2020年３月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年５月14日
上 場 会 社 名 新明和工業株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7224 URL https://www.shinmaywa.co.jp/
代 表 者 (役職名) 取締役社長 (氏名) 五十川 龍之
問合せ先責任者 (役職名) 経営企画本部 広報・IR部長 (氏名) 実平 典子 (TEL) 0798-56-5002
定時株主総会開催予定日 2020年６月29日 配当支払開始予定日 2020年６月30日
有価証券報告書提出予定日 2020年６月29日
決算補足説明資料作成の有無 ： 無
決算説明会開催の有無 ： 無
(百万円未満切捨て)
１．2020年３月期の連結業績（2019年４月１日～2020年３月31日）
（１）連結経営成績 (％表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2020年３月期 227,231 4.6 12,836 19.9 12,375 18.6 7,378 5.5
2019年３月期 217,297 4.8 10,708 1.1 10,437 △2.9 6,996 △1.3
(注) 包括利益 2020年３月期 5,860百万円( 2.8％) 2019年３月期 5,701百万円( △28.6％)
潜在株式調整後
１株当たり 自己資本 総資産 売上高
１株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 ％ ％ ％
2020年３月期 113.11 － 8.9 5.8 5.6
2019年３月期 76.41 － 6.8 5.2 4.9
(参考) 持分法投資損益 2020年３月期 454百万円 2019年３月期 328百万円
（２）連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 １株当たり純資産
百万円 百万円 ％ 円 銭
2020年３月期 214,157 83,680 38.7 1,261.64
2019年３月期 209,195 83,043 39.4 1,263.12
(参考) 自己資本 2020年３月期 82,946百万円 2019年３月期 82,340百万円
（３）連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年３月期 8,509 △12,408 1,419 19,342
2019年３月期 13,452 △9,693 △526 21,952
２．配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 ％ ％
2019年３月期 － 18.00 － 27.00 45.00 3,442 58.9 3.5
2020年３月期 － 66.00 － 21.00 87.00 5,683 76.9 6.9
2021年３月期(予想) － － － － － －
(注) １ 2020年３月期中間配当金の内訳 普通配当21円00銭 創立70周年及び創業100周年記念配当45円00銭
２ 2021年３月期の配当につきましては、現段階では未定としております。今後、業績予想の開示が可能とな
った段階で配当予想を速やかに開示いたします。
３．2021年３月期の連結業績予想（2020年４月１日～2021年３月31日）
2021年３月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症による影響を合理的に算定することが困難
なことから、現時点では未定としています。連結業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに開示いたします。
※ 注記事項
（１）期中における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) ： 無
（２）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ： 無
② ①以外の会計方針の変更 ： 無
③ 会計上の見積りの変更 ： 無
④ 修正再表示 ： 無
（３）発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む) 2020年３月期 70,000,000株 2019年３月期 96,391,800株
② 期末自己株式数 2020年３月期 4,254,897株 2019年３月期 31,203,419株
③ 期中平均株式数 2020年３月期 65,230,855株 2019年３月期 91,571,150株
(参考) 個別業績の概要
１．2020年３月期の個別業績（2019年４月１日～2020年３月31日）
（１）個別経営成績 (％表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2020年３月期 149,027 △1.3 5,576 25.9 6,501 13.3 4,087 △8.8
2019年３月期 151,004 5.9 4,429 10.3 5,740 △9.1 4,483 △10.8
１株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 １株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年３月期 62.66 －
2019年３月期 48.97 －
（２）個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 １株当たり純資産
百万円 百万円 ％ 円 銭
2020年３月期 162,808 50,676 31.1 770.81
2019年３月期 157,368 52,844 33.6 810.64
(参考) 自己資本 2020年３月期 50,676百万円 2019年３月期 52,844百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
2021年３月期の連結業績予想につきましては、現時点で合理的な業績予想の算定が困難であることから開示してお
りません。連結業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに開示いたします。なお、詳細につきましては、添
付資料３ページ「１．経営成績等の概況（４）今後の見通し」をご覧ください。
新明和工業㈱（7224） 2020年３月期 決算短信
○添付資料の目次
１．経営成績等の概況 …………………………………………………………………………… Ｐ．２
（１）当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………… Ｐ．２
（２）当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………… Ｐ．３
（３）当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………… Ｐ．３
（４）今後の見通し ……………………………………………………………………………… Ｐ．３
２．会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………… Ｐ．４
３．連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………… Ｐ．５
（１）連結貸借対照表 …………………………………………………………………………… Ｐ．５
（２）連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………… Ｐ．７
（３）連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………… Ｐ．９
（４）連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………… Ｐ．11
（５）連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………… Ｐ．12
（継続企業の前提に関する注記） ………………………………………………………… Ｐ．12
（セグメント情報） ………………………………………………………………………… Ｐ．12
（１株当たり情報） ………………………………………………………………………… Ｐ．15
（重要な後発事象） ………………………………………………………………………… Ｐ．15
４．その他 ………………………………………………………………………………………… Ｐ．16
（１）役員の異動 ………………………………………………………………………………… Ｐ．16
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新明和工業㈱（7224） 2020年３月期 決算短信
１．経営成績等の概況
（１）当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に、緩やかな景気回復基調にあったも
のの、米中貿易摩擦の長期化や中国経済の減速等に加え、終盤には新型コロナウイルス感染症が世界規模で広ま
り、今後の国内外の経済活動に及ぼす影響が懸念されるなど、先行きの見えない不安要素を抱えた状況で推移いた
しました。
こうした中、当社グループは、３カ年の中期経営計画２年目となる当期も、企業価値向上に向けた諸施策を推進
してまいりました。
当連結会計年度の業績につきましては、受注高は221,878百万円(前連結会計年度比6.7％減)となったものの、事
業環境が引き続き堅調に推移したことなどから、売上高は227,231百万円(同4.6％増)となりました。なお、当連結
会計年度末の受注残高は171,925百万円(同3.0％減)であります。
損益面では、増収や収益性の改善等に伴い、営業利益は12,836百万円(同19.9％増)、経常利益は12,375百万円
(同18.6％増)、親会社株主に帰属する当期純利益は7,378百万円(同5.5％増)となりました。
当社グループのセグメント別経営成績の概要は次のとおりであります。なお、各セグメントの受注高及び売上高
並びに受注残高には、セグメント間の取引を含んでおります。
(航空機)
防衛省向けは、受注は増加したものの、ＵＳ－２型救難飛行艇の製造作業量が減少したことなどから、売上は減
少いたしました。
また、民需関連は、受注、売上ともに減少いたしました。
この結果、当セグメントの受注高は30,393百万円(前連結会計年度比15.0％減)、売上高は38,950百万円(同10.7
％減)となりましたが、原価低減活動等により収益性が改善し、営業利益は1,551百万円(同138.9％増)となりまし
た。
なお、当連結会計年度末の受注残高は40,602百万円(同17.4％減)であります。
(特装車)
車体等の製造販売は、受注は減少し、売上は増加いたしました。
また、保守・修理事業は、受注は減少し、売上は前期並みの水準となりました。
このほか、林業用機械等は、受注、売上ともに増加いたしました。
この結果、当セグメントの受注高は101,028百万円(前連結会計年度比6.0％減)、売上高は94,636百万円(同2.5％
増)となり、営業利益は6,802百万円(同3.9％増)となりました。
なお、当連結会計年度末の受注残高は61,014百万円(同11.7％増)であります。
(産機・環境システム)
流体製品は、機器、システムともに需要が底堅く、サービス事業も堅調に推移した結果、受注、売上いずれも増
加いたしました。
また、メカトロニクス製品は、自動電線処理機の受注及び売上が減少したものの、真空製品において前期に実施
したＭ＆Ａ効果により受注及び売上が増加したことから、分野全体では受注、売上ともに増加いたしました。
このほか、環境関連事業は、受注は増加し、売上は前期並みの水準となりました。
この結果、当セグメントの受注高は42,695百万円(前連結会計年度比10.8％増)、売上高は38,379百万円(同13.5
％増)となり、営業利益は2,748百万円(同11.1％増)となりました。
なお、当連結会計年度末の受注残高は20,330百万円(同23.9％増)であります。
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新明和工業㈱（7224） 2020年３月期 決算短信
(パーキングシステム)
機械式駐車設備は、大型のマンションやホテルなどの建設需要が堅調を維持した結果、受注、売上ともに増加い
たしました。
また、航空旅客搭乗橋は、受注は減少し、売上は増加いたしました。
この結果、当セグメントの受注高は36,326百万円(前連結会計年度比1.4％増)、売上高は37,863百万円(同11.6％
増)となり、営業利益は3,223百万円(同37.5％増)となりました。
なお、当連結会計年度末の受注残高は40,410百万円(同2.8％減)であります。
(その他)
建設事業においては、受注は減少したものの、売上が増加した結果、当セグメントの受注高は14,231百万円(前
連結会計年度比37.4％減)、売上高は19,967百万円(同15.8％増)となり、営業利益は1,193百万円(同15.1％増)とな
りました。
なお、当連結会計年度末の受注残高は9,959百万円(同36.5％減)であります。
（２）当期の財政状態の概況
総資産は、たな卸資産や有形固定資産が増加したことなどにより、前連結会計年度末に比べて4,962百万円増加
し214,157百万円となりました。負債は、仕入債務は減少したものの、長期借入金の増加などにより、前連結会計
年度末に比べて4,324百万円増加し130,477百万円となりました。純資産は、配当金の支払いはあったものの、親会
社株主に帰属する当期純利益を計上したことなどにより、前連結会計年度末に比べて637百万円増加し83,680百万
円となりました。これらの結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の39.4％から38.7％に低下いたしました。
（３）当期のキャッシュ・フローの概況
営業活動の結果得られたキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ4,942百万円減少し、8,509百万円となり
ました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益11,173百万円、減価償却費5,442百万円であり、支出の主な
内訳は、たな卸資産の増加による支出3,296百万円、法人税等の支払額3,617百万円であります。
投資活動の結果支出したキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べて2,715百万円増加し、12,408百万円と
なりました。これは有形固定資産の取得による支出が8,524百万円あったことなどによるものであります。
財務活動の結果得られたキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べて1,945百万円増加し、1,419百万円(前
連結会計年度は526百万円の支出)となりました。これは配当金の支払いによる支出が6,062百万円あったものの、
長期借入れによる収入や社債の発行による収入があったことなどによるものであります。
これらの結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は前連結会計年度に比べ、2,609百万円減少し、
19,342百万円となりました。
（４）今後の見通し(新型コロナウイルス感染症に関するリスク情報を含む)
次期のわが国経済は、国内、ひいては世界レベルで拡大、蔓延している新型コロナウイルス感染症の収束時期が
見通せない中、大多数の産業において経営計画の見直しが求められるなど、かつて経験したことのない厳しい局面
を迎えることが予想されます。
当社グループにおいても、ボーイング社の主要工場の稼働停止に伴い、民間航空機の年間生産計画の立案が困難
な状況にあります。加えて、新型コロナウイルス感染症による影響が長期に及んだ場合、設備投資意欲の鈍化、建
設工事等の遅延もしくは中止に至る懸念とあわせて、当社グループの生産活動に要する資材や部品在庫の枯渇、こ
れに伴う納期遅延といった多くのリスクを抱えております。
このように、現時点で新型コロナウイルス感染症による影響を合理的に算定するのは至極困難な状況にあること
から、今般は、次期の業績見通しの開示を見合わせることといたしました。今後、何等かの前提に基づいた合理的
な算定が可能となった時点で速やかに開示いたします。
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２．会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財
務諸表を作成する方針であります。
なお、ＩＦＲＳの適用につきましては、国内外の情勢等を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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３．連結財務諸表及び主な注記
（１）連結貸借対照表
(単位：百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年３月31日) (2020年３月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 23,153 19,342
受取手形及び売掛金 64,300 67,223
電子記録債権 16,654 14,532
商品及び製品 3,766 3,808
仕掛品 18,468 18,562
原材料及び貯蔵品 16,938 20,127
その他 5,459 3,932
貸倒引当金 △58 △71
流動資産合計 148,683 147,457
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物（純額） 14,635 15,306
機械装置及び運搬具（純額） 9,169 8,184
土地 8,428 9,573
建設仮勘定 978 3,362
その他（純額） 1,654 1,645
有形固定資産合計 34,865 38,072
無形固定資産 2,768 2,550
投資その他の資産
投資有価証券 8,026 10,810
長期貸付金 174 153
退職給付に係る資産 3,344 3,245
繰延税金資産 7,665 8,005
その他 3,704 3,894
貸倒引当金 △38 △32
投資その他の資産合計 22,877 26,077
固定資産合計 60,511 66,700
資産合計 209,195 214,157
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(単位：百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年３月31日) (2020年３月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 29,371 27,464
1年内償還予定の社債 － 800
短期借入金 49,051 1,946
1年内返済予定の長期借入金 238 2,433
未払費用 11,434 10,722
未払法人税等 2,423 2,366
役員賞与引当金 233 225
製品保証引当金 7 2
工事損失引当金 4,748 3,961
その他 13,314 13,600
流動負債合計 110,822 63,524
固定負債
社債 － 3,200
長期借入金 603 49,187
繰延税金負債 48 44
再評価に係る繰延税金負債 47 47
退職給付に係る負債 12,594 12,772
その他 2,037 1,701
固定負債合計 15,330 66,953
負債合計 126,152 130,477
純資産の部
株主資本
資本金 15,981 15,981
資本剰余金 15,737 15,780
利益剰余金 94,992 58,587
自己株式 △44,597 △6,081
株主資本合計 82,113 84,268
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,951 541
土地再評価差額金 △376 △376
為替換算調整勘定 259 △48
退職給付に係る調整累計額 △1,607 △1,439
その他の包括利益累計額合計 226 △1,322
非支配株主持分 702 734
純資産合計 83,043 83,680
負債純資産合計 209,195 214,157
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（２）連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位：百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2019年３月31日) 至 2020年３月31日)
売上高 217,297 227,231
売上原価 184,709 191,727
売上総利益 32,587 35,504
販売費及び一般管理費 21,879 22,668
営業利益 10,708 12,836
営業外収益
受取利息 20 54
受取配当金 139 146
持分法による投資利益 328 454
受取賃貸料 39 44
保険配当金 200 152
受取保険金 － 186
その他 110 154
営業外収益合計 838 1,193
営業外費用
支払利息 26 294
売上割引 7 7
為替差損 42 272
休止固定資産費用 25 80
借入手数料 11 487
債権流動化費用 236 243
自己株式取得費用 632 －
その他 127 268
営業外費用合計 1,109 1,654
経常利益 10,437 12,375
特別利益
固定資産売却益 － 17
投資有価証券売却益 697 171
退職給付制度移行益 278 －
特別利益合計 976 189
特別損失
固定資産売却損 － 15
固定資産処分損 645 458
災害による損失 369 －
創業100周年記念費用 － 918
特別損失合計 1,015 1,391
税金等調整前当期純利益 10,398 11,173
法人税、住民税及び事業税 3,530 3,538
法人税等調整額 △172 206
法人税等合計 3,357 3,744
当期純利益 7,040 7,428
非支配株主に帰属する当期純利益 43 49
親会社株主に帰属する当期純利益 6,996 7,378
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連結包括利益計算書
(単位：百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2019年３月31日) 至 2020年３月31日)
当期純利益 7,040 7,428
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,068 △1,409
為替換算調整勘定 △22 △279
退職給付に係る調整額 △175 167
持分法適用会社に対する持分相当額 △71 △46
その他の包括利益合計 △1,338 △1,567
包括利益 5,701 5,860
（内訳）
親会社株主に係る包括利益 5,658 5,829
非支配株主に係る包括利益 43 31
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（３）連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年４月１日 至 2019年３月31日)
(単位：百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 15,981 15,738 94,861 △3,252 123,328
当期変動額
剰余金の配当 △3,209 △3,209
親会社株主に帰属する当
6,996 6,996
期純利益
自己株式の取得 △45,001 △45,001
自己株式の処分 －
自己株式の消却 △0 △3,656 3,656 －
株主資本以外の項目
の当期変動額（純額）
当期変動額合計 － △0 130 △41,344 △41,214
当期末残高 15,981 15,737 94,992 △44,597 82,113
その他の包括利益累計額
その他有価証券 土地再評価 為替換算 退職給付に係る その他の包括利 非支配株主持分 純資産合計
評価差額金 差額金 調整勘定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 3,019 △376 352 △1,431 1,564 111 125,004
当期変動額
剰余金の配当 △3,209
親会社株主に帰属する当
6,996
期純利益
自己株式の取得 △45,001
自己株式の処分 －
自己株式の消却 －
株主資本以外の項目
△1,068 － △93 △175 △1,337 591 △746
の当期変動額（純額）
当期変動額合計 △1,068 － △93 △175 △1,337 591 △41,961
当期末残高 1,951 △376 259 △1,607 226 702 83,043
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新明和工業㈱（7224） 2020年３月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年４月１日 至 2020年３月31日)
(単位：百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 15,981 15,737 94,992 △44,597 82,113
当期変動額
剰余金の配当 △6,062 △6,062
親会社株主に帰属する当
7,378 7,378
期純利益
自己株式の取得 △1 △1
自己株式の処分 43 796 840
自己株式の消却 △37,720 37,720 －
株主資本以外の項目
の当期変動額（純額）
当期変動額合計 － 43 △36,404 38,516 2,155
当期末残高 15,981 15,780 58,587 △6,081 84,268
その他の包括利益累計額
その他有価証券 土地再評価 為替換算 退職給付に係る その他の包括利 非支配株主持分 純資産合計
評価差額金 差額金 調整勘定 調整累計額 益累計額合計
当期首残高 1,951 △376 259 △1,607 226 702 83,043
当期変動額
剰余金の配当 △6,062
親会社株主に帰属する当
7,378
期純利益
自己株式の取得 △1
自己株式の処分 840
自己株式の消却 －
株主資本以外の項目
△1,409 － △307 167 △1,549 31 △1,517
の当期変動額（純額）
当期変動額合計 △1,409 － △307 167 △1,549 31 637
当期末残高 541 △376 △48 △1,439 △1,322 734 83,680
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新明和工業㈱（7224） 2020年３月期 決算短信
（４）連結キャッシュ・フロー計算書
(単位：百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2019年３月31日) 至 2020年３月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 10,398 11,173
減価償却費 5,064 5,442
退職給付に係る負債の増減額（△は減少） 503 615
貸倒引当金の増減額（△は減少） 3 9
受取利息及び受取配当金 △159 △201
支払利息 26 294
持分法による投資損益（△は益） △328 △454
固定資産処分損益（△は益） 645 458
売上債権の増減額（△は増加） △3,413 △929
たな卸資産の増減額（△は増加） △925 △3,296
仕入債務の増減額（△は減少） 3,374 △1,984
その他の固定負債の増減額（△は減少） △331 △304
その他 1,763 1,346
小計 16,621 12,169
利息及び配当金の受取額 268 224
利息の支払額 △32 △266
法人税等の支払額 △3,405 △3,617
営業活動によるキャッシュ・フロー 13,452 8,509
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △1,200 －
定期預金の払戻による収入 － 1,201
有形固定資産の取得による支出 △5,875 △8,524
有形固定資産の売却による収入 15 105
無形固定資産の取得による支出 △830 △706
投資有価証券の取得による支出 △157 △4,807
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
△1,759 △4
る支出
その他 115 327
投資活動によるキャッシュ・フロー △9,693 △12,408
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 100,500 945
短期借入金の返済による支出 △52,590 △48,000
長期借入れによる収入 － 51,047
長期借入金の返済による支出 － △226
社債の発行による収入 － 3,962
自己株式の取得による支出 △45,001 △1
配当金の支払額 △3,209 △6,062
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △228 △245
その他 3 －
財務活動によるキャッシュ・フロー △526 1,419
現金及び現金同等物に係る換算差額 △31 △129
現金及び現金同等物の増減額（△は減少） 3,201 △2,609
現金及び現金同等物の期首残高 18,750 21,952
現金及び現金同等物の期末残高 21,952 19,342
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（５）連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
１ 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の
配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、全社横断的な機能を統括する組織を本社機構とし、事業に直結する生産活動を担う組織については、取り
扱う製品等に応じて事業部門として区分し、管理する体制となっております。
したがって、当社は、事業部門を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「航空機事業」、
「特装車事業」、「産機・環境システム事業」及び「パーキングシステム事業」の４つを報告セグメントとしており
ます。
「航空機事業」は、飛行艇及び海外航空機メーカー向けの航空機部品を製造・販売しております。
「特装車事業」は、ダンプトラック、テールゲートリフタ、塵芥車等の特装車及び林業用機械を製造・販売しており
ます。
「産機・環境システム事業」は、ポンプ、水処理関連製品、自動電線処理機及びごみ処理設備・機器等を製造・販売
しております。
「パーキングシステム事業」は、機械式駐車設備、航空旅客搭乗橋の製造・販売及び保守・改修を行っております。
２ 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法と概
ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上高又は振替高は、市場実勢
価格に基づいております。
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新明和工業㈱（7224） 2020年３月期 決算短信
３ 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年４月１日 至 2019年３月31日)
(単位：百万円)
報告セグメント 連結
その他 調整額 財務諸表
産機・環境 パーキング 合計
航空機 特装車 計 (注１) (注２) 計上額
システム システム (注３)
売上高
外部顧客への
43,635 92,333 33,810 33,863 203,643 13,654 217,297 － 217,297
売上高
セグメント間の
内部売上高又は － 4 8 54 67 3,594 3,662 △3,662 －
振替高
計 43,635 92,337 33,819 33,918 203,710 17,249 220,960 △3,662 217,297
セグメント利益 649 6,544 2,474 2,343 12,011 1,037 13,049 △2,341 10,708
セグメント資産 38,760 76,952 38,912 20,010 174,634 26,269 200,904 8,291 209,195
その他の項目
減価償却費 1,417 2,043 732 537 4,731 171 4,902 161 5,064
有形固定資産及
び無形固定資産 495 4,101 705 275 5,578 902 6,480 △38 6,442
の増加額
(注) １ 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、建設事業、不動産事業、ソフトウ
ェア事業等を含んでおります。
２ 調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額△2,341百万円には、セグメント間取引消去△74百万円、各報告セグメントに配
分していない全社費用△2,266百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しな
い一般管理費及び基礎的試験研究費であります。
(2) セグメント資産の調整額8,291百万円には、セグメント間取引消去△25,818百万円、各報告セグメントに
配分していない全社資産34,109百万円が含まれております。全社資産は、主に親会社での余資運用資金
(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産であります。
(3) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額△38百万円には、セグメント間取引消去△133百万円、
各報告セグメントに配分していない全社資産の設備投資額95百万円が含まれております。
３ セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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新明和工業㈱（7224） 2020年３月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年４月１日 至 2020年３月31日)
(単位：百万円)
報告セグメント 連結
その他 調整額 財務諸表
産機・環境 パーキング 合計
航空機 特装車 計 (注１) (注２) 計上額
システム システム (注３)
売上高
外部顧客への
38,950 94,627 38,370 37,805 209,754 17,476 227,231 － 227,231
売上高
セグメント間の
内部売上高又は － 9 9 57 75 2,490 2,565 △2,565 －
振替高
計 38,950 94,636 38,379 37,863 209,830 19,967 229,797 △2,565 227,231
セグメント利益 1,551 6,802 2,748 3,223 14,325 1,193 15,519 △2,683 12,836
セグメント資産 38,020 78,447 37,961 20,055 174,485 24,250 198,735 15,422 214,157
その他の項目
減価償却費 1,307 2,368 882 527 5,086 187 5,273 168 5,442
有形固定資産及
び無形固定資産 692 2,905 1,520 384 5,503 683 6,186 913 7,100
の増加額
(注) １ 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、建設事業、不動産事業、ソフトウ
ェア事業等を含んでおります。
２ 調整額は、以下のとおりであります。
(1) セグメント利益の調整額△2,683百万円には、セグメント間取引消去16百万円、各報告セグメントに配分
していない全社費用△2,700百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない
一般管理費及び基礎的試験研究費であります。
(2) セグメント資産の調整額15,422百万円には、セグメント間取引消去△26,209百万円、各報告セグメントに
配分していない全社資産41,631百万円が含まれております。全社資産は、主に親会社での余資運用資金
(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産であります。
(3) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額913百万円には、セグメント間取引消去△96百万円、各
報告セグメントに配分していない全社資産の設備投資額1,009百万円が含まれております。
３ セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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新明和工業㈱（7224） 2020年３月期 決算短信
(１株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2019年３月31日) 至 2020年３月31日)
１株当たり純資産額 1,263円12銭 1,261円64銭
１株当たり当期純利益 76円41銭 113円11銭
(注) １ 潜在株式調整後１株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
２ １株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年４月１日 (自 2019年４月１日
至 2019年３月31日) 至 2020年３月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 6,996 7,378
普通株主に帰属しない金額(百万円) － －
普通株式に係る親会社株主に帰属する
6,996 7,378
当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 91,571,150 65,230,855
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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４．その他
（１）役員の異動
（2020年６月29日付異動予定）
(１) 代表者の異動
該当事項はありません。
(２) その他の役員の異動
①新任取締役候補
該当事項はありません。
②退任予定取締役
該当事項はありません。
③新任監査役候補
監査役 (常勤) 佐野 博一 〔新明和パークテック株式会社 顧問〕
社外監査役 木村 文彦 〔公益財団法人 京都大学教育研究振興財団 監事、
カツヤマキカイ株式会社 監査役 (非常勤)〕
④退任予定監査役
金井田 正一 〔監査役 (常勤)〕
八木 春作 〔社外監査役〕
〔 〕内には現職を記載しています。
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