7213 レシップHD 2021-05-14 14:20:00
長期ビジョン「VISION 2030」中期経営計画「CN 2023」について [pdf]

                         【 東証1部・名証1部:7213 】




ご参考資料

長期ビジョン   「VISION 2030」
中期経営計画 「CN 2023」 について




            2021年 5月
    前中期経営計画の振り返り
30,000                                                                                   3,000
 売上高     ■ 前中期経営計画「CA2020」:業績の推移                                                        営業利益
(百万円)                                                 26,051                            (百万円)
                                                                 売上高・利益ともに
25,000
                                                                 過去最高を達成。                2,500
                                   21,538
                PG2009では、売上高:200億円、経常利益:20億円を狙える体制づくりが主眼。
20,000                                                                                   2,000
           16,985                                            1,854
                      15,749                                                 15,553
15,000                                                                                   1,500

                                             1,021
10,000                                                                                   1,000


 5,000         483                                                                       500


    0                                                                                    0
                                         首都圏ICカードシステム                             -40
                           -235             の更新需要
-5,000                                                                                   -500
          2017/3期     2018/3期           2019/3期       2020/3期                2021/3期

                         路線バス運行支援ユニット         キャッシュレス運賃収受器    乗車券購入アプリ          北米向け新型運賃箱
                             「LIVU」               「LV-700」    「QUICK RIDE」        「LF-7000」


 ■ 今後の成長に向けた
   新たな成長ドライバーを
   開発



                                         2
長期ビジョン 「VISION2030」 について
■ 2030年に向けた長期ビジョン




         VISION2030
 ■ ビジョンステートメント



    変わりゆく社会に、つなぐ技術とアイデアで、
        安全・安心、最適な日常を。

■ 目指す姿


   モノとモノ・情報・サービスをつなぐことで、
    今後の時代に求められる安全・安心でかつ、
        最適な仕組みを実現する。

                    3
長期ビジョン 「VISION2030」 について




    世界が直面する社会課題の解決に取り組みながら、
     SDGsを新たな事業機会創出のチャンスととらえ、
   持続可能なよりよい社会の実現に貢献してまいります。

                 4
  長期ビジョン 「VISION2030」 について

 社会        ・労働力不足                ・脱炭素社会の実現           ・災害への備え
           ・交通弱者の解消              ・EV化                ・インフラの維持管理
 課題        ・脱自家用車                ・省エネ化               ・再生可能エネルギー



                    【 2030年に向け、社会に提供していく価値 】


使いやすくシームレスな                    脱炭素社会を支える                安全・安心な
   輸送システム                         周辺技術                   街づくり
・シームレスな決済・乗車                  ・EV産業用車両向け           ・災害時にもインフラを動かし
                               電源ソリューション            続けるためのシステム・
・輸送の効率化、運行支援                                        サービス
                              ・IoTを活用したバッテリー
・乗換に関する最適な情報                   遠隔監視機能等のエネルギー       ・移動と目的地をシームレスに
                               マネジメントシステム           つなげる仕組み
・スモールモビリティシステム
                              ・EV市場向け基板実装




                                 < 事業を通じて達成に貢献したいSDGs目標 >



私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています



                                     5
 長期ビジョン 「VISION2030」 について
              【 2030年に向けた、事業戦略 】

■ モノ+コトへの事業構造の変革
  ▶ ハードウェア中心の事業構造から、ハードを軸にソフトウェアを組み合わせた
    システム・サービスへとシフトし、高付加価値型の体質へ。


                                     システム統合・
                システム化・
 単体・                                 高度なデータ活用
                システム連携強化
 単独システム


■ 産業機器事業(エネルギーマネジメントシステム事業)を育成
  ▶ 世界的に温室効果ガス削減の動きが進むなか、世の中のEVシフトに対応。充電器ビジネスの横展開。

  ▶ IoTを活用したバッテリー遠隔監視機能等の開発を足掛かりに、エネルギーマネジメントシステムの充実
    を図り、再生可能エネルギーやスマートシティなど、新たなビジネス領域の開拓にも挑戦。




                         6
 長期ビジョンと中期経営計画の位置づけ

                                                      定量目標
                                       VISION      売上高     300億円
             バックキャスト                    2030       営業利益率      10%

                           Phase
                             3
                                       2027-2030
                  Phase
課題抽出                2
                                   2024-2026
            CN
           2023
                           2021-2023           長期ビジョン実現に向けた
    CA                                         投資期間
   2020
                          ~2020


【2030を見据えた中期経営計画】

・ 2030年度VISIONからのバックキャストにより、中期経営計画を立案。

・ 長期ビジョン実現に向けたアクションプランとして、2021年度から2030年度までの10年間を、
  3つのフェーズに分けて取り組む。

                                   7
中期経営計画 「CN2023」 について
           中期経営計画(2021年度~2023年度)


          CN2023
         Challenge to the Next stage 2023
              次のステージにチャレンジ
  重点課題
 モノ+コトへの新たな事業展開
 MaaS、スマートシティに向けた新しい価値の提供
 海外・国内ビジネスの新たな融合と広がり
 事業構造の転換に向けた業務プロセスの抜本的変革
 育成分野への経営資源のスムーズな移行


   目標
 売上高 200億円、営業利益率 5%

                        8
 AFC(Automated Fare Collection system :自動運賃収受システム)分野
   キャッシュレス
                        乗車券購入アプリ              海外向け新型運賃箱
   運賃収受器
                        QUICK RIDE              LF-7000
    LV-700




                      スマートフォンでモバイルチケットを購入
                           画面を見せて乗車


✔多様なキャッシュレス決済対応      ✔営業時間や場所にとらわれず
 の新型運賃収受機器を           チケットを購入可能
                                             ✔基本機能を絞り、オプションを
 スウェーデン子会社にて開発
                                              追加する仕様とし、幅広いニーズ
✔ドイツの公共交通機関向け        ✔窓口対応時間の削減               に対応
 システムインテグレーター、        売上集計業務の効率化
 IVU様にて採用            ⇒業務の効率化とコスト低減に貢献




  欧州市場に加え             券種の拡大・システムの            公共投資の増加が見込まれる
  日本国内を含めた           高度化により、導入事業者、              米国市場を中心に
グローバルな販売をめざす          利用者数の拡大を図る              さらなる受注拡大を目指す

                               9
  TMS(Transit Management System:運行管理システム)分野

● 路線バスの運行を支援するプラットフォーム型のユニット「LIVU      (LECIP Intelligent Vehicle Unit)」   の拡販推進。
● バスの運行業務を支援する様々な機能の提供が可能。
● 将来的には、バス車載機器の自動化における中心的な役割を果たす製品。
  バス事業者様の、オペレーションの最適化に貢献する製品として、路線バスへの標準搭載を目指す。

                          ● 【 主な機能 】

                          ► GPS活用による、車内の自動案内放送機能、
                            運賃表示器・運賃データの自動更新機能。
                             ⇒ バス乗務員の運行業務負担を軽減。

                          ► 運転席のディスプレイで、運行経路ナビ表示、
                            停留所ごとのダイヤ時刻表示等、
                            乗務員へのお知らせ機能。
                             ⇒ リアルタイムで運行状況の確認が可能となり、
                               安心・安全・正確な運行をサポート。

                          ► バス車載機器から得られる乗客の乗降データ、
                            車両運行データ(走行距離、燃費、所要時間等)など、
                            バスの運行に関するあらゆるデータの収集、
                            一元管理、目的に応じたアウトプットが可能。
                              ⇒ 収集した様々なデータを活用することで、
                                バス事業者様のオペレーションの最適化
                                をサポート。

                               10
 産業機器(エネルギーマネジメントシステム)分野
■産業機器(エネルギーマネジメントシステム)分野の市場開拓
温室効果ガス削減の動きが進む中、                    電源ビジネスで培ってきたバッテリーに関する
産業用車両の電動化が加速。                       知見や電流・電圧のマネジメント技術。


これまでのバッテリー式フォークリフト用充電器での            IoTを活用したバッテリー遠隔監視機能等の
実績をベースに、各種産業用EV移動体、                 開発を足掛かりに、エネルギーマネジメント
スモールモビリティ等、新たな分野への展開をめざす。           システムの充実を図り、
                                    再生可能エネルギーやスマートシティなど、
                                    新たなビジネス領域の開拓にも挑戦。

  フォークリフト用充電器(国内トップシェア)               IoTを活用した     エネルギーマネジメント
                                       保守システム          システム

                                                     遠隔監視・制御
                                          見える化
                                                       電力制御
                                          遠隔操作
                                                    充電制御     蓄電技術
                                          LIVU応用
                                                   ピークカット
                                                            太陽光×蓄電池
                                                   ピークシフト

                                    メンテナンスコストの低減    エネルギー有効活用
  農業用機械   建設機械     スモールモビリティ




                               11
    中期経営計画の推移
30,000               【 GP2006 】                【 PG2009 】                     【 CE2012 】                【 +1=2015 】                           【 CA2020 】                           【 CN2023 】              3,000
 売上高                                                                                                                                                                                                      営業利益
(百万円)               ・首都圏IC導入                   ・首都圏IC導入                       ・国内シェアアップ                 ・TMSの展開                      ・首都圏IC更新需要                                     長期ビジョン                (百万円)
                                                ピークアウト                                                                               ・次期成長ドライバーの開発                                「VISION2030」の
                                                                              ・新製品探索
                                                                                26,051                  ・海外展開加速                                                                     実現に向けて
                                                                   「LIVU」
                                               ・地方へのIC導入           キャッシュレス運賃収受器
25,000                               PG2009では、売上高:200億円、経常利益:20億円を狙える体制づくりが主眼。
                                                                   乗車券購入アプリ                                                                                                      【目標数値】                  2,500
                                                                   北米向け新型運賃箱                                                                                                       売上高
                                                                                                                                                       21,538
                                                                                                                                                                                    200億円以上
                                                                                                                                                                                   営業利益率
                                                                                                                20,215
                                                                                                                                                                                     5%以上
20,000                                                                                                                                                                                                    2,000
                                              18,511
                            17,233 17,572              16,933                                                                       16,985
                   16,346                                                                                                                                        1,854
                                                                                                                          16,203
          15,717                                                                                                                             15,749                      15,553     キャッシュレス化
15,000                                                                                                 14,157                                                                         への対応                1,500
                                                                13,585
                                                                                      13,059 13,480
                                                                          12,551                                                                                                      運行データ
                                                                                                                                                                                     ソリューション
                                               1,232                                                                                                                                ビジネスの強化
                                       1,189
10,000               1,122    1,089                     1,070
                                                                                                                                                                                                          1,000
                                                                                                                                                         1,021                      エネルギーマネジメント
                                                                                                                                                                                    ビジネスの強化

                                                                                                                                                                                    地方のIC案件
 5,000             400                                                                                                                                                                                    500
                                                                                                                   603                                                               への対応
                                                                                         493    477                                   483
                                                                                                                                                                                     海外ビジネス
                                                                                                                                                                                      の強化
                                                                         29     121                         151
     0                                                                                                                                                                                                    0
           '04.3    '05.3    '06.3    '07.3    '08.3    '09.3    '10.3        '11.3    '12.3   '13.3    '14.3     '15.3    '16.3     '17.3    '18.3     '19.3    '20.3    '21.3   '22.3   '23.3   '24.3

                                                                                                                                                      -235                  -40

                                                       売上高
 -5,000                                                                                                                                                                                                   -500
                                                                                                                                   -571
                                                       営業利益

-10,000                                                                                                                                                                                                   -1,000

                                                                                                       12
                  【資料お問合せ先】
                  管理本部 総務部
                  電話番号:(058)324-3121



【将来予測について】
本資料のうち業績見通し等に記載されている各数値は、現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算
定しており、判断や仮定に内在する不確定性および今後の事業運営や内外の状況変化等による変動可能性
に照らし、実際の業績等が見通しの数値と異なる結果となり得ることをご承知おきください。