7325 M-アイリック 2021-08-13 15:30:00
2021年6月期 連結決算説明資料(2020年7月-2021年6月) [pdf]
2021年6月期
連結決算説明資料
(2020年7月-2021年6月)
株式会社アイリックコーポレーション
(code:7325)
東証マザーズ
2021年8月13日
目次
1. 株式会社アイリックコーポレーションについて
株式会社アイリックコーポレーションとは P4
事業セグメント P5
企業理念・経営ビジョン P6
2. 2021年6月期 事業概況
2021年6月期 事業概況 P8~12
業績ハイライト P13
セグメント別売上高・KPI P14~27
3. 2022年6月期予想
2
2022年6月期予想 P29
2022年6月期 各セグメント施策 P30
2022年6月期 四半期ごとの予想値 P31
4. 成長戦略
3年後のあるべき姿 P33~35
セグメントごとの成長戦略 P36~39
まとめ P40~43
1. 株式会社アイリックコーポレーションについて
株式会社アイリックコーポレーションとは
業界唯一のワンストップ型「保険分析・検索システム」を自社開発し、
1 そのシステムを活用して来店型保険ショップ『保険クリニック®』を全国展開
開発されたシステムは『保険クリニック®』以外の保険乗合代理店や銀行・生命保
2 険会社にもサブスクリプション方式で提供し、 業界のプラットフォーム化を目指す
システムの機能強化において開発された、『スマートOCR®』戦略を基に業界の枠
3 を超えて、Fintech企業として成長を目指す
4
事業セグメント
【保険販売事業】
1 自社開発した「保険分析・検索システム」を活用した独自のサービスで
『保険クリニック®』直営店を52店舗展開
高い継続率と高い満足度※を獲得
※ご参照先 ホームページ「お客さま本位の業務運営方針」 https://www.irrc.co.jp/operations/
【ソリューション事業】
2 システムや教育・店舗ノウハウを提供する『保険クリニック®』FC店を全国
195店舗展開、さらには、システム及び教育の提供を保険会社や銀行へ
広げ、ソリューション事業を確立
【システム事業】
3 連結子会社である株式会社インフォディオにより、『スマートOCR®』(AI
搭載次世代型OCR)の開発など新しい技術開発に成功
保険業界以外へも技術提供を行う
5
企業理念・経営ビジョン
企業理念 経営ビジョン
アイリックコーポレーションは、
三者利益の共存 【三者利益の共存】という企業理念のもと、
顧客の 「お客様基点」を
原点に、お客様満足度の
利益 高いサービスを提供し
お客様から選ばれる
保険ショップNo.1と
なることを目指します
保険業界の
あらゆる角度において
全従業員の
最大の貢献をし
物心両面の幸せを追求し
業界発展や
メーカーの ディーラーの 保険流通革命実現に
全従業員が誇りをもてる
会社であり続けます
利益 利益 全力を尽くすことを
約束します
6
2. 2021年6月期 事業概況
2021年6月期 事業概況(サマリ)
サマリー
◆売上高 …… 『スマートOCR®』が好調に推移したシステム事業および出店が好調な
FC部門は大幅に伸長。AS部門は銀行・保険会社への販売が伸び、直営店部門は
新型コロナウイルスの影響があったものの出店強化により増収。前期比11.3%増。
◆売上原価 …… 『スマートOCR®』の大型契約の増加に伴い、カスタマイズに伴う原価
が増加。同22.4%増。
◆販売費及び一般管理費 …… 「3年後のあるべき姿」という3か年計画の1年目として
計画的な先行投資を実施。同14.6%増
◆営業利益 …… 同23.7%減。
8
2021年6月期 事業概況(売上高)
売上高
保険販売事業
直営店部門は、アフターコロナを視野に入れ積極的な出店を実施。直営店舗数は前
期末より8店舗増加(9店出店、1店統合)して6月末で52店舗となりました。上期
に実施したTV-CMやWeb広告からの電話相談・オンライン相談への積極的な誘導という
施策を実施した結果、Webによる予約数は大幅に増加しましたが、コロナウイルス流行の
拡大を受け、断続的に続く緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により、ショッピングモ
ールの人流は制限され、集客数は前期比12.3%増の12,477人に留まりました。
法人営業部門は、税制改正の影響が続いており、前期の売上高を下回る結果となり
ました。
この結果、同事業の当連結会計年度の売上高は2,759,552千円(前期比7.1%
増)、セグメント利益は491,680千円(同9.4%減)となりました。
9
2021年6月期 事業概況(売上高)
ソリューション事業
FC部門は、FC店舗数が前期末より14店舗増加して6月末で195店舗となり、Webからの
送客も順調に推移した結果、月額利用料および共同募集手数料が大幅に伸びました。引き続き、
①新規リクルート活動の強化、②既存代理店への追加出店の提案、③店舗運営指導要員の派
遣という施策を実施し、他業界による新規参入者への支援と取り込みを行っていきます。
AS部門は、第4四半期に中堅生保においてASシリーズの導入があり、ID数は8,401IDと前
期比412ID増加しました。しかしながら、2020年8月の大型解約の影響で、売上は前期比
5.5%の増加にとどまりました。一方で保険販売に積極的な地方銀行は増加傾向にあり、6月末
における銀行の導入は26行となりました。引き続き大手保険会社をはじめとした大型案件は複数
継続しており、具体的な導入に向けての検討が進んでおります。今後も全国規模の金融機関や大
手保険会社、地方銀行、企業系代理店による新規導入を目指します。
この結果、同事業の当連結会計年度の売上高は1,327,787千円(前期比12.9%増)、セ
グメント利益は376,314千円(同10.8%減)となりました。
10
2021年6月期 事業概況(売上高)
システム事業
子会社である株式会社インフォディオは、株式会社JTBや独立行政法人統計センター、国
税庁等から『スマートOCR®』(注1)の導入を受注したことにより、売上高が大きく伸長してお
ります。同システムについては引き続き多くの企業や官公庁からお問い合わせを頂いており、今後
の当社グループの業績を牽引することが期待できる事業の一つです。
この結果、同事業の当連結会計年度の売上高は551,084千円(前期比32.0%増)、セグ
メント利益は36,184千円(同24.6%減)となりました。
(注1)『スマートOCR®』(とは、AI(人工知能)を搭載し、ディープラーニング技術(深層学習、人間が自然に行う
タスクをコンピュータに学習させる機械学習の手法の一つ)を活用した、非定型帳票対応の次世代型光学的文字認識シス
テムです。
11
2021年6月期 事業概況(販売費及び一般管理費他)
売上原価
『スマートOCR®』の大型契約の増加に伴い、カスタマイズに伴う原価が増加し、688,031千円
(前期比22.4%増)となりました。
販売費及び一般管理費
「3年後のあるべき姿」という3か年計画の1年目として計画に基づき積極的な先行投資を実
施いたしました。上期においてはTV-CMを実施、通期にわたり積極的出店を実施し、特に第4四
半期で4店出店などアフターコロナに向けて投資を行った結果、人件費や家賃が大幅に増加いた
しました。また、システム開発に伴うソフトウェア償却なども嵩み、3,584,554千円(同14.6%
増)となりました。
営業利益
営業利益は365,837千円(同23.7%減)となりました。
12
業績ハイライト
売上高4,638百万円(前期比11.3%増)、営業利益365百万円(同23.7%減)、
当期純利益233百万円(同27.8%減) (単位:百万円)
2020年6月期 2021年6月期
通期 通期
対前年
実績 対売上高比 実績 対売上高比
同期比
売上高
4,169 100.0% 4,638 100.0% +11.3%
売上原価等
561 13.5% 688 14.8% +22.4%
売上総利益
3,607 86.5% 3,950 85.2% +9.5%
販売費及び一般管理費
3,128 75.0% 3,584 77.3% +14.6%
営業利益
479 11.5% 365 7.9% ▲ 23.7%
経常利益
488 11.7% 374 8.1% ▲ 23.4%
当期純利益
323 7.8% 233 5.0% ▲ 27.8%
13
セグメント別売上高
保険販売事業2,759百万円(前期比7.1%増)、ソリューション事業1,327百万円(同12.9%増)、 シ
ステム事業551百万円(同32.0%増) (単位:百万円)
2020年6月期 2021年6月期
通期 通期
対前年
実績 対売上高比 実績 対売上高比
同期比
保険販売事業
2,575 61.8% 2,759 59.5% +7.1%
直営店部門
2,273 54.5% 2,517 54.3% +10.7%
法人営業部門
301 7.2% 242 5.2% ▲ 19.8%
ソリューション事業
1,176 28.2% 1,327 28.6% +12.9%
AS部門
723 17.4% 763 16.5% +5.5%
FC部門
452 10.9% 564 12.2% +24.7%
システム事業
417 10.0% 551 11.9% +32.0%
売上高計
4,169 100.0% 4,638 100.0% +11.2%
14
保険販売事業売上高
直営店部門は、WEBからの予約数は大幅に増加したものの、緊急事態宣言等の影響で、集客数は
前期比12.3%増に留まりました。一方、法人営業部門は税制改正の影響が続いており、前期を下回
る結果となりました。
保険販売事業の売上高は2,759百万円(前期比7.1%増)となりました。
売上高構成 法人営業部門 対前年同期比
直営店部門
計2,759百万円
法人営業部門
計2,575百万円 ▲19.8%
242百万円 242
(8.8%) 301 百万円
百万円
+10.7%
保険販売事業 2,517
2,273
売上高 百万円
百万円
2,759百万円
(対前年同期比+7.1%)
直営店部門
2,517百万円
(91.2%)
2020年6月期第4四半期 2021年6月期第4四半期
15
保険販売事業KPI (直営店舗推移)
集客力の高いショッピングモール等の物件から、収益性が高いと見られるものを精査・選別して
出店しております。
21.6期末直営店舗数:52店舗 第4四半期 出店店舗一覧
21.6期 4月 ぷらりと京王府中店(東京都)
6月 イオンモール川口店(埼玉県)
52店
6月 イオンタウン吉川美南店(埼玉県)
44店 6月 勝どき駅前店(東京都)
38店 (1Q)
32店
29店
17.6期 18.6期 19.6期 20.6期 21.6期
16
保険販売事業KPI (直営店集客数)
WEBによる予約数は大幅に増加しましたが、断続的に続く緊急事態宣言やまん延防止等重点措
置により、ショッピングモールの人の流れはなかなかコロナ禍前の状況に戻らず、新規店舗では比較的
好調に推移したものの、既存店の集客が伸び悩み、集客数は対前期比12.3%増加に留まりまし
た。
21.6期 集客数
12,477人
12,477
10,424 11,215 11,108
8,646
17.6期 18.6期 19.6期 20.6期 21.6期
17
保険販売事業KPI (直営店成約率)
複雑化する保険商品に対応するため教育・研修を強化し、成約率及びコンサルティング能力の向上
に努めております。2021年6月期は、新型コロナウイルス情勢に伴う保険へのニーズの高まりを受
け、61.2%と高い成約率となっております。
21.6期 成約率
70%
59.7% 61.2%
60% 55.1% 51.5% 56.7%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
17.6期 18.6期 19.6期 20.6期 21.6期
18
保険販売事業KPI (一世帯当たりの成約単価)
老後資金の貯蓄に関する関心度は依然高く、貯蓄型保険の販売が比較的好調に推移しました。一
方で、コロナ禍における医療保険への需要が高く、成約単価は若干減少しました。
175千円 21.6期 成約単価
159千円 152千円
126千円 129千円
17.6期 18.6期 19.6期 20.6期 21.6期
19
ソリューション事業売上高
FC部門は、他業界による積極的な保険ショップ参入が続いており、FC店舗数が2021年6月期に
14店舗増加し、月額利用料および共同募集手数料が大幅に伸びました。AS部門は、第1四半期
に大型解約があったものの、第4四半期に中堅生保による新規導入がありました。
ソリューション事業の売上高は1,327百万円(前期比12.9%増)となりました。
売上高構成 対前年同期比
AS部門
FC部門
計1,327百万円
計1,176百万円 +5.5%
723 763
AS部門 FC部門
ソリューション事業 564百万円
763百万円 百万円
売上高 (42.5%) 百万円
(57.5%)
1,327百万円
(対前年同期比+12.9%)
+24.7%
564
452
百万円
百万円
2020年6月期第4四半期 2021年6月期第4四半期
20
ソリューション事業KPI (ASシリーズID数推移)
2021年6月期のASシリーズID数は、8,401ID(代理店・銀行4,681ID、保険会社3,720ID)とな
りました。新型コロナウイルスの影響などにより一部代理店で大型解約がありましたが、第4四半期に
中堅生保会社への導入もあり、ID数は412ID増加しました。引き続き大手保険会社をはじめとした
大型案件は複数継続しており、今後も全国規模の金融機関や大手保険会社、地方銀行、企業系
代理店による新規導入を目指します。
21.6期
代理店・銀行 4,981
4,720 4,681
保険会社 4,476
3,696 3,720
3,019 3,008
341 364
17.6期 18.6期 19.6期 20.6期 21.6期
※生命保険会社に対しては、募集人単位や支社(営業所)単位で販売しているため、販売ID数や平均単価が大きく乖離
することがあります。従いまして、販売先ごとにID数を区分することにしました。
21
ソリューション事業(AS部門)の収益モデル
ASシリーズ利用会社からのニーズにより、保険販売コンサルティング売上やOCR売上が増加しております。
初期登録料・月額利用料
金融機関・保険代理店・企業内代理店等に対し、ASシリーズを提供することにより支払われます。
保険販売コンサルティング(教育含む)売上
主に金融機関等のシステムユーザーに対し、教育研修、証券分析等のコンサルティングサービスを提供しております。
OCR売上(金融機関向け)
金融機関向けに保険証券等のOCR(光学的文字認識)サービスを提供しております。
その他ソリューション売上
上記いずれにも属していない売上を一部計上しております。
保険販売コンサルティング(教育含む)売上
110百万円
ID × 単価 +
AS部門の売上計算 = OCR売上(金融機関向け)
86百万円
初期登録料
月額利用料
その他ソリューション売上
530百万円 37百万円
ASシリーズの既存顧客に対するサービス
22
ソリューション事業KPI (FC店舗推移・店舗一覧)
保険代理店業界への参入意欲の高い他業界に対するリクルート活動の強化を行っております。また、
既存代理店への追加出店の提案等を実施しております。
21.6期末FC店舗数:195店舗
FC店舗推移 都道府県別店舗一覧
21.6期
195店
181店
159店 北海道・東北
152店 甲信越 12店舗
148店 7店舗
北陸
6店舗
中国・四国 関西 関東
14店舗 25店舗
東海 66店舗
31店舗
九州・沖縄
34店舗
17.6期 18.6期 19.6期 20.6期 21.6期
23
ソリューション事業KPI (FC他業界の動向)
様々な代理店販売を行っていた各地域の企業様が、保険代理店業界への高い参入意欲を持って
います。
保険ショップは
自動車の販売代理店 2030年ガソリン車
どうかな? 禁止?
ガソリンスタンド経営
携帯ショップ
etc......
自動車販売の減少 携帯のオンライン契約移行
当社が唯一、大手保険ショップでフランチャイズ展開をしております。
保険販売は覚えなくてはならないことが多く、新規参入を挫折されるケースが多くありましたが、
保険IQシステムの提供と徹底した教育体制によって、新規参入の強力なバックアップを可能に
しています。
24
ソリューション事業(FC部門)の収益モデル
FC店舗網の拡大により、全体的にFC部門の売上が増加しております。
初期登録料・基本料金・店舗料金
『保険クリニック』FC店に対し、『保険IQシステム』、教育・研修、店舗ノウハウ、プロモーション等のサポートを提供することによ
り、FC店より支払われます。
ロイヤリティ売上
『保険クリニック』FC店の売上の一部から発生するロイヤリティです。
共同募集に伴う保険手数料
『保険クリニック』FC店に対し、共同募集対象となるお客様が成約した場合、FC店と当社において、共同募集としての保険
手数料が発生するものです。
その他サービスに伴う売上
『保険クリニック』FC店に対し、研修・講師派遣等のサービスを提供した場合、その対価がFC店より支払われます。
新規登録 ロイヤリティ売上
89百万円
初期登録料
FC部門の売上計算 = + 基本料金 + 共同募集に伴う保険手数料
店舗 135百万円
店舗数 × 店舗料金 その他サービスに伴う売上
44百万円
296百万円
25
システム事業売上高
『スマートOCR®』の売上は順調に推移しており、前期比68.7%増と大きく伸長いたしました。
引き続き多くの企業や官公庁からお問い合わせを頂いており、今後の当社グループの業績を牽
引することが期待できる事業の一つです。
システム事業の売上高は551百万円(前期比32.0%増)となりました。
売上高内訳 対前年同期比
スマートOCR®
計551百万円
受託開発等
計417百万円 +68.7% 302
スマートOCR® 百万円
302百万円 179
(54.9%) システム事業
売上高 受託開発等 百万円
+4.4%
551百万円 248百万円
(対前年同期比+32.0%)
(45.1%) 248
百万円
238
百万円
2020年6月期第4四半期 2021年6月期第4四半期
26
システム事業 (各種パッケージ紹介)
『スマートOCR®』は様々な非定型帳票に対応でき、複雑な帳票も正確に認識・変換することが可能
です。また、汎用的な『スマートOCR®』を充実させるパッケージオプションも数多くリリースしております。
請求書 パック
領収書・レシート 基本パック
名刺 基本パック
決算書 基本パック
診療明細書 基本パック
他にも多数のパッケージを展開しております。
※ 基本パックにおいては、それぞれ基本設定を基に運用しながら、読み取り困難なドキュメント等に関しましては精度改善を行う必要があります。
27
3. 2022年6月期予想
2022年6月期予想
売上高は対前期増減率+20.0%、営業利益は同50.3%を予想しております。
(なお、下記増減率は、当社における「収益認識に関する会計基準」等適用の影響が軽微なため、そのままの金額で算出しております)
(単位:百万円)
2021年6月期 2022年6月期 予想対前期実績
実績 予想 増減率
売上高 4,638 5,564 +20.0%
保険販売事業 2,759 3,344 +21.2%
直営店部門 2,517 3,114 +23.7%
法人営業部門 242 230 ▲5.0%
ソリューション事業 1,327 1,570 +18.3%
AS部門 763 920 +20.5%
FC部門 564 650 +15.2%
システム事業 551 650 +17.9%
営業利益 365 550 +50.3%
経常利益 374 557 +48.8%
当期純利益 233 349 +49.6%
29
2022年6月期 各セグメント施策
保険販売事業
直営店部門は、直営店舗の増加ペースを昨年から高めており、前期末比8店舗増の60店舗を
目指します。またDXの進展と『保険クリニック®』認知度向上により増収を目指します。
法人営業部門は、新規顧客の開拓と新たな法人向け提案商品の開発を目指します。
ソリューション事業
FC部門は、FC店舗数を前期末比20店舗増の217店舗を目指します。①新規リクルート活
動の強化、②既存代理店への追加出店の提案、③店舗運営指導要員の派遣という施策を実施
し、他業界による新規参入者への支援と取り込みを行っていきます。
AS部門は、大手保険会社をはじめとした大型案件が複数継続しており、具体的な導入に向け
ての検討が進んでおります。今後も全国規模の金融機関や大手保険会社、地方銀行、企業系
代理店による新規導入を目指します。
システム事業
『スマートOCR®』について多くの企業や官公庁からお問い合わせを頂いており、今後の当社グ
ループの業績を牽引する事業の一つとして引き続き注力していきます。
30
2022年6月期 四半期ごとの予想値 ※四半期累計
売上高 営業利益 売上高:5,564
営業利益:550
6,000 600
5,000 500
4,000 売上高:2,556 400
営業利益:209
売 3,000 300 営
上 業
高 利
2,000 200 益
1,000 100
0 0
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
-1,000 -100
【上半期】 【下半期】
売上はコロナの影響から徐々に脱却 新規出店効果及びAS・システム売上の伸長
販管費は出店及び人員増強で増加 第4四半期にTVCM等を見込む
31
4. 成長戦略
はじめに
■3年後のあるべき姿
①保険SHOPの新しいスタイル
~デジタル技術活用による最良の顧客サービスの永続的提供~
②『保険クリニック®』の認知度向上
~認知度26%~
③売上・営業利益イメージ
~売上70億円、営業利益10億円を目指す~
33
保険SHOPの新しいスタイル
デジタル技術活用による最良の顧客サービスの永続的提供
テーマ:いつでもどこでも保険クリニック®店舗と同じサービスが受けられる
お客様へ最良のサービスの提供(保険IQシステム®のスマホ対応)
マーケティング コアサービス アフターサービス
ブランディング強化 マイページ
CM拡大認知度 店舗相談 WEB相談
保険フォルダの提供
26%(3年後) PC/スマホからでも
セカンドオピニオン・ヘルスケア
各種情報提供
保険IQシステム®を活用した ゲーム・サービスなどの
保険分析・比較推奨サービス インセンティブ
SNS ~Shopと同じサービス提供~
店舗出店加速 マネタイズ
イベント
コールセンターチー
保険IQシステム
ム
®
テレワークの推進
CRM:顧客管理システム
24H いつでもどこでも 生産性向上
一部API
電話相談 WEB完結 連携済み
来店予約 保険会社API連携
ロボアド チャットボット 本部とFCの連携強化 データ連携
誘致活動
マーケティングからアフターサービスまで一貫した保険サービスの提供
単なるWEB相談ではなく、保険IQシステム®を活用した他社にはできないサービス提供
34
売上・営業利益イメージ
3年後売上70億円、営業利益10億円を目指す
(単位:百万円)
8,000 1,000
売上高 営業利益
TV-CM投資 直営集客40,000人
(内WEB相談8,000人)
3年後認知率26% FC集客 60,000人
売 営
上 4,000 500 業
高 利
DX化率
アイリック
マイページDL数
益
DXプロジェクト
200,000件
相談時間の 一人当たりの
25%短縮 生産性を50%UP
0 0
2020年6月期 2021年6月期 2022年6月期 2023年6月期
投資・準備期間
35
セグメントごとの成長戦略
■保険販売事業の成長戦略
■保険ソリューション事業の成長戦略
■システム事業の成長戦略
36
保険販売事業の成長戦略
日本で初めての保険相談窓口 デジタル化でいつでもどこでも保険相談
来店型保険ショップ 『保険IQシステム®』スマホ対応
独自開発のシステムで最適な保険商品提案 CRMでお客様サービスの最良化
+
保険分析・検索システム『保険IQシステム®』 顧客管理システムと各システム連携
視認性・アクセス性の高い店舗作り 保険会社とのAPI連携強化
インストア・路面店の好立地店舗への出店 契約までのお時間を大きく短縮(効率化)
遠隔での保険相談 新たな デジタル化での効率UP
価値!!
ご自宅からでも保険相談『IQリモ・コン』 店舗スタッフの生産性アップ
※『IQリモ・コン』は現在「オンライン保険相談」に統合されています。
CM効果で認知度UP
3年度『保険クリニック®』認知度26%
(現在7%)
37
保険ソリューション事業の成長戦略
全保険販売事業者向けシステム ASシリーズの利便性向上
AIーOCR機能向上・ロボアド
『ASシリーズ』
お手軽保険証券分析・スマホ版提供
保険販売コンサルティング ASシリーズのAPI連携強化
+
保険会社とのペーパレス連携・
保険販売教育・証券分析指導など
各種CRMとの連携
金融機関向けサービス クライアントに応じた深耕ソリューションサービス
金融機関向け『スマートOCR®』 チャネル別保険販売コンサルティング
新たな
他業種の保険販売によるFC増店 価値!! CM効果で認知度UP
サブスクリプション+ロイヤリティ FC集客増加⇒ロイヤリティ増
FCスタッフ向けサポート CM効果でブランド力UP
『IQリモ・コン』 FC新規出店増加
※『IQリモ・コン』は現在「オンライン保険相談」に統合されています。
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システム事業の成長戦略
大手企業からの受注増加 AI-OCRからAIソリューションへ
『スマートOCR®』 API連携 OCR結果を自動化するソリューション
+
パートナー戦略強化
Slerとのパートナー強化
OCRパッケージ化:クラウドサービス Salesforce等のプラットホーム連携強化
『スマートOCR®』シリーズ
OCRパッケージの拡充
新たな 保険業界のみならず全産業への提供拡大
価値!!
Flash(Flex)サービスの終了(Adobe) 保険会社とのAPI連携増加 CRM化
HTML5 への変換受託業務 全システム連携と保険会社とのAPI
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まとめ
■成長戦略イメージ
■企業テーマ
■『スマートOCR®』の導入事例
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成長戦略まとめ~成長イメージ~
システムの業界プラットフォーム化による収益の拡大とともに、 『スマートOCR®』戦略
『スマートOCR®』戦略を元に業容を広げ、Fintech企業として成長 ~システム事業~
(収益) 様々なマーケットへの技術提供
AI-OCRからAIソリューションへ
DX化 Start
現在のステージ システムの
プラットフォーム戦略
上場時 ~ソリューション事業~
生命保険募集人120万人市場
保険会社とのAPI連携拡大
他業種の保険販売支援
独自サービスでの直営店出店拡大
店舗戦略 保険SHOPの新スタイルの構築
ブランディング・マーケティング強化
~保険販売事業~
(時間軸)
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Fintech Innovation
IRRCの企業テーマは!
当社は保険の全てに関わっていきたいと考えています。
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スマートOCR®(AI搭載の非定型帳票対応型OCR)の導入事例
独立行政法人統計センター様 株式会社JTB様
国税庁様 法務省様
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