7326 M-SBIインシュ 2020-04-27 15:30:00
通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020年4月27日
各 位
会 社 名 SBIインシュアランスグループ株式会社
代 表 者 名 代表取締役執行役員会長兼社長 乙部 辰良
(コード番号:7326 東証マザーズ)
問合わせ先 取締役執行役員 大和田 徹
TEL. 03-6229-0881
通期業績予想の修正に関するお知らせ
当社は2019年8月8日に公表いたしました2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)の通期業績予想を修
正しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
なお、当社の2020年3月期の決算発表は2020年5月13日を予定しております。
記
1.2020年3月期の連結業績予想数値の修正(2019年4月1日~2020年3月31日)
親会社株主に帰属 1 株当たり
経常収益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 69,000 2,400 870 38.12
今回修正予想(B) 70,467 2,360 335 14.41
増 減 額(B-A) 1,467 △40 △535
増 減 率(%) 2.1 △1.7 △61.5
(参考)前期連結実績
66,388 2,131 851 40.81
(2019 年3月期)
2.修正の理由
2020年3月期の経常収益については、すべての事業における保有契約件数の堅調な増加に加え、新たに連結子
会社となった日本アニマル倶楽部株式会社の経常収益が寄与したことにより、前回発表予想に比べ1,467百万円
増加する見通しとなりました。
経常利益については、生命保険事業における団体信用生命保険の契約件数の順調な増加が寄与し、同事業の経
常利益が大幅に増加した一方で、損害保険事業における主力商品である自動車保険では、昨年秋に日本各地に大
きな被害をもたらした台風や記録的な大雨の影響による保険金支払の増加もあり、発生保険金(正味支払保険金
と支払備金繰入額の合計)が増加したことにより、前回発表予想に比べ40百万円減少する見通しとなりました。
親会社株主に帰属する当期純利益については、前述の損害保険事業における発生保険金の増加に加えて、生命
保険事業における団体信用生命保険の契約件数が順調に増加したことに伴い、契約者配当準備金繰入額を大幅に
増額計上したことなどの要因により、前回発表予想に比べ535百万円減少する見通しとなりました。
上記の業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報を元に算出したものであり、確定値ではあ
りません。2020年5月13日に発表予定の2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)の決算数値は、
様々な要因により、本予想数値と大きく異なる可能性があります。
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3.事業別の概況
2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)における事業別の概況は次のとおりであります。
(損害保険事業)
主力商品である自動車保険において、新TVCMのオンエアなど販売プロモーションの強化に努めたほか、お客
様よりニーズの高かった保険料の月払(分割払)を導入し、収益力の向上及び規模の拡大に向けた取組みを強
化しました。加えて、AI搭載型OCRを用いた自動車保険のリアルタイム見積りサービス、「カシャッとスピー
ド見積り」の提供を開始するなど、ダイレクトチャネルにおけるお客様の利便性を高めるサービスの拡充に努
めました。また、収益源の多様化に向けて、地域金融機関や事業法人との提携によるがん保険の販売網開拓に
も継続的に取り組み、販路強化に努めました。こうした各種取組みの推進と、ネット通販損保の特性を活かし
た競争力のある保険料体系等を強みに顧客基盤の拡大に努めた結果、2020年3月末の保有契約件数は1,091千
件(前年度末比3.8%増加)となりました。
(生命保険事業)
団体信用生命保険において、住信SBIネット銀行株式会社が提供する住宅ローンのご利用者様向けの販売
が堅調に推移したほか、全国の地域金融機関との提携交渉に継続して取り組み、地域金融機関における販売先
の拡大が進みました。加えて、提携銀行と共同開発した団体信用生命保険のウェブ申込みサービスを開始する
など、お客様の更なる利便性向上に向けた取組みを強化しました。また、個人保険分野においても、2019年4
月に保険期間・保険料払込期間の種類を拡充しリニューアルした死亡保険『クリック定期!Neo』の販売が好
調に推移したほか、2019年12月に販売を開始した就業不能保険『働く人のたより』の新契約件数が順調に増加
しました。こうした取組みの結果、2020年3月末の保有契約件数は189千件(同34.3%増加)となりました。
(少額短期保険事業)
2019年6月に、ペット保険を主力商品とする日本アニマル倶楽部株式会社を子会社化し、その他の当社グ
ループ事業会社5社との間で相互の代理店登録が完了するなど、クロスセルの強化に努めました。また、引き
続き、新聞、ラジオ、テレビ等を中心としたマス媒体の露出を積極的に拡大するとともに、SBIいきいき少
額短期保険株式会社の宮崎市内事務所である「宮崎ビジネスセンター」のリニューアルオープンや、SBI日
本少額短期保険株式会社の東京本社設置など、全国主要都市における代理店販売網の拡大や、共有化によるシ
ナジーの発揮に向けた取組みを推進しました。加えて、保険金支払いの際の請求プロセスをペーパーレス化す
るなど顧客利便性の向上に努めたほか、SBIいきいき少額短期保険株式会社とSBIリスタ少額短期保険株
式会社は、共同での保険の引き受けを開始し、両社間での業務効率化を推進しました。こうした取組みの結
果、2020年3月末の保有契約件数は801千件(同18.7%増加)となりました。
以上
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