7229 J-ユタカ技研 2019-10-30 15:00:00
2020年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
四半期決算短信
2019年10月30日
上 場 会 社 名 株式会社ユタカ技研 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7229 URL https://www.yutakagiken.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 黒川 勝弘
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名) 清水 克訓 (TEL) 053-433-4111
四半期報告書提出予定日 2019年11月14日 配当支払開始予定日 2019年12月5日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :有
(百万円未満四捨五入)
1.2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
四半期包括利益
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 87,607 △3.1 4,589 0.9 4,344 △15.9 2,368 △3.5 1,776 2.3 169 △93.1
2019年3月期第2四半期 90,430 7.1 4,549 6.0 5,162 10.0 2,454 △28.7 1,737 △31.1 2,454 △44.6
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第2四半期 119.87 -
2019年3月期第2四半期 117.20 -
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者 1株当たり
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率 親会社所有者帰属持分
百万円 百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期第2四半期 156,495 87,456 77,144 49.3 5,206.02
2019年3月期 153,873 88,027 77,852 50.6 5,253.74
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 36.00 - 36.00 72.00
2020年3月期 - 36.00
2020年3月期(予想) - 36.00 72.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の
基本的1株当たり
売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益 所有者に帰属する
当期利益
当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 181,000 △0.1 7,500 △12.8 7,400 △17.9 4,100 △24.8 3,000 △35.6 202.45
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
(注)詳細は9ページ「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(会計方針の変更)」をご覧ください。
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 14,820,000株 2019年3月期 14,820,000株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 1,694株 2019年3月期 1,694株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 14,818,306株 2019年3月期2Q 14,818,390株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際
の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
㈱ユタカ技研 (7229) 2020年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………… 4
(1)要約四半期連結財政状態計算書 …………………………………………………………………… 4
(2)要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………… 5
(3)要約四半期連結持分変動計算書 …………………………………………………………………… 6
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………… 8
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 9
(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………… 10
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における経済環境は、国内では個人消費が緩やかな回復傾向にあり、自動車販売も
前年同期比を上回る傾向を続けるなど全般に回復傾向を見せています。海外では、米国においては金融政策が緩
和的方向となり、これを下支えとして雇用や所得環境は堅調な推移となりましたが、自動車販売台数は減速基調
を続けるなど製造業を中心とした景況感は厳しい状況にあります。また、中国においては政策による景気の下支
えが効果を見せ始めていますが、自動車販売は前年比減を続けている状況であり、インドやインドネシアなどの
新興国の自動車販売も減速基調が鮮明になるなど、全般的に厳しい経済環境となっています。
この様な環境の中、当社グループは、中国における顧客からの受注減影響及び競合による利益低下や経費負担
増があったものの、北米の効率改善効果及びメキシコでの顧客からの受注増により、当第2四半期連結累計期間
の売上収益は、876億7百万円(前年同期比3.1%減)、営業利益45億8千9百万円(前年同期比0.9%増)となりまし
た。一方、円高による為替影響により、税引前四半期利益は、43億4千4百万円(前年同期比15.9%減)、四半期
利益23億6千8百万円(前年同期比3.5%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益17億7千6百万円(前年同期
比2.3%増)となりました。
セグメントの業績を示すと次のとおりであります。
(日本)
売上構成差や償却費負担増に加え、生産基盤の再編に伴う費用発生があり、売上収益220億5千6百万円
(前年同期比1.0%減)、営業損失4億2千8百万円(前年同期は営業損失5千3百万円)となりました。
(北米)
米国での顧客からの受注減があったものの、効率改善効果及びメキシコでの増収効果があり、売上収益261
億1千7百万円(前年同期比6.4%減)、営業利益3億3千6百万円(前年同期は営業損失8億6千7百万円)と
なりました。
(アジア)
顧客からの受注減による減収影響があったものの、インドネシアにおいては増収効果があり、売上収益156
億4千2百万円(前年同期比7.3%減)、営業利益15億4千7百万円(前年同期比5.4%増)となりました。
(中国)
前期に引き続き顧客からの受注減影響や売上構成差に加え、競合による利益低下、経費負担増により、売
上収益322億6千7百万円(前年同期比1.0%減)、営業利益28億4千5百万円(前年同期比28.1%減)となりま
した。
(その他)
顧客からの受注減による減収影響があったものの、前連結会計年度末での固定資産減損損失計上に伴う償
却費負担の減少があり、売上収益は30億2千4百万円(前年同期比23.9%減)、営業利益1億9千5百万円(前
年同期比70.2%増)となりました。
(注)上記に記載しているセグメント別の売上収益は、外部顧客への売上収益とセグメント間の内部売上収
益の合計であります。
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(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び資本の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産につきましては、主に現金及び現金同等物の減少がありましたが、営
業債権及びその他の債権の増加により、前連結会計年度末に比べ26億2千1百万円増加し、1,564億9千5百万
円となりました。
負債につきましては、借入金が減少したものの、営業債務及びその他の債務が増加したことにより、前連結
会計年度末に比べ31億9千3百万円増加し、690億3千9百万円となりました。
資本につきましては、利益剰余金が増加したものの、その他の資本の構成要素が減少したことにより、前連
結会計年度末に比べ5億7千1百万円減少し、874億5千6百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は191億5千8百万円(前年
同期比13.7%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は45億6千4百万円(前年同期比45.6%減)となりました。これは主に営業債
権及びその他の債権の増加や法人所得税等の支払額による支出がありましたが、税引前四半期利益や減価償
却費及び償却費、営業債務及びその他の債務の増加による収入が上回ったものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は60億円(前年同期比165.1%増)となりました。これは主に新機種投資に伴う
有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は45億5千3百万円(前年同期比49.2%減)となりました。これは主に借入金
の純減額や配当金の支出額等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2019年4月25日の「2019年3月期決算短信〔IFRS〕(連結)」で公表いたし
ました通期の業績予想に変更はありません。
なお、第3四半期連結会計期間以降の為替想定レートは1米ドル108円としております。
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2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度末 当第2四半期連結会計期間末
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 27,486 20,442
営業債権及びその他の債権 40,975 49,628
棚卸資産 21,417 21,342
その他の流動資産 1,283 1,637
流動資産合計 91,160 93,049
非流動資産
有形固定資産 57,289 57,680
無形資産 1,073 1,021
退職給付に係る資産 705 688
繰延税金資産 2,504 2,771
その他の非流動資産 1,142 1,284
非流動資産合計 62,713 63,446
資産合計 153,873 156,495
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 45,515 51,038
借入金 9,723 7,181
未払法人所得税等 826 949
その他の流動負債 3,321 3,561
流動負債合計 59,385 62,728
非流動負債
借入金 2,288 1,814
退職給付に係る負債 2,869 2,791
繰延税金負債 415 403
その他の非流動負債 889 1,302
非流動負債合計 6,461 6,310
負債合計 65,846 69,039
資本
資本金 1,754 1,754
資本剰余金 8 8
利益剰余金 76,479 77,722
自己株式 △3 △3
その他の資本の構成要素 △387 △2,337
親会社の所有者に帰属する持分合計 77,852 77,144
非支配持分 10,176 10,312
資本合計 88,027 87,456
負債及び資本合計 153,873 156,495
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(2)要約四半期連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上収益 90,430 87,607
売上原価 77,793 74,863
売上総利益 12,637 12,744
販売費及び一般管理費 8,234 8,277
その他の収益 258 167
その他の費用 111 45
営業利益 4,549 4,589
金融収益 741 166
金融費用 127 410
税引前四半期利益 5,162 4,344
法人所得税費用 2,709 1,976
四半期利益 2,454 2,368
その他の包括利益
純損益に振替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測
△1 △0
定する金融資産の純変動
純損益に振替えられることのない項目合計 △1 △0
純損益に振替えられることのある項目
在外営業活動体の換算差額 1 △2,199
純損益に振替えられることのある項目合計 1 △2,199
その他の包括利益(税引後)合計 0 △2,199
四半期包括利益 2,454 169
四半期利益の帰属
親会社の所有者 1,737 1,776
非支配持分 717 592
四半期利益 2,454 2,368
四半期包括利益合計額の帰属
親会社の所有者 1,835 △174
非支配持分 619 343
四半期包括利益 2,454 169
1株当たり四半期利益
(親会社の所有者に帰属)
基本的1株当たり四半期利益(円) 117.20 119.87
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(3)要約四半期連結持分変動計算書
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の
資本の
区分 構成要素
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 その他の包括利益
を通じて公正価値
で測定する金融
資産の純変動
2018年4月1日残高 1,754 8 72,990 △2 14
四半期利益 1,737
その他の包括利益 △0
四半期包括利益 - - 1,737 - △0
自己株式の取得及び売却 △0
配当金 △459
所有者との取引等合計 - - △459 △0 -
2018年9月30日残高 1,754 8 74,268 △2 13
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
区分 親会社の所有 非支配持分 資本合計
在外営業 その他の 者に帰属する
活動体の 資本の構成 持分合計
換算差額 要素合計
2018年4月1日残高 △270 △256 74,494 10,662 85,156
四半期利益 - 1,737 717 2,454
その他の包括利益 98 98 98 △98 0
四半期包括利益 98 98 1,835 619 2,454
自己株式の取得及び売却 - △0 △0
配当金 - △459 △279 △738
所有者との取引等合計 - - △459 △279 △738
2018年9月30日残高 △172 △158 75,869 11,002 86,871
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(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の
資本の
区分 構成要素
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 その他の包括利益
を通じて公正価値
で測定する金融
資産の純変動
2019年4月1日残高 1,754 8 76,479 △3 11
四半期利益 1,776
その他の包括利益 △0
四半期包括利益 - - 1,776 - △0
配当金 △533
所有者との取引等合計 - - △533 - -
2019年9月30日残高 1,754 8 77,722 △3 11
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
区分 親会社の所有 非支配持分 資本合計
在外営業 その他の 者に帰属する
活動体の 資本の構成 持分合計
換算差額 要素合計
2019年4月1日残高 △397 △387 77,852 10,176 88,027
四半期利益 - 1,776 592 2,368
その他の包括利益 △1,950 △1,950 △1,950 △249 △2,199
四半期包括利益 △1,950 △1,950 △174 343 169
配当金 - △533 △207 △741
所有者との取引等合計 - - △533 △207 △741
2019年9月30日残高 △2,347 △2,337 77,144 10,312 87,456
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(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 5,162 4,344
減価償却費及び償却費 4,231 4,154
金融収益及び金融費用(△は益) △27 3
営業債権及びその他の債権の増減額
△2,209 △10,112
(△は増加)
棚卸資産の増減額(△は増加) 3,994 △683
営業債務及びその他の債務の増減額
△193 9,248
(△は減少)
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △23 △68
その他 703 △211
小計 11,639 6,675
利息の受取額 155 167
配当金の受取額 1 1
利息の支払額 △129 △169
法人所得税等の支払額又は還付額
△3,272 △2,110
(△は支払)
営業活動によるキャッシュ・フロー 8,395 4,564
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) 732 △28
有形固定資産の取得による支出 △3,093 △5,986
有形固定資産の売却による収入 183 107
無形資産の取得による支出 △88 △94
貸付金の回収による収入 3 1
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,263 △6,000
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △6,165 △2,058
リース債務の返済による支出 △195 △339
長期借入金の返済による支出 △757 △566
自己株式の取得による支出 △0 -
配当金の支出額 △459 △533
非支配持分への配当金の支出額 △1,387 △1,059
財務活動によるキャッシュ・フロー △8,964 △4,553
現金及び現金同等物に係る換算差額 △216 △1,077
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △3,048 △7,066
現金及び現金同等物の期首残高 25,246 26,224
現金及び現金同等物の四半期末残高 22,198 19,158
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(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
当社グループでは、第1四半期連結会計期間よりIFRS第16号「リース」(2016年1月公表)(以下、「IFRS
第16号」)を適用しております。この基準の適用に伴い、適用開始日に使用権資産及びリース債務を認識して
おります。
使用権資産は、リース負債の当初測定額に前払リース料等を調整した額で当初の測定を行っております。リ
ース債務は、残存リース料を適用開始日における借手の追加借入利子率を用いて割り引いた現在価値で測定し
ております。
適用開始日において、要約四半期連結財政状態計算書に認識した使用権資産等のリース関連の資産は778百万
円、リース債務は768百万円であります。
リース負債を認識する際に、リース負債と同額(ただし、前払リース料等は修正)の使用権資産を認識して
いるため、期首利益剰余金への影響はありません。
なお、当社グループはIFRS第16号の適用に際し、以下の実務上の便法を使用しております。
・特性が合理的に類似したリースのポートフォリオに単一の割引率を適用しております。
・適用開始日から12ヶ月以内にリース期間が終了するリースについて、短期リースと同じ方法で会計処理
を行っております。
・当初直接コストを適用開始日現在の使用権資産の測定から除外しております。
また、当社グループの営業利益及び四半期利益に与える影響は軽微であります。
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(セグメント情報)
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、各々の現地法人においてそれぞれ独立した経営単位であり、取締役会及
び取締役会から選定された取締役によって構成される経営会議において、経営の重要事項について審議し、経
営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社では、地域毎に取締役本部長・担当取締役等が任命されており、担当地域の包括的な戦略の立案を統括
し、事業活動を展開しております。
したがって、当社グループは、生産・販売を基礎とした地域別のセグメントから構成されております。
各報告セグメントの主な地域は、以下のとおりです。
報告セグメント 主要な製品及びサービス
自動車部品四輪(排気系部品、駆動系部品、その他)
自動車部品二輪
日本 日本
汎用部品
その他
米国 自動車部品四輪(排気系部品、駆動系部品、その他)
北米
メキシコ 自動車部品二輪
フィリピン
インドネシア 自動車部品四輪(排気系部品、駆動系部品)
アジア
タイ 自動車部品二輪
インド
中国 中国 自動車部品四輪(排気系部品、駆動系部品)
英国
その他 自動車部品四輪(排気系部品、駆動系部品、その他)
ブラジル
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2.報告セグメントごとの売上収益及び利益又は損失の金額に関する情報
当社グループの前第2四半期連結累計期間及び当第2四半期連結累計期間の報告セグメント情報は以下のと
おりです。
前第2四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半期
調整額 連結財務諸
日本 北米 アジア 中国 その他 合計 表計上額
外部顧客への売上収益 13,190 27,459 15,212 30,608 3,961 90,430 - 90,430
セグメント間の内部
9,084 443 1,665 1,986 11 13,190 △13,190 -
売上収益
計 22,274 27,903 16,877 32,594 3,972 103,620 △13,190 90,430
営業利益又は損失(△) △53 △867 1,467 3,960 115 4,622 △73 4,549
金融収益 ― ― ― ― ― ― ― 741
金融費用 ― ― ― ― ― ― ― 127
税引前四半期利益 ― ― ― ― ― ― ― 5,162
(注) 1 セグメント間の内部売上収益は、市場実勢価格に基づいております。
2 売上収益の調整額は、セグメント間の内部売上収益であります。
3 営業利益又は損失(△)の調整額は、主にセグメント間取引の消去であります。
当第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半期
調整額 連結財務諸
日本 北米 アジア 中国 その他 合計 表計上額
外部顧客への売上収益 13,666 25,900 14,421 30,890 2,730 87,607 - 87,607
セグメント間の内部
8,390 217 1,220 1,378 294 11,499 △11,499 -
売上収益
計 22,056 26,117 15,642 32,267 3,024 99,106 △11,499 87,607
営業利益又は損失(△) △428 336 1,547 2,845 195 4,496 93 4,589
金融収益 ― ― ― ― ― ― ― 166
金融費用 ― ― ― ― ― ― ― 410
税引前四半期利益 ― ― ― ― ― ― ― 4,344
(注) 1 セグメント間の内部売上収益は、市場実勢価格に基づいております。
2 売上収益の調整額は、セグメント間の内部売上収益であります。
3 営業利益又は損失(△)の調整額は、主にセグメント間取引の消去であります。
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