7325 M-アイリック 2019-02-19 18:15:00
2019年6月期 第2四半期連結決算説明資料(2018年7月-2018年12月) [pdf]
2019年6月期 第2四半期
連結決算説明資料
(2018年7月-2018年12月)
株式会社アイリックコーポレーション
(code:7325)
東証マザーズ
2019年2月19日
目次
1. 株式会社アイリックコーポレーションについて
株式会社アイリックコーポレーションとは P4
事業セグメント P5
企業理念・ビジョン P6
2. 事業概況
第2四半期業績ハイライト P8
保険販売事業 P9
ソリューション事業 P15
システム事業 P19
2019年6月期予想 P21
3. 成長戦略
保険販売事業 P23
FC部門 P24
AS部門 P25
システム事業 P26
成長戦略まとめ P27
4. ご参考
損益計算書の概要 P30
貸借対照表の概要 P31
2
1. 株式会社アイリックコーポレーションについて
株式会社アイリックコーポレーションとは
業界唯一のワンストップ型「保険分析・検索システム」を自社開発し、
1 そのシステムを活用して来店型保険ショップ『保険クリニック』を全国展開
開発されたシステムは保険クリニック以外の保険乗合代理店や銀行・生命保
2 険会社にもサブスクリプション方式で提供し、 業界のプラットホーム化を目指す
システムの機能強化において開発された、スマートOCR戦略を基に業界の枠
3 を超えて、Fintech企業として成長を目指す
4
事業セグメント
【保険販売事業】
1 自社開発した「保険分析・検索システム」を活用した独自のサービスで
『保険クリニック』直営店を34店舗展開
高い継続率と高い満足度※を獲得
※ご参照先 ホームページ「お客さま本位の業務運営方針」 https://www.irrc.co.jp/operations/
【ソリューション事業】
2 システムや教育・店舗ノウハウを提供する『保険クリニック』FC店を全国
153店舗展開、さらには、システム及び教育の提供を保険会社や銀行へ
広げ、ソリューション事業を確立
【システム事業】
3 連結子会社である株式会社インフォディオにより、スマートOCR(AI搭載
次世代型OCR)の開発など新しい技術開発に成功
保険業界以外へも技術提供を行う
5
企業理念・ビジョン
企業理念 経営ビジョン
アイリックコーポレーションは、
三者利益の共存 【三者利益の共存】という企業理念のもと、
顧客の 「お客様基点」を
利益 原点に、お客様満足度の
高いサービスを提供し
お客様から選ばれる
保険ショップNo.1と
なることを目指します
保険業界の
あらゆる角度において
全従業員の
最大の貢献をし
物心両面の幸せを追求し
業界発展や
メーカーの ディーラーの 保険流通革命実現に
全従業員が誇りをもてる
会社であり続けます
利益 利益 全力を尽くすことを
約束します
6
2. 事業概況
第2四半期業績ハイライト
売上高1,759百万円、経常利益202百万円、四半期純利益は121百万円となりました。
(単位:百万円)
2019年6月期
第2四半期 2019年 通期
6月期 予想比
通期予想値 達成率
実績 対売上比
売上高 1,759 100.0% 3,584 49.1%
保険販売事業 1,189 67.6% 2,220 53.6%
ソリューション事業 467 26.6% 1,184 39.5%
システム事業 102 5.8% 180 56.7%
売上原価等 217 12.4% 400 54.3%
売上総利益 1,542 87.6% 3,184 48.4%
販管費及び一般管理費 1,317 74.9% 2,739 48.1%
営業利益 224 12.8% 444 50.5%
経常利益 202 11.5% 441 45.8%
親会社株主に帰属する
四半期純利益 121 6.9% 306 39.8%
8
保険販売事業-第2四半期売上実績-
保険販売事業の売上高は1,189百万円となりました。直営店売上が売上の7割以上
占めております。
直営店売上
法人営業売上
通期予想
2,220百万円
18.6期実績
+10.8%
2,004百万円
法人営業売上
288百万円
613
(24%)
売上高 第2四半期
1,189百万円
1,189百万円
第2四半期
288
194百万円
直営店売上 1,391 901
901百万円
(76%)
18.6期 19.6期
9
保険販売事業-直営店舗推移-
集客力の高いショッピングモール等の物件から、収益性が高いと見られるものを
精査・選別して出店しております。
店舗数は前期末の32店舗から12月末は34店舗と2店舗の増加となりました。
流山おおたかの森駅前店(千葉県)
2019年6月期予想
36店舗
34店
32店
29店
24店 (2018年11月1日オープン)
18店
16店 ららぽーと豊洲店(東京都)
14.6期 15.6期 16.6期 17.6期 18.6期 19.6期
第2四半期
(2018年11月16日オープン)
10
保険販売事業-収益の流れ-
保険販売事業の主な収益は、保険会社から支払われる保険手数料になります。
収益の流れ
当社と契約を締結する保険会社の保険商品を販売することで、お客様と当該保険会社との間で保険契約が締結されます。
そしてお客様から保険会社へ支払われる「保険料」に従って、当該保険会社から当社に対し「保険手数料」が支払われます。
代理店業務委託契約
各保険会社
③保険手数料
コ株
( )
ー
ポア ②
レイ 保
保 険
ーリ 険 契
シッ 料 約
ョク
ン ➀保険コンサルティング
お客様(個人・法人)
保険SHOPの売上計算= 成約単価 × 集客数 × 成約率
11
保険販売事業-1件当たりの成約単価-
2017年4月の標準利率引き下げにより、保険料の比較的高い外貨建終身保険の
取扱件数が増加しております。
単位:千円
183
139 145
130 127 125
110
16.6期 16.6期 17.6期 17.6期 18.6期 18.6期 19.6期
第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期
12
保険販売事業-直営店集客数-
Webを活用した広報活動や各種イベントの実施等、効率的な広告宣伝活動を
展開することにより、集客活動に力を入れております。
単位:人
下期 計10,424
中間期
計8,646
5,503
計5,749 4,958
3,199
4,921 5,148
3,688
2,550
16.6期 17.6期 18.6期 19.6期
13
保険販売事業-直営店成約率-
煩雑化する保険種類に対応するため教育・研修を強化し、コンサルティング能力及び
成約率の向上に努めております。
60%
56.6%
56.1%
54.8% 54.6%
55% 54.2%
51.5% 51.8%
50%
45%
16.6期 16.6期 17.6期 17.6期 18.6期 18.6期 19.6期
第2四半期 第2四半期 第2四半期 第2四半期
14
ソリューション事業部-第2四半期売上実績-
第2四半期ソリューション事業の売上高は467百万円となりました。売上構成比は
FC部門が約4割、AS部門が約6割となっています。
FC部門
通期予想値
AS部門 1,184百万円
+31.4%
18.6期実績
901百万円
AS部門 FC部門
273百万円 売上高 194百万円
(58%) 467百万円 (42%) 516
第2四半期
467百万円
273
385
194
18.6期 19.6期
15
ソリューション事業部-FC店舗推移・都道府県別一覧-
新規リクルート活動の強化や既存代理店への追加出店の提案等、店舗数の増加に
向けた施策の実施しております。
店舗数は前期末の148店舗から5店舗の増加し、153店舗となりました。
FC店舗推移 都道府県別店舗一覧
153店
152店
148店
北海道・東北
140店 甲信越 11店舗
11店舗
133店 北陸
5店舗
中国・四国 関西 関東
17店舗 16店舗
東海 43店舗
27店舗
14.6期 15.6期 16.6期 17.6期 18.6期 九州・沖縄
23店舗
第2四半期
16
ソリューション事業部-FC部門収益モデル-
FC部門の主な収益は、「初期登録料・月額利用料」、ロイヤリティ及び共同募集手数料
となっております。
初期登録料・月額利用料
・FC運営代理店に対し、保険IQシステムや教育・研修、店舗ノウハウ等のサポートを提供することにより支払われます。
ロイヤリティ
・保険会社よりFC運営代理店に支払われた保険手数料のうち、一定の率を乗じた額が支払われます。
共同募集手数料
・FC運営代理店と共同で募集行為を行い、FC店舗に送客し、成約に至ることで保険会社より支払われます。
[保険IQシステム]及び教育とノウハウ提供
FC運営代理店
コ株
( )
ー 「初期登録料・月額利用料」、ロイヤリティ
ポア
レイ 保
険
ーリ 手
シッ 数
料
ョク
ン
共同募集手数料
各保険会社
17
ソリューション事業部-AS部門収益モデル-
AS部門の主な収益は、システム提供に伴う利用料になります。その他、教育研修売上等
も計上しております。
初期登録料・月額利用料
金融機関・保険代理店・企業代理店等に対し、ASシステム等を提供することにより支払われます。
教育研修売上等
システムユーザーに対し、教育研修サービスや保険証券をお預かりして代わりに分析するサービス等を提供しております。
ASシステム等 金融機関
(株)アイリック 保険代理店
コーポレーション 企業代理店等
「初期登録料・月額利用料」、
教育研修売上等
生命保険の現状把握・検索・提案システム
証券分析能力を備え、コンサルティングから契約までワンストップ機能
18
システム事業部-第2四半期売上実績-
第2四半期システム事業の売上高は102百万円となりました。
受託開発
FLEX to HTML5
スマートOCR
スマートOCR
27百万円
▲4.1%
(27%) 18.6期実績
受託開発 通期予想値
187百万円
38百万円 180百万円
13
売上高 (38%) 18
102百万円
第2四半期
102百万円
FLEX to HTML5※ 27
157
36百万円 36
(36%)
38
※2020年末にAdobe・Flashがサポートを終了するため、
ユーザが保有している既存のシステムを、当社の変換ツール
を使用してHTML5化する案件
18.6期 19.6期
19
システム事業-収益モデル-
保険分析・販売支援等のシステム開発及びその他ソフトウェア受託開発等を、
100%連結子会社である株式会社インフォディオにて行っております。
システム・ソフトウェアの開発
(株)アイリック (株)インフォディオ
コーポレーション 開発費
システム・ソフトウェアの開発 開
発
費
お客様(法人)
インフォディオにて開発したシステム及びサービス
『保険IQシステム』、『ASシステム』等
AI(人工知能)技術を活用した「生命保険証券の自動分析サービス」
『保険フォルダ』アプリ
『IQリモ・コン~どこでもリモート保険相談~』によるリモートコンサルティング・サービス
スマートOCRクラウドサービス(2018年10月1日より販売開始)
20
2019年6月期予想
売上高は15.9%増の3,584百万円、経常利益は75.7%増の441百万円を
見込んでおります。 (単位:百万円)
2018年6月期 2019年6月期
実績 対売上比 予想値 対売上比 対前年実績比
売上高 3,093 100.0% 3,584 100.0% +15.9%
保険販売事業 2,004 64.8% 2,220 61.9% +10.8%
ソリューション事業 901 29.1% 1,184 33.0% +31.4%
システム事業 187 6.1% 180 5.0% ▲4.1%
売上原価 397 12.8% 400 11.2% +0.7%
売上総利益 2,696 87.2% 3,184 88.8% +18.1%
販管費及び一般管理費 2,429 78.5% 2,739 76.4% +12.8%
営業利益 266 8.6% 444 12.4% +66.6%
経常利益 251 8.1% 441 12.3% +75.7%
親会社株主に帰属する
四半期純利益 174 5.6% 306 8.5% +75.4%
21
3. 成長戦略
保険販売事業
コンサル+システムを使ったサービスの差別化と視認性の高い店舗作りで拡大
直営店舗数推移
50店
40店
30店
20店
10店
0店
15.6期 16.6期 17.6期 18.6期 19.6期
第2四半期
23
FC部門 新たなサービスの導入による店舗拡大
次世代型保険販売リモート・コンサルなども取り入れ、異業種も含めてFC拡大
「IQ リモ・コン」サービスを開始 競争力を有する直営店舗の増加
2018年6月1日よりスタート 新規出店、既存店舗のリノベーション
自宅や『保険クリニック』の店舗でWEB 経由で保険 新サービス提供に伴う異業種増加により、FC拡大
相談を実施する、リモート・コンサル
直営・FC店舗数の推移・計画
直営 FC
200店 異業種の
取り込み
150店
100店
50店
0店
15.6期 16.6期 17.6期 18.6期 19.6期
サービス利用時の様子▶
第2四半期
24
AS部門 全保険販売チャネルへ提供開始
AI搭載のスマートOCR開発により『ASシステム』の教育利用が開始
全生命保険募集人を対象に、提供拡大
異業種からの新たな参入が見込まれるため、潜在市場はさ 推定シェアは
らに大きな規模に拡大 0.6%
アイリックID数
全保険販売チャネルへの 7,323
提供
2019年1月
7,323ID
4840 4810
生命保険募集人
4037 約120万人
(2018年度)
2803
1255
出所)生命保険の動向(2018年度版)
15.6期 16.6期 17.6期 18.6期 19.6期 *登録営業員数と代理店使用人数の合計値
第2四半期
25
システム事業 スマートOCR戦略技術を様々な分野に拡大
保険業界の枠を超え、AI搭載のスマートOCR事業を展開
“保険×IT×AI” インシュアテック第3 弾 『非定型帳票対応OCR』の成功!
ディープラーニング(人工知能)OCR エンジンにより、非定型帳票のデータ化を実現
業務効率化等を目的とし、請求書やその他一般書類をターゲットとした、非定型帳票対応サービス
人工知能による次世代OCR
つぶれた文字や隣接した文字が結合した場合でも高い認識率を実現
非定型帳票のデータ化に対応
読取り位置情報の指定なしで、多種類のフォーマットを持つ帳票から必要なデータを取得
AIノイズ処理エンジン
網掛けや色塗り領域の文字列、反転文字の文字認識を実現
WEB によるユーザインターフェース
WEBブラウザがあれば簡単に利用可能
サービスの一部を共同開発で合意
2018年5月、住友生命が「Vitality」にて取り扱う「健康診断書」画像のデータ化技術を
共同開発し、業務に利用する方向で合意
Vitality 健康診断の機能を管理するシステムにおいて、
• 『保険クリニック』で既に運用実績があるAI を活用した「構造化OCR 技術」を応用
• お客さまにご提出いただく健康診断書の画像を自動でデジタル化することが可能
26
成長イメージ
システムの業界プラットフォーム化による収益の拡大とともに、
スマートOCR戦略を元に業容を広げ、Fintech企業として成長
(収益)
スマートOCR戦略
~システム事業~
様々なマーケットへの技術提供
上場の狙い
1. 社会的知名度・信用力の向上
2. 優秀な人材の確保
システムの
3. 社内管理体制の充実
プラットフォーム戦略
現在のステージ ~ソリューション事業~
生命保険募集人120万人市場
「証券分析AIアシスト機能」
「IQリモ・コン」における異業種支援
店舗戦略 独自サービスでの直営店出店拡大
~保険販売事業~ 「IQリモ・コン」の活用
(時間軸)
27
人と保険の未来をつなぐ~Fintech Innovation~
28
4. ご参考
損益計算書の概要
(単位:百万円)
2019年6月期 売上原価
第2四半期(累計) 保険販売事業における外注費やシステム
売上高 1,759 事業における労務費等から構成
売上原価等 217 販管費及び一般管理費
売上総利益 人件費、本社及び店舗の地代家賃等、概
1,542
ね固定的な費用で構成
販管費及び一般管理費 1,317
営業外収益
営業利益
224 FC店への転貸や社宅家賃の個人負担分
等を計上
営業外収益
4
営業外費用 営業外費用
27 上記営業外収益に係る賃貸収入原価や、
経常利益 202 上場関連費用等を計上
税引前純利益 198
法人税等合計額 76
親会社株主に帰属する
四半期純利益 121
30
貸借対照表の概要
(単位:百万円)
2019年6月期
資産 2018年6月期 対前期末増減
第2四半期
流動資産 1,338 2,635 +1,296
現金及び預金 937 2,219 +1,281
売掛金等 400 415 +14
固定資産 793 833 +39
資産合計 2,132 3,468 +1,336
2019年6月期
負債純資産 2018年6月期 対前期増減
第2四半期
流動負債 366 410 +43
固定負債 25 11 ▲14
負債合計 392 421 +29
株主資本 1,738 3,045 +1,307
※資本金 694 1,270 +576
※資本剰余金 618 1,214 +595
利益剰余金等 425 560 +134
新株予約権 1 1 0
純資産合計 1,740 3,047 +1,307
負債純資産合計 2,132 3,468 +1,336
※上場に伴う新株式の発行及び自己株式の処分、オーバーアロットメントによる売出しにより、資
本金が576百万円、資本剰余金が595百万円増加しております
31
ディスクレーマー
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