盟和産業株式会社
2021年3月期 決算説明会
2021年5月28日
目次
Ⅰ 決算レビュー
Ⅱ 通期業績見通しおよび
重点課題の取組み
Ⅲ 株主還元
Ⅳ （ご参考）売上高の内訳等
2
Ⅰ 決算レビュー
岐阜工場（竣工時） 3
決算の主なポイント
業績推移
売上高 営業利益 （単位：百万円） １ 新型コロナ影響により
00 800 減収、損失計上ながら
下期6ヶ月間で営業黒字化
00 600
318 520
00 331 400
163
00 200
21,763 22,361
収益力強化に向けた
00 20,368 21,000 0
２
00 18,311 -200
00
00
-515
-400
-600
取組み実施、22年3月期
00 -800 で黒字回復計画
00 -1,000
00 -1,200
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期予 ３ 期末配当1株当たり25円
年間配当推移 （1株当たり円） （年間25円）22年3月期
50 50 50 25 50 は年間50円を計画
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 4
連結業績の概要
（百万円）
22,361
2020／3期
2021／3期
18,311 コロナ影響により
前期比△18.1％
業績回復に向け
収益改善の取組み実施
下期（6ヶ月）で
営業利益黒字化 268
163 109
△515 △525 △1,028
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 5
連結業績（半期毎）
上期 下期 （百万円）
11,359 11,002 10,556 2020／3期
2021／3期
7,754
127 36 68
下期営業黒字回復
△584
売上高 営業利益 売上高 営業利益
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 6
セグメント別業績（半期毎）
上期 下期 （百万円）
2020／3期
自動車部品 住宅 その他
計 11,359 計 11,002 計 10,556 2021／3期
計 7,754 自動車部品 住宅 その他
7
9
922 8
853
756
6
595
10,430 10,139 9,792
7,151 計 127 計 68
計△584 計 36
1
29
1 17 1
96 28 5 49
1
△555
自動車、住宅ともに下期黒字化
△29
売上高 ｾｸﾞﾒﾝﾄ 利 益 売上高 ｾｸﾞﾒﾝﾄ利 益
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 7
地域別売上高（半期毎）
金額
123 201 （百万円）
173
1,262
1,261 タイ
930 1,309
1,041 米国
9,044 96 1,173
8,500
833 7,902 中国
660
中国 日本
6,165
下期売上回復、
中国・米国は前期
下期を上回る
日本
前期上期 当期上期 前期下期 当期下期
計11,359 計7,754 計11,002 計10,556
前期比△31.7％ 前期比△4.0％
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 8
月別売上高（現地ベース）の推移
前年同期 売上高 当期 売上高
百万円
日本 米国
千ドル
（個別） 盟和（北米）
1,800 2,500
1,500
2,000
1,200
1,500
900
1,000
600
500
300 中国
0 0
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
中国 タイ
千元 千ﾊﾞｰﾂ
盟和（大連）＋盟和（佛山） 盟和（タイ）
25,000 12,000
20,000
日本 8,000
15,000
10,000
4,000
5,000 ※一括型売りを除く
※当期受注車種増加
0 0
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 9
Ⅱ 通期業績見通しおよび
重点課題の取組み
岐阜工場（竣工時） 10
通期業績見通し
（百万円）
21,000 コロナ影響から
売上回復を見込む 2021／3期実績
18,311 2022／3期予想
増収と原価低減、
収益改善施策の効果
520
470 400
△515 △525 △1,028
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 11
日本国内の取組み
国内の収益力強化
新型コロナウイルス減産影響の挽回策
全社プロジェクト組成し黒字回復図る
盟和産業
原価低減案件の積上げ
工場間接部門の効率化、物流チーム集約
拠点集約、販管部門の連携強化と効率化
体制・報酬見直し
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 12
中国の取組み
受注活動積極化
コロナ影響から早期に回復
受注活動積極化し業容拡大を図る
盟和（大連）汽車配件
有限公司 日系自動車メーカーとの取引強化
車の電動化・自動化ニーズに積極対応
盟和（佛山）汽車配件
有限公司
現地ＥＶメーカーから受注獲得
盟和（佛山）へメイトーン押出機
２号機導入し品揃え拡充
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 13
北米の取組み
収益力強化と受注拡大
MEIWA INDUSTRY
コロナ影響から回復し下期黒字化達成 NORTH AMERICA, INC.
収益力強化と受注拡大に注力
原価低減徹底し営業黒字定着
日系自動車メーカーへの受注提案積極化
非日系、自動車以外の開拓進める
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 14
タイの取組み
経営体質の強化
2018年にマット一貫生産設備導入
受注増加するもコロナ影響受ける
タイの自動車生産がコロナ前の水準
回復まで暫く時間を要する見通しを
MEIWA INDUSTRY 踏まえ固定資産を減損
(THAILAND) CO.,LTD.
固定費圧縮し損益分岐点引下げ
タイはマット生産の重要拠点
グループ連携強化・体制効率化して
受注拡大に取組む
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 15
新技術開発 開発テーマ（例）
分野 開発テーマ例 CASE（電動化）対応 SDGs対応
廃棄物削減・
自動車部品 ラゲージ（荷室）サイド向け基材 軽量
省エネルギー
パッケージトレイ（新規分野） 軽量・吸音 省エネルギー
軽量・高剛性ラゲージボード（3種類） 軽量 省エネルギー
軽量・断熱材製品 軽量・断熱 省エネルギー
電磁波シールド材製品 ノイズ遮断
吸遮音材製品 静粛性
住宅 避難所用防炎間仕切り・簡易ベッド
住設資材の施工性改善
生産工法 過熱蒸気加熱 省エネルギー
研究開発費 SDGs貢献の取組み
技術者の人件費等を含む実績 リサイクル材料の使用を通じた
2020年3月期4.7億円、2021年3月期4.5億円 廃棄物の発生抑制、資源の有効活用
2022年3月期は約5億円を計画 製品の軽量化による自動車の
燃費性能向上への貢献
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 16
新技術開発 ラゲージ（荷室）サイド基材
製品端材を不織布を含めて全面的にリサイクル活用
環境負荷低減（廃棄物削減）と低コスト化を実現
表皮層（不織布） 廃棄 製品化
製品端材
ペレット化
分離
樹脂層
ラゲージ（荷室）
サイドトリム
リサイクル使用
基材構成
不織布（表）
上記基材
不織布（裏）
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 17
新技術開発 パッケージトレイ
当社にとって初の部位（後部座席の後方カバー）
軽量、低コストを実現
【軽量化】 【設計自由度】 【吸音機能】
構成
PP+GFによる Ｘ 機能に合わせた Ｘ フェルト等の 表皮材
高剛性・耐熱性 製品形状が 吸音材ｺｽﾄ低減 PPシート
可能 表皮材
コア層
（ＰＰとガラス繊維が均一に混合）
ﾊﾟｯｹｰｼﾞﾄﾚｲ
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 18
新技術開発 避難所用間仕切り・ベッド
防炎性能を付加したメイトーン製品
間仕切り・簡易ベッド・断熱ソフト床の組み合わせ
①避難所用 簡易間仕切り
ワクチン集団接種会場
授乳スペース
控室等にも利用可能
①
特長
設営2分
③ 広げるだけで 防炎・自己消火性
一人で簡単に
組立てが可能 耐水・耐薬品性
② リサイクル可能
③断熱ソフト床
②避難所用 簡易ベッド
クッション性を付加した
設営3分
ソフトメイトーン
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 19
中期経営計画RD365 概要
期間：2020年3月期～2022年3月期（３年間）
重点課題
収益力強化 グローバル各拠点の収益化
市場開拓 内外連携強化し受注拡大
新技術開発 次の主力製品開発
３年後、当期純利益６億円 ROE５％以上を
目指す
新型コロナ影響を踏まえ見直し検討
重点課題の方向性は不変
コロナ影響の挽回と収益改善に注力
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 20
Ⅲ 株主還元
MEIWA INDUSTRY NORTH AMERICA（竣工時） 21
株主還元
利益配分に関する基本方針
企業基盤強化のために必要な内部留保を確保しながら、安定的な配当の
継続を基本に、業績および配当性向等を総合的に勘案して配当を決定
一株当たり配当金の推移
（単位：円）
50 50 50 25(予) 50(予) 中間配当はコロ
ナ影響を勘案し
期末 見合わせ
25
配当
業績回復により
期末配当25円、
期末 25 中間 22年3月期は年
25 配当 配当 間50円を見込む
2018／3期 2019／3期 2020／3期 2021／3期 2022／3期
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 22
Ⅳ（ご参考）売上高の内訳等
岐阜工場（竣工時） 23
自動車部品の部位別売上高
売上構成はトランク部品が約６割
自動車部品売上高
金額 構成比
その他 （％）
ルーフ （百万円）
部品 7.4%
3.1% トランク部品 9,745 57.5
シート
部品
12.0% 2021／3期 トランク フロア部品 3,381 20.0
部品
フロア
16,943 シート部品 2,024 12.0
部品 （百万円） 57.5%
20.0%
ルーフ部品 528 3.1
その他 1,263 7.4
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 24
自動車部品のメーカー別売上高
トヨタグループ向けが約５割
自動車部品売上高
三菱Ｇ
その他 金額 構成比
マツダＧ 1.5% 0.8% 2.6%
（百万円） （％）
SUBARUＧ 2.9%
スズキＧ 3.6% トヨタG 8,981 53.0
いすゞＧ 6.1% ホンダG 2,577 15.2
2021／3期 日産G 2,428 14.3
日産Ｇ
16,943
トヨタＧ
53.0% いすゞG 1,025 6.1
14.3%
（百万円） スズキG 604 3.6
ホンダＧ
SUBARU G 489 2.9
15.2%
マツダG 245 1.5
三菱G 142 0.8
その他 447 2.6
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 25
バランスシートの概要
（百万円）
資産合計 負債純資産合計
資産合計 負債純資産合計
22,882 22,882
21,991 21,991
流動負債 ＋ 665
流動資産 △ 573 流動負債 流動負債
流動資産 流動資産 6,909 仕入債務 △ 344
現預金 △ 273 7,574
11,104 10,530 短期借入金＋1,198
売上債権 △ 284
固定負債 固定負債 △ 602
固定負債
4,819 長期借入金 △ 442
4,216
固定資産 △ 317
固定資産 固定資産 純資産 純資産 純資産 △ 954
11,778 11,460 11,153 10,199
利益剰余金△1,116
2020／3月末 2021／3月末 2020／3月末 2021／3月末
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 26
キャッシュフロー計算書の概要
短期借入金増加 +1,193 （百万円）
+446 長期借入金返済△475
税金等調整前 +555
-1,253 -21
当期純損失 △942
減価償却費 +1,230
減損損失 339
有形固定資産
の取得 -1,370
3,568 3,294
2021年3月期（2020年4月～2021年3月）
現金及び 営業活動 投資活動 財務活動 現金及び 現金及び
現金同等物の による による による 現金同等物に 現金同等物の
期首残高 ｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ ｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ ｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ 係る換算差額 期末残高
MEIWA INDUSTRY CO., LTD. 27
本資料に記載されている将来に関する見通しは、不確定なリスク
要因を含んでおります。したがって、実際の結果は様々な要因に
よって見通しと大きく異なる可能性がありうることをご了承くだ
さい。
盟和産業株式会社