7214 GMB 2020-05-01 15:30:00
通期業績予想の修正および新型コロナウィルス感染症の影響等に関するお知らせ [pdf]
2020 年5月1日
各 位
G M B 株 式 会 社
代表取締役社長 松波 誠
(コード番号:7214 東証第一部)
問合せ先 常務取締役 善田篤志
( ℡ 0745− 44− 1911)
通期業績予想の修正および新型コロナウィルス感染症の影響等に関するお知らせ
最近の業績動向を踏まえ、2019 年 11 月1日に公表した 2020 年3月期の業績予想を修正いたし
ました。併せて、新型コロナウィルス感染症の影響等に関しまして、下記のとおりお知らせいたし
ます。
記
1. 業績予想の修正
① 2020 年3月期通期連結業績予想数値の修正(2019 年4月1日∼2020 年3月 31 日)
親会社株主
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 に帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 62,000 200 0 △340 △64.99
今回修正予想(B) 61,200 △70 △310 △910 △174.14
増減額(B-A) △800 △270 △310 △570 −
増減率(%) △1.3 − − − −
(ご参考)前期実績
64,321 564 426 226 43.37
(2019 年3月期)
② 修正の理由
売上高につきましては、主に海外の補修用部品市場向けの販売が想定を下回り、新型コロ
ナウィルス感染症の感染拡大により、一部国内の生産・出荷に影響を及ぼしたことなどか
ら、当初予想を下回る見込みであります。営業利益につきましても、販売減少に加え、米国
販売会社での資産評価や関税引き上げによる損失拡大、中国での環境対策費用の増加などに
より、前回予想を下回る見込みであります。親会社株主に帰属する当期純利益につきまして
は、営業利益の悪化に加えまして固定資産の減損損失の計上などにより、前回予想を下回る
見込みであります。
また、当社はすべての在外連結子会社が 12 月決算であり、2019 年 1 月∼12 月の業績を
2020 年3月期の連結財務諸表に必要な調整をした上で、連結しております。従いまして、
2020 年に入って在外連結子会社において顕在化した新型コロナウィルス感染症の影響につき
ましては、2021 年3月期以降の業績に影響する見込みであります。
なお、今回の業績予想の修正に伴う期末配当予想の変更はありません。
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③ 役員報酬の減額
当社としましては、この結果を厳粛かつ真摯に受け止め、経営責任を明確にするため、次の
とおり役員報酬を減額いたします。
社長、副社長、専務 報酬月額 30%減額 3ヶ月間
常務 報酬月額 25%減額 3ヶ月間
取締役(社外を除く) 報酬月額 10%減額 3ヶ月間
2. 新型コロナウィルス感染症の影響について
① グループ各社の稼働状況
所在地
主な機能 状況
(会社数)
日 本 生産 2月∼3月にかけて主に中国での感染拡大による調達・生産面の影響を
(1) 販売 受けましたが、現在は改善しております。一方で、4月以降は国内の感
染拡大と緊急事態宣言により、営業職と事務職の一部のテレワーク対応
や4月下旬に約1週間の臨時休業を実施するなどの感染防止策を実施し
ながら、稼働を継続しております。
米 国 販売 米国内に2ヶ所の補修用部品の販売拠点がありますが、国内の急激な感
(1) 染拡大により、出荷業務以外は原則在宅勤務とするなどの対策をとりな
がら稼働を継続しております。特にニュージャージー州においては、4
月上旬に梱包出荷業務に従事した派遣社員数名が感染していることが判
明したため、現地当局の指導のもと、2日間の事業所閉鎖と消毒等の安
全対策を実施したうえで、派遣会社とも連携して人員を確保しつつ出荷
業務を継続しております。
韓 国 生産 2月∼3月にかけての中国および現地での感染拡大により、主に顧客の
(3) 販売 稼働停止と調達面の影響により、一時生産調整を余儀なくされておりま
したが、現在は通常どおり稼働しております。
中 国 生産 1月末∼3月にかけての感染拡大による、顧客および供給者の稼働停止
(4) 販売 の影響により、一時的に工場の稼働停止や生産調整を余儀なくされまし
たが、現在はほぼ通常どおり稼働しております。
タ イ 生産 2月∼3月にかけて中国・韓国からの調達が遅れる影響が若干ありまし
(1) たが、ほぼ通常どおり稼働を継続しております。
欧 州 生産 ロシアとルーマニアのいずれの拠点も現地顧客の需要動向と外出制限等
(2) 販売 の規制により、3月末∼4月にかけて工場稼働を停止しておりました
が、4月下旬以降、順次稼働を再開しております。
豪 州 販売 2019 年 11 月に販売会社を設立し、本格稼働に向けて準備中ですが、外
(1) 出制限等の規制による営業活動の制限によって本格稼働が遅れ気味とな
っております。
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② 業績に与える影響
新型コロナウィルス感染症の感染拡大や世界各地での外出制限等の措置により、工場の稼
働停止や資材調達の遅れなどの影響を受けておりましたが、現在は各拠点とも稼働してお
り、供給体制を維持できる状況となっております。しかしながら、現時点で感染状況が終息
する見通しがたっておらず、再びサプライチェーンの停滞が発生する可能性もあります。ま
た、世界的な経済活動の停滞は自動車産業全体に大きな影響を与えており、新車用部品およ
び補修用部品ともに全般的な需要の減少による業績への影響が今後顕在化するものと予想し
ております。
③ 決算発表の延期
新型コロナウィルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言および各地での外出制限等の措
置により、決算作業および在外子会社を含めた監査手続きに遅れが生じているため、2020 年
5月 12 日(火)に予定しておりました、2020 年3月期決算発表を 2020 年5月 19 日(火)
に延期する予定であります。
④ 決算説明会の中止
新型コロナウィルス感染症の感染拡大の状況を踏まえ、参加者および関係者の感染防止を
第一と考え、2020 年5月下旬に開催を予定しておりました 2020 年3月期決算説明会(機関
投資家・アナリスト向け)の開催を見送ることといたしました。
なお、本決算説明に関する資料につきましては、2020 年5月 25 日(月)に当社ホームペ
ージ(https://www.gmb.jp/corporate/ir_info/library/)に掲載予定であります。
(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであ
り、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
以 上
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