7270 SUBARU 2021-11-05 13:00:00
2022年3月期 第2四半期連結業績の概要 [pdf]
2021 年 11 月 5 日
2022 年 3 月期 第 2 四半期連結業績の概要
<2022 年 3 月期 第 2 四半期累計業績:連結売上収益>
重点市場である米国を中心とした需要は堅調に推移する一方、世界的な半導体の供給不足に加え、東南アジアで
の新型コロナウイルス感染症拡大に起因した部品の供給制約により、国内外生産拠点で生産調整や操業の一時
停止を行いました。第 2 四半期(2021 年 7-9 月)の生産は第 1 四半期(2021 年 4-6 月)の生産を下回り、第 2 四半
期累計の全世界生産台数は前年同期比 3.4%減の 342 千台、海外生産は同 6.8%減の 124 千台、国内生産は同
1.4%減の 218 千台となりました。
この結果を受けて、全世界販売台数は、第 2 四半期に前年同期比で減少したものの、第1四半期では前年同期比
で大きく増加していたことから、第 2 四半期累計では前年同期比 3.3%増の 375 千台となりました。
海外販売台数は同 3.2%増の 331 千台、国内販売台数は同 4.5%増の 44 千台となりました。
連結売上収益は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響の大きかった前年に対して販売台数が増加したことによ
り、同 10.1%増の 1 兆 3,417 億円となりました。
<2022 年 3 月期 第 2 四半期累計業績:連結損益>
連結損益についても、上記記載の販売台数の増加を主因とし、営業利益は前年同期比 238 億円増加となる 545 億
円、税引前利益は同 251 億円増加となる 612 億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同 211 億円増加とな
る 448 億円となりました。
<2022 年 3 月期 通期連結業績見通し>
通期連結業績見通しについては、前回発表値*に対して、半導体供給不足及び東南アジアでの新型コロナウイル
ス感染症拡大による生産影響等を考慮し、全世界販売台数は 130 千台減の 830 千台(前年同期比 3.5%減)、売
上収益は 4,000 億円減の 2 兆 9,000 億円(同 2.5%増)、営業利益は 500 億円減の 1,500 億円(同 46.4%増)、税
引前利益は 480 億円減の 1,550 億円(同 36.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は 300 億円減の 1,100
億円(同 43.8%増)にそれぞれ修正します。
なお、通期連結業績見通しの前提となる為替レートは\110/US$、\130/EURO です。
* 2021 年 8 月 3 日発表
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、発表日現在において入手可能な情報に基づいたものであり、実際の
業績等は今後様々な要因によって大きく異なる可能性があります。
2021年11月5日
株式会社SUBARU
広 報 部
< 2022年3月期 第2四半期連結決算 参考資料 >
金額:億円、台数:千台、比率:%
前期実績 当期実績 前期実績 当期予想 前回当期予想
2021年3月期 2022年3月期 2021年3月期 2022年3月期 2022年3月期
第2四半期累計期間 第2四半期累計期間 通期 通期 通期
(2020.4.1-2020.9.30) (2021.4.1 ― 2021.9.30) (2020.4.1-2021.3.31) (2021.4.1 ― 2022.3.31) (2021.4.1-2022.3.31)
増減 増減率 増減 増減率
売上収益 12,184 13,417 1,233 10.1 28,302 29,000 698 2.5 33,000
日本 2,102 2,179 77 3.7 4,983 - - - -
海外 10,082 11,237 1,156 11.5 23,319 - - - -
営業利益 306 545 238 77.9 1,025 1,500 475 46.4 2,000
利益率 2.5 4.1 3.6 5.2 6.1
税引前利益*1 361 612 251 69.4 1,140 1,550 410 36.0 2,030
利益率 3.0 4.6 4.0 5.3 6.2
親会社の所有者に帰属する 237 448 211 88.9 765 1,100 335 43.8 1,400
*2
当期利益 利益率 1.9 3.3 2.7 3.8 4.2
売上構成差等 534 売上構成差等 845
営業利益増減要因
為替レート差 66 為替レート差 307
研究開発費 4 諸経費等 38
原価低減等 -257 研究開発費 10
諸経費等 -98 原価低減等 -630
その他 -11 その他 -95
為替レート 107円/US$ 110円/US$ 106円/US$ 110円/US$ 109円/US$
120円/EURO 131円/EURO 123円/EURO 130円/EURO 130円/EURO
設備投資 334 382 862 900 1,000
減価償却費 471 460 950 1,000 1,000
研究開発支出*3 506 616 1,016 1,200 1,200
有利子負債残高 3,353 3,351 3,339 - -
・2期振りの増収 ・2期振りの増収
・2期振りの各利益増益 ・2期振りの各利益増益
業績評価 ・2期振りの連結販売台数増 ・2期連続の連結販売台数減
日本販売台数合計 43 44 2 4.5 102 97 -5 -4.7 -
登録車 33 35 3 7.6 82 78 -4 -4.8 -
軽自動車 10 9 -1 -6.2 20 19 -1 -4.4 -
海外販売台数合計 321 331 10 3.2 758 733 -25 -3.3 -
北米 284 282 -2 -0.6 661 625 -36 -5.5 -
欧州 7 10 3 43.8 18 - - - -
中国 13 9 -5 -34.8 24 16 -8 -34.6 -
その他 17 30 13 80.2 54 - - - -
連結販売台数総計 363 375 12 3.3 860 830 -30 -3.5 960
生産台数合計 354 342 -12 -3.4 810 860 50 6.2 990
日本 221 218 -3 -1.4 525 540 15 2.9 -
米国 133 124 -9 -6.8 285 320 35 12.2 -
自動車 11,688 13,061 1,373 11.7 27,375
売上収益
事業別
航空宇宙 472 332 -140 -29.6 877
その他 24 24 -1 -3.4 50
自動車 316 520 204 64.5 1,091
営業利益 航空宇宙 -30 -7 23 76.9 -98
事業別 その他 20 31 11 57.0 31
消去・全社 1 1 -0 -4.2 1
*1. 第2四半期累計期間について、財務諸表上は「税引前四半期利益」として記載
*2. 第2四半期累計期間について、財務諸表上は「親会社の所有者に帰属する四半期利益」として記載
*3. 報告期間中に発生した研究開発活動に係る支出額。IFRSでは当該支出のうち資産性の認められる一部の支出を無形資産として計上し、見積耐用年数に基づき償却する
ため、連結損益計算書上の「研究開発費」と異なる。
注1.連結販売台数は、国内連結対象販社の小売、海外連結対象販売統括会社の卸売、非連結対象会社に対するSUBARUの出荷などの合計値。
注2.日本生産台数にはトヨタ向け86の台数を含む。
※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって異なる可能性があります。