7326 M-SBIインシュ 2020-10-27 11:30:00
2021年3月期第2四半期連結累計期間の決算速報のお知らせ [pdf]

                                                         2020年10月27日
各   位
                         会 社 名            SBIインシュアランスグループ株式会社
                         代 表 者 名          代表取締役執行役員会長兼社長 乙部 辰良
                                          (コード番号:7326 東証マザーズ)
                         問合わせ先            取締役執行役員 大和田 徹
                                          TEL. 03-6229-0881

           2021年3月期第2四半期連結累計期間の決算速報のお知らせ

 当社及び当社グループの決算手続は未だ完了しておりませんが、当社株主をはじめ投資家の皆様に対して
適時・適切な情報開示を積極的に行うため、当社グループの2021年3月期第2四半期連結累計期間(2020年
4月1日~2020年9月30日)の決算速報(日本基準)を以下のとおりお知らせいたします。
 なお、当社の2021年3月期第2四半期連結累計期間の決算発表は2020年11月12日を予定しております。

1.2021年3月期第2四半期連結累計期間 決算速報(日本基準)
                        2020年3月期                    2021年3月期
                    第2四半期連結累計期間                 第2四半期連結累計期間
                          (実績)                        (速報)
                     (2019年4月1日~                 (2020年4月1日~
                      2019年9月30日)                 2020年9月30日)
    経常収益                     32,279百万円              40,626百万円

    経常利益                         980百万円              2,184百万円
    親会社株主に帰属する中間
                                 222百万円               773百万円
    純利益
    1株当たり中間純利益                       9円77銭             31円16銭

      当第2四半期連結累計期間の経常収益は、すべての事業における保有契約件数が堅調に増加したこと
    が主な要因となり、前年同期に比べ8,346百万円増加(前年同期比25.9%増加)する見通しです。この
    増収効果に加えて損害保険事業における保険金支払いの減少等を受け、経常利益は前年同期に比べ
    1,204百万円増加(同122.8%増加)、親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期に比べ550百万円増
    加(同247.0%増加)する見通しです。
      なお、当社グループでは、新型コロナウイルス感染症により影響を受けられたご契約者様を対象に、
    保険料の払込猶予期間の延長や、災害死亡保険金等の支払事由の範囲拡大、保険金請求手続きにおける
    必要書類の一部省略などの特別措置を実施するなど、企業の社会的責任を全うするにあたって必要な各
    種の取り組みを継続的に行っております。



     上記の2021年3月期第2四半期連結累計期間の決算速報に記載されている情報は、本資料発表日現在におい
    て入手可能な情報を元に作成した速報値であり、確定値ではありません。2020年11月12日に発表を予定してお
    ります2021年3月期第2四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年9月30日)の決算数値は、様々な要因
    により、本速報値と大きく異なる可能性があります。




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2.事業別の概況
   2021年3月期第2四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年9月30日)における事業別の概況は
  次のとおりであります。

  (損害保険事業)
    主力商品である自動車保険において、新テレビCMのオンエア開始などにより販売プロモーションを強化した
   ほか、これまでのYouTube広告などのデジタル広告の運用効率改善が功を奏し、従来からの強みとしてきた非対面
   チャネルの販売効率に一層の向上が見られました。また、SBIグループで推進する「地方創生」プロジェクト
   に沿って地域金融機関との協業にも積極的に取り組み、地域金融機関の口座保有者向けにがん保険の団体保険サ
   ービスを提供するなど、新たな顧客基盤開拓に向けた取り組みを推進しました。そのほか、耳や言葉の不自由な
   お客様向けに提供している手話・筆談サービスに文字チャットサービスを追加するなど、お客様の利便性を高め
   るサービスの拡充に努めました。こうした取り組みの結果、2020年9月末の保有契約件数は1,116千件(前年度末
   比2.3%増加)となりました。


  (生命保険事業)
    団体信用生命保険において、住信SBIネット銀行株式会社が提供する住宅ローンのご利用者様向けの販売が
   堅調に推移したことに加え、SBIグループの「地方創生」プロジェクトの一環として全国の地域金融機関との
   提携交渉に継続して取り組むなど、販売先の拡大に努めました。また、個人保険分野においては、インターネッ
   ト販売などの非対面チャネルが引続き好調に推移したことに加え、緊急事態宣言の解除後は来店型ショップの来
   客数も徐々にその水準を回復し、販売に寄与しました。そのほか、スマートスピーカーAmazon Echoシリーズに搭
   載されるAlexa(アレクサ)を活用したサービスを提供開始するなど、新しい顧客体験の創出に向けた取り組みも
   推進しました。こうした取り組みの結果、2020年9月末の保有契約件数は214千件(前年度末比13.2%増加)とな
   りました。


  (少額短期保険事業)
    2020年9月30日に、北海道を拠点に賃貸住宅入居者向けの家財保険を提供する常口セーフティ少額短期保険株
   式会社(以下、「常口セーフティ少短」)を子会社化しました。また、前年度に子会社化した日本アニマル倶楽
   部株式会社の社名をSBIプリズム少額短期保険株式会社へ商号変更するなど、SBIグループのシナジー発揮
   に向けた取り組みを推進しました。加えて、SBIリスタ少額短期保険株式会社では、株式会社オーディーエム
   が販売する木造建物用の制振ダンパー「ダイナコンティ」に1年間の地震補償を付帯するプランを共同開発した
   ほか、SBI日本少額短期保険株式会社では、賃貸保証サービスを提供する株式会社オリコフォレントインシュ
   アとの間で申込管理システムの連携を開始するなど、外部パートナー企業との提携による新サービスの開発・提
   供にも積極的に取り組みました。こうした取り組みの結果、2020年9月末の保有契約件数は常口セーフティ少短
   の保有契約件数を含め913千件(前年度末比14.0%増加)となりました。


3.2021年3月期の連結業績予想について
    2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による先行き不透明
  な状況が続いていることから、合理的な業績予想の算出が困難であるため、未定としております。今
  後、合理的に予想可能となった時点で公表いたします。

                                                       以   上




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