7317 M-松屋R&D 2020-04-06 08:00:00
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ [pdf]
2020 年4月6日
各 位
会 社 名 株式会社松屋アールアンドディ
代 表 者 名 代表取締役社長 後 藤 秀 隆
(コード番号:7317 東証マザーズ)
問 合 せ 先 取締役経理部長 松 川 浩 一
(TEL. 0779-66-2096)
東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当社決算情報等のお知らせ
当社は、本日、2020 年4月6日に東京証券取引所マザーズに上場いたしました。今後とも、な
お一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、2020 年3月期(2019 年4月1日~2020 年3月 31 日)における当社グループの業績予想
は、次のとおりであり、また、最近の決算情報等につきましては別添のとおりであります。
【連 結】 (単位:百万円・%)
決算期 2020 年3月期
2020 年3月期 2019 年3月期
第3 四半期累計期間
(予想) (実績)
(実績)
項 目 対売上高 対前期 対売上高 対売上高
比率 増減率 比率 比率
売 上 高 8,140 100.0 8.3 6,451 100.0 7,517 100.0
営 業 利 益 331 4.0 83.7 310 4.8 180 2.4
経 常 利 益 293 3.6 31.0 297 4.6 223 3.0
親会 社 株 主に 帰 属す る
188 2.3 65.7 240 3.7 113 1.5
当期 ( 四 半期 ) 純利 益
1 株 当 た り 当 期
83 円 72 銭 106 円 86 銭 50 円 53 銭
( 四 半 期 ) 純 利 益
1 株 当 た り 配 当 金 0 円 00 銭 ― 0 円 00 銭
(注)1.1株当たり当期(四半期)純利益は期中平均発行済株式数により算出しております。
2.2019 年3月 27 日付で、株式1株につき 1,000 株の株式分割を行っております。上記では、2019 年3
月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期(四半期)純利益を算出しておりま
す。
3.2020 年3月期(予想)は 2019 年7月までの実績を踏まえて、2019 年8月に予想したものとなります。
なお、2020 年2月に販売費及び一般管理費並びに営業外費用について翌期への期ズレが明らかとなっ
た費用は、当期の費用から除いております。
【2020 年 3 月期業績予想の前提条件】
(1)全体の見通し
当社グループは、「Safety & Medical Healthcare を通して科学技術の向上を図り人類に貢
献する。」との経営理念のもと、長年培ってきた縫製に関する開発力・技術力を基盤として、
優れた品質の製品を安定供給することにより、顧客満足度の向上を図るとともに、取引先・協
力会社・地域社会・投資家の皆様方と従業員からの信頼と期待に応えられる企業を目指してお
ります。
当社グループは、自動縫製機の製造・販売を行う「縫製自動機事業」及び当該機械を用いた
血圧計腕帯、カーシートカバー、エアバッグ等の縫製品の製造・販売を行う「縫製品事業」の
2 事業を主力事業として事業活動を行っており、大口顧客であるオムロングループ各社からの
血圧計腕帯製品の縫製品事業に関する安定的な受注を確保しております。
我が国経済の先行きについては、企業収益や雇用状況の改善により、緩やかな回復基調とな
ったものの、世界経済においては米中貿易摩擦の激化や、欧州の政治情勢等に起因する景気減
速懸念により先行き不透明感が増しており、縫製自動機事業においては、製造業の設備投資費
用が削減されることも予想されますが、 当社グループを取り巻く縫製にまつわる業界において
は、人手不足を背景に縫製機器の自動化への需要が高まっており、縫製自動機事業における主
力のレーザー裁断機やエアバッグメーカー向けの縫製自動機の開発、 販売を強化してまいりま
す。また、縫製品事業においては、血圧計腕帯について健康志向の高まりを背景として安定的
な生産量が見込まれております。 カーシートカバーやエアバッグの属する自動車業界では上記
の環境から今後の業界動向としては不透明な状況であるものの、 当社グループでは海外での生
産拠点を活用するほか、 当社製の縫製自動機を工程に活用することによりコストを抑えること
で、当社グループへの生産委託を促し、カーシートカバーやエアバッグの縫製品の生産拡大に
繋げてまいります。
上記の経営環境の中、当社グループにおいては、縫製工程の自動化技術が日々進化していく
中で、 裁断から縫製までの工程を揃える最先端の技術と特許を生かした当社の自動機械装置は
顧客の生産力向上に貢献できると考え、 縫製業界における日本版 industry4.0 を行うリーディ
ングカンパニーとして、持続的な成長を目指してまいります。
しかしながら、海外での事業活動における地政学リスクを踏まえ、当期の売上の期ズレの発
生可能性等も考慮し、2020 年3月期の業績予想は、売上高 8,140 百万円(前期比 8.3%増)、
営業利益 331 百万円(前期比 83.7%増)、経常利益 293 百万円(前期比 31.0%増)、親会社
株主に帰属する当期純利益 188 百万円(前期比 65.7%増)を見込んでおります。
(2)売上高
縫製自動機事業においては、案件毎に過年度の実績を踏まえた販売価格に対し、受注確度を
踏まえたリスクウェートを掛けた計画数値の積上げで策定しております。 縫製自動機事業につ
いては、前期にメキシコ向けの自動縫製ライン等の大口売上の案件があったのに対して、当期
は比較的大口案件が減少したことにより前期比では 23.4%減の計画と見込んでおります。
縫製品事業においては、血圧計腕帯、カーシートカバー、エアバッグ等の製品毎の取引先か
らの内示情報に基づき、数量と単価を乗じて策定しております。血圧計腕帯については、客先
の在庫調整の影響等により、2,724 百万円(前期比 9.4%減)の計画と見込んでおります。カ
ーシートカバーについては、 中近東向けや北米向けの車種の受注が増加した影響により、 3,042
百万円(前期比 8.9%増)の計画と見込んでおります。エアバッグについては、前期に増設し
た生産ラインが本格稼働したことにより、生産量が増加したため、1,392 百万円(前期比
195.4%増)の計画と見込んでおります。
以上の結果、縫製自動機事業の売上高としては、900 百万円(前期比 23.4%減)、縫製品事
業の売上高としては、7,240 百万円(前期比 14.2%増)となり、2020 年度の全体の売上高は
8,140 百万円(前期比 8.3%増)を見込んでおります。
なお、2020 年3月期第3四半期累計期間における業績進捗につきましては、縫製自動機事
業においては、 欧州のエアバッグメーカー向けに大型の縫製自動機を納めたことなどから、 538
百万円となっております。
縫製品事業においては、 血圧計腕帯については、主に中国向けの機種が増加しており、 2,457
百万円、カーシートカバーについては、中近東向けや北米向けの車種の受注が増加した影響に
より 2,397 百万円、エアバッグについては生産ラインの増設により 997 百万円となっており、
縫製品事業全体としては 5,913 百万円となっております。
(3)営業利益
売上原価について、縫製自動機事業においては、売上高と同様、案件毎の積上げで策定して
おり、売上の減少に伴い 761 百万円(前期比 23.3%減)の計画と見込んでおります。
縫製品事業においては、 過年度実績ベースと各取引先との間で合意した材料単価をふまえて
策定しており、売上の増加以外に、主にカーシートカバーの海外拠点における縫製工の習熟度
の向上により、6,235 百万円(前期比 12.0%増)の計画と見込んでおります。
販売費及び一般管理費については、当社における営業部門、製造部門及び管理部門の人員増
による人件費 356 百万円(前期比 3.1%増)、運賃、支払手数料等について個社別に積み上げ
て策定しております。
以上の結果、販売費及び一般管理費は 810 百万円(前期比 4.1%増)、営業利益は 331 百万
円(前期比 83.7%増)を見込んでおります。
なお、2020 年3月期第3四半期累計期間における業績進捗につきましては、売上原価につ
いては、縫製自動機事業において、前期より工程管理を見直し、外注費を抑えることができ、
原価率が改善し、464 百万円となっております。縫製品事業においては、売上の増加以外に、
主にカーシートカバーの海外拠点における縫製工の習熟度が向上したほか、 工程の見直しなど
効率化を図ったことで原価率が改善し、売上原価は 5,086 百万円となっております。
販売費及び一般管理費については、 当社における営業部門及び管理部門の人員増に伴う人件
費の増加を主要因として 590 百万円となっております。
(4)営業外損益、経常利益
営業外損益について受取利息や支払利息の他、上場関連費用 2 百万円を織込んでおります。
以上の結果、経常利益は 293 百万円(前期比 31.0%増)を見込んでおります。
なお、2020 年3月期第3四半期累計期間の経常利益は 297 百万円となっております。
(5)特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益
特別損益に関しては 2019 年 4 月~7 月までの実績を反映している以外は特段織込んでおりま
せん。また、法人税等については、各社の法定実効税率をもとに見込んでいるほか、連結子会
社からの配当金に係る源泉税や繰延税金資産の変動などを考慮して見込んでおります。
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は 188 百万円(前期比 65.7%増)を見込んで
おります。
なお、2020 年3月期第3四半期累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は 240 百万円
となっております。
【業績予想に関するご留意事項】
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社グループが現在入手している
情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、様々な要因によっ
て予想数値と異なる場合があります。
以 上
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年4月6日
上 場 会 社 名 株式会社松屋アールアンドディ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7317 URL http://www.matsuyard.com/
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)後藤 秀隆
問合せ先責任者 (役職名)取締役経理部長 (氏名)松川 浩一 (TEL) 0779(66)2096
四半期報告書提出予定日 - 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 6,451 - 310 - 297 - 240 -
2019年3月期第3四半期 - - - - - - - -
(注) 包括利益 2020年3月期第3四半期 228 百万円 ( -%) 2019年3月期第3四半期 - 百万円 ( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 106.86 -
2019年3月期第3四半期 - -
(注) 2019年3月期第3四半期は四半期連結財務諸表を作成していないため、
1. 2019年3月期第3四半期の数値及び2020
年3月期第3四半期の対前年同四半期増減率を記載しておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの当社株式は2020年3月期第3
四半期においては非上場であり、期中平均株価が把握できないため記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第3四半期 4,709 2,006 42.6
2019年3月期 4,091 1,777 43.5
(参考) 自己資本 2020年3月期第3四半期 2,006 百万円 2019年3月期 1,777 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年3月期 - 0.00 -
2020年3月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 8,140 8.3 331 83.7 293 31.0 188 65.7 83.72
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 0社 (社名) - 、除外 0社 (社名) -
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料8ページ「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会
計方針の変更)
」をご覧ください。
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 2,250,000株 2019年3月期 2,250,000株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q -株 2019年3月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 2,250,000株 2019年3月期3Q -株
(注)2019年3月期第3四半期については四半期連結財務諸表を作成していないため、期中平均株式数(四半期累計)
を記載しておりません。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社グループが現在入手している情報及び合理的で
あると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。又、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用に当た
っての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社松屋アールアンドディ (7317) 2020 年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 8
―1―
株式会社松屋アールアンドディ (7317) 2020 年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、輸出や生産が減少しており、企業収益は製造業を中心に
弱含みで推移しております。また10月からの消費税増税に伴う個人消費の落ち込みも懸念されております。
このような環境の中、当社グループにおける経営成績は、縫製品事業を中心に順調に売上を伸ばしており、
血圧計腕帯、カーシートカバー及びエアバッグについて、海外拠点を中心に受注が堅調に推移しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高6,451,801千円、営業利益310,726千円、経常利
益297,897千円、親会社株主に帰属する四半期純利益240,430千円となりました。
尚、当第3四半期連結累計期間における各セグメントの概況は、次のとおりであります。
(縫製自動機事業)
縫製自動機事業につきましては、小規模な受注案件が中心となり、労務費及び経費等の固定費の負担が利益
を圧迫した結果、売上高は538,483千円、セグメント損失は106,351千円となりました。
(縫製品事業)
縫製品事業につきましては、血圧計腕帯について健康志向の高まりを背景とした受注が堅調に推移したほか、
カーシートカバーにおいては北米向けの車種を中心に生産量が増加し、エアバッグについても顧客からの生産
移管が進み、生産量が大きく増加しました。以上の結果、売上高は5,913,318千円、セグメント利益は570,119
千円となりました。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べて371,699千円増加し、
3,800,299千円となりました。これは主として現金及び預金が29,504千円、受取手形及び売掛金が193,844
千円、商品及び製品が19,815千円、仕掛品が131,471千円それぞれ増加したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて247,173千円増加し、909,675千円となりました。これは主として
在外連結子会社においてIFRS第16号「リース」を適用した影響等により有形固定資産が228,927千円増加、
投資その他の資産が20,020千円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて618,873千円増加し、4,709,974千円となりました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べて163,827千円増加し、2,143,331
千円となりました。これは主として支払手形及び買掛金が146,827千円減少したことに対して、短期借入金が
111,352千円、賞与引当金が18,836千円増加したことに加え、その他で在外連結子会社においてIFRS第16号「リー
ス」を適用したこと等によるリース債務が81,141千円、前受金が99,620千円増加したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて226,101千円増加し、559,862千円となりました。これは主としてその
他で在外連結子会社においてIFRS第16号「リース」を適用したこと等により、リース債務が221,714千円増加した
ことによるものであります。
この結果、当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて389,929千円増加し、
2,703,193千円となりました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて228,943千円増加し、2,006,780千
円となりました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益240,430千円の計上による利益剰余金の増加及び為替
換算調整勘定の減少11,486千円によるものであります。
―2―
株式会社松屋アールアンドディ (7317) 2020 年3月期 第3四半期決算短信
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の43.5%から42.6%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年3月期の連結業績予想につきましては、本日開示いたしました「東京証券取引所マザーズへの上場に伴う当
社決算情報等のお知らせ」をご参照ください。
なお、当該連結業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断す
る一定の前提に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因により異なる可能性があります。
―3―
株式会社松屋アールアンドディ (7317) 2020 年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 565,380 594,885
受取手形及び売掛金 824,344 1,018,188
商品及び製品 492,791 512,607
仕掛品 398,157 529,628
原材料及び貯蔵品 983,889 970,047
その他 164,036 174,941
流動資産合計 3,428,599 3,800,299
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 272,110 232,383
機械装置及び運搬具(純額) 66,655 60,342
土地 100,530 99,336
使用権資産(純額) - 334,204
その他(純額) 110,176 52,132
有形固定資産合計 549,471 778,399
無形固定資産
その他(純額) 7,604 5,830
無形固定資産合計 7,604 5,830
投資その他の資産
繰延税金資産 47,109 60,190
その他 58,316 65,255
投資その他の資産合計 105,425 125,446
固定資産合計 662,501 909,675
資産合計 4,091,101 4,709,974
―4―
株式会社松屋アールアンドディ (7317) 2020 年3月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,009,205 862,378
短期借入金 714,774 826,127
1年内返済予定の長期借入金 73,862 62,304
未払法人税等 24,579 34,117
賞与引当金 23,389 42,225
受注損失引当金 12,342 20,943
その他 121,350 295,235
流動負債合計 1,979,504 2,143,331
固定負債
長期借入金 118,798 130,378
退職給付に係る負債 102,512 108,806
資産除去債務 26,309 27,361
その他 86,140 293,315
固定負債合計 333,760 559,862
負債合計 2,313,264 2,703,193
純資産の部
株主資本
資本金 125,000 125,000
資本剰余金 17,351 17,351
利益剰余金 1,763,882 2,004,312
株主資本合計 1,906,233 2,146,664
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △128,397 △139,883
その他の包括利益累計額合計 △128,397 △139,883
純資産合計 1,777,836 2,006,780
負債純資産合計 4,091,101 4,709,974
―5―
株式会社松屋アールアンドディ (7317) 2020 年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年12月31日)
売上高 6,451,801
売上原価 5,550,324
売上総利益 901,477
販売費及び一般管理費 590,751
営業利益 310,726
営業外収益
受取利息 447
為替差益 17,838
その他 3,944
営業外収益合計 22,230
営業外費用
支払利息 30,746
その他 4,312
営業外費用合計 35,059
経常利益 297,897
税金等調整前四半期純利益 297,897
法人税、住民税及び事業税 70,451
法人税等調整額 △12,984
法人税等合計 57,467
四半期純利益 240,430
親会社株主に帰属する四半期純利益 240,430
―6―
株式会社松屋アールアンドディ (7317) 2020 年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年12月31日)
四半期純利益 240,430
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △11,486
その他の包括利益合計 △11,486
四半期包括利益 228,943
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 228,943
非支配株主に係る四半期包括利益 -
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株式会社松屋アールアンドディ (7317) 2020 年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
在外連結子会社において、第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」を適用しております。これにより、借
り手は原則すべてのリースについて資産及び負債の認識をしております。
当該会計基準の適用については、経過的な取扱いに従って、第1四半期連結会計期間の期首において、累積的影響を
適用開始日に認識する方法を採用しております。
この結果、当第3四半期連結会計期間末の使用権資産(純額)が334,204千円、その他流動負債に含めておりますリ
ース債務が88,402千円、その他固定負債に含めておりますリース債務が228,354千円それぞれ増加し、利益剰余金が
4,913千円減少しております。
また、当第3四半期連結累計期間の営業利益が15,384千円増加し、経常利益及び税金等調整前四半期純利益が4,913
千円減少しております。
尚、この変更による1株当たり情報に及ぼす影響は軽微であります。
(セグメント情報等)
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
縫製自動機 縫製品 計 (注)1
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 538,483 5,913,318 6,451,801 - 6,451,801
セグメント間の内部売上高
6,347 - 6,347 △6,347 -
又は振替高
計 544,831 5,913,318 6,458,149 △6,347 6,451,801
セグメント利益又は損失 (△)
△106,351 570,119 463,768 △153,042 310,726
(注)1.2.3
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△153,042千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用と、
セグメント間取引消去額であります。会社費用は、主に当社の管理部門に係る費用であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.会計方針の変更に記載のとおり、第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号を適用しております。この結果、縫
製自動機のセグメント利益が45千円、縫製品のセグメント利益が15,339千円それぞれ増加しております。
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