2021年３月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年７月31日
上 場 会 社 名 新明和工業株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 7224 URL https://www.shinmaywa.co.jp/
代 表 者 (役職名) 取締役社長 (氏名) 五十川 龍之
問合せ先責任者 (役職名) 経営企画本部 広報・IR部長 (氏名) 実平 典子 (TEL) 0798-56-5002
四半期報告書提出予定日 2020年８月７日 配当支払開始予定日 －
四半期決算補足説明資料作成の有無 ：無
四半期決算説明会開催の有無 ：無
(百万円未満切捨て)
１．2021年３月期第１四半期の連結業績（2020年４月１日～2020年６月30日）
（１）連結経営成績(累計) (％表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2021年３月期第１四半期 44,806 △8.3 1,322 △39.8 1,519 △28.5 591 △50.8
2020年３月期第１四半期 48,869 5.9 2,198 65.6 2,125 39.5 1,203 △23.4
(注) 包括利益 2021年３月期第１四半期 1,099百万円( 10.6％) 2020年３月期第１四半期 993百万円( 15.4％)
潜在株式調整後
１株当たり
１株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年３月期第１四半期 9.00 －
2020年３月期第１四半期 18.46 －
（２）連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2021年３月期第１四半期 203,596 83,398 40.6
2020年３月期 214,157 83,680 38.7
(参考) 自己資本 2021年３月期第１四半期 82,649百万円 2020年３月期 82,946百万円
２．配当の状況
年間配当金
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年３月期 － 66.00 － 21.00 87.00
2021年３月期 －
2021年３月期(予想) 19.00 － 19.00 38.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 有
３．2021年３月期の連結業績予想（2020年４月１日～2021年３月31日）
(％表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 １株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
通期 210,000 △7.6 8,500 △33.8 8,700 △29.7 5,000 △32.2 76.05
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 有
※ 注記事項
（１）当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ：無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
（２）四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ：無
（３）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ：無
② ①以外の会計方針の変更 ：無
③ 会計上の見積りの変更 ：無
④ 修正再表示 ：無
（４）発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む) 2021年３月期１Ｑ 70,000,000株 2020年３月期 70,000,000株
② 期末自己株式数 2021年３月期１Ｑ 4,254,899株 2020年３月期 4,254,897株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2021年３月期１Ｑ 65,745,102株 2020年３月期１Ｑ 65,188,303株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料３ページ「１．当四半期決算に関する定性的情報 （３）連結業績予想などの将
来予測情報に関する説明」をご覧ください。
新明和工業㈱（7224） 2021年３月期 第１四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………… Ｐ．２
(１) 経営成績に関する説明 …………………………………………………………………… Ｐ．２
(２) 財政状態に関する説明 …………………………………………………………………… Ｐ．３
(３) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………… Ｐ．３
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………… Ｐ．４
(１) 四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………… Ｐ．４
(２) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………… Ｐ．６
(３) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………… Ｐ．８
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………… Ｐ．８
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………… Ｐ．８
(セグメント情報) …………………………………………………………………………… Ｐ．９
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新明和工業㈱（7224） 2021年３月期 第１四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第１四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴い、国内
外における移動制限や生産活動の一時休止など、経済活動の大幅制限を余儀なくされた結果、国内景気が急速に悪
化するなど、極めて厳しい状況で推移いたしました。
こうした中、当社グループは、３カ年の中期経営計画の最終年度を迎え、厳しい制約条件の下、当初掲げた諸施
策について、可能な範囲で推進してまいりました。
当第１四半期連結累計期間の業績につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い営業及び生産活
動が低調に推移した影響により、受注高は46,552百万円(前年同期比14.4％減)、売上高は44,806百万円(同8.3％
減)となりました。なお、当第１四半期末の受注残高は173,051百万円(同5.4％減)であります。
損益面は、営業利益は1,322百万円(同39.8％減)、経常利益は1,519百万円(同28.5％減)、親会社株主に帰属する
四半期純利益は591百万円(同50.8％減)となりました。
当社グループのセグメント別経営成績の概要は次のとおりであります。
(航空機)
防衛省向けは、受注、売上ともに増加いたしました。
また、民需関連は、受注は減少し、売上もボーイング社向け製品の生産ラインを一時休止したことから減少いた
しました。
この結果、当セグメントの受注高は1,985百万円(前年同期比11.6％減)、売上高は5,889百万円(同34.6％減)とな
り、営業損益は136百万円の損失(前年同期は792百万円の利益)となりました。
なお、当第１四半期末の受注残高は36,698百万円(前年同期比13.5％減)であります。
(特装車)
車体等の製造販売は、受注、売上ともに減少いたしました。
また、保守・修理事業及び林業用機械等も、受注、売上ともに減少いたしました。
この結果、当セグメントの受注高は23,201百万円(前年同期比20.6％減)、売上高は21,170百万円(同2.1％減)と
なり、営業利益は1,601百万円(同1.2％減)となりました。
なお、当第１四半期末の受注残高は63,040百万円(同1.3％増)であります。
(産機・環境システム)
流体製品は、ポンプなどの機器を中心に受注が減少したものの、売上は増加いたしました。
また、メカトロニクス製品は、自動電線処理機、真空製品、いずれも受注及び売上が減少した結果、分野全体で
も受注、売上ともに減少いたしました。
このほか、環境関連事業は、受注はプラント事業の新設案件の寄与等により増加し、売上も増加いたしました。
この結果、当セグメントの受注高は8,880百万円(前年同期比7.3％減)、売上高は6,455百万円(同4.9％減)とな
り、営業損益は264百万円の損失(前年同期は453百万円の損失)となりました。
なお、当第１四半期末の受注残高は22,615百万円(前年同期比20.1％増)であります。
(パーキングシステム)
機械式駐車設備は、新設案件の受注が好調だった前期に比べ、受注、売上ともに減少いたしました。
また、航空旅客搭乗橋は、受注、売上ともに減少いたしました。
この結果、当セグメントの受注高は7,610百万円(前年同期比24.9％減)、売上高は7,254百万円(同10.2％減)とな
り、営業利益は622百万円(同13.5％減)となりました。
なお、当第１四半期末の受注残高は40,269百万円(同8.6％減)であります。
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(その他)
建設事業において、受注、売上ともに増加した結果、当セグメントの受注高は4,873百万円(前年同期比51.8％
増)、売上高は4,035百万円(同19.2％増)となり、営業利益は215百万円(同47.3％増)となりました。
なお、当第１四半期末の受注残高は10,427百万円(同32.2％減)であります。
（２）財政状態に関する説明
当第１四半期末における総資産は、たな卸資産は増加したものの売上債権を回収したことなどにより前連結会計
年度末に比べて10,561百万円減少し203,596百万円となりました。負債は、仕入債務の減少や法人税等の納付など
により、前連結会計年度末に比べて10,280百万円減少し120,197百万円となりました。純資産は、親会社株主に帰
属する四半期純利益を計上したものの、配当金の支払いなどにより前連結会計年度末に比べて281百万円減少し
83,398百万円となりました。これらの結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の38.7％から40.6％に上昇いたし
ました。
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年３月期の連結業績予想及び配当予想につきましては、未定としていましたが、通期の連結業績予想、並び
に配当予想を記載しています。
なお、詳細につきましては、本日別途公表しました「連結業績予想及び配当予想、並びに中期経営計画の業績目
標修正に関するお知らせ」をご参照ください。
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２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
(単位：百万円)
前連結会計年度 当第１四半期連結会計期間
(2020年３月31日) (2020年６月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 19,342 19,854
受取手形及び売掛金 67,223 52,354
電子記録債権 14,532 14,104
商品及び製品 3,808 4,314
仕掛品 18,562 21,528
原材料及び貯蔵品 20,127 21,378
その他 3,932 3,794
貸倒引当金 △71 △68
流動資産合計 147,457 137,261
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物（純額） 15,306 18,171
その他（純額） 22,765 20,783
有形固定資産合計 38,072 38,954
無形固定資産 2,550 2,445
投資その他の資産
その他 26,109 24,966
貸倒引当金 △32 △31
投資その他の資産合計 26,077 24,934
固定資産合計 66,700 66,334
資産合計 214,157 203,596
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(単位：百万円)
前連結会計年度 当第１四半期連結会計期間
(2020年３月31日) (2020年６月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 27,464 21,679
1年内償還予定の社債 800 800
短期借入金 1,946 2,176
1年内返済予定の長期借入金 2,433 2,367
未払法人税等 2,366 271
工事損失引当金 3,961 3,981
その他 24,551 23,081
流動負債合計 63,524 54,358
固定負債
社債 3,200 3,000
長期借入金 49,187 48,365
退職給付に係る負債 12,772 12,620
その他 1,793 1,852
固定負債合計 66,953 65,838
負債合計 130,477 120,197
純資産の部
株主資本
資本金 15,981 15,981
資本剰余金 15,780 15,780
利益剰余金 58,587 57,798
自己株式 △6,081 △6,081
株主資本合計 84,268 83,479
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 541 803
土地再評価差額金 △376 △376
為替換算調整勘定 △48 △62
退職給付に係る調整累計額 △1,439 △1,194
その他の包括利益累計額合計 △1,322 △830
非支配株主持分 734 749
純資産合計 83,680 83,398
負債純資産合計 214,157 203,596
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（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第１四半期連結累計期間
(単位：百万円)
前第１四半期連結累計期間 当第１四半期連結累計期間
(自 2019年４月１日 (自 2020年４月１日
至 2019年６月30日) 至 2020年６月30日)
売上高 48,869 44,806
売上原価 41,399 38,323
売上総利益 7,469 6,482
販売費及び一般管理費 5,270 5,159
営業利益 2,198 1,322
営業外収益
受取利息 4 11
受取配当金 95 263
為替差益 － 79
その他 85 54
営業外収益合計 185 408
営業外費用
支払利息 72 53
持分法による投資損失 31 71
為替差損 54 －
休止固定資産費用 7 12
借入手数料 3 40
債権流動化費用 74 14
その他 15 19
営業外費用合計 258 211
経常利益 2,125 1,519
特別利益
負ののれん発生益 － 90
特別利益合計 － 90
特別損失
固定資産売却損 15 －
固定資産処分損 248 39
新型コロナウイルス感染症による損失 － 659
特別損失合計 264 699
税金等調整前四半期純利益 1,861 910
法人税、住民税及び事業税 304 238
法人税等調整額 448 15
法人税等合計 752 254
四半期純利益 1,108 656
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△95 64
に帰属する四半期純損失（△）
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,203 591
6
新明和工業㈱（7224） 2021年３月期 第１四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第１四半期連結累計期間
(単位：百万円)
前第１四半期連結累計期間 当第１四半期連結累計期間
(自 2019年４月１日 (自 2020年４月１日
至 2019年６月30日) 至 2020年６月30日)
四半期純利益 1,108 656
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △195 261
為替換算調整勘定 △0 △27
退職給付に係る調整額 61 244
持分法適用会社に対する持分相当額 19 △36
その他の包括利益合計 △114 442
四半期包括利益 993 1,099
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 1,093 1,083
非支配株主に係る四半期包括利益 △99 15
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新明和工業㈱（7224） 2021年３月期 第１四半期決算短信
（３）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
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新明和工業㈱（7224） 2021年３月期 第１四半期決算短信
（セグメント情報）
前第１四半期連結累計期間(自 2019年４月１日 至 2019年６月30日)
１. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位：百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
産機・環境 パーキング 合計
航空機 特装車 計 (注１) (注２) 計上額
システム システム (注３)
売上高
外部顧客への
9,001 21,613 6,787 8,079 45,482 3,386 48,869 － 48,869
売上高
セグメント間の
内部売上高又は － 1 2 2 6 480 487 △487 －
振替高
計 9,001 21,615 6,790 8,082 45,488 3,867 49,356 △487 48,869
セグメント利益又
はセグメント損失 792 1,620 △453 720 2,679 146 2,825 △627 2,198
(△)
(注) １. 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、建設事業、不動産事業、ソフトウ
ェア事業等を含んでおります。
２. セグメント利益の調整額△627百万円には、セグメント間取引消去4百万円、各報告セグメントに配分してい
ない全社費用△632百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及
び基礎的試験研究費であります。
３. セグメント利益又はセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
２. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
当第１四半期連結累計期間(自 2020年４月１日 至 2020年６月30日)
１. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位：百万円)
報告セグメント 四半期連結
その他 調整額 損益計算書
産機・環境 パーキング 合計
航空機 特装車 計 (注１) (注２) 計上額
システム システム (注３)
売上高
外部顧客への
5,889 21,170 6,455 7,254 40,770 4,035 44,806 － 44,806
売上高
セグメント間の
内部売上高又は － 0 1 2 5 531 537 △537 －
振替高
計 5,889 21,170 6,457 7,257 40,775 4,567 45,343 △537 44,806
セグメント利益又
はセグメント損失 △136 1,601 △264 622 1,824 215 2,039 △716 1,322
(△)
(注) １. 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、建設事業、不動産事業、ソフトウ
ェア事業等を含んでおります。
２. セグメント利益の調整額△716百万円には、セグメント間取引消去14百万円、各報告セグメントに配分してい
ない全社費用△731百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及
び基礎的試験研究費であります。
３. セグメント利益又はセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
２. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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