2021 年 5 月 14 日
2021 年 3 月期 通期 連結決算ハイライト
1. 連結業績概要 (単位:百万円) ≪連結営業利益の増減要因≫ (単位:億円)
実績 前年度比 予想
通期業績 2020/3期 2021/3期 2022/3期 2022/3期
増減額 増減率
通期 通期 第2四半期 通期
売 上 高 100,159 84,720 △ 15,438 △ 15.4% 45,500 92,000
営 業 利 益 4,168 1,315 △ 2,853 △ 68.4% 1,750 3,500
(営業利益率) (4.2%) (1.6%) (△2.6%) - (3.8%) (3.8%)
経 常 利 益 3,660 874 △ 2,785 △ 76.1% 1,600 3,200
(経常利益率) (3.7%) (1.0%) (△2.6%) - (3.5%) (3.5%)
親会社株主に帰属する当期純利益 2,740 104 △ 2,636 △ 96.2% 700 1,700
(純利益率) (2.7%) (0.1%) (△2.6%) - (1.5%) (1.8%)
自己資本当期純利益率 (ROE) 4.9% 0.2% △ 4.7% - - -
自己資本比率 35.1% 36.3% 1.2% - - -
純有利子負債(有利子負債-現預金) 37,211 36,462 △ 748 △ 2.0% - - ≪配当・配当性向≫
設備投資 10,857 8,128 △ 2,728 △ 25.1% - 7,700 2022/3期
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期
減価償却費 9,517 8,790 △ 726 △ 7.6% - 9,400 (予定)
研究開発費 △ 133 △ 6.4% - 2,000 中 間 15円 15円 ※ 20円 10円 10円
2,105 1,971
連結子会社数 33 33 0 - - - 期 末 15円 15円 15円 予定 10円 15円
為替レート ( 1USドル/円 ) 109.56 103.50 ・左記為替レートは - 105.00 年間 30円 30円 35円 予定 20円 25円
為替レート ( 1ユーロ/円 ) 122.54 126.95 ・各期12月末TTMレート - 126.00 配当性向 33.3% 32.0% 60.1% 888.7% 68.4%
※ 2020/3 期中間配当・・・普通配当(15 円)+記念配当(5 円)
2. 連結業績/設備投資・減価償却費 推移
(単位:億円) (単位:億円) (単位:億円) (単位:億円)
売上高 営業利益・営業利益率 経常利益・経常利益率 設備投資・減価償却費
108 予想
営業利益 経常利益
1,066 1,077 95 94
予想 6.7% 営業利益率 経常利益率 86 87 85 87
1,001 90
6.2%
90
6.4% 6.2%
8.0%
81 77
920 4.2% 3.8% 72
847 72
80 80
68
6.0%
66 66 3.7%
4.0%
70 70
3.5% 4.0%
60
1.6% 60
予想
-1.0% 2.0%
50
41 50
予想
35 36 1.0% 0.0%
40
-6.0%
40
32 -2.0%
30 30
13
-4.0%
設備 減価 設備 減価 設備 減価 設備 減価 設備 減価
20 20
-11 .0%
8
10
10
-6.0%
投資 償却 投資 償却 投資 償却 投資 償却 投資 償却
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期
0 -16 .0%
0 -8.0%
2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2022/3期 通期 通期 通期 通期 通期
通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期
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2021 年 5 月 14 日
3.セグメント別情報 / 売上高・営業損益(セグメント間消去前) 【売上高】 ◎増収要因 △減収要因 (単位:百万円) 【営業損益】 ◎増益要因 △減益要因 (単位:百万円)
売上高構成比 前年度比 前年度比
売上高 営業損益 セグメント 2021/3期 増減額 増減要因項目 増減額 増減要因項目
(単位:億円) (単位:億円) 通期 (増減率) (増減率)
△日本:乗用車メーカー向けは、第3四半期より急速的な回復基調にあるが、
70 一方で輸出用トラック市場の回復遅れによる影響
700 売上高 70 △国内・海外のターボチャージャー用軸受の需要減による影響
60 自動車用 △ 10,072
△タイ:足元では大幅な回復基調が見られるものの今年度前半のタイ国内市場の
△ 993
△今年度前半のコロナによる国内外における減収の影響は
572 エンジン軸受
54.7%
(△17.6%)
冷え込み、コロナによる輸出減少に伴う受注減
(△14.1%)
あるものの、国内外とも第3四半期からの大幅な改善傾向
営業損益 △北米:今年度前半のコロナによる乗用車メーカーの生産調整に伴う ◎中国:需要の回復に伴う受注増による影響
受注減の影響
500 471 50 ◎中国:日系メーカー車の需要回復、商用車市場の拡大及び開拓活動による
継続的な受注増
△今年度前半のコロナによる国内外における減収の影響は
27 自動車用
18.6%
△ 1,514 △今年度前半のコロナによる自動車部品メーカーの生産調整に伴う受注減の △ 917
あるものの、国内外とも足元では回復基調
300 16 30 エンジン以外軸受 (△8.6%) 影響はあったものの、特にタイ・中国を中心に足元では回復基調 (△33.4%) ◎中国:需要の回復に伴う受注増による影響
175 160 18 14 137
109 102 107 5 △船舶用低速及び中速ディーゼルエンジン用軸受において海外での新規開拓
に伴う受注増があったものの舶用業界全体的な需要落ち込みによる影響
△船舶用低速ディーゼルエンジン用/建設機械関連用軸受等の
100 24 20 3 10
非自動車用軸受 11.9%
△ 651
(△6.0%)
△建設機械関連:今年度前半は、海外の需要伸び悩みがあったものの、
足元では回復基調
△ 234
(△13.8%)
減収による影響
◎エネルギー分野の堅調な売上推移に伴う利益確保の影響
◎エネルギー分野向け:スチームタービン用軸受の受注増及び水力発電機用
軸受ユニットの新規受注増
△ 100 △ 10
△飯野グループ:今年度前半のコロナによる国内外の受注減の影響は ◎飯野グループ:生産性向上、合理化努力による利益改善の影響
△8 あるものの、国内外とも足元は回復基調 △アルミダイカスト部門:コロナによる大幅な減収、アルミ市況の
自動車用 △ 3,027 △ 1,040
12.4% △アルミダイカスト部門:足元での大幅な回復基調が見られるものの 上昇による材料費高騰及びDMCT
△ 18 軸受以外部品 (△22.0%) 今年度前半のコロナによる生産調整やタイの継続的な (-) (タイに設立の新工場)立ち上げによる
△ 300 △ 30 自動車輸出台数の減少に伴う受注減 建屋・設備の減価償却費増による影響
2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期
△ 383 △米中貿易摩擦やコロナの影響による工作機械・各種産業機械や建設機械等の △ 193
通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期 その他 2.4%
(△15.8%) 需要減速に伴う特殊軸受の受注減影響他 (△37.7%)
△コロナによる減収の影響
自動車用 自動車用 自動車用 ※
非自動車用軸受 その他 セグメント間消去 210 524
エンジン軸受 エンジン以外軸受 軸受以外部品
※ 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、電気二重層キャパシタ用電極シート、金属系無潤滑軸受事業、 全体合計:
△ 15,438 △ユーロ、人民元以外通貨の全体的な円高による為替影響
△ 2,853 △ユーロ以外通貨の全体的な円高による為替影響
ポンプ関連製品事業、不動産賃貸事業等を含んでおります。 (△15.4%) (△68.4%)
4.所在地別情報 / 売上高・営業損益(内部取引消去前) 売上高構成比
【売上高】 ◎増収要因 △減収要因
前年度比
(単位:百万円) 【営業損益】 ◎増益要因 △減益要因
前年度比
(単位:百万円)
地域 2021/3期 増減額 増減要因項目 増減額 増減要因項目
売上高 営業損益 通期 (増減率) (増減率)
(単位:億円) (単位:億円) △乗用車メーカー向けは、第3四半期より急速的な回復基調にあるが、
25 一方で輸出用トラック市場の回復遅れによる影響
698 21 売上高 △ターボチャージャー用軸受の需要減による影響は見られるものの
740 △ 9,491 △ 1,980 △今年度前半のコロナによる減収の影響はあるものの、
営業損益 国内 57.3% 第3四半期より減少幅が縮小、回復基調
(△13.6%) (△90.6%) 第3四半期以降の大幅な改善傾向
640
603 20 △船舶用低速及び中速ディーゼルエンジン用軸受において海外での
新規開拓に伴う受注増があったものの舶用業界全体的な
需要落ち込みによる影響
540
◎中国:コロナからの回復基調、新規開拓活動による
15 ◎中国:日系メーカー車の需要回復、商用車市場の拡大及び開拓活動に
440 12 よる継続的な受注増
受注増の影響
◎飯野グループ:生産性向上、合理化努力による
△タイ:足元での大幅な回復基調が見られるものの今年度前半の
289 △ 3,940 △ 723 利益改善の影響
340 10
アジア 23.7% タイ国内市場の冷え込み、コロナによる輸出減少に伴う受注減
249 7
(△13.6%)
(主にアルミダイカスト製品)
(△58.5%) △タイ:コロナによる大幅な減収、アルミ市況の上昇による
材料費高騰及びDMCT(タイに設立の新工場)
△飯野グループ:今年度前半のコロナによる受注減の影響は
240 5 立ち上げによる建屋・設備の減価償却費増による影響
あるものの、足元は回復基調
128 133 (主にアルミダイカスト製品)
140
102 96 5
2 2 △ 2,655 △今年度前半のコロナによる生産調整に伴う受注減・建設機械関連の △ 520 △今年度前半のコロナによる減収の影響はあるものの、
北米 9.7%
(△20.6%) 需要の減少に伴う受注減があったものの、第3四半期より回復基調 (△65.9%) 第3四半期より需要回復
40
0 △今年度前半のコロナによる減収の影響はあるものの、
△ 60 欧州 △ 3,659 △今年度前半のコロナによる自動車、ターボチャージャー用軸受の 117 足元では回復基調
△ 1.5 9.2%
(ロシア含む) (△27.4%) 生産調整に伴う受注減の影響はあるものの、第3四半期より回復基調 (-) ◎貸倒引当金として計上した売掛金の回収業務が継続的に
△ 160
△ 2.7 △5 進んだ事等による影響
2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期 内部取引消去 4,309 254
通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期
△ 15,438 △ 2,853
全体合計: ※セグメント別情報にコメント同じ
国 内 アジア 北 米 欧 州 (△15.4%) (△68.4%)
(注) 業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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