7305 新家工 2020-05-15 15:00:00
2020年3月期 決算短信[日本基準] (連結) [pdf]
新家工業株式会社(7305) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………… 11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 12
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………… 12
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………… 14
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………… 14
4.その他 ………………………………………………………………………………………………… 15
(1)役員の異動 ……………………………………………………………………………………… 15
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1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善により緩やかな回復基調で推移しましたが、
米中貿易摩擦などによる世界経済の減速から輸出は伸び悩み、台風被害の影響や消費税増税による消費の落ち
込みなど景気は弱含み傾向にある中、年度後半には新型コロナウイルス感染症の影響が重なり、景気悪化が加
速しています。
このような情勢のもと鋼管業界におきましては、個人消費や輸出環境が低迷し、自動車関連等の製造業に弱
含みの傾向が顕著となり、比較的堅調であった建築関連でも、東京オリンピック関連や首都圏を中心とした都
市再開発等に一服感がみられ、需要は減少傾向となりました。ステンレスの原料であるニッケル価格について
は、上昇傾向から一転して、今年に入り値下がり傾向となりました。
当社グループといたしましては、消費税増税や台風等の自然災害による影響など、厳しい経営環境の中、製
品の安定供給に努め、主力の鋼管事業を中心に様々な顧客ニーズに柔軟かつ迅速な対応を図るよう積極的な営
業展開を実施するとともに、設備稼働率の向上とコスト削減に努力しました。
この結果、当連結会計年度の売上高は41,046百万円(前年度比5.1%減)、営業利益1,275百万円(前年度比
38.2%減)、経常利益1,464百万円(前年度比34.5%減)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は706百万
円(前年度比53.0%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①鋼管関連
当連結会計年度において、普通鋼製品につきましては、原材料価格が高止まりしているものの、相次ぐ台風
等の自然災害の発生や消費税増税の影響などにより国内需要が減少傾向にあるなか、製品価格の是正は進まず
利益面では厳しい状況となりました。
ステンレス鋼製品につきましては、食品・飲料、製薬・医療関連、水処理関連向けは堅調に推移した一方で、
自動車関連や半導体関連の需要は減少しました。また、ステンレス原料の期中での値上がり傾向が続くなか、
ステンレス製品価格の是正に努めました。なお、電解研磨を施した耐食性・洗浄性・意匠性に優れたステンレ
ス鋼管につきましては、主力の鉄道車両関連のほか、他分野への販売も徐々に増加しております。
この結果、当セグメントの売上高は40,087百万円(前年度比5.0%減)、営業利益は1,012百万円(前年度比
42.8%減)となりました。
②自転車関連
国内の自転車市場は、減少が続いてきた輸入車と国内生産車の販売は下げ止まりつつあるものの、消費税増
税によりユーザーの購入意欲が低下し、縮小した市場の回復は見込みづらい状況にあるなか、年度後半には新
型コロナウイルス感染症の影響で需要はさらに減少しました。電動アシスト自転車の販売は比較的堅調に推移
しましたが、スポーツ用自転車の販売は低迷が続き、当社の「アラヤ」及び「ラレー」ブランドのスポーツ用
自転車についても、予想を大きく下回る結果になりました。また、自転車部品につきましては、引き続き競技
用ホイールの拡販とともに、新開発の高級ロードバイク用ホイールの販売に注力しました。
この結果、当セグメントの売上高は431百万円(前年度比28.5%減)、営業損失は203百万円(前年度は営業
損失48百万円)となりました。
③不動産等賃貸
不動産等賃貸収入につきましては、東京都大田区の地代収入を中心に、東京都江東区の自社ビル「アラヤ清
澄白河ビル」の賃貸収入や大阪府茨木市の地代収入のほか、新たに関西工場リム工場跡地の地代収入が加わり、
安定した業績をあげております。
この結果、当セグメントの売上高は515百万円(前年度比17.4%増)、営業利益は435百万円(前年度比17.3
%増)となりました。
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(2)当期の財政状態の概況
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当連結会計年度末の総資産は46,166百万円となり、前連結会計年度末に比べ203百万円減少しました。流動
資産は27,951百万円となり1,943百万円の減少となりました。これは主に、受取手形及び売掛金の減少1,967
百万円であります。固定資産は18,214百万円となり1,740百万円の増加となりました。これは主に、建物及び
構築物(純額)の増加3,537百万円と建設仮勘定の減少1,315百万円、投資有価証券の減少817百万円でありま
す。
(負債)
当連結会計年度末の負債合計は21,343百万円となり、前連結会計年度末に比べ220百万円増加しました。流
動負債は17,397百万円となり88百万円の減少となりました。これは主に、電子記録債務の増加869百万円、短
期借入金の増加1,863百万円と支払手形及び買掛金の減少2,780百万円であります。固定負債は3,945百万円と
なり309百万円の増加となりました。これは主に、長期借入金の増加200百万円であります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産は24,823百万円となり、前連結会計年度末に比べ423百万円減少しました。これ
は主に、利益剰余金の増加344百万円とその他有価証券評価差額金の減少866百万円であります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、7,874百万円となり、前連結会
計年度末より178百万円減少しました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は1,455百万円(前年度は1,778百万円の資金の増加)となりました。これは主
に、売上債権の増減額が377百万円の資金増加から2,048百万円の資金増加になったものの、仕入債務の増減
額が548百万円の資金増加から1,892百万円の資金減少になったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は3,273百万円(前年度は1,437百万円の資金の減少)となりました。これは主
に、有形固定資産の取得による支出が1,245百万円増加したことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は1,633百万円(前年度は645百万円の資金の減少)となりました。これは主に、
短期借入金の純増減額が134百万円の資金減少から1,842百万円の資金増加になったことや長期借入れによる
収入が1,050百万円増加したことなどによるものであります。
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(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
自己資本比率 51.6 52.0 53.2 51.3 50.3
時価ベースの自己資本比率 18.1 29.0 26.6 19.0 12.7
キャッシュ・フロー対有利子
6.7 2.0 2.7 2.4 4.3
負債比率
インタレスト・カバレッジ・
17.1 70.1 59.0 51.5 47.5
レシオ
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式をベースに計算しています。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としています。
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で世界経済が急速に冷え込み、深刻化
するなか、国内経済も、幅広い業種でその影響を受けており、経営環境は厳しい状況が続くものと思われま
す。
鋼管業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の終息時期が見通せない状況のなか、自動車関連等の
生産停止や建設関連等の工事遅延、設備投資の計画見直し等により鋼管製品の需要が低迷し、新型コロナウイ
ルス問題が長期化すれば、さらなる落ち込みが懸念されます。
当社グループでは、新型コロナウイルス感染拡大防止に努めるとともに、主力の鋼管製品を中心に引続き提
案型営業の推進と固有の製品開発に重点を置き、グループ企業間の連携を強化し、関西工場を中心とした鋼管
事業の生産体制の再編に注力し、一層のコストダウンを推し進めることで、経営基盤の更なる安定化を図り、
効率的な生産・販売活動を行ってまいります。
2021年3月期の連結業績予想につきましては、現時点で新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響を
合理的に算定することが困難であるため、未定としております。業績予想の開示が可能になった時点で、速や
かに開示いたします。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、製品等の一部を海外子会社等で生産・販売を行っておりますが、グループでの営業活動・販売
比率の大半は日本国内での取引となっており、当面は日本基準の適用を継続していく予定であります。しかし、海
外取引の拡大、外国法人等の株主比率の推移、国内他社のIFRS(国際財務報告基準)採用動向等により、今後
もIFRSの任意適用に関する検討を進めてまいります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 8,052 7,874
受取手形及び売掛金 10,582 8,615
電子記録債権 3,737 3,634
商品及び製品 5,317 5,669
仕掛品 484 543
原材料及び貯蔵品 1,425 1,378
その他 435 304
貸倒引当金 △140 △67
流動資産合計 29,895 27,951
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 7,223 10,958
減価償却累計額 △5,333 △5,531
建物及び構築物(純額) 1,890 5,427
機械装置及び運搬具 11,183 12,302
減価償却累計額 △9,509 △10,486
機械装置及び運搬具(純額) 1,673 1,816
土地 4,636 4,645
リース資産 81 127
減価償却累計額 △34 △73
リース資産(純額) 47 53
建設仮勘定 1,585 269
その他 1,533 1,748
減価償却累計額 △1,487 △1,672
その他(純額) 46 75
有形固定資産合計 9,879 12,287
無形固定資産
ソフトウエア 8 6
リース資産 38 25
その他 8 121
無形固定資産合計 55 153
投資その他の資産
投資有価証券 6,069 5,252
繰延税金資産 250 309
退職給付に係る資産 - 13
その他 231 199
貸倒引当金 △11 △0
投資その他の資産合計 6,539 5,773
固定資産合計 16,474 18,214
資産合計 46,369 46,166
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 10,454 7,674
電子記録債務 529 1,398
短期借入金 3,368 5,231
リース債務 42 44
未払法人税等 197 108
賞与引当金 419 383
事業構造改善引当金 475 247
災害損失引当金 17 -
その他 1,981 2,308
流動負債合計 17,486 17,397
固定負債
長期借入金 850 1,050
リース債務 71 51
繰延税金負債 49 44
役員退職慰労引当金 29 40
環境対策引当金 19 19
退職給付に係る負債 2,061 2,130
資産除去債務 7 7
その他 546 601
固定負債合計 3,636 3,945
負債合計 21,122 21,343
純資産の部
株主資本
資本金 3,940 3,940
資本剰余金 4,171 4,171
利益剰余金 15,091 15,436
自己株式 △694 △695
株主資本合計 22,509 22,853
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,168 1,301
為替換算調整勘定 △510 △460
退職給付に係る調整累計額 △395 △493
その他の包括利益累計額合計 1,263 348
非支配株主持分 1,474 1,620
純資産合計 25,246 24,823
負債純資産合計 46,369 46,166
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 43,256 41,046
売上原価 35,502 33,950
売上総利益 7,754 7,096
販売費及び一般管理費 5,690 5,820
営業利益 2,063 1,275
営業外収益
受取利息 11 11
受取配当金 188 189
仕入割引 28 23
雑収入 77 105
営業外収益合計 305 330
営業外費用
支払利息 34 29
売上割引 31 28
為替差損 10 34
雑支出 56 47
営業外費用合計 133 140
経常利益 2,235 1,464
特別利益
段階取得に係る差益 28 -
固定資産売却益 12 2
受取保険金 257 -
特別利益合計 298 2
特別損失
災害による損失 194 16
固定資産除却損 8 33
事業構造改善費用 68 -
特別損失合計 270 49
税金等調整前当期純利益 2,263 1,417
法人税、住民税及び事業税 481 215
法人税等調整額 70 352
法人税等合計 551 568
当期純利益 1,712 849
非支配株主に帰属する当期純利益 209 142
親会社株主に帰属する当期純利益 1,502 706
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連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 1,712 849
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △682 △867
繰延ヘッジ損益 0 -
為替換算調整勘定 △93 54
退職給付に係る調整額 △6 △97
その他の包括利益合計 △782 △910
包括利益 930 △61
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 731 △207
非支配株主に係る包括利益 198 146
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 3,940 4,155 13,948 △753 21,291
当期変動額
剰余金の配当 △359 △359
親会社株主に帰属する
1,502 1,502
当期純利益
自己株式の取得 △6 △6
自己株式の処分 15 64 80
連結子会社の増資によ
0 0
る持分の増減
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - 16 1,143 58 1,218
当期末残高 3,940 4,171 15,091 △694 22,509
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為替換算 退職給付に係る その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 調整勘定 調整累計額 累計額合計
当期首残高 2,849 △0 △425 △389 2,034 1,298 24,624
当期変動額
剰余金の配当 △359
親会社株主に帰属する
1,502
当期純利益
自己株式の取得 △6
自己株式の処分 80
連結子会社の増資によ
0
る持分の増減
株主資本以外の項目の
△681 0 △84 △6 △771 176 △595
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △681 0 △84 △6 △771 176 622
当期末残高 2,168 - △510 △395 1,263 1,474 25,246
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当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 3,940 4,171 15,091 △694 22,509
当期変動額
剰余金の配当 △362 △362
親会社株主に帰属する
706 706
当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 - - -
連結子会社の増資によ
- -
る持分の増減
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 344 △0 344
当期末残高 3,940 4,171 15,436 △695 22,853
その他の包括利益累計額
その他有価証券 為替換算 退職給付に係る その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
繰延ヘッジ損益
評価差額金 調整勘定 調整累計額 累計額合計
当期首残高 2,168 - △510 △395 1,263 1,474 25,246
当期変動額
剰余金の配当 △362
親会社株主に帰属する
706
当期純利益
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 -
連結子会社の増資によ
-
る持分の増減
株主資本以外の項目の
△866 - 49 △97 △914 146 △768
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △866 - 49 △97 △914 146 △423
当期末残高 1,301 - △460 △493 348 1,620 24,823
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 2,263 1,417
減価償却費 474 613
固定資産除却損 8 33
固定資産売却損益(△は益) △12 △2
のれん償却額 43 -
受取保険金 △257 -
災害損失 194 16
段階取得に係る差損益(△は益) △28 -
事業構造改善費用 68 -
貸倒引当金の増減額(△は減少) 35 △83
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △154 △72
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 4 10
受取利息及び受取配当金 △199 △201
支払利息 34 29
売上債権の増減額(△は増加) 377 2,048
たな卸資産の増減額(△は増加) △1,140 △366
仕入債務の増減額(△は減少) 548 △1,892
その他 △366 8
小計 1,893 1,560
利息及び配当金の受取額 201 200
利息の支払額 △34 △30
法人税等の支払額 △558 △373
法人税等の還付額 18 99
保険金の受取額 257 -
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,778 1,455
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の取得による支出 △111 △426
投資有価証券の償還による収入 200 -
有形固定資産の取得による支出 △1,531 △2,776
有形固定資産の売却による収入 10 3
無形固定資産の取得による支出 △8 △73
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入 4 -
貸付けによる支出 △25 △19
貸付金の回収による収入 25 19
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,437 △3,273
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △134 1,842
長期借入れによる収入 - 1,050
長期借入金の返済による支出 - △850
リース債務の返済による支出 △42 △46
配当金の支払額 △358 △361
非支配株主への配当金の支払額 △103 -
自己株式の取得による支出 △6 △0
財務活動によるキャッシュ・フロー △645 1,633
現金及び現金同等物に係る換算差額 △39 5
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △343 △178
現金及び現金同等物の期首残高 8,396 8,052
現金及び現金同等物の期末残高 8,052 7,874
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の
配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社は、製品・サ
ービス別のセグメントから構成され、鋼管関連事業、自転車関連事業、不動産等賃貸事業の3つを報告セグメント
としています。鋼管関連事業は、普通鋼鋼管、ステンレス鋼鋼管、各種型鋼、精密加工品等を製造販売していま
す。自転車関連事業は、自転車用リムの製造販売及び完成自転車の輸入販売を行っています。不動産等賃貸事業は、
土地、建物及び倉庫等の賃貸を行っています。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理の方法と
概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の売上高は、第三者間取引価格に基づいています。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務
その他 調整額 諸表
合計
自転車 不動産等 (注1) (注2) 計上額
鋼管関連 計 (注3)
関連 賃貸
売上高
外部顧客への売上高 42,191 603 439 43,234 22 43,256 ― 43,256
セグメント間の
― ― ― ― ― ― ― ―
内部売上高又は振替高
計 42,191 603 439 43,234 22 43,256 ― 43,256
セグメント利益又は損失(△) 1,769 △48 370 2,092 0 2,093 △29 2,063
セグメント資産 34,523 606 844 35,974 15 35,990 10,378 46,369
その他の項目
減価償却費 451 4 13 469 0 469 4 474
有形固定資産及び
2,013 40 2 2,056 ― 2,056 39 2,096
無形固定資産の増加額
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、機械設備・福祉機器の製造販売で
あります。
2 調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント利益又は損失(△)の調整額は、棚卸資産の調整等によるものであります。
(2) セグメント資産の調整額10,378百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であり、主に現金
及び預金、投資有価証券及び本社管理部門に係る資産等であります。
3 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
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新家工業株式会社(7305) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 連結財務
その他 調整額 諸表
合計
自転車 不動産等 (注1) (注2) 計上額
鋼管関連 計 (注3)
関連 賃貸
売上高
外部顧客への売上高 40,087 431 515 41,034 11 41,046 ― 41,046
セグメント間の
― ― ― ― ― ― ― ―
内部売上高又は振替高
計 40,087 431 515 41,034 11 41,046 ― 41,046
セグメント利益又は損失(△) 1,012 △203 435 1,244 2 1,246 28 1,275
セグメント資産 36,382 732 817 37,932 18 37,950 8,215 46,166
その他の項目
減価償却費 570 6 13 590 0 590 22 613
有形固定資産及び
3,079 ― ― 3,079 ― 3,079 29 3,108
無形固定資産の増加額
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、機械設備・福祉機器の製造販売で
あります。
2 調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント利益又は損失(△)の調整額は、棚卸資産の調整等によるものであります。
(2) セグメント資産の調整額8,215百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であり、主に現金
及び預金、投資有価証券及び本社管理部門に係る資産等であります。
3 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
該当事項はありません。
(報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報)
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
「鋼管関連」セグメントにおいて、ステンレスパイプ工業株式会社の株式を取得し、新たに連結の範囲に含め
たことから、のれんが43百万円発生しております。のれんの償却額43百万円があり、のれんの未償却残高はあり
ません。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
該当事項はありません。
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新家工業株式会社(7305) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
1株当たり純資産額及び算定上の基礎並びに1株当たり当期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
(1) 1株当たり純資産額 (円) 4,267.05 4,165.96
(算定上の基礎)
純資産の部の合計額 (百万円) 25,246 24,823
純資産の部の合計額から
(百万円) 1,474 1,620
控除する金額
(うち非支配株主持分) (百万円) (1,474) (1,620)
普通株式に係る期末の純資産額 (百万円) 23,772 23,202
1株当たり純資産額の算定に用いら
(千株) 5,571 5,569
れた期末の普通株式の数
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
(2) 1株当たり当期純利益 (円) 271.75 126.88
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 1,502 706
普通株主に帰属しない金額 (百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に
(百万円) 1,502 706
帰属する当期純利益
普通株式の期中平均株式数 (千株) 5,530 5,570
(注) 潜在株式がないので、潜在株式調整後1株当たり当期純利益は記載していません。
(重要な後発事象)
特定子会社の解散及び清算
当社は、2020年5月15日開催の取締役会において、当社連結子会社及び特定子会社であるP.T. PABRIK ARAYA
INDONESIAを解散及び清算することを決議いたしました。
1.解散する子会社の概要
① 名称 P.T. PABRIK ARAYA INDONESIA
② 所在地 インドネシア共和国 タンゲラン市
③ 代表者 PAULUS IWAN SANTOSO
④ 資本金 7,200千USドル
⑤ 出資比率 99.96%
⑥ 事業内容 リム製品の製造・販売
2.解散及び清算の理由
当社グループは、インドネシアにおいてリム事業のリム生産工場として1976年より生産を続けてまいりまし
たが、市場環境及び事業環境が変化し、当社リム事業の生産拠点としての役割を終えたと判断するに至り、解
散及び清算することを決議いたしました。
3.解散及び清算日
現地の法令に従い必要な手続きが完了次第、清算結了となる予定であります。
4.今後の見通し
当該特定子会社の清算に伴う連結業績への影響につきましては、軽微と見込んでおります。
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新家工業株式会社(7305) 2020年3月期 決算短信
4.その他
(1)役員の異動
役員の異動につきましては、本日(2020年5月15日)公表いたしました「代表取締役および役員の異動に関する
お知らせ」をご参照下さい。
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