(累計)
スタディング事業の売上は、前年比+56%と伸長し、成長をけん引
法人向け教育事業の売上も順調に伸長


                2020年12月期 2021年12月期   2021年12月期
(百万円)                                             前年同期比     進捗
                 3Q(実績)    (業績予想)      3Q(実績)

売上高合計               1,089     2,282       1,690    +55.1%    74.1%


 スタディング事業 売上高       1,009     2,130       1,582    +56.8%    74.3%


 法人事業売上高              80        151        107     +33.8%    70.9%




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第3四半期(7-9月)業績
売上は、前年同期間比(7-9月)+49%増の7.2億円
3Q(7-9月)での営業利益は1.4億円を確保、法人事業も順調に推移。


   (百万円)

                           2020年3Q         2021年3Q
            項目            (7-9月実績)        (7-9月実績)
                                                          前年同期比


            売上高                  488             729        49.4%

             スタディング事業            467             686        46.9%

                 法人向け事業              22              42     90.9%

           売上原価                      81          109        34.6%

           売上総利益                 408             619        51.7%

      販売費及び一般管理費                 272             473        74.6%

           営業損益                  136             145         5.9%

           経常損益                  125             145        15.2%

           当期純損益                 107             122        14.0%




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スタディング事業:売上・利益の四半期別傾向
資格業界の需要動向、売上の傾向や現金ベース売上の按分により当社では過年度は
下記傾向(ただし新型コロナウイルスの影響により傾向が変わる可能性もあり)

           第1四半期(1-3月)   第2四半期(4-6月)    第3四半期(7-9月)   第4四半期(10-12月)



          資格取得を目指し学習                   難関資格の試験日が最
当社講座の傾向                  試験日が少ない                      試験日がやや多い
          を始める人が多い                     も多い


                                       試験直後に、翌年試験
          年初の売上が高く、その    難関資格の試験直前の    に向けた講座の新規購     翌年試験に向けた講座
現金ベース売上
          後は、やや低い傾向      ため、やや低い傾向     入および更新版コースの    の購入需要が多い
                                       購入が増加


          現金ベース売上が長期に    現金ベース売上は減少    主要講座の受講期限が     現金ベース売上の大半
          按分されるため発生ベー    傾向だが、案分された発   集中し、案分処理された    は翌期に案分されるため
発生ベース売上
          ス売上の寄与は少ない     生ベース売上が積み上    発生ベース売上の当期寄    発生ベース売上の当期
          傾向             がる傾向          与が増大           寄与は小さくなる



 利益の傾向          ×            △              ◎              〇



                                                                      12
スタディング事業:トピックス
• 2021年8月スタディング新CM「夢を叶えた合格者たち篇」を首都圏キー局で放映
 テレビCMにより認知の最大化を図り、資格を取るときの第一想起を目指す




・新規講座開講
 7月 看護師国家試験(医療分野)
 8月 簿記1級合格コース(会計・金融分野)
・スタディング AI機能を強化
 9月「AI実力スコア*」機能をリリース*特許出願中
 AIを活用し、個人の学習データから現在の実力をリアルタイムで確認できる新機能
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法人教育事業:トピックス
• AirCourseの受け放題コース(コンテンツ・プラス)に、好評の「MBAシリーズ」に
  つづき「人事評価トレーニングシリーズ」が登場。
 コース数は2020年12月末の151コースから2021年9月末で303コースに倍増
• 従来多かった中小~中堅(従業員数100人~1000人)の案件に加え、各種新機能
 の追加で、数千人規模の大規模受注案件が増加
<直近搭載の新機能>
・7月    AirCourseのレポート機能についてカスタマイズ機能を搭載
・8月    SAML認証によるシングル サインオンに対応

AirCourse導入企業様の一例




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AI・知財戦略について




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特許【AI学習プラン】特許第6661139号
【AI 学習プランの仕組み】
 スタディングには膨大な学習履歴データや問題・模擬試験等の得点データがあります。「AI学習プラン機能」で
 は、これらデータをAIが分析し、何をどれぐらい勉強したらどれぐらい試験予想得点(AI試験スコア)が向上す
 るかを予測する「試験得点予測モデル」を生成します。これを用いてAIが個別の受講者の試験予測得点が最も高
 くなると予想される学習プランを作成します。受講者には学習プランにそって日々の学習テーマが提案されるた
 め、効率的に学習をするための支援を得ることができます。



                          AI学習プラン開発の背景


                          資格取得を目指した学習では、動画や問題、過去問などの様々なコンテンツ
                          を学習する必要があります。しかし、従来の資格講座では、「いつ、何を、
                          どれぐらいの時間学べばよいか」という判断は受講者任せになっていたため、
                          学習スケジュールを受講者が考え、日々進捗管理する必要がありました。し
                          かし、受講者によっては、計画の時点で合格に必要な学習時間が不足してい
                          たり、その資格の学習経験が不足しているため効率的なスケジュールが作れ
                          ず、今日何を学習したらよいかが不明確になりがちで、試験合格に向けた効
                          率的な学習ができない問題がありました。
                           このような問題を解決するための一助としてAIを使って個人別に精度の高
                          い学習プランを作り、日々計画に沿って学習を進めることで合格に導くこと
                          をめざす「AI学習プラン機能」を開発しました。




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特許出願中【AI実力スコア】
【AI 実力スコアの仕組み】
 スタディングには膨大な学習履歴データや問題・模擬試験等の得点データが蓄積されています。AI実力スコアで
 は、これらのデータのAIが分析し「あなたが今、試験を受けたとしたら何点取れるのか?」をAIを使って予測し
 ます。これにより日々学習を進める中で、現在の科目別・テーマ別の実力をリアルタイムで把握することができ、
「この科目はあと何点取れば合格できるのか」「どこが苦手なテーマのか」等が分かり、効率的な試験対策をする
 ことが可能です。




                          AI実力スコア 開発の背景
                          資格試験の多くでは、合格基準点や合格ラインが存在し、受験生はその点数
                          を超えることを目指して日々勉強しています。しかし、これまでの資格勉強
                          では通学型・通信型・オンライン型問わず、自分の実力を測るには模擬試験
                          などのテストを受けるしかありませんでした。これは受験生にとってかなり
                          負担であるとともに毎日実力を確認することは現実的ではありませんでした。
                           そこで、毎日の学習でどれだけ実力がアップしたのかが分かり、さらに苦
                          手な分野や得意な分野が一目でわかるような仕組みで受験生を助ける機能の
                          開発を行ってまいりました。「AI実力スコア」によって、努力の成果を確認
                          しつつ、苦手を克服し、最短で合格につなげられる一助となることを願って
                          います。


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新型コロナウイルス感染症の影響について




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新型コロナウイルスの業績への影響
・前期2Q~3Qで大きかった新型コロナウイルスによる需要増は、現在は落ち着いており、
 平常状態になっている。
・一方で教育のDX化は着実に進行、オンラインサービスは新たな競争フェーズに入りつ
 つある。対策としてマス広告による認知度の向上や、Web集客の強化に向けて積極的に
 投資していく。

      スタディング事業               法人向け研修事業


・オンライン講座の需要増加は落ち着いている   ・eラーニングの需要増加は落ち着いている


・従来型教室講座からオンライン講座へのシ    ・集合型研修から、オンライン研修やeラーニ
フトは継続                   ングへのシフトは継続


・競合のオンライン講座の強化、Webマーケ   ・展示会や訪問営業で集客していた手法がオン
ティングの強化の動きがみられる         ラインに移行し、Webマーケティングに推移し
                        ている




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ご留意事項

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想に基づいた将来展望についても言及しております。
これらの将来展望に関する表明の中には、さまざまなリスクや不確実性が内在します。既に知
られたもしくは未だに知られていないリスク、不確実性その他の要因が、将来の展望に関する
表明に含まれる内容と異なる結果を引き起こす可能性がございます。
当社の実際の将来における事業内容や業績等は、本資料に記載されている将来展望と異なる場
合がございます。
本資料における将来展望に関する表明は、現時点において利用可能な情報に基づいて当社によ
りなされたものであり、将来の出来事や状況を反映して、将来展望に関するいかなる表明の記
載も更新し、変更するものではございません。




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