7309 シマノ 2019-04-23 15:30:00
2019年12月期第1四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2019年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年4月23日
上 場 会 社 名 株式会社シマノ 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7309 URL https://www.shimano.com
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 島野 容三
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名) 廣瀬 充康 (TEL) 072-223-3254
四半期報告書提出予定日 2019年5月9日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2019年12月期第1四半期の連結業績(2019年1月1日~2019年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年12月期第1四半期 87,714 2.9 16,285 △3.8 14,421 △6.7 10,050 △6.9
2018年12月期第1四半期 85,236 6.7 16,928 10.9 15,454 16.3 10,793 13.2
(注) 包括利益 2019年12月期第1四半期13,386百万円( -%) 2018年12月期第1四半期 1,083百万円( △79.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年12月期第1四半期 108.42 -
2018年12月期第1四半期 116.43 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年12月期第1四半期 509,358 459,658 90.2
2018年12月期 503,845 453,457 90.0
(参考) 自己資本 2019年12月期第1四半期 459,517百万円 2018年12月期 453,318百万円
(注)「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計
期間の期首から適用しており、2018年12月期については当該会計基準等を遡って適用した後の数値となっております。
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年12月期 - 77.50 - 77.50 155.00
2019年12月期 -
2019年12月期(予想) 77.50 - 77.50 155.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 177,900 1.8 34,600 0.3 32,700 △14.7 23,500 △15.2 253.50
通期 365,000 4.9 73,000 11.1 71,100 △3.4 51,900 △3.8 559.86
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年12月期1Q 92,720,000株 2018年12月期 92,720,000株
② 期末自己株式数 2019年12月期1Q 18,489株 2018年12月期 18,430株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年12月期1Q 92,701,539株 2018年12月期1Q 92,702,546株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
上記の業績予想は現時点において入手可能な情報及び将来の業績に与える不確定要因に対する仮定を前提としてお
ります。従って、実績の業績は内外の状況変化により異なる結果となる場合がありますのでご承知おき下さい。業
績予想の前提条件その他の関連する事項については、添付資料の3ページを参照して下さい。
株式会社シマノ(7309) 2019年12月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
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株式会社シマノ(7309) 2019年12月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期におきましては、欧州では、イタリアの財政不安や英国のEU離脱問題が懸念され景気が減速したも
のの、良好な雇用環境を背景に個人消費が景気を下支えしました。米国では、政府機関の一時閉鎖による混乱から
個人消費の行方を不安視する向きもありましたが、堅調な労働市場により景気は底堅く推移しました。日本では、
雇用者所得および個人消費が底堅いものの、海外経済が弱含み企業業況が停滞しました。
このような状況のもと、当社グループは、「人と自然のふれあいの中で、新しい価値を創造し、健康とよろこび
に貢献する。」を使命に、健康志向や環境保全意識の高まりといった追い風の中、こころ躍る製品づくりを通じ、
より豊かな自転車ライフ・フィッシングライフのご提案をしてまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は87,714百万円(前年同期比2.9%増)、営業利益は
16,285百万円(前年同期比3.8%減)、経常利益は14,421百万円(前年同期比6.7%減)、親会社株主に帰属する四
半期純利益は10,050百万円(前年同期比6.9%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 自転車部品
欧州市場では、完成車の店頭販売は電動アシストスポーツバイクを中心に前年からの順調な状況が継続しまし
た。市場在庫は適正な水準となりました。
北米市場では、引き続き完成車の店頭販売総台数は軟調でしたが、高級車は比較的好調で販売金額は前年並み
で推移しました。市場在庫については適正レベルを維持しました。
中国市場では、完成車の店頭販売は改善の兆しがみえず、中低価格帯を中心に低調な販売が続きました。一方
で市場在庫は適正なレベルを維持しました。
他の新興国市場について、東南アジア市場では依然として店頭販売は力強さを欠きました。一方、南米市場で
はブラジル市場は引き続き回復基調を維持したものの、アルゼンチン市場は通貨安の影響で低迷が続きました。
市場在庫はアルゼンチンを除き、適正に推移しました。
日本市場では、天候に恵まれたものの、高級スポーツバイクの販売は低調に終わりました。一方、通勤通学に
おいてスポーツタイプのクロスバイクや電動アシスト車への切替えが一層進み、販売台数は減少しましたが、販
売単価は上昇しました。市場在庫はやや高めで推移しました。
このような市況のもと、高級ロードバイクコンポーネントの一翼を担うSHIMANO 105シリーズ、電動アシスト
スポーツバイクコンポーネントのSHIMANO STEPSシリーズが前期に引き続き好評を得ました。
この結果、当セグメントの売上高は69,603百万円(前年同期比2.4%増)、営業利益は13,926百万円(前年同
期比5.6%減)となりました。
② 釣具
日本市場では、年始から暖かく天候も安定し小売店の来客者数が増加したこともあり販売は堅調に推移しまし
た。
海外市場において、北米市場では、天候不順の影響が多少あったものの、底堅い景気の下支えもあり販売は堅
調なものとなりました。欧州市場では、流通在庫が過剰気味の大陸部で販売が低調となった国があったものの、
イギリスでの流通在庫は適正化に向かいました。アジア市場では、依然として中国・韓国・東南アジアにおける
スポーツフィッシングの人気が高く販売は好調でした。豪州市場では、前年のような大きなサイクロン災害が無
く販売は堅調に推移しました。
このような市況のもと、日本では、新製品を含む高価格帯商品が好調を維持し、売上は前年を上回りました。
また、「STELLA SW」等新製品が好評を博し、海外全体の売上は前年を上回りました。
この結果、当セグメントの売上高は18,032百万円(前年同期比5.1%増)、営業利益は2,364百万円(前年同期
比7.0%増)となりました。
③ その他
当セグメントの売上高は77百万円(前年同期比9.1%減)、営業損失は5百万円(前年同期は営業損失38百万
円)となりました。
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株式会社シマノ(7309) 2019年12月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
資産・負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は509,358百万円(前連結会計年度比5,513百万円の増加)となり
ました。これは、建設仮勘定が5,433百万円、リース資産が3,207百万円、商品及び製品が2,692百万円それぞれ増加
し、現金及び預金が4,617百万円減少したこと等によるものです。
負債合計は49,700百万円(前連結会計年度比687百万円の減少)となりました。これは、固定負債のその他が991
百万円、短期借入金が719百万円それぞれ増加し、未払法人税等が2,138百万円減少したこと等によるものです。
純資産合計は459,658百万円(前連結会計年度比6,200百万円の増加)となりました。これは、為替換算調整勘定
が3,416百万円、利益剰余金が2,866百万円それぞれ増加したこと等によるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、当第1四半期連結累計期間においてアジア通貨高の影響から営業外費用が発生し
たため、第2四半期(累計)及び通期の経常利益、親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益の予想について、
次のとおり変更いたします。
2019年12月期 第2四半期 (累計) 連結業績予想数値の変更 (2019年1月1日~2019年6月30日)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益 四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想 (A) 177,900 34,600 34,600 25,600 276.15
今回修正予想 (B) 177,900 34,600 32,700 23,500 253.50
増減額 (B-A) - - △1,900 △2,100
増減率 (%) - - △5.5 △8.2
前年第2四半期 (累計) 実績
174,731 34,512 38,350 27,718 299.00
(2018年12月期 第2四半期)
2019年12月期 通期連結業績予想数値の変更 (2019年1月1日~2019年12月31日)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想 (A) 365,000 73,000 73,000 54,000 582.51
今回修正予想 (B) 365,000 73,000 71,100 51,900 559.86
増減額 (B-A) - - △1,900 △2,100
増減率 (%) - - △2.6 △3.9
前期実績
348,035 65,687 73,588 53,931 581.77
(2018年12月期)
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株式会社シマノ(7309) 2019年12月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 242,903 238,285
受取手形及び売掛金 38,989 39,983
商品及び製品 36,069 38,761
仕掛品 23,002 22,085
原材料及び貯蔵品 4,968 5,174
その他 7,670 7,853
貸倒引当金 △259 △257
流動資産合計 353,343 351,888
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 57,703 57,598
機械装置及び運搬具(純額) 21,560 21,966
土地 13,622 13,645
リース資産(純額) 69 3,277
建設仮勘定 15,088 20,522
その他(純額) 5,950 5,716
有形固定資産合計 113,995 122,726
無形固定資産
のれん 4,413 4,252
ソフトウエア 6,404 6,406
その他 3,833 3,458
無形固定資産合計 14,650 14,117
投資その他の資産
投資有価証券 12,185 12,024
繰延税金資産 5,917 6,813
その他 4,294 2,337
貸倒引当金 △541 △549
投資その他の資産合計 21,855 20,626
固定資産合計 150,501 157,470
資産合計 503,845 509,358
4
株式会社シマノ(7309) 2019年12月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 13,995 13,778
短期借入金 602 1,321
未払法人税等 7,097 4,959
賞与引当金 2,098 2,213
役員賞与引当金 186 42
火災損失引当金 1,609 1,577
その他 17,474 17,669
流動負債合計 43,064 41,561
固定負債
長期借入金 482 359
繰延税金負債 220 325
退職給付に係る負債 3,327 3,167
その他 3,293 4,285
固定負債合計 7,323 8,138
負債合計 50,388 49,700
純資産の部
株主資本
資本金 35,613 35,613
資本剰余金 5,642 5,642
利益剰余金 411,476 414,342
自己株式 △121 △122
株主資本合計 452,610 455,475
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,560 2,478
為替換算調整勘定 △1,852 1,564
その他の包括利益累計額合計 708 4,042
非支配株主持分 139 140
純資産合計 453,457 459,658
負債純資産合計 503,845 509,358
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株式会社シマノ(7309) 2019年12月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 85,236 87,714
売上原価 50,632 53,787
売上総利益 34,603 33,926
販売費及び一般管理費 17,675 17,641
営業利益 16,928 16,285
営業外収益
受取利息 764 1,068
受取配当金 75 80
その他 360 280
営業外収益合計 1,200 1,429
営業外費用
支払利息 52 22
為替差損 2,065 2,359
その他 556 912
営業外費用合計 2,674 3,293
経常利益 15,454 14,421
特別損失
工場建替関連費用 26 4
火災損失 106 200
特別損失合計 132 205
税金等調整前四半期純利益 15,321 14,216
法人税、住民税及び事業税 4,160 4,894
法人税等調整額 365 △731
法人税等合計 4,526 4,162
四半期純利益 10,795 10,054
非支配株主に帰属する四半期純利益 2 3
親会社株主に帰属する四半期純利益 10,793 10,050
6
株式会社シマノ(7309) 2019年12月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
四半期純利益 10,795 10,054
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △570 △82
為替換算調整勘定 △9,142 3,414
その他の包括利益合計 △9,712 3,332
四半期包括利益 1,083 13,386
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 1,091 13,384
非支配株主に係る四半期包括利益 △8 1
7
株式会社シマノ(7309) 2019年12月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期
連結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固
定負債の区分に表示しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第1四半期連結累計期間(自 2018年1月1日 至 2018年3月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
自転車部品 釣具 その他 計 計上額
売上高
(1)外部顧客への売上高 68,000 17,151 85 85,236 - 85,236
(2)セグメント間の内部売上高
- - - - - -
又は振替高
計 68,000 17,151 85 85,236 - 85,236
セグメント利益又は損失(△) 14,757 2,209 △38 16,928 - 16,928
(注) セグメント利益又は損失の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
当第1四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年3月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
自転車部品 釣具 その他 計 計上額
売上高
(1)外部顧客への売上高 69,603 18,032 77 87,714 - 87,714
(2)セグメント間の内部売上高
- - - - - -
又は振替高
計 69,603 18,032 77 87,714 - 87,714
セグメント利益又は損失(△) 13,926 2,364 △5 16,285 - 16,285
(注) セグメント利益又は損失の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
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