7317 M-松屋R&D 2020-08-07 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月7日
上 場 会 社 名 株式会社松屋アールアンドディ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7317 URL http://matsuyard.com/
代 表 者 (役職名)代表取締役社長CEO (氏名)後藤秀隆
問合せ先責任者 (役職名)常務取締役CFO 経営管理部長 (氏名)松川浩一 (TEL)(0779)66-2096(代表)
四半期報告書提出予定日 2020年8月7日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 1,532 - 59 - 53 - 49 -
2020年3月期第1四半期 - - - - - - - -
(注) 包括利益 2021年3月期第1四半期 17 百万円
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 19.33 19.21
2020年3月期第1四半期 - -
(注)2020年3月期第1四半期については、四半期財務諸表を作成していないため、2020年3月期第1四半期の数値及び
対前年同四半期増減率、2021年3月期第1四半期の対前年同四半期増減率は記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 5,108 2,311 45.2
2020年3月期 5,054 2,002 39.6
(参考) 自己資本 2021年3月期第1四半期 2,311 百万円 2020年3月期 2,002 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) 0.00 - 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 4,000 - 180 - 180 - 120 - 46.54
通期 9,000 4.3 410 0.5 390 2.4 270 21.1 104.31
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
2.2020年3月期第2四半期については、四半期財務諸表を作成していないため、2021年3月期第2四半期の対
前年同四半期増減率は記載しておりません。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 2,598,500株 2020年3月期 2,250,000株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q -株 2020年3月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 2,558,340株 2020年3月期1Q 2,250,000株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社松屋アールアンドディ(7317) 2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 1
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 1
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 7
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………… 7
(追加情報) …………………………………………………………………………………………… 7
株式会社松屋アールアンドディ(7317) 2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けた緊急事態宣言が発出
され、景気が内需・外需ともに悪化したことにより大きな影響を受けました。
当第1四半期連結会計期間末時点では緊急事態宣言は解除され経済活動が再開されましたが、新型コロナウイルス
感染症の第二波が懸念され、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、縫製自動機事業においては、縫製業界での人手不足を背景とした縫製機器の自動化への需要
は高まっており、緊急事態宣言を受けて顧客への訪問を自粛する状況において、ビデオ会議システムを利用したリモ
ートによる確認を行うなどして、営業・生産活動を行ってまいりました。また、Matsuya R&D (Vietnam)Co.,Ltd.のイ
ノベーションセンターにおいて次世代の縫製自動機の開発を目的として人員採用活動をしてまいりました。
ま た、 縫 製 品 事 業 に お い て は、 血 圧 計 腕 帯 に つ い て、 新 型 コ ロ ナ ウ イ ル ス 感 染 症 対 策 の た め、Matsuya
R&D(Myanmar)Co.,Ltd.において操業を一時停止しましたが、当初予定よりも早く操業を再開し、業績に与える影響は
最小限となりました。一方、カーシートカバーやエアバッグ等が属する自動車業界では上記の環境から経済活動の自
粛による需要の減少や納入先における工場での生産量減少などの影響を受け、一時的に受注が減少しましたが、工程
の見直しなどで原価低減を図り、セグメント利益を確保しました。さらに、当社グループとしては今後のウィズコロ
ナ、アフターコロナを見据えて、新たに感染症対策及びサージカル分野への進出を検討し、アイソレーションガウン
の生産・販売を行うなど、既存の事業に限らず当社の技術的強みを生かして事業拡大に向けてフレキシブルに対応し
てまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高1,532,164千円となりました。また、利益につきまして
は、営業利益59,021千円、経常利益53,052千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は49,456千円となりました。
なお、当第1四半期連結累計期間における各セグメントの概況は、次のとおりであります。
(縫製自動機事業)
縫製自動機事業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大により納入・設置が遅れていた海外向けの製品
を輸出したほかは、医療機器関連の設備や部品等の販売など、採算性の高い案件が中心となり、セグメント利益が
黒字となりました。なお、Matsuya R&D (Vietnam)Co.,Ltd.のイノベーションセンターにおいては、次世代エアバッ
グ製造用システムやドローン用エアバッグの開発を目的として新たな技術者の採用を進めた結果、人件費が増加し
ました。
以上の結果、売上高は121,879千円、セグメント利益は36,310千円となりました。
(縫製品事業)
縫製品事業につきましては、健康志向を背景とした血圧計腕帯の販売は新型コロナウイルス感染症による影響は
限定的であったものの、カーシートカバーやエアバッグ等の自動車産業関連商品は、自動車生産台数が世界的に減
少した影響を受け、売上高が例年の水準より減少しました。その一方で、当社グループでは新たな縫製品の取組と
して、国内向けアイソレーションガウンの生産を開始しております。当第1四半期連結累計期間においては500,000
着のアイソレーションガウンを受注し、6月下旬ごろから顧客への納入が本格化しております。
以上の結果、売上高は1,410,285千円、セグメント利益は87,056千円となりました。
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株式会社松屋アールアンドディ(7317) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べて86,897千円増加し、4,091,141千円
となりました。これは主として受取手形及び売掛金が155,617千円、原材料及び貯蔵品が29,458千円それぞれ減少し
たことに対して、現金及び預金が242,066千円、仕掛品が48,863千円それぞれ増加したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて32,099千円減少し、1,017,679千円となりました。これは主として使用権
資産(純額)が74,141千円減少したことによるものであります。
この結果、当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて54,797千円増加し、
5,108,820千円となりました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べて192,398千円減少し、2,162,368千
円となりました。これは主として短期借入金が34,433千円、賞与引当金が15,402千円それぞれ増加したことに対し
て、支払手形及び買掛金が246,098千円減少したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて61,733千円減少し、634,994千円となりました。これは主として長期借入
金が15,576千円、その他固定負債が46,563千円それぞれ減少したことなどによるものであります。
この結果、当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて254,132千円減少し、
2,797,362千円となりました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は2,311,457千円と、前連結会計年度末に比べて308,930千円増加と
なりました。これは、為替換算調整勘定が32,290千円減少した半面、当社普通株式の東京証券取引所マザーズ市場
への上場に伴う公募増資により117,208千円、第三者割当増資(オーバーアロットメントによる売出しに関連した第
三者割当増資)により28,674千円、資本金及び資本剰余金がそれぞれ増加したこと、並びに利益剰余金が49,456千
円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の39.6%から45.2%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の業績予想につきましては、2020年7月8日付で「業績予想の公表に関するお知らせ」を公表してお
ります。当該業績予想については、縫製自動機事業においては公表時点における商談のある案件をもとに、受注確度
を踏まえたリスクウェートをかけた計画数値の積上げで策定しているほか、縫製品事業においては2020年9月までは
顧客からの最新の内示に基づき策定し、10月以降については3月時点における顧客からの年間の計画数量に基づいて
策定しております。また、アイソレーションガウンの生産については各顧客から提示されている計画数量に基づき策
定しております。当該製品は6月から本格的に納入を開始しており、第2四半期連結会計期間を中心に生産・納入が
増加していく見込みとなっております。
なお、当第1四半期連結会計期間末現在、業績は概ね予定どおりに進捗しております。
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株式会社松屋アールアンドディ(7317) 2021年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 768,434 1,010,500
受取手形及び売掛金 1,105,684 950,067
商品及び製品 531,398 525,636
仕掛品 468,803 517,667
原材料及び貯蔵品 945,786 916,328
その他 184,136 170,940
流動資産合計 4,004,243 4,091,141
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 226,334 217,356
機械装置及び運搬具(純額) 58,314 65,654
土地 100,319 100,871
使用権資産(純額) 523,195 449,054
その他(純額) 52,720 84,200
有形固定資産合計 960,884 917,136
無形固定資産 6,000 6,820
投資その他の資産
繰延税金資産 17,461 25,522
その他 65,431 68,198
投資その他の資産合計 82,893 93,721
固定資産合計 1,049,778 1,017,679
資産合計 5,054,022 5,108,820
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 1,042,108 796,009
短期借入金 869,616 904,049
1年内返済予定の長期借入金 62,304 62,304
未払法人税等 25,224 7,691
賞与引当金 26,872 42,274
受注損失引当金 8,241 20,602
その他 320,399 329,436
流動負債合計 2,354,766 2,162,368
固定負債
長期借入金 113,612 98,036
退職給付に係る負債 112,176 110,356
繰延税金負債 36,590 38,816
その他 434,348 387,785
固定負債合計 696,728 634,994
負債合計 3,051,494 2,797,362
純資産の部
株主資本
資本金 125,000 270,882
資本剰余金 17,351 163,233
利益剰余金 1,986,923 2,036,379
株主資本合計 2,129,275 2,470,495
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △126,747 △159,037
その他の包括利益累計額合計 △126,747 △159,037
純資産合計 2,002,527 2,311,457
負債純資産合計 5,054,022 5,108,820
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日
至 2020年6月30日)
売上高 1,532,164
売上原価 1,293,783
売上総利益 238,380
販売費及び一般管理費 179,358
営業利益 59,021
営業外収益
受取利息 233
為替差益 8,394
その他 1,489
営業外収益合計 10,117
営業外費用
支払利息 11,926
上場関連費用 3,814
その他 346
営業外費用合計 16,087
経常利益 53,052
税金等調整前四半期純利益 53,052
法人税、住民税及び事業税 9,647
法人税等調整額 △6,052
法人税等合計 3,595
四半期純利益 49,456
親会社株主に帰属する四半期純利益 49,456
5
株式会社松屋アールアンドディ(7317) 2021年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日
至 2020年6月30日)
四半期純利益 49,456
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △32,290
その他の包括利益合計 △32,290
四半期包括利益 17,165
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 17,165
6
株式会社松屋アールアンドディ(7317) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年4月6日をもって東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしました。上場に当たり、2020年4月
5日を払込期日とする公募(ブックビルディング方式による募集)による新株式の発行280,000株により、資本金及
び資本剰余金がそれぞれ117,208千円増加しております。また、2020年5月8日を払込期日とする第三者割当(オー
バーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当)による68,500株の発行により、資本金及び資本剰余金が
それぞれ57,348千円増加しております。
この結果、当第1四半期会計期間末において資本金が270,882千円、資本剰余金が163,233千円となっておりま
す。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
(注)1
縫製自動機 縫製品 計 (注)2
売上高
外部顧客への売上高 121,879 1,410,285 1,532,164 - 1,532,164
セグメント間の内部売上高又
6,226 - 6,226 △6,226 -
は振替高
計 128,105 1,410,285 1,538,390 △6,226 1,532,164
セグメント利益 36,310 87,056 123,366 △64,345 59,021
(注) 1. セグメント利益の調整額△64,345千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用と、セグメント間取
引消去額であります。全社費用は、主に当社の管理部門に係る費用であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
(追加情報)
当社グループは、新型コロナウイルス感染症拡大により、縫製自動機事業においては海外向けにおける装置の設
置が遅れ、また、縫製品事業においてはカーシートカバーの一部の車種やエアバッグ等の自動車産業関連商品での
販売低迷による売上減少の影響を受けております。
当社グループにおいては、未だ新型コロナウイルス感染症の影響は不確実な要素があるものの、第2四半期連結
会計期間以降、経済活動の再開により緩やかに改善していくものと想定し、将来キャッシュ・フローの見積りを行
っております。
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