2021 年 2 月 12 日
2021 年 3 月期 第 3 四半期(累計) 連結決算ハイライト
1.連結業績概要 (単位:百万円) ≪連結営業利益の増減要因≫ (単位:億円)
実績 前年同四半期比 実績 予想
第3四半期(累計)業績 2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期
増減額 増減率
第3四半期 第3四半期 通期 通期
売 上 高 74,770 59,160 △ 15,610 △ 20.9% 100,159 83,000
営 業 損 益 3,730 △ 1,608 △ 5,339 - 4,168 30
(営業損益率) (5.0%) (△2.7%) (△7.7%) - (4.2%) (0.04%)
経 常 損 益 3,482 △ 2,064 △ 5,546 - 3,660 △500
(経常損益率) (4.7%) (△3.5%) (△8.1%) - (3.7%) (△0.6%)
親会社株主に帰属する四半期純損益 1,552 △ 2,282 △ 3,835 - 2,740 △ 1,150
(純損益率) (2.1%) (△3.9%) (△5.9%) - (2.7%) (△1.4%)
自己資本当期純利益率 (ROE) * 3.7% △ 5.6% △ 9.3% - 4.9% -
自己資本比率 34.8% 33.3% △ 1.5% - 35.1% -
純有利子負債(有利子負債-現預金) 42,585 41,847 △ 738 △ 1.7% 37,211 -
設備投資 △ 1,142 △ 16.1% 10,857 9,000 ≪配当・配当性向≫
7,085 5,943
減価償却費 6,541 6,381 △ 160 △ 2.4% 9,517 8,700 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期
2021/3期
(予定)
研究開発費 1,602 1,491 △ 111 △ 6.9% 2,105 2,000 中 間 15円 15円 15円 ※ 20円 10円
連結子会社数 33 33 0 - 33 - 期 末 15円 15円 15円 15円 予定 10円
為替レート ( 1USドル/円 ) 107.92 105.80 左記為替レートは 109.56 103.50 年間 30円 30円 30円 35円 予定 20円
為替レート ( 1ユーロ/円 ) 118.02 124.17 各期9月末TTMレート 122.54 126.95 配当性向 54.0% 33.3% 32.0% 60.1% -
*ROEは、親会社株主に帰属する四半期純損益を年換算し算出しております。 ※ 2020/3 期中間配当・・・普通配当(15 円)+記念配当(5 円)
2.連結業績/設備投資・減価償却費 推移
(単位:億円) (単位:億円) (単位:億円) (単位:億円)
売上高 営業損益・営業損益率 経常損益・経常損益率 設備投資・減価償却費
123
営業損益 経常損益
1,077 108 予想
1,066 68 6.4% 66
80 8.0%
72
80 8.0%
営業損益率 経常損益率
1,001 予想 66 6.7% 95 90 87
5.9% 86 87 85
70 70
5.5% 6.2%
850 830 72
6.0% 6.0%
6.2%
60 60
47 50 67
50
4.2% 50
41 3.7%
36 <3Q>
4.0% 4.0%
40 40
<3Q>
<3Q> 30 30
63
591
2.0% 2.0%
59
20
予想 20
予想
0.3
10 10
0
0.0%
0
△5 0.0%
<3Q>
<3Q> 設備 減価 設備 減価 設備 減価 設備 減価 設備 減価
△ 16
-10 △ 10
-2.0% -2.0%
△20 投資 償却 投資 償却 投資 償却 投資 償却 投資 償却
-20
△ 2.7% △ 20
△ 3.5%
2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 -30 -4.0% △ 30 -4.0%
2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期
通期 通期 通期 通期 通期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期 2021/3期
通期 通期 通期 通期 通期
通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期 通期
-1-
2021 年 2 月 12 日
3.セグメント別情報 / 売上高・営業損益(セグメント間消去前) 【売上高】 ◎増収要因 △減収要因 (単位:百万円) 【営業損益】 ◎増益要因 △減益要因 (単位:百万円)
売上高構成比 前年同四半期比 前年同四半期比
売上高 営業損益 セグメント 2021/3期 増減額 増減要因項目 増減額 増減要因項目
第3四半期 (増減率) (増減率)
(単位:億円) (単位:億円) △日本:今年度前半のコロナによる乗用車メーカーの生産調整に伴う
450 434 60 受注減の影響はあるものの、足元は回復基調
55 △日本:継続的な輸出用(主にインドネシア向け)トラックの
売上高 市場回復の遅れに伴う受注減 △今年度前半のコロナによる国内外における減収の影響は
50 自動車用
54.8%
△ 10,435
△国内・海外のターボ―チャージャー用軸受の不振による影響
△ 3,347
あるものの、国内外とも足元では回復基調
350 330 エンジン軸受 (△24.0%) (△60.1%)
営業損益 △タイ:タイ国内市場の冷え込み、コロナによる継続的な輸出減少に伴う受注減
△北米・欧州:今年度前半のコロナによる乗用車メーカーの生産調整に伴う
40 受注減の影響はあるものの、コロナによる影響の下げ止まり傾向
◎中国:商用車市場の拡大及び開拓活動によるシェアアップ
250
30 △今年度前半のコロナによる日本国内及び欧州における自動車部品メーカーの △今年度前半のコロナによる国内外における
22 自動車用 △ 1,550 △ 1,139
21 エンジン以外軸受
18.0%
(△12.5%)
生産調整に伴う受注減の影響はあるものの、国内外とも足元では回復基調が
(△51.9%)
減収の影響はあるものの、国内外とも足元では回復基調
進み、特に北米・中国においては、前年同四半期に比較し増加傾向
150 124 108 12 107 20
10 76 12 △低速ディーゼルエンジン用軸受の新規開拓はあるものの、
75 72 全体的な需要落ち込みに伴う受注減
3 10 ◎低速ディーゼルエンジン用軸受(中国向け)の新規開拓・シェアアップ及び △低速ディーゼルエンジン用/建設機械関連用軸受等の
△ 113 5
50 18 15 2 非自動車用軸受 12.5%
(△1.5%)
中速ディーゼルエンジン用軸受(欧州向け)のシェアアップに伴う受注増
(0.5%)
減収による影響
△海外向け(北米・アジア等)建設機械関連の需要が低調に推移した影響 ◎エネルギー分野の売上高増加に伴う影響
0 ◎エネルギー分野向け タービン用軸受の受注増及び
水力発電機用軸受ユニットの新規開拓
△ 50 △3 △飯野グループ:今年度前半のコロナによる国内外の受注減の影響は △飯野グループ:今年度前半のコロナによる国内外における減収の
△ 10 自動車用 △ 3,482 あるものの、国内外とも足元は回復基調 △ 1,195 影響はあるものの、国内外とも足元では回復基調
12.1%
軸受以外部品 (△32.3%) △アルミダイカスト部門:自動車産業の低迷、コロナによる生産調整や (-) △DMCT(タイに設立のアルミダイカスト新工場)
△ 150 △ 15 △ 20
タイの継続的な自動車輸出台数の減少に伴う受注減 立ち上げによる建屋・設備の減価償却費増等
2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期 その他 2.6%
△ 234 △工作機械・各種産業機械や建設機械等の需要減速に伴う △ 108
△コロナによる減収の影響
第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 (△13.0%) 特殊軸受の受注減の影響他 (△29.2%)
自動車用 自動車用 自動車用 セグメント間消去
エンジン軸受 ン以外軸
エンジン以外軸受
非自動車用軸受 外部品
軸受以外部品
その他 ※ 205 446
△ 15,610 △ 5,339
全体合計: △ユーロ以外通貨の全体的な円高による為替影響 △ユーロ以外通貨の全体的な円高による為替影響
※ 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、電気二重層キャパシタ用電極シート、金属系無潤滑軸受事業、 (△20.9%) (-)
ポンプ関連製品事業、不動産賃貸事業等を含んでおります。
【売上高】 ◎増収要因 △減収要因 (単位:百万円) 【営業損益】 ◎増益要因 △減益要因 (単位:百万円)
4.所在地別情報 / 売上高・営業損益(内部取引消去前) 売上高構成比 前年同四半期比 前年同四半期比
地域 2021/3期 増減額 増減要因項目 増減額 増減要因項目
売上高 営業損益 第3四半期 (増減率) (増減率)
(単位:億円) (単位:億円) △今年度前半のコロナによる乗用車メーカーの生産調整に伴う
600 60
525 売上高 受注減の影響はあるものの、足元は回復基調
△ 10,102 △ 3,024 △今年度前半のコロナによる減収の影響は
国内 57.9% △継続的な輸出用(主にインドネシア向け)
500 50 (△19.2%) (-) あるものの、足元での回復基調を受け、利益改善傾向
424 営業損益 トラックの市場回復の遅れに伴う受注減
△ターボ―チャージャー用軸受の不振による影響
400 40
◎中国:コロナからの回復基調、商用車市場の拡大及び
開拓活動によるシェアアップ △タイ:タイ国内市場の冷え込み、コロナによる継続的な
300 30 △ 4,801 △タイ:タイ国内市場の冷え込み、コロナによる継続的な △ 1,462 輸出減少に伴う受注減による減収の影響
215 アジア 22.8%
(△22.3%) 輸出減少に伴う受注減 (主にアルミダイカスト製品) (-) △DMCT(タイに設立のアルミダイカスト新工場)
200 15 167 20 △飯野グループ:今年度前半のコロナによる受注減の影響は 立ち上げによる建屋・設備の減価償却費増
11 あるものの、足元は回復基調
97 97
7 72 68
100 10 △今年度前半のコロナによる生産調整に伴う受注減・建設機械関連の △今年度前半のコロナによる減収の影響はあるものの、
△ 2,426 △ 922
1 北米 10.0%
(△24.9%) 需要が低調に推移したものの足元は回復基調 (-) 足元での緩やかな回復の兆し
0 0
△ 0.5 △今年度前半のコロナによる生産調整に伴う受注減の影響は
△今年度前半のコロナによる減収の影響はあるものの、
△3 △2 欧州 △ 2,817 △ 180 足元での緩やかな回復の兆し
△ 100 △ 10 (ロシア含む)
9.4% あるものの、足元は回復基調
◎貸倒引当金として計上した売掛金の回収業務が
(△29.0%) (-)
△ターボ―チャージャー用軸受の不振による影響
継続的に進んだ事等による影響
△ 200 △ 14 △ 20
2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期 2020/3期 2021/3期 内部取引消去 4,537 249
第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期
△ 15,610 △ 5,339
国 内 アジア 北 米 全体合計: ※セグメント別情報にコメント同じ
欧 州 (△20.9%) (-)
(注) 業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
-2-