7265 J-エイケン工業 2020-03-03 15:00:00
2020年10月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年10月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年3月3日
上 場 会 社 名 エイケン工業株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7265 URL http://www.eiken-kk.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 早馬 義光
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役 (氏名) 池田 文明 (TEL) 0537-86-3105
四半期報告書提出予定日 2020年3月13日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年10月期第1四半期の業績(2019年11月1日~2020年1月31日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年10月期第1四半期 1,457 0.9 93 △17.7 95 △18.8 69 △17.5
2019年10月期第1四半期 1,444 5.8 113 △6.4 118 △7.2 84 △0.4
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年10月期第1四半期 68.39 ―
2019年10月期第1四半期 83.31 ―
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年10月期第1四半期 6,665 5,034 75.5
2019年10月期 6,665 5,072 76.1
(参考) 自己資本 2020年10月期第1四半期 5,034百万円 2019年10月期 5,072百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年10月期 ― 0.00 ― 100.00 100.00
2020年10月期 ―
2020年10月期(予想) 0.00 ― 110.00 110.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年10月期の業績予想(2019年11月1日~2020年10月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 2,987 2.2 226 △3.5 235 △4.1 169 △7.8 166.60
通期 6,020 1.2 452 △2.1 472 △2.8 339 △8.0 334.11
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年10月期1Q 1,240,000株 2019年10月期 1,240,000株
② 期末自己株式数 2020年10月期1Q 224,779株 2019年10月期 224,779株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年10月期1Q 1,015,221株 2019年10月期1Q 1,010,621株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、
今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。なお、業績予想の前提となる条件
および業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、3ページ「1.当四半期決算に関する定性的
情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
エイケン工業㈱ (7265) 2020年10月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(1) 経営成績に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(2) 財政状態に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
(3) 業績予想などの将来予測情報に関する説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
(1) 四半期貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
(2) 四半期損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
(3) 四半期財務諸表に関する注記事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
(継続企業の前提に関する注記) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
(セグメント情報等) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
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エイケン工業㈱ (7265) 2020年10月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間におけるわが国の経済は、政府による経済政策及び日本銀行による金融政策の下、好調
な企業業績により雇用・所得環境の改善が続き、緩やかながら回復基調がみられました。しかしながら、通商問
題を巡る動向、 中国経済の先行き、
英国のEU離脱問題による影響及び中東地域を巡る情勢等の海外経済の動向、
消費税率引上げによる消費者の動向等、景気の先行きは不透明な状況で推移しました。
こうした状況のなかで、フィルター部門の国内におきましては、自動車用フィルター業界は、自動車メーカー
の生産ライン、カーディーラーに供給するフィルターメーカー(以下、純正メーカー)とカーショップ、ガソリ
ンスタンド及び整備工場等に供給するフィルターメーカー(以下、市販メーカー)に大きく2つに分かれます。
純正メーカーは、取引先の自動車メーカー、カーディーラー以外にも他の自動車メーカーのフィルターを品揃え
して、補修用として市販メーカーの納入先にも販売しております。よって、自動車用フィルター市場は、純正メ
ーカー、市販メーカーが入り混じって激しい競争を繰り広げており、特に価格の面では、新興国で製造された安
価な商品が増加し、激しい価格競争にも晒されております。輸出におきましては、当社ブランド「VIC」を約
40 年間、海外の日本車向けに販売しておりますが、日本のフィルターメーカー、海外のフィルターメーカーと品
質、 価格等で激しい競争を展開しております。 さらに、 燃焼機器部門におきましては、 プレス加工技術を活かし、
1976 年から風呂釜用バーナを製造するようになり、現在は、厨房機器メーカー、ボイラメーカー及びコインラン
ドリーメーカー等にガスバーナ、熱交換器等を販売しております。
このような環境のなかにあって、当社はフィルター部門において国内では、付加価値の高い大型車用フィルタ
ー、既存品と差別化した高性能オイルフィルター及びプレス部品の拡販に注力すると共に、新規取引先の開拓、
既存取引先との取引拡大に取り組んでまいりました。輸出では、主要輸出先への営業活動を強化すると共に、新
規輸出先の開拓にも取り組みました。さらに、燃焼機器部門では、取引先から依頼を受けたバーナの開発、既存
のバーナ部品及び熱交換器の拡販に取り組んでまいりました。
その結果、売上高は前年同四半期に比べ 12 百万円増加し、14 億 57 百万円(前年同四半期比 0.9%増) 、売上高
は増加したものの、原材料価格が上昇したこと等により売上原価が増加したこと、販売促進費並びに運搬費が増
加したこと等により販売費及び一般管理費が増加したことが要因となり、 営業利益は前年同四半期に比べ 20 百万
円減少し、93 百万円(前年同四半期比 17.7%減) 、営業利益が減少したことが要因となり、経常利益は前年同四
半期に比べ 22 百万円減少し、95 百万円(前年同四半期比 18.8%減) 、四半期純利益は前年同四半期に比べ 14 百
万円減少し、69 百万円(前年同四半期比 17.5%減)となりました。
セグメント別の業績を示すと、次の通りであります。
(フィルター部門)
売上高に関しては、国内売上は同業者向け及び商社向けが増加しました。輸出売上はヨーロッパ向けが増
加しました。営業利益に関しては、売上高が増加したものの、原材料価格が上昇したこと及び労務費等が増
加したことにより売上原価が増加したこと、販売促進費並びに運搬費が増加したこと等により販売費及び一
般管理費が増加したことが要因となり減少しました。
その結果、売上高は前年同四半期に比べ 26 百万円増加し、13 億 63 百万円(前年同四半期比 2.0%増)、営
業利益は前年同四半期に比べ6百万円減少し、1億 62 百万円(前年同四半期比 3.9%減)となりました。
(燃焼機器部門)
売上高に関しては、コインランドリー用バーナの売上高が減少しました。営業利益に関しては、売上高が
減少したこと及び原材料価格が上昇したこと等により売上原価が増加したことが要因となり減少しました。
その結果、売上高は前年同四半期に比べ 13 百万円減少し、94 百万円(前年同四半期比 12.7%減) 、営業利
益は、前年同四半期に比べ6百万円減少し、938 千円(前年同四半期比 87.0%減)となりました。
(その他)
ティッシュケース及び灰皿等の販売をしております。
その結果、売上高は前年同四半期に比べ 48 千円減少し、140 千円(前年同四半期比 25.8%減) 、営業損失
は 417 千円(前年同四半期は営業損失 279 千円)となりました。
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(2) 財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
流動資産は、前事業年度末と比べて 16 百万円減少し、37 億 67 百万円(前事業年度末比 0.4%減)となりま
した。 主な要因は、売上高が増加したことにより受取手形及び売掛金が 20 百万円増加したものの、 税金並びに
配当金の支払い等により現金及び預金が7百万円、販売数量が増加したことにより商品及び製品が 26 百万円、
それぞれ減少したことによるものです。
固定資産は、前事業年度末と比べて 16 百万円増加し、28 億 98 百万円(前事業年度末比 0.6%増)となりま
した。 主な要因は、減価償却費を計上したこと等により機械及び装置が 43 百万円減少したものの、 前事業年度
末と比べて一時差異が増加したことにより繰延税金資産が 20 百万円、 債券の新規購入等により投資有価証券が
39 百万円、それぞれ増加したことによるものです。
この結果、総資産は、前事業年度末と比べて 383 千円減少し、66 億 65 百万円(前事業年度末比 0.0%減)と
なりました。
(負債)
流動負債は、前事業年度末と比べて 39 百万円増加し、13 億 88 百万円(前事業年度末比 2.9%増)となりま
した。 主な要因は、税金の支払いを実施したことにより未払法人税等が 19 百万円減少したものの、 当第1四半
期累計期間は賞与の支給がなかったことにより賞与引当金が 60 百万円増加したことによるものです。
固定負債は、前事業年度末と比べて2百万円減少し、2億 42 百万円(前事業年度末比 0.9%減)となりまし
た。主な要因は、退職給付引当金が1百万円減少したことによるものです。
この結果、負債合計は、前事業年度末と比べて 37 百万円増加し、16 億 30 百万円(前事業年度末比 2.3%増)
となりました。
(純資産)
純資産合計は、前事業年度末と比べて 37 百万円減少し、50 億 34 百万円(前事業年度末比 0.7%減)となり
ました。 主な要因は、四半期純利益の計上により利益剰余金が 69 百万円増加したものの、 配当金の支払いによ
り利益剰余金が1億1百万円、時価評価の下落によりその他有価証券評価差額金が5百万円、それぞれ減少し
たことによるものです。
(3) 業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020 年 10 月期の業績予想に関する事項につきましては、
2019 年 12 月6日に公表いたしました数値から変更は
ありません。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2019年10月31日) (2020年1月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,411,569 1,404,092
受取手形及び売掛金 1,191,494 1,212,064
電子記録債権 352,064 361,167
商品及び製品 541,298 514,587
仕掛品 44,295 53,402
原材料及び貯蔵品 194,754 192,994
その他 49,879 30,550
貸倒引当金 △1,561 △1,580
流動資産合計 3,783,795 3,767,278
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 1,064,500 1,050,921
機械及び装置(純額) 761,653 717,817
その他(純額) 498,485 511,382
有形固定資産合計 2,324,639 2,280,121
無形固定資産 6,253 5,588
投資その他の資産
繰延税金資産 39,210 60,022
その他 513,085 553,676
貸倒引当金 △1,050 △1,137
投資その他の資産合計 551,245 612,561
固定資産合計 2,882,138 2,898,271
資産合計 6,665,933 6,665,550
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(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2019年10月31日) (2020年1月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 275,057 270,400
短期借入金 660,000 660,000
未払法人税等 74,658 55,600
賞与引当金 33,812 94,471
その他 305,260 307,921
流動負債合計 1,348,788 1,388,393
固定負債
退職給付引当金 193,438 191,882
役員退職慰労引当金 4,386 4,386
資産除去債務 10,173 10,173
その他 36,764 36,131
固定負債合計 244,762 242,574
負債合計 1,593,551 1,630,968
純資産の部
株主資本
資本金 601,800 601,800
資本剰余金 395,973 395,973
利益剰余金 4,513,238 4,481,153
自己株式 △496,144 △496,144
株主資本合計 5,014,867 4,982,783
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 57,514 51,798
評価・換算差額等合計 57,514 51,798
純資産合計 5,072,382 5,034,582
負債純資産合計 6,665,933 6,665,550
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(2)四半期損益計算書
第1四半期累計期間
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2018年11月1日 (自 2019年11月1日
至 2019年1月31日) 至 2020年1月31日)
売上高 1,444,977 1,457,757
売上原価 1,170,100 1,187,836
売上総利益 274,876 269,920
販売費及び一般管理費 161,397 176,548
営業利益 113,479 93,371
営業外収益
受取利息 302 245
受取配当金 1,830 2,125
受取賃貸料 3,395 3,383
その他 804 1,043
営業外収益合計 6,333 6,796
営業外費用
支払利息 858 692
売上割引 674 623
投資有価証券評価損 10 2,884
その他 246 153
営業外費用合計 1,789 4,353
経常利益 118,023 95,815
特別利益
固定資産売却益 1,665 -
補助金収入 - 300
受取保険金 - 4,416
特別利益合計 1,665 4,716
特別損失
固定資産除却損 160 0
保険解約損 - 573
特別損失合計 160 573
税引前四半期純利益 119,529 99,958
法人税、住民税及び事業税 50,208 48,899
法人税等調整額 △14,877 △18,378
法人税等合計 35,331 30,520
四半期純利益 84,197 69,437
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(3) 四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
当第1四半期累計期間(自 2019 年 11 月1日 至 2020 年1月 31 日)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第1四半期累計期間(自 2019 年 11 月1日 至 2020 年1月 31 日)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
当第1四半期累計期間(自 2019 年 11 月1日 至 2020 年1月 31 日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期
その他 調整額 損益計算書
フィルター 燃焼機器 合計
計 (注1) (注2) 計上額
部門 部門
(注3)
売上高
外部顧客への
1,363,241 94,374 1,457,616 140 1,457,757 ― 1,457,757
売上高
セグメント間
の内部売上高 ― ― ― ― ― ― ―
又は振替高
計 1,363,241 94,374 1,457,616 140 1,457,757 ― 1,457,757
セグメント利益
162,663 938 163,601 △ 417 163,183 △69,811 93,371
又は損失(△)
(注) 1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであります。
2 セグメント利益又は損失の調整額は、 各報告セグメントに配分していない全社費用であり、 主に総務部等管理
部門の一般管理費等であります。
3 セグメント利益又は損失は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
以 上
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