7325 M-アイリック 2020-05-15 16:00:00
2020年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月15日
上場会社名 株式会社アイリックコーポレーション 上場取引所 東
コード番号 7325 URL https://www.irrc.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)勝本 竜二
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名)戸谷 元彦 TEL (03)5840-9551
四半期報告書提出予定日 2020年5月15日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年6月期第3四半期の連結業績(2019年7月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年6月期第3四半期 3,166 5.8 432 △17.5 436 △13.6 274 △12.5
2019年6月期第3四半期 2,991 31.5 523 163.4 504 171.6 313 113.6
(注)包括利益 2020年6月期第3四半期 274百万円 (△12.5%) 2019年6月期第3四半期 313百万円 (113.6%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年6月期第3四半期 32.17 31.74
2019年6月期第3四半期 40.06 38.81
(注)1.当社は、2018年9月25日に東京証券取引所マザーズに上場したため、2019年6月期第3四半期連結累計期間の
潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額は、新規上場日から2019年6月期第3四半期連結会計期間末まで
の平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。
2.当社は、2018年7月10日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を、また2019年4月1日付で普通株
式1株につき2株の株式分割を行っておりますが、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し
て、「1株当たり四半期純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり四半期純利益」を算定しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年6月期第3四半期 3,836 3,452 90.0
2019年6月期 4,032 3,348 83.0
(参考)自己資本 2020年6月期第3四半期 3,451百万円 2019年6月期 3,347百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年6月期 - 0.00 - 20.00 20.00
2020年6月期 - 0.00 -
2020年6月期(予想) 10.00 10.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年6月期の連結業績予想(2019年7月1日~2020年6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 百万円% % 円 銭
4,112 6.3 440 △21.8 446 △18.3
274 △16.1 32.16
通期
~4,172 7.8 ~500 ~△11.2 ~506 △7.3
~313 △4.2 ~36.73
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年6月期3Q 8,538,000株 2019年6月期 8,538,000株
② 期末自己株式数 2020年6月期3Q 156株 2019年6月期 156株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年6月期3Q 8,537,844株 2019年6月期3Q 7,833,374株
(注)当社は、2018年7月10日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を、また2019年4月1日付で普通
株式1株につき2株の株式分割を行っておりますが、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮
定して、「期末発行済株式数」、「期末自己株式数」及び「期中平均株式数」を算定しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての注
意事項等については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定性的情報 (3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社アイリックコーポレーション(7325)
2020年6月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(企業結合等関係) ………………………………………………………………………………………………… 8
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株式会社アイリックコーポレーション(7325)
2020年6月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦や中東地域における地政学的リスクが高まっ
ていることに加え、新型コロナウイルス感染症の拡大による企業活動停滞の影響に伴い、景気は足元で減速しつ
つあります。
このような外部環境の下、当社は、「人と保険の未来をつなぐ~Fintech Innovation~」という企業テーマを
掲げ、独自開発した保険分析・検索システム『保険IQシステム』、生命保険の現状把握・検索提案システム
『ASシステム』及び保険申込ナビゲーションシステム『AS-BOX』を活用し、店舗網及びシステムユーザ
ーを拡大する事で、保険分析・販売支援におけるプラットフォーマーとしての事業展開を推進しております。
当第3四半期連結累計期間における売上高につきましては、保険販売事業直営店部門とソリューション事業A
S部門が牽引したことにより順調に推移しました。一方、テレビCMを2回放映したことや、直営店の出店に伴
う人件費及び家賃の増加により、利益は前年同期を下回る結果となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高3,166,788千円(前年同期比5.8%増)、営
業利益432,311千円(同17.5%減)、経常利益436,413千円(同13.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益
274,694千円(同12.5%減)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
①保険販売事業
直営店部門の店舗数は43店舗(前期末38店舗)となりました。また、当第3四半期連結累計期間の施策とし
て、①テレビCMの実施、②Webの活用による効率的な広告宣伝活動の展開、③直営店における各種イベン
ト、④積極的な人材採用、⑤OJTによる研修を引き続き実施しました。新型コロナウイルス感染症の影響から
一部店舗の営業時間短縮・予約キャンセル・予約延期があったものの、保険へのニーズは依然根強く、売上を伸
ばしました。しかしながら、法人営業部門は、税制改正に伴う一部法人向け保険商品の販売停止が行われた影響
から低調に推移しました。
この結果、同事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は2,030,060千円(前年同期比2.4%減)、セグメント
利益は454,603千円(同26.8%減)となりました。
②ソリューション事業
FC部門は、3月末のFC店舗数が180店舗(前期末159店舗)となりました。同部門では、今までの専業代理
店に加え、引き続き保険業界への参入を目指す他業界の企業をターゲットとした新規リクルート活動を強化して
おります。
AS部門は、一部解約があったことでID数の伸びが鈍化したことや、新型コロナウイルス感染症の影響で大
人数の研修が中止もしくは延期となったものの、大手金融機関に対する教育・コンサルティング業務が順調に推
移し、売上を伸ばしました。今後も全国規模の金融機関や大手保険会社、地方銀行・企業系代理店による新規シ
ステム導入が見込まれ、引き続き当社グループの成長ドライバーとして期待される分野となっております。
この結果、同事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は881,913千円(前年同期比20.2%増)、セグメント
利益は317,673千円(同33.5%増)となりました。
③システム事業
子会社である株式会社インフォディオは、同社により開発された「スマートOCR(※)」売上が伸びたこと
に加え、WEB関連のシステム開発案件が増加しました。「スマートOCR」への引き合いは引き続き多く、こ
の事業も当社グループの成長ドライバーとして期待される分野となっております。
この結果、同事業の当第3四半期連結累計期間の売上高は254,814千円(前年同期比44.1%増)、セグメント
利益は47,970千円(同71.9%増)となりました。
※「スマートOCR」とは、AI(人工知能)を搭載し、ディープラーニング技術(深層学習、人間が自然に行
うタスクをコンピュータに学習させる機械学習の手法の一つ)を活用した、非定型帳票対応の次世代型光学的文
字認識システムです。
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2020年6月期第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,511,115千円となり、前連結会計年度末に比べ588,648千円
減少いたしました。これは主に現金及び預金が787,389千円減少したことによるものであります。固定資産は
1,325,391千円となり、前連結会計年度末に比べ392,897千円増加いたしました。これは主にのれんが84,248千
円、その他の無形固定資産が97,381千円、その他の投資その他の資産が101,014千円増加したことによるもので
あります。
この結果、総資産は、3,836,506千円となり、前連結会計年度末に比べ195,751千円減少いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は366,424千円となり、前連結会計年度末に比べ307,396千円減
少いたしました。これは主に未払金が44,052千円、未払費用が32,863千円、未払法人税等が178,900千円、役員
賞与引当金が36,638千円減少したことによるものであります。固定負債は18,081千円となり、前連結会計年度末
に比べ7,706千円増加いたしました。これは主にその他の固定負債が8,141千円増加したことによるものでありま
す。
この結果、負債合計は、384,506千円となり、前連結会計年度末に比べ299,689千円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は3,452,000千円となり、前連結会計年度末に比べ103,937千
円増加いたしました。これは利益剰余金が103,937千円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は90.0%(前連結会計年度末は83.0%)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想については、2020年5月15日の「通期業績予想の下方修正に関するお知らせ」で公表いたしまし
たとおり変更いたしました。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年6月30日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,675,133 1,887,743
売掛金 332,956 492,011
その他 92,087 131,700
貸倒引当金 △413 △340
流動資産合計 3,099,763 2,511,115
固定資産
有形固定資産 187,939 211,835
無形固定資産
のれん 7,838 92,086
ソフトウエア 313,231 342,003
ソフトウエア仮勘定 19,937 16,442
その他 889 98,270
無形固定資産合計 341,897 548,803
投資その他の資産
保証金 259,097 333,941
繰延税金資産 57,626 43,863
その他 85,933 186,947
投資その他の資産合計 402,656 564,751
固定資産合計 932,494 1,325,391
資産合計 4,032,258 3,836,506
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2020年6月期第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年6月30日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 22,683 45,532
未払金 143,089 99,037
未払費用 75,776 42,912
未払法人税等 223,900 45,000
未払配当金 - 160
役員賞与引当金 36,638 -
解約調整引当金 13,524 13,208
株主優待引当金 13,844 -
その他の引当金 7,313 -
その他 137,050 120,572
流動負債合計 673,820 366,424
固定負債
長期未払金 3,195 2,760
その他 7,179 15,321
固定負債合計 10,375 18,081
負債合計 684,195 384,506
純資産の部
株主資本
資本金 1,319,154 1,319,154
資本剰余金 1,262,230 1,262,230
利益剰余金 766,132 870,070
自己株式 △157 △157
株主資本合計 3,347,359 3,451,297
新株予約権 702 702
純資産合計 3,348,062 3,452,000
負債純資産合計 4,032,258 3,836,506
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 2,991,828 3,166,788
売上原価 388,549 378,424
売上総利益 2,603,278 2,788,364
解約調整引当金繰入額 2,252 △316
差引売上総利益 2,601,026 2,788,680
販売費及び一般管理費 2,077,119 2,356,368
営業利益 523,907 432,311
営業外収益
受取利息 25 253
受取賃貸料 5,110 4,019
受取保険金 1,228 -
助成金収入 - 1,130
雑収入 3,150 -
その他 48 73
営業外収益合計 9,562 5,476
営業外費用
支払利息 105 107
賃貸収入原価 2,250 823
株式公開費用 25,400 -
その他 764 443
営業外費用合計 28,520 1,375
経常利益 504,949 436,413
特別損失
減損損失 3,543 -
固定資産除却損 0 3,795
特別損失合計 3,543 3,795
税金等調整前四半期純利益 501,406 432,617
法人税、住民税及び事業税 179,286 144,159
法人税等調整額 8,307 13,763
法人税等合計 187,593 157,922
四半期純利益 313,812 274,694
親会社株主に帰属する四半期純利益 313,812 274,694
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株式会社アイリックコーポレーション(7325)
2020年6月期第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純利益 313,812 274,694
その他の包括利益
その他の包括利益合計 - -
四半期包括利益 313,812 274,694
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 313,812 274,694
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株式会社アイリックコーポレーション(7325)
2020年6月期第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(企業結合等関係)
(企業結合に係る暫定的な会計処理の確定)
2019年11月1日に行われた株式会社新光FPサービスの現金を対価とする事業譲受について、第2四半期連結会
計期間において暫定的な会計処理を行っていましたが、当第3四半期連結会計期間において確定しております。
この暫定的な会計処理の確定に伴い、主として無形固定資産である顧客関連資産に104,685千円が配分された
結果、のれんの金額は暫定的に算定した金額194,501千円から104,685千円減少し、89,816千円となりました。
なお、のれんの償却期間は10年で、のれん以外の無形固定資産に配分された顧客関連資産の償却期間は6年で
あります。
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