盟和産業株式会社
2019年3月期 決算説明会
2019年5月30日
目次
Ⅰ 決算レビュー
Ⅱ 通期見通し
Ⅲ 新中期経営計画
2
Ⅰ 決算レビュー
岐阜工場（竣工時） 3
決算の主なポイント
１ 増収増益、全ての段階で業績予想を上回る
２
国内・北米増収、北米の売上高は連結全体
の約1割まで増加
３ 国内は上期の自然災害の影響を下期で挽回
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 4
連結業績の概要
（百万円）
国内・北米の
21,763 売上増加 2018／3期
20,368 予想 2019／3期
21,400
増収効果
原価低減、生産効率化
法人税等調整額
見直し追加計上
331 337
318 309
予想 予想 266 300
330 310 予想
270
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 5
地域別売上高
金額 売上比率
（百万円） （％）
251 1.2
219
1,212
1,978 9.1 北米の売上高は前期の
1,955
中国
1,826 8.4 １.６倍、中国の売上規模
16,981
17,707 81.4 を上回る
タイ
北米
中国 海外売上比率１８.６％
日本 前期比２ポイント増加
日本
2018/3期 2019/3期
売上高 20,368 売上高 21,763
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 6
セグメント別業績の主なポイント
（百万円）
2018／3期 自動車部品 18,728
住宅
計 20,368
売上高 1,623
その他 16
2019／3期 住宅 計 21,763
自動車部品 20,044
売上高 1,699
その他 20
-33
2018／3期
ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益 251 63 計 318
2
2019／3期 270 計 331 2018／3期
58
ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益 自動車部品 住宅 その他
2019／3期
3 自動車部品 住宅 その他
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 7
自動車部品の部位別売上高
売上構成はトランク部品が約２分の１
自動車部品売上高
金額 構成比
その他 （％）
ルーフ （百万円）
部品 8.2％
3.5% トランク部品 10,328 51.5
シート
部品
2019／3期 トランク フロア部品 4,491 22.4
14.4%
20,044
部品
51.5% シート部品 2,893 14.4
（百万円）
フロア
部品
22.4%
ルーフ部品 696 3.5
その他 1,634 8.2
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 8
自動車部品のメーカー別売上高
トヨタグループ向けが約６割
自動車部品売上高
三菱Ｇ その他
マツダＧ 1.9% 1.1% 1.3% 金額 構成比
（百万円） （％）
SUBARUＧ 2.0%
スズキＧ 3.1% トヨタG 12,008 59.9
いすゞＧ 6.3% ホンダG 2,672 13.3
日産Ｇ 2019／3期 日産G 2,214 11.0
20,044
11.0%
いすゞG 1,261 6.3
トヨタＧ
59.9%
ホンダＧ （百万円） スズキG 616 3.1
13.3% SUBARU G 407 2.0
マツダG 390 1.9
三菱G 218 1.1
その他 255 1.3
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 9
バランスシートのポイント
（百万円）
資産合計 資産合計 負債純資産合計 負債純資産合計
23,266 23,242 23,266 23,242
流動負債 △ 407
流動資産 △ 187
流動負債 流動負債 1年以内
流動資産 流動資産 現金及び預金 △892 8,524 8,116 長期借入金 △637
11,005 10,818 売上債権等増加
固定負債 固定負債 固定負債 ＋ 707
3,251 3,958 長期借入金 + 217
固定資産 ＋ 163
固定資産 固定資産 有形固定資産 + 168 純資産 純資産 純資産 △323
北米、タイ設備投資等 11,490 11,166
12,260 12,423 為替換算調整勘定△260
2018／3月末 2019／3月末 2018／3月末 2019／3月末
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 10
キャッシュフロー計算書のポイント
税金等調整前当期純利益 +372
（百万円）
減価償却費 +1,238
+969
3,726 -1,903 +88
有形固定資産の取得 -1,709
-48
2,833
2019年3月期（2018年4月～2019年3月）
現金及び 営業活動 投資活動 財務活動 現金及び 現金及び
現金同等物の による による による 現金同等物に 現金同等物の
期首残高 ｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ ｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ ｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ 係る換算差額 期末残高
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 11
Ⅱ 通期見通し
MEIWA INDUSTRY NORTH AMERICA（竣工時） 12
通期業績見通し
23,200 （百万円）
北米を中心に
海外売上増加 2019／3期実績
21,763
2020／3期予想
増収効果と原価低減
400
370
331 337 350
300
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 13
セグメント別業績見通し
（百万円）
2019／3期 住宅
自動車部品 20,044 計 21,763
売上高 1,699
その他 20
2020／3期 住宅
自動車部品 21,460 計 23,200
売上高 1,737
見通し その他 3
2019／3期
270 58 計 331
ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益
3
2020／3期 2019／3期
330 70 計 400
ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益 自動車部品 住宅 その他
2020／3期
見通し 0 自動車部品 住宅 その他
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 14
株主還元
利益配分に関する基本方針
企業基盤強化のために必要な内部留保を確保しながら、安定的な配当の
継続を基本に、業績および配当性向等を総合的に勘案して配当を決定
一株当たり配当金の推移
（単位：円）
50 50 50 50 (予) 50 (予)
※ 当社は2014年4月1日付で
40 期末 普通株式１株につき2株の
25 25 配当 割合で株式分割を実施
し、2015年10月1日付で
普通株式10株につき1株の
割合で株式併合を実施し
ております
25 25 中間
配当 左記の一株当たり配当金
は、当該株式分割及び株
式併合を考慮して便宜的
に表示しております
2015／3期 2016／3期 2017／3期 2018／3期 2019／3期 2020/3期
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 15
Ⅲ 新中期経営計画
MEIWA INDUSTRY NORTH AMERICA（竣工時） 16
前中期経営計画GT300 概要
１ 前中期経営計画：GT300
2014年４月から2019年３月（５年間）
２ 日本・中国・ＡＳＥＡＮ・北米の
グローバル四極で部品供給体制を確立
３ 数値目標
売上高300億円（自動車部品270億円 住宅30億円）
自動車部品の国内：海外の売上比率 ２：１
営業利益率５％ ROE８％
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 17
前中期経営計画GT300 振り返り
新製品・新技術の早期
重点課題の状況 開発と新用途開発でお
改良技術とし
て端末加工法
客様の期待を上回る価 マット新製品
値を提供する 等開発
海外拠点の
グローバル四極体制を 事業化に
確立、自動車部品の国 時間を要し
変動費・固定費を徹底
内：海外の売上比率を 国内：海外 間接部門のス
的に引き下げ、国内自
２：１にする の売上比率 リム化等国内
動車部品は減産下でも
４：１ 固定費約１割
利益の出せる体制を構
築する 削減
国内自動車市場が縮小 自動車部品
する中、自動車部品の の国内売上
住宅事業は積極的に開 住設資材の
国内売上高１８０億円 は既存分野
発案件を取込むととも 開発案件取込
で１６０億
を確保する に樹脂の積層技術を応 受注安定
円確保
用した新ビジネス開拓 新規開拓が
を進める 課題
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 18
前中期経営計画GT300 業績推移
米国子会社 連結業績推移
連結 タイ子会社 （百万円）
25,000 売上高 連結 1000
21,763
20,235
19,051 19,068
20,368 900 グローバル成長に向け
20,000 800 海外投資先行
営業 700 新設の米国子会社と
15,000 利益 600 タイ子会社を順次連結
410 500 子会社化
318 331
10,000 400
300
143
5,000 104 200
国内は計画前半で
100
軽自動車増税、地震等
0 0
2015/3期 2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期
による自動車減産
原油価格下落等あり
国内自動車売上高 海外自動車売上高 住宅売上高 営業利益
後半で回復傾向
営業利益率 1.5%
ROE 2.7%
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 19
米国子会社の売上高と車種数の推移
米国子会社の半期毎売上高と量産車種数の推移 金額
1,400
（百万円）
16
売上高 14
1,200 14
車種数
1,203
11 12
量産車種増加し
1,000
中国
10
800
8 売上順調に増加
7 775 8
600 6 696
6
400
515
4
332 日本
2
200 2
189
- 0
2017/3上期 2017/3下期 2018/3上期 2018/3下期 2019/3上期 2019/3下期
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 20
前中期経営計画GT300 海外展開
2016年中国統括部設置（中国一体運営） 2014年米国子会社開業
2018年武漢連絡事務所開設 2015年ミシガン営業所開設
盟和（大連）汽車配件有限公司 MEIWA INDUSTRY
NORTH AMERICA, INC.
盟和産業株式会社
盟和（佛山）汽車配件有限公司
MEIWA INDUSTRY MEIWA INDUSTRIA
(THAILAND) CO., LTD. MÉXICO, S.A. DE C.V.
2016年メキシコ子会社設立
2014年タイ子会社現地生産開始
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 21
新中期経営計画の位置づけ
新中期経営計画
RD365
2019.4～2022.3
前・中期経営計画 （３年間）
GT300 持続的な成長を目
2014.4～2019.3 指し中期計画の先
（５年間） （５～６年後）を
中期経営計画 見据えた３年計画
2011.4～2014.3
（３年間）
中期経営計画
自動車産業の大変革期を迎え
2008.4～2011.3 先の姿は見通しにくい状況
（３年間）
長期ビジョン2020 量産/受注リードタイムから
計画期間を３年に設定
グローバル市場で存在感のある
内装部品サプライヤーを目指す
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 22
中期経営計画RD365 概要
グローバル各拠点を収益化 中期経営計画
RD365
内外連携を強化して市場開拓 Revitalize and
Development
持続的な成長に向けて新技術 2022年3月期迄
３年間
開発を加速する 親会社株主に帰属する
当期純利益
３年後、当期純利益６億円 ６億円
ROE５％以上を目指す ROE
5%以上
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 23
中期経営計画RD365 重点課題
収益力強化 市場開拓 新技術開発
グローバル化の 自動車部品事業 次の主力製品に
成果を国内外で （海外・国内） なり得る新製品
利益として実現 住宅事業ともに 新用途の開発を
する 市場を広げ受注 実現する
を拡大する
人材開発・環境保護
事業を担う人材の力を強化するとともに、地球環境の保護を
通して持続的な発展を目指す
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 24
中期経営計画RD365 重点課題
収益力強化 トランク部品連携
グローバル各拠点の収益化
内外生産拠点で役割分担を 中国
北米
進め効率的で最適な生産体 日本
制を構築
工程改善・自動化の積極化
ASEAN
フロア部品連携
グローバル視点での資材調
達最適化
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 25
中期経営計画RD365 重点課題
内外連携強化
市場開拓 非日系顧客開拓
海外
中国内陸部開拓
自動車部品 新技術提案
住設分野深化
次の柱となる
ビジネス開拓 住設 国内
産業資材 自動車部品
新製品提案
改良技術提案
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 26
中期経営計画RD365 重点課題
新技術開発
当社の特長である樹脂の配合・加工・積層技術を
活かし、トランク部品、フロア部品以外の新製品
新用途の開発を３年間で完了させる
既存の組織から独立した新製品 メイトーン
2層
シコーシート
開発の専任部署を設置する 3層
ゼムライト 軟質シート
既存製品（主力製品群）の改良
技術開発により競争力を高める
（主力製品群）
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 27
中期経営計画RD365 重点課題
人材開発・環境保護
人材開発 環境保護
グローバル人材の育成 産業廃棄物の排出量削減
ダイバーシティ推進 リサイクル化の推進
教育研修の拡充 エネルギー使用量の削減
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 28
中期経営計画RD365設備投資 研究開発
設備投資 海外生産能力増強
メイトーン機２機増設
15 億円/年度
生産効率化・省力化投資
減価償却費14億円/年度
研究開発費 新製品・新用途開発
既存製品の改良技術開発
5 億円/年度 ※ 費用には開発に係る人件費を含む
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 29
中期経営計画RD365 数値目標
親会社株主に帰属する
売上高 当期純利益
250億円 10億円
売上高
217億円
RD365
親会社株主に帰属する
当期純利益
6億円 ROE
8%
親会社株主に帰属する 以上
当期純利益 ROE
3億円
5%
以上
ROE
2.7%
2019/3期 2022/3期 5～6年後
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 30
本資料に記載されている将来に関する見通しは、不確定なリスク
要因を含んでおります。したがって、実際の結果は様々な要因に
よって見通しと大きく異なる可能性がありうることをご了承くだ
さい。
盟和産業株式会社