7249 尾張精機 2019-05-14 15:00:00
2019年3月期 決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月14日
上場会社名 尾張精機株式会社 上場取引所 名
コード番号 7249 URL http://www.owariseiki.co.jp/
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名) 兵藤 光司
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員 管理本部長 (氏名) 児玉 啓二 TEL 0561-53-4121
定時株主総会開催予定日 2019年6月26日 配当支払開始予定日 2019年6月27日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月26日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期の連結業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 17,682 4.7 604 144.6 771 112.6 494 96.6
2018年3月期 16,881 1.3 247 △3.1 362 32.4 251 △1.2
(注)包括利益 2019年3月期 299百万円 (△25.9%) 2018年3月期 404百万円 (△2.0%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2019年3月期 428.59 ― 4.2 4.4 3.4
2018年3月期 217.91 ― 2.2 2.2 1.5
(注)当社は、2017年10月1日を効力発生日として、普通株式10株につき1株の割合で株式併合を実施しております。前連結会計年度の期首に当該株式併合が
行われたと仮定し、1株当たり当期純利益を算定しております。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 18,163 12,169 66.2 10,408.41
2018年3月期 17,043 11,943 69.2 10,218.42
(参考) 自己資本 2019年3月期 12,015百万円 2018年3月期 11,796百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 708 △546 616 3,640
2018年3月期 840 △619 △241 2,857
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2018年3月期 ― 3.00 ― 30.00 ― 69 27.5 0.6
2019年3月期 ― 30.00 ― 30.00 60.00 69 14.0 0.6
2020年3月期(予想) ― 30.00 ― 30.00 60.00 ―
(注)当社は、2017年10月1日を効力発生日として、普通株式10株につき1株の割合で株式併合を実施しております。2018年3月期の第2四半期末配当金につ
いては当該株式併合前の金額を、期末配当金については当該株式併合後の金額を記載し、年間配当金合計は「―」として記載しております。なお、株式併合後
の基準で換算した、2018年3月期の1株当たり年間配当金は60円00銭となります。
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼ 2020年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 17,500 △1.0 540 △10.7 650 △15.7 464 △6.2 401.93
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 有
③ 会計上の見積りの変更 : 有
④ 修正再表示 : 無
(注)「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」第8条の3の6に該当するものであります。詳細は、添付資料P.12「3.連結財務諸表及び主
な注記(5)連結財務諸表に関する注記事項(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)」をご覧ください。
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 1,165,950 株 2018年3月期 1,165,950 株
② 期末自己株式数 2019年3月期 11,553 株 2018年3月期 11,481 株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 1,154,423 株 2018年3月期 1,154,888 株
(注)当社は、2017年10月1日を効力発生日として、普通株式10株につき1株の割合で株式併合を実施しております。前連結会計年度の期首に当該株式
併合が行われたと仮定し、期中平均株式数を算定しております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想に関する事項について
は、添付資料P.2「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧下さい。
(日付の表示変更について)
「2019年3月期 決算短信」より日付の表示方法を和暦表示から西暦表示に変更しております。
尾張精機株式会社(7249) 2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………3
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………3
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………4
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………6
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………8
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………12
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更) …………………………12
(表示方法の変更) …………………………………………………………………………………12
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………12
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………14
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………14
1
尾張精機株式会社(7249) 2019年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における世界経済は、地域により差はあるものの、拡大基調が続いています。
日本経済におきましては、自然災害により消費マインドに影響を及ぼしましたが、雇用環境の改善により個人消費
は底堅く推移し、また、設備投資も堅調に推移しました。
こうした状況のもと、当社グループは、グローバル市場でお客様のニーズに合った高品質な製品開発と販売強化を
重点に取り組みを進めてまいりました。
その結果、当社グループの当連結会計年度における売上高は、17,682百万円(前連結会計年度比4.7%増)となりま
した。
製品区分別の状況につきましては、ねじ類では、主要なお客様である自動車メーカー向けのボルトの受注が増加し
たことにより、売上高は、8,275百万円(前連結会計年度比3.9%増)となりました。
精密鍛造品では、当社グループの主力部品であるシンクロナイザーリングやシフトフォークが海外で生産、販売が
好調なことにより売上高は、9,168百万円(前連結会計年度比4.9%増)となりました。
航空機部品では、売上高は238百万円(前連結会計年度比37.3%増)となりました。
利益面につきましては、全社におきまして合理化改善活動を進めてきたことにより、営業利益は604百万円(前連結
会計年度比144.6%増)、経常利益は771百万円(前連結会計年度比112.6%増)となりました。親会社株主に帰属する
当期純利益は、494百万円(前連結会計年度比96.6%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(日本)
当セグメントにおきましては、主要なお客様である自動車メーカー向けの段付きボルトや新規部品の受注の増
加により増収、増益となりました。売上高は11,735百万円(前連結会計年度比1.4%増)、経常利益は258百万円
(前連結会計年度比435.1%増)となりました。
(アメリカ)
当セグメントにおきましては、主要なお客様である自動車メーカー向けの段付きボルトおよびタッピングスク
リューの受注の増加により増収、増益となりました。売上高は1,063百万円(前連結会計年度比2.3%増)、経常
利益は44百万円(前連結会計年度比45.6%増)となりました。
(インド)
当セグメントにおきましては、主力部品であるシンクロナイザーリング、シャフトの受注の増加により増収、
増益となりました。売上高は1,709百万円(前連結会計年度比14.3%増)、経常利益は414百万円(前連結会計年
度比79.3%増)となりました。
(タイ)
当セグメントにおきましては、主力部品であるシンクロナイザーリングの受注の増加により増収となりました
が、材料費の高騰等により減益となりました。売上高は2,924百万円(前連結会計年度比13.9%増)、経常利益は
122百万円(前連結会計年度比15.0%減)となりました。
(インドネシア)
当セグメントにおきましては、主力部品であるシンクロナイザーリングの受注の増加により増収、増益となり
ました。売上高は250百万円(前連結会計年度比21.8%増)、経常利益は0百万円(前連結会計年度は11百万円の経
常損失)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末と比べ1,120百万円増加し、18,163百万円となりました。これは、
現金及び預金が695百万円、受取手形及び売掛金が212百万円、原材料及び貯蔵品が236百万円増加したことによるもの
です。
負債については、前連結会計年度末と比べ894百万円増加し5,993百万円となりました。これは借入金が795百万円増
加したことによるものです。
純資産については、前連結会計年度末と比べ226百万円増加し、12,169百万円となりました。これは、利益剰余金は
425百万円増加したものの、その他の包括利益累計額が206百万円減少したことによるものです。
2
尾張精機株式会社(7249) 2019年3月期 決算短信
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
キャッシュ・フローの状況について、当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前
連結会計年度末に比べ782百万円増加し、3,640百万円となりました。
当連結会計年度の営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ132百万円減少し、708百万円となりまし
た。これは主に、売上債権の増加229百万円およびたな卸資産の増加330百万円などによる資金の減少はありましたが、
税金等調整前当期純利益734百万円、減価償却費717百万円などにより資金が増加したことによるものであります。
当連結会計年度の投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度に比べ73百万円減少し、546百万円となりまし
た。これは主に、定期預金の預入による支出425百万円、定期預金の払戻による収入513百万円および有形固定資産の
取得による支出629百万円によるものであります。
当連結会計年度の財務活動の結果得られた資金は、前連結会計年度に比べ857百万円増加し、616百万円となりまし
た。これは主に、長期借入れによる収入900百万円、長期借入金の返済による支出105百万円、リース債務の返済によ
る支出104百万円および配当金の支払額69百万円によるものであります。
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、国内経済では雇用・所得環境の改善により緩やかな回復が続いておりますが、世界
経済は米中貿易摩擦、英国のEU離脱など政治・外交的な不安要素があり景気の不透明感を強めています。
また、自動車産業は100年に一度の変革期と言われる中、CASE(電動化、自動化、コネクティッド、シェアリング)
と呼ばれる新たな技術領域への対応が求められています。
特に車の電動化やそれに伴うボデーの軽量化等は当社の製品群に大きな変革が求められています。これまで同様、
時代を常に先取りした新たな製品開発にチャレンジしてまいります。
また、社会から信頼される企業として、コンプライアンスの徹底と環境保全活動を推進し、災害の未然防止や安全
で健康な職場づくりに取組むとともに、コーポレートガバナンスの充実を図り、公平・透明な企業活動の推進に努め
てまいります。
当社グループの次期業績予想につきましては、売上高17,500百万円、営業利益540百万円、経常利益650百万円、親
会社株主に帰属する当期純利益464百万円を見込んでおります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの利害関係者の多くは、国内の株主、債権者、取引先等であり、海外からの資金調達の必要性が乏しい
ことから、当面は日本基準で連結財務諸表を作成する方針であります。
なお、今後につきましては、国内同業他社のIFRS(国際財務報告基準)採用動向等を踏まえつつ、IFRS適用の検討を
進めていく方針であります。
3
尾張精機株式会社(7249) 2019年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,358,278 4,053,413
受取手形及び売掛金 2,949,428 3,162,353
商品及び製品 927,365 984,242
仕掛品 833,598 848,146
原材料及び貯蔵品 1,226,393 1,463,344
未収入金 111,604 451,227
その他 152,901 176,448
流動資産合計 9,559,570 11,139,176
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,713,395 1,626,123
機械装置及び運搬具(純額) 2,215,576 2,333,655
土地 891,880 891,400
リース資産(純額) 325,767 254,992
建設仮勘定 105,178 68,172
その他(純額) 90,143 114,137
有形固定資産合計 5,341,941 5,288,481
無形固定資産 25,279 25,763
投資その他の資産
投資有価証券 1,289,841 1,112,272
退職給付に係る資産 423,979 418,533
繰延税金資産 26,900 24,866
その他 381,726 160,241
貸倒引当金 △5,750 △5,750
投資その他の資産合計 2,116,697 1,710,163
固定資産合計 7,483,918 7,024,407
資産合計 17,043,488 18,163,584
4
尾張精機株式会社(7249) 2019年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 2,549,786 2,631,946
1年内返済予定の長期借入金 60,000 240,000
リース債務 77,406 77,746
未払法人税等 270,666 429,003
賞与引当金 199,374 206,058
役員賞与引当金 15,000 25,000
製品保証引当金 7,600 12,500
未払消費税等 63,563 48,287
未払金 50,142 251,222
未払費用 562,571 502,221
設備関係支払手形 126,476 13,915
その他 346,744 328,717
流動負債合計 4,329,332 4,766,619
固定負債
長期借入金 120,000 735,000
リース債務 236,347 133,937
繰延税金負債 231,329 157,616
役員退職慰労引当金 33,176 44,549
退職給付に係る負債 27,542 30,974
資産除去債務 114,640 114,640
その他 7,370 10,472
固定負債合計 770,406 1,227,190
負債合計 5,099,739 5,993,809
純資産の部
株主資本
資本金 1,093,978 1,093,978
資本剰余金 757,373 757,382
利益剰余金 9,612,444 10,037,956
自己株式 △35,756 △35,998
株主資本合計 11,428,039 11,853,319
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 468,570 344,916
為替換算調整勘定 △244,308 △286,109
退職給付に係る調整累計額 144,550 103,309
その他の包括利益累計額合計 368,812 162,115
非支配株主持分 146,896 154,339
純資産合計 11,943,749 12,169,775
負債純資産合計 17,043,488 18,163,584
5
尾張精機株式会社(7249) 2019年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 16,881,206 17,682,806
売上原価 15,138,702 15,607,169
売上総利益 1,742,503 2,075,636
販売費及び一般管理費
販売費 755,127 723,031
一般管理費 740,287 748,171
販売費及び一般管理費合計 1,495,414 1,471,203
営業利益 247,088 604,433
営業外収益
受取利息 9,986 16,065
受取配当金 72,090 79,823
為替差益 - 35,525
保険配当金 3,165 3,021
助成金収入 ‐ 24,708
保険解約返戻金 21,059 3,495
雑収入 34,913 19,274
営業外収益合計 141,215 181,914
営業外費用
支払利息 3,738 13,643
為替差損 20,673 -
障害者雇用納付金 1,100 1,200
雑損失 0 126
営業外費用合計 25,512 14,970
経常利益 362,791 771,377
特別利益
固定資産売却益 3,408 2,113
投資有価証券売却益 10,748 -
特別利益合計 14,157 2,113
特別損失
固定資産売却損 1,601 4,435
固定資産除却損 3,268 35,028
その他 200 -
特別損失合計 5,069 39,463
税金等調整前当期純利益 371,879 734,027
法人税、住民税及び事業税 144,029 227,569
法人税等調整額 △34,128 △2,163
法人税等合計 109,901 225,406
当期純利益 261,977 508,620
非支配株主に帰属する当期純利益 10,313 13,842
親会社株主に帰属する当期純利益 251,664 494,778
6
尾張精機株式会社(7249) 2019年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 261,977 508,620
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 57,610 △123,654
為替換算調整勘定 21,818 △44,178
退職給付に係る調整額 62,750 △41,240
その他の包括利益合計 142,179 △209,073
包括利益 404,157 299,547
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 388,207 288,081
非支配株主に係る包括利益 15,949 11,465
7
尾張精機株式会社(7249) 2019年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,093,978 757,373 9,430,087 △32,902 11,248,537
当期変動額
剰余金の配当 △69,308 △69,308
親会社株主に帰属す
251,664 251,664
る当期純利益
自己株式の取得 △2,853 △2,853
自己株式の処分
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 ― ― 182,356 △2,853 179,502
当期末残高 1,093,978 757,373 9,612,444 △35,756 11,428,039
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
為替換算調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 410,960 △260,490 81,799 232,269 135,867 11,616,674
当期変動額
剰余金の配当 △69,308
親会社株主に帰属す
251,664
る当期純利益
自己株式の取得 △2,853
自己株式の処分
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 57,610 16,182 62,750 136,542 11,029 147,572
額)
当期変動額合計 57,610 16,182 62,750 136,542 11,029 327,075
当期末残高 468,570 △244,308 144,550 368,812 146,896 11,943,749
8
尾張精機株式会社(7249) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,093,978 757,373 9,612,444 △35,756 11,428,039
当期変動額
剰余金の配当 △69,266 △69,266
親会社株主に帰属す
494,778 494,778
る当期純利益
自己株式の取得 △445 △445
自己株式の処分 9 202 211
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - 9 425,512 △242 425,279
当期末残高 1,093,978 757,382 10,037,956 △35,998 11,853,319
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
為替換算調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 468,570 △244,308 144,550 368,812 146,896 11,943,749
当期変動額
剰余金の配当 △69,266
親会社株主に帰属す
494,778
る当期純利益
自己株式の取得 △445
自己株式の処分 211
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △123,654 △41,801 △41,240 △206,696 7,443 △199,253
額)
当期変動額合計 △123,654 △41,801 △41,240 △206,696 7,443 226,025
当期末残高 344,916 △286,109 103,309 162,115 154,339 12,169,775
9
尾張精機株式会社(7249) 2019年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 371,879 734,027
減価償却費 844,826 717,058
賞与引当金の増減額(△は減少) △539 6,684
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △695 10,000
製品保証引当金の増減額(△は減少) △4,100 4,900
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 4,475 3,431
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 4,392 11,373
受取利息及び受取配当金 △82,077 △95,889
支払利息 3,738 13,643
為替差損益(△は益) 4,918 △6,246
有形固定資産売却益 △3,408 △2,113
有形固定資産除売却損 4,869 39,463
投資有価証券売却損益(△は益) △10,748 -
売上債権の増減額(△は増加) △144,052 △229,224
たな卸資産の増減額(△は増加) △391,151 △330,406
仕入債務の増減額(△は減少) 33,388 83,355
未払消費税等の増減額(△は減少) 26,664 △15,275
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △11,215 △53,868
その他の資産の増減額(△は増加) 39,732 △146,784
その他の負債の増減額(△は減少) 167,580 △53,717
小計 858,478 690,411
利息及び配当金の受取額 85,196 95,877
利息の支払額 △3,738 △13,643
法人税等の支払額 △99,344 △64,261
営業活動によるキャッシュ・フロー 840,591 708,383
10
尾張精機株式会社(7249) 2019年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △360,750 △425,859
定期預金の払戻による収入 377,529 513,458
有形固定資産の取得による支出 △633,041 △629,107
有形固定資産の売却による収入 8,628 4,397
無形固定資産の取得による支出 △5,592 △7,533
投資有価証券の売却による収入 12,880 16
貸付けによる支出 △500 △1,800
貸付金の回収による収入 1,967 2,016
その他の支出 △53,368 △8,068
その他の収入 32,523 5,851
投資活動によるキャッシュ・フロー △619,724 △546,629
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入れによる収入 - 900,000
長期借入金の返済による支出 △60,000 △105,000
自己株式の売却による収入 - 211
自己株式の取得による支出 △2,853 △445
リース債務の返済による支出 △104,689 △104,904
配当金の支払額 △68,996 △69,340
非支配株主への配当金の支払額 △4,920 △4,022
財務活動によるキャッシュ・フロー △241,460 616,498
現金及び現金同等物に係る換算差額 20,799 4,481
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 206 782,734
現金及び現金同等物の期首残高 2,857,353 2,857,560
現金及び現金同等物の期末残高 2,857,560 3,640,294
11
尾張精機株式会社(7249) 2019年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
有形固定資産の減価償却方法については、従来、当社および国内連結子会社では主に定率法を採用する一方、海
外連結子会社では定額法を採用しておりましたが、当連結会計年度より当社および国内連結子会社において定額法
に変更しております。
これは、当社および国内連結子会社の有形固定資産の使用実態などを検討した結果、定額法による平準化した減
価償却が資産の稼働実態を適切に反映した費用配分方法であると判断し、変更いたしました。
この変更により、従来の定率法を継続した場合と比べて、当連結会計年度の営業利益、経常利益および税金等調
整前当期純利益はそれぞれ128,983千円増加しております。
(表示方法の変更)
(連結貸借対照表関係)
前連結会計年度において、「流動資産」の「その他」に含めていた「未収入金」は、金額的重要性が増したため、
当連結会計年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の
連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「その他」に表示していた264,506千円
は、「未収入金」111,604千円、「その他」152,901千円として組み替えております。
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」の適用に伴う変更)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)を当連結会計年度の期
首から適用し、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示する方法
に変更しました。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」137,411千円および「固
定負債」の「繰延税金負債」のうちの127,007千円を「投資その他の資産」の「繰延税金資産」16,496千円に含めて
表示し、「固定負債」の「繰延税金負債」は231,329千円として表示しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定
及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、主に自動車部品等を生産・販売しており、日本には親会社である尾張精機株式会社(当社)を始
め、国内子会社には株式会社守山製作所、株式会社江南螺子製作所、株式会社美濃コーティング、海外子会社には
ア メ リ カ に OSR,INC.、 イ ン ド に OWARI PRECISION PRODUCTS(INDIA)PVT.LTD.、 タ イ に OWARI SEIKI(THAILAND)CO.,
LTD.、インドネシアにPT.Owari Seiki Indonesiaの計8社で構成しております。
現地法人はそれぞれ独立した経営単位であり、取り扱う製品について各国の包括的な戦略を立案し、事業活動を
展開しております。
したがって当社グループは、生産・販売を基礎とした国別セグメントから構成されており、「日本」、「アメリ
カ」、「インド」、「タイ」、「インドネシア」の5つを報告セグメントとしております。
「日本」では、精密鍛造品、ねじ類、航空機部品を生産、「アメリカ」は、ねじ類を生産、「インド」、「タ
イ」および「インドネシア」は、精密鍛造品を生産しております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」にお
ける記載と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、経常利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
12
尾張精機株式会社(7249) 2019年3月期 決算短信
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
連結財務諸表
インド 調整額
日本 アメリカ インド タイ 合計 計上額
ネシア (注1)
(注2)
売上高
外部顧客への
11,573,732 1,039,487 1,495,317 2,567,301 205,367 16,881,206 ― 16,881,206
売上高
セグメント間の内部
545,398 ― 460,646 258,125 ― 1,264,171 △1,264,171 ―
売上高又は振替高
計 12,119,131 1,039,487 1,955,963 2,825,427 205,367 18,145,377 △1,264,171 16,881,206
セグメント利益
48,310 30,679 230,954 144,541 △11,583 442,902 △80,111 362,791
又は損失(△)
セグメント資産 14,216,747 575,717 1,578,777 1,757,209 154,154 18,282,606 △1,112,109 17,170,496
セグメント負債 4,155,851 260,766 733,450 567,989 121,912 5,839,971 △613,224 5,226,746
その他の項目
減価償却費 617,356 35,923 88,781 92,122 10,641 844,826 ― 844,826
受取利息 9,490 7 9,096 417 35 19,048 △9,062 9,986
支払利息 425 1,006 3,433 2,958 4,978 12,801 △9,062 3,738
有形固定資産及び
448,533 13,573 68,076 30,765 3,961 564,910 ― 564,910
無形固定資産の増加額
(注) 1 セグメント利益又は損失(△)、セグメント資産、セグメント負債およびその他の項目の調整額には、セグ
メント間取引消去額を表示しております。
2 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
連結財務諸表
インド 調整額
日本 アメリカ インド タイ 合計 計上額
ネシア (注1)
(注2)
売上高
外部顧客への
11,735,014 1,063,647 1,709,241 2,924,761 250,141 17,682,806 ― 17,682,806
売上高
セグメント間の内部
461,988 ― 940,922 263,935 ― 1,666,846 △1,666,846 ―
売上高又は振替高
計 12,197,002 1,063,647 2,650,163 3,188,697 250,141 19,349,652 △1,666,846 17,682,806
セグメント利益 258,485 44,674 414,134 122,838 602 840,735 △69,357 771,377
セグメント資産 14,858,089 1,457,578 1,995,593 1,896,705 171,685 20,379,652 △2,216,068 18,163,584
セグメント負債 4,826,075 1,114,715 909,056 654,567 141,434 7,645,849 △1,652,040 5,993,809
その他の項目
減価償却費 471,928 44,349 114,788 76,029 9,961 717,058 ― 717,058
受取利息 21,774 80 13,591 436 37 35,921 △19,856 16,065
支払利息 11,307 13,790 2,770 2,106 3,525 33,500 △19,856 13,643
有形固定資産及び
592,772 40,990 54,637 35,055 2,596 726,051 ― 726,051
無形固定資産の増加額
(注) 1 セグメント利益、セグメント資産、セグメント負債およびその他の項目の調整額には、セグメント間取引
消去額を表示しております。
2 セグメント利益は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
13
尾張精機株式会社(7249) 2019年3月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
1株当たり純資産額並びに1株当たり当期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
(1) 1株当たり純資産額 (円) 10,218.42 10,408.41
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
(2) 1株当たり当期純利益金額 (円) 217.91 428.59
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 251,664 494,778
普通株主に帰属しない金額 (千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する当
(千円) 251,664 494,778
期純利益
普通株式の期中平均株式数 (千株) 1,154 1,154
(注) 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
14