【 東証1部・名証1部：7213 】
▌ 2021年3月期
第2四半期 決算説明資料
2020年11月
目 次
►１．2021年3月期 上期業績の概要・主な項目の進捗状況
：P3～P13
▌ ２．2021年3月期 通期業績予想・配当の状況：P15～P17
▌ ３．中期経営計画：ＣＡ2020の取り組み状況：P19～P26
▌ 【ご参考資料】：P28～P38
● 会社概要・事業内容
● 主な経営指標の推移
● 年間業績の推移
● 上期・下期別の業績推移
● 四半期別の業績推移
2
2021年3月期：上期業績の要約
▌ 全般概況
■ 前年同期比
売上高： 大幅減収 損益面： 大幅減益
▌ セグメント別業績の概況
● 首都圏バス用ICカードシステムの更新需要の一巡により、
輸送機器事業 運賃箱やICカードリーダライタなどの売上が大きく減少。
● 新型コロナウイルス感染症の影響により、業界全体の
設備投資の抑制傾向続く。
産業機器事業 ● 第1四半期を中心に、自動車メーカー様の生産調整の
影響受け、自動車向けプリント基板実装の受託が減少。
3
2021年3月期：上期業績の要約
2020年3月期 上期 2021年3月期 上期
【連 結】
前年同期比
上期業績 ① 前期実績 構成比 ② 当期実績 構成比
前年同期比
増減額
（単位：百万円） 増減率
②－①
売 上 高 11,835 100.0% 6,178 100.0% ▲5,657 ▲47.8%
売 上 総 利 益 2,982 25.2% 1,029 16.7% ▲1,952 ▲65.5%
営 業 利 益 1,011 8.5% ▲644 ▲10.4% ▲1,655 -
経 常 利 益 979 8.3% ▲644 ▲10.4% ▲1,624 -
四半期純利益 398 3.4% ▲493 ▲8.0% ▲891 -
12,500
売上高
上期 売上高 1,250 上期 営業利益
営業利益
（百万円） 1,000
（百万円）
10,000
750
（百万円） （百万円）
500 1,011
7,500
250
11,835
0
5,000
7,689 -250 ▲455
▲644
6,471 6,178 ▲876
2,500 -500
-750
0 -1,000
18/3期上期 19/3期上期 20/3期上期 21/3期上期 18/3期上期 19/3期上期 20/3期上期 21/3期上期
4
2021年3月期：上期 営業利益の増減要因
単位：
百万円 20/3 上期 21/3 上期
営業利益 売上要因 原価要因 販管費要因 営業利益
1,500
1,000
500 1,011
0
販管費抑制
▲644
▲500
▲1,425 +297
▲1,000 減収影響
▲527
商品構成変化
▲1,500
● 売上要因 ： 主力の輸送機器事業の売上が大きく減少。
● 原価要因 ： 商品構成の変化等により悪化。
● 販管費要因： 事務委託費、出張旅費、運送費、給与及び賞与等の減少。
5
2021年3月期：上期セグメント別業績
2020年3月期 上期 2021年3月期 上期
▌売上高
（単位：百万円） 前期実績 構成比 当期実績 構成比 増減額 増減率
輸送機器事業 8,907 75.3% 3,868 62.6% ▲5,039 ▲56.6%
産業機器事業 2,906 24.5% 2,288 37.0% ▲617 ▲21.3%
その他事業 21 0.2% 21 0.4% ＋0 ＋0.0%
連結売上高 11,835 100.0% 6,178 100.0% ▲5,657 ▲47.8%
2020年3月期 上期 2021年3月期 上期
▌営業利益
（単位：百万円） 前期実績 構成比 当期実績 構成比 増減額 増減率
輸送機器事業 932 89.8% ▲558 91.0% ▲1,491 ―
産業機器事業 102 9.9% ▲58 9.5% ▲161 ―
その他事業 3 0.3% 3 ▲0.6% ＋0 ＋4.3%
計 1,038 100.0% ▲613 100.0% ▲1,652 ―
消去・全社 ▲27 ― ▲30 ― ▲3 ―
連結営業利益 1,011 ― ▲644 ― ▲1,655 ―
6
輸送機器事業：上期業績
► 輸送機器事業：上期売上高・営業利益の推移
売上高 営業利益
百万円 バス 鉄道 自動車 営業利益 百万円 ■ 売上高 ：前年同期比 ▲50億39百万円 ▲56.6%
10,000 5,000
8,907 ■ 営業利益：前年同期比 ▲14億91百万円 ― %
476
▌バス市場
8,000 1,069 4,000
前年同期比：▲47億56百万円（▲64.6％）
►バス用液晶表示器などの売上は増加。
輸送機器事業
►首都圏バス用ＩＣカードシステム更新需要の
売上高
6,000 3,000 一巡により、運賃箱やＩＣカードリーダライタ等
5,151 の売上が大きく減少。
466 ▶ 新型コロナウイルス感染症の影響による
自動車市場
4,169 業界全体の設備投資抑制も影響。
698 3,868
売上高
4,000 490 2,000
7,360 458 ▌鉄道市場
723
鉄道市場 805
売上高 前年同期比：▲2億64百万円（▲24.7％）
►前年にあった、消費税増税に伴う
2,000 3,986 932 1,000
運賃データ書き換え需要が一巡。
バス市場 2,954
2,604
売上高 ▶ 米国の鉄道車両用灯具の納入一服。
⇒ 来期から、NY地下鉄車両向け大型案件の本格納入始まる。
0 0
▌自動車市場
▲441 ▲558 前年同期比：▲18百万円（▲4.0％）
営業利益 ▲802 ►トラックメーカー様の生産調整等の影響により、
(2,000) -1,000 トラック用灯具の売上減少。
18/3期上期 19/3期上期 20/3期上期 21/3期上期
7
輸送機器事業
▌ 国内バス用運賃箱、ＩＣカードリーダライタ
百万円 バス用運賃箱、ICカードリーダライタの売上推移
9,000
上期 下期 通期：8,456
8,000
7,000
通期：5,768
6,000
5,000
4,000 上期：4,208
3,000
通期：1,811
2,000
1,000 上期：1,457
上期：658 上期：616
0
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期上期
● 2021年3月期 上期の売上高：6億16百万円 （前年同期比 ▲35億91百万円 ▲85.4%）。
● 首都圏の更新需要案件はピークアウト。首都圏以外の地域への展開図る。
▶ 既に導入されている首都圏以外の地域の更新需要への対応と併せ、ＩＣカード未導入地域への展開進める。
8
輸送機器事業
► （ご参考）：バス用運賃箱の販売台数と業績推移
※【 】は中期計画のタイトル 国内運賃箱
売上高 販売台数
（営業利益）
【GP2006】 【PG2009】 【CE2012】 【+1=2015】 【CA2020】 台
百万円
・ 首都圏IC ・ 首都圏IC導入 ・ 国内シェアアップ ・ TMSの展開 ・ 首都圏のIC更新需要
30,000 9,000
（3,000） 導入期 ピークアウト ・ 新製品探索 ・ 海外展開加速 ・ バス運行支援ユニット開発
・ 地方への ・ O&M強化
IC導入拡大 8,000
・ 海外ビジネスの収支改善
25,000
（2,500） 7,000
20,000 6,000
（2,000）
5,000
15,000
（1,500） 4,000
10,000 3,000
（1,000）
2,000
5,000
（500） 1,000
0 0
（0） 04.3 '05.3 '06.3 '07.3 '08.3 '09.3 '10.3 '11.3 '12.3 '13.3 '14.3 '15.3 16.3 17.3 18.3 19.3 20.3
-1,000
連結売上
-5,000
（-500）
営業利益 -2,000
国内運賃箱の販売台数
（-1,000）
-10,000 -3,000
9
産業機器事業：上期業績
► 産業機器事業：上期売上高・営業利益の推移
売上高 営業利益
電源ｿﾘｭｰｼｮﾝ ｴｺ＆高電圧
百万円 百万円 ■ 売上高 ：前年同期比 ▲ 6億17百万円 ▲21.3%
EMS 営業利益
3,500 350
■ 営業利益：前年同期比 ▲ 1億61百万円 ― %
産業機器事業 2,906
3,000 売上高 300 ▌電源ソリューション市場
2,515 前年同期比：▲1億93百万円（▲17.2%）
2,500 2,280 2,288 250 ►ＣＡＴＶ基地局用無停電電源装置の
EMS 売上増加。
売上高 1,482
2,000 200 ►フォークリフトの販売が落ち込むなか、
1,124
927 フォークリフト用充電器の売上減少。
1,087
ｴｺ照明・
1,500
高電圧 150 ▌エコ照明・高電圧ソリューション市場
売上高
298 前年同期比：▲29百万円（▲9.9%）
351 390
1,000
269
100
►道路灯や街路灯、工場天井灯などの
102 ＬＥＤ照明化が進むなか、
電源 直管型ＬＥＤ照明灯具の売上増加。
ｿﾘｭｰｼｮﾝ 1,124
500
売上高 1,002 1,001 931 50
▶ 屋外看板の掛け替え需要低迷により、
ＬＥＤ電源の売上減少。
0 8 0
▌ＥＭＳ市場
▲58 前年同期比：▲3億94百万円（▲26.6%）
(500)
▲50
-50 ►足元の需要は回復傾向にあるものの、
第1四半期を中心に、自動車向け
営業利益
プリント基板実装の受託が大きく減少。
(1,000) -100
18/3期上期 19/3期上期 20/3期上期 21/3期上期
10
連結損益計算書
2020年3月期 上期 2021年3月期 上期
【連結Ｐ/Ｌ】 金 額 構成比 金 額 構成比 増減額
主な増減要因
（百万円） （%） （百万円） （%） （百万円）
▌売上高 11,835 100.0 6,178 100.0 ▲5,657
売上原価 8,853 74.8 5,148 83.3 ▲3,704
▌売上総利益 2,982 25.2 1,029 16.7 ▲1,952
事務委託費 ：▲1億09百万円
出張旅費 ：▲73百万円
販売管理費 1,970 16.7 1,673 27.1 ▲297 給与及び賞与：▲62百万円
製品保証引当金繰入額：▲45百万円
運送費：▲30百万円
▌営業利益 1,011 8.5 ▲644 ▲10.4 ▲1,655
営業外収益 12 0.1 36 0.6 +23 助成金収入：＋21百万円
営業外費用 44 0.4 36 0.6 ▲7 支払利息：▲5百万円
▌経常利益 979 8.3 ▲644 ▲10.4 ▲1,624
特別利益 - 0 - 0 -
減損損失：▲48百万円
特別損失 73 0.6 4 0.1 ▲68 投資有価証券評価損：▲19百万円
▌税金等調整前純利益 905 7.7 ▲649 ▲10.5 ▲1,555
法人税等合計 507 4.3 ▲156 ▲2.5 ▲664
▌四半期純利益 398 3.4 ▲493 ▲8.0 ▲891
11
連結貸借対照表
2020年3月期 2021年3月期
期末 上期末
【連結Ｂ/Ｓ】
金 額 構成比 金 額 構成比 増減額
主な増減要因
（百万円） （%） （百万円） （%） （百万円）
受取手形及び売掛金：▲3,026百万円
現金及び預金 ：＋1,279百万円
流動資産 11,233 75.9 9,964 72.8 ▲1,268 商品及び製品 ：＋ 262百万円
仕掛品 ：＋ 180百万円
有形固定資産 ：▲ 100百万円
固定資産 3,558 24.1 3,731 27.2 +172 無形固定資産 ：＋ 50百万円
投資その他の資産 ：＋ 222百万円
▌資産合計 14,791 100.0 13,695 100.0 ▲1,096
電子記録債務 ：▲ 729百万円
未払金 ：▲ 630百万円
未払法人税等 ：▲ 572百万円
流動負債 8,454 57.2 7,945 58.0 ▲509 未払消費税等 ：▲ 353百万円
支払手形及び買掛金：▲ 326百万円
賞与引当金 ：▲ 179百万円
短期借入金 ：＋2,436百万円
長期借入金 ： ▲ 36百万円
固定負債 1,259 8.5 1,194 8.7 ▲64 リース債務(固定) ： ▲ 44百万円
▌負債合計 9,713 65.7 9,140 66.7 ▲573
▌純資産合計 5,078 34.3 4,555 33.3 ▲522 利益剰余金：▲610百万円
▌負債・純資産合計 14,791 100.0 13,695 100.0 ▲1,096
12
研究開発費及び設備投資
1,000
（百万円）
研究開発費 1,000
（百万円）
設備投資額 通期：916
通期：854
800 通期：761 800 通期：770
通期：691
（見込）
通期：600
600 600 （見込）
通期：492 通期：500
400 400
上期 上期 上期
上期 上期
200 上期 392 200 412
354 276 上期 371
295 上期
201
170
0 0
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
● 研究開発費 ： 通期 前期比 減少見込み。
⇒ 業績動向等を踏まえ、前期比減少を見込むものの、キャッシュレス決済対応や、
路線バス運行支援ユニット「ＬＩＶＵ」 の機能拡充等の開発は継続。
● 設備投資額 ： 通期 前期比 減少見込み。
⇒ 前年にあった社内ITインフラ投資や、事業所内の設備更新等が一段落したことに伴い、
前期比減少見込み。
13
目 次
▌ １．2021年3月期 上期業績の概要・主な項目の進捗状況
：P 3～P13
▶ ２．2021年3月期 通期業績予想・配当の状況：P15～P17
▌ ３．中期経営計画：ＣＡ2020の取り組み状況：P19～P26
▌ 【ご参考資料】：P28～P38
● 会社概要・事業内容
● 主な経営指標の推移
● 年間業績の推移
● 上期・下期別の業績推移
● 四半期別の業績推移
14
2021年3月期：通期業績予想
通期業績予想のポイント
▶ 通期の業績予想は、売上高、利益ともに、大きく減少する見通し。
▶ 下期以降も、引き続き、コスト削減に努めていくものの、売上高減少の影響大きく、減益通し。
▶ 当期純利益は、海外子会社の税効果未認識の影響により、損失計上見通し。
セグメント ▌前期比 減収減益予想：内容
● 下期以降も、首都圏バス用ＩＣカードシステム
更新需要の一巡により、バス用運賃箱や
輸送 ＩＣカードリーダライタ等の売上が反動減。
機器 ● 新型コロナウイルス感染症の影響による
業界全体の設備投資の抑制により、
バス市場向け製品全般の売上低調。
● 自動車向けプリント基板実装の受託は、
産業
足元では回復傾向が続いているものの、
機器
通期ベースでは、前年実績を下回る見通し。
15
2021年3月期：通期業績予想
2020年3月期 2021年3月期 前期比 前期比
構成比 構成比
連結業績予想 実績 （%）
業績予想 （%）
増減額 増減率
（百万円） （百万円） （百万円） （%）
売 上 高 26,051 100.0% 16,500 100.0% ▲9,551 ▲36.7%
営 業 利 益 1,854 7.1% 50 0.3% ▲1,804 ▲97.3%
経 常 利 益 1,830 7.0% 50 0.3% ▲1,780 ▲97.3%
当 期 純 利 益 891 3.4% ▲170 ▲1.0% ▲1,061 ―
E P S （円） 74円39銭 ― ▲13円34銭 ― ― ―
30,000
売上高
売上高 2,000
営業利益
営業利益
（百万円） （百万円）
25,000
1,500
20,000
予 想 1,000
1,854
15,000
26,051
500 1,021
10,000 21,538
予 想
15,749 16,500
0 50
5,000 -235
0 -500
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
予 想 予 想
予 想
16
配当の状況
12.5 配当金の推移
配当金
（円） 配当金
10.0
8.5 8.5
7.5
7.5 大幅な減益
予想を受け、
3円50銭減配
予 想
5.0
5.0
2.5
0.0
18/3期 19/3期 20/3期 21/3期予想
● 2021年3月期の配当予想：前期比3円50銭減配の、5円00銭
● 継続的かつ安定的な利益還元に努める。
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目 次
▌ １．2021年3月期 上期業績の概要・主な項目の進捗状況
：P 3～P13
▌ ２．2021年3月期 通期業績予想・配当の状況：P15～P17
▶ ３．中期経営計画：ＣＡ2020の取り組み状況：P19～P26
▌ 【ご参考資料】：P28～P38
● 会社概要・事業内容
● 主な経営指標の推移
● 年間業績の推移
● 上期・下期別の業績推移
● 四半期別の業績推移
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中期経営計画：ＣＡ2020の取り組み状況
▌ 【中期経営計画：CＡ2020】
期 間
2016年4月～2021年3月までの5年間
タイトル
「Challenge Again 2020 （CA2020）」
～安定的な売上200億円に向けて、チャレンジ・アゲイン～
重点課題
1. 「MaaSの実現に向けた新しい価値の創造」
2. 「育成分野への経営資源のスムーズな移行」
3. 「海外ビジネスの黒字化」
4. 「業務プロセス改善による生産性の向上」
19
中期経営計画：ＣＡ2020の取り組み状況
▌「ＭａａＳ」の実現に向けて
20
中期経営計画：ＣＡ2020の取り組み状況
▌運行支援ユニット「ＬＩＶＵ」の拡販 ～ バス運行業務の自動化・軽減化・最適化 ～
● 【 主な機能 】
► GPS活用による、車内の自動案内放送機能、
運賃表示器・運賃データの自動更新機能。
⇒ バス乗務員の運行業務負担を軽減。
► 運転席のディスプレイで、運行経路ナビ表示、
停留所ごとのダイヤ時刻表示等、
乗務員へのお知らせ機能。
⇒ リアルタイムで運行状況の確認が可能となり、
安心・安全・正確な運行をサポート。
データ一元管理
► バス車載機器から得られる乗客の乗降データ、
車両運行データ（走行距離、燃費、所要時間等）など、
バスの運行に関するあらゆるデータの収集、
一元管理、目的に応じたアウトプットが可能。
⇒ 収集した様々なデータを活用することで、
バス事業者様のオペレーションの最適化をサポート。
● 路線バスの運行を支援するプラットフォーム型のユニット データ収集・アウトプット、データ活用
「 Ｌ Ｉ Ｖ Ｕ （LECIP Intelligent Vehicle Unit） 」 の拡販推進。
● バスの運行業務を支援する様々な機能の提供が可能。
● 将来的には、バス車載機器の自動化における中心的な役割を果たす製品、
バス事業者様の、オペレーションの最適化に貢献する製品として、
路線バスへの標準搭載を目指す。
21
中期経営計画：ＣＡ2020の取り組み状況
▌ 海外ビジネス展開
地域 取 組 内 容
■ バス市場
〇 昨年9月に、新型運賃箱の市場投入を行い、営業活動強化。
▶ 幅広いニーズへの対応が可能に。
北
米 ■ 鉄道市場
〇 鉄道灯具のビジネスは、NY通勤車両向けの納入に続き、
NY地下鉄車両向け大型案件（来期から本格納入予定）の準備進める。
■ シンガポール
〇 運賃箱と発券機については、現地で100%のシェア獲得。
〇 バス運行管理システムの保守・メンテナンスを継続。
ア 〇 LED式行先表示器や液晶表示器の納入拡大。
ジ
ア ■ タイ
〇 現地の日系フォークリフトメーカー様向けを中心に、
バッテリー式フォークリフト用充電器の販売堅調。
〇 多様なキャッシュレス決済対応の新型バリデータ（運賃収受機器）開発。
欧
州 〇 クレジットカードの国際的な統一規格「EMV認証」取得済。
▶ 欧州市場に加え、日本国内含め、グローバルな販売めざす。
22
中期経営計画：ＣＡ2020の取り組み状況
▌運賃決済手段の潮流
●キャッシュレス社会・自動運転（無人運転）化に向けた、新たな決済手段の登場。
▶ 海外では、非接触クレジットカード対応や、QRコードを使ったモバイルペイメントによる決済が増加。
▶ 日本国内においても、経済産業省が、キャッシュレス決済の比率を2025年までに4割へ高める目標を掲げる。
▶ 当社も、今後の方向性を見極めるべく、産官学連携の「キャッシュレス推進協議会」に加入。
～1960年代 1970～202X年 202X年～
車掌による現金収受 ワンマン機器の導入 デジタル化（自動計算） 自動収受
ツーマン運転の時代 ワンマン運転の時代 自動運転（無人運転）の時代
35,000 現 金
連結売上高（百万円） 磁気カード
30,000
ＩＣカード
25,000
モバイル
20,000
非接触クレジット・デビットカード
※ 当社の連結売上高 ウェアラブル
15,000
生体認証 等
10,000
5,000 1970年 1988年 1999年 2019年 2020年
バス用運賃箱 磁気ｶｰﾄﾞ ICｶｰﾄﾞ ｷｬｯｼｭﾚｽ ｽﾏﾎ決済
開発 ｼｽﾃﾑ開発 ｼｽﾃﾑ開発 決済端末開発 ｱﾌﾟﾘ開発
0
1960 1970 1980 1990 2000 2010 2020 2030 2040
23
中期経営計画：ＣＡ2020の取り組み状況
▌ キャッシュレス決済への対応
● スマホ アプリ 「ＱＵＩＣＫ ＲＩＤＥ」の開発 ～ 全国の交通系チケットを、スマホ アプリで購入可能 ～
スマホで、チケット購入 乗降時は、見せるだけ
● 乗客の利便性向上。
▶ 販売窓口に行くことなく、スマホからチケット購入可能。営業時間や場所にとらわれず、いつでも、どこでも購入ＯＫ。
▶ 乗降時は、スマホのアプリ画面を見せるだけ。紙チケットを持ち歩く必要なし。
● バス・鉄道事業者様の業務効率化とコスト低減に貢献。
► 紙のチケットの作成や在庫管理、窓口での発行手続や売上集計などの手間が無くなる。
► バス事業者様の人材不足が続くなか、業務の効率化とコスト低減に貢献。
24
中期経営計画：ＣＡ2020の取り組み状況
▌次期中期経営計画に向けて
25
中期経営計画：ＣＡ2020の取り組み状況
▌「ＳＤＧｓ」を意識した事業展開に向けて
【レシップ グループ経営理念】
「省エネルギー」・「地球環境対応」・「セキュリティ強化」を
通じて、快適な日常を実現するための製品・サービスを社会に提供する。
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目 次
▌ １．2021年3月期 上期業績の概要・主な項目の進捗状況
：P 3～P13
▌ ２．2021年3月期 通期業績予想・配当の状況：P15～P17
▌ ３．中期経営計画：ＣＡ2020の取り組み状況：P19～P26
▌ 【ご参考資料】：P28～P38
● 会社概要・事業内容
● 主な経営指標の推移
● 年間業績の推移
● 上期・下期別の業績推移
● 四半期別の業績推移
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【ご参考】：会社概要
グループ体制
レシップホールディングス株式会社
会 社 名
（LECIP HOLDINGS CORPORATION）
設 立 1953年3月
代 表 者 代表取締役社長 杉本 眞
本社所在地 岐阜県本巣市上保1260番地の2
資 本 金 11億9,095万円
（2020年9月末時点）
発行済株式総数 14,178,200株
（2020年9月末時点）
上場証券取引所 東証一部、名証一部 （証券コード：7213）
連結対象会社 8社 （国内4社、海外4社）
連結従業員数 637名 （国内：596名、海外41名）
（2020年9月末時点）
28
【ご参考】：事業内容
▌ 輸送機器事業
▌ 産業機器事業
【ご参考】 2020年3月期 通期の事業セグメント別売上高
20/3期 連結売上高：26,051百万円 輸送機器
43百万円
0.2% 産業機器
【産業機器事業】
充電器、無停電電源装置、
5,836百万円 その他
ＬＥＤ電源、 22.4%
プリント基板実装
【輸送機器事業】
バス・鉄道用運賃箱、
20,171百万円 ＩＣカードシステム、
77.4% ＯＢＣ（液晶表示器）、
ＬＥＤ式行先表示機器、
車載用照明機器
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【ご参考】：事業内容
▌ 輸送機器事業
● バス市場向け製品 ● 鉄道市場向け製品
ワンマン鉄道用 車内設置型ICカードシステム 車両用照明灯具
運賃箱
● ワンマン鉄道用機器と、車両用照明灯具を展開
● 鉄道用ワンマン機器は、国内90%以上のシェアを獲得
● 自動車市場向け製品
バス用機器搭載イメージ図
● 国内唯一の、「バス用電装機器トータルサプライヤー」
ワンストップソリューションを実現
自動車用照明灯具（車内・荷室内照明用） ＬＥＤ灯具
● バス用ICカードシステムのパイオニア
● 自動車用蛍光灯具のパイオニア、国内トップシェアを獲得
● 多くの製品で国内トップシェアを獲得
● ＬＥＤ灯具の拡販推進
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【ご参考】：事業内容
▌ 産業機器事業
フォークリフト用充電器 無停電電源装置・屋外用電源装置 ＬＥＤ電源と蛍光灯型ＬＥＤ灯具
プリント基板実装ライン
● フォークリフト用充電器で国内トップシェアを獲得
● ＣＡＴＶ基地局・通信基地局向け無停電電源装置など、各種屋外用電源装置で強み
● ＬＥＤ電源、蛍光灯型ＬＥＤ灯具を展開
● 連結子会社 レシップ電子において、プリント基板実装事業を展開。自動車向けの受託が拡大
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【ご参考】：主な経営指標の推移
（単位：百万円）
▌主な経営成績
2004/3期 2005/3期 2006/3期 2007/3期 2008/3期 2009/3期 2010/3期 2011/3期 2012/3期 2013/3期
指標の推移
売上高 15,717 16,346 17,233 17,572 18,511 16,933 13,585 12,551 13,059 13,480
営業利益 400 1,122 1,089 1,189 1,232 1,070 29 121 493 477
営業利益率 （％） （2.5） （6.9） （6.3） （6.8） （6.7） （6.3） （0.2） （1.0） （3.8） （3.5）
経常利益 390 1,124 1,086 1,191 1,208 1,104 64 154 514 526
経常利益率 （％） （2.5） （6.9） （6.3） （6.8） （6.5） （6.5） （0.5） （1.2） （3.9） （3.9）
当期純利益 ▲100 654 622 668 686 521 41 46 132 292
当期純利益率（％） （▲0.6） （4.0） （3.6） （3.8） （3.7） （3.1） （0.3） （0.4） （1.0） （2.2）
総資産 10,267 10,529 10,512 11,533 11,470 10,417 10,521 9,698 10,347 9,791
純資産 1,888 2,519 3,895 4,408 4,995 5,339 5,289 5,275 5,308 4,755
自己資本比率（％） （18.4） （23.9） （37.1） （38.2） （43.5） （51.2） （50.3） （54.4） （51.3） （48.6）
EPS（円） ▲9.02 53.85 48.14 52.34 53.69 40.80 3.27 3.67 10.40 23.43
ROE （％） ― 29.7 19.4 16.1 14.6 10.1 0.8 0.9 2.5 5.8
BPS（円） 169.18 220.83 299.82 344.91 390.83 417.74 413.82 412.80 415.38 438.69
※2014年4月を効力発生日として、普通株式1株につき2株の株式分割を行っております。 2014/3期以降の
株式分割前のEPS、BPSにつきましても、株式分割後の株数の基準でもって、算定し直し、現在と同じ基準で表示を行っております。 続きは、次ページへ
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【ご参考】：主な経営指標の推移
（単位：百万円）
▌主な経営成績 2021/3期
2014/3期 2015/3期 2016/3期 2017/3期 2018/3期 2019/3期 2020/3期
指標の推移 予 想
売上高 14,157 20,215 16,203 16,985 15,749 21,538 26,051 16,500
営業利益 151 603 ▲571 483 ▲235 1,021 1,854 50
営業利益率 （％） （1.1） （3.0） （▲3.5） （2.8） （▲1.5） （4.7） （7.1） （0.3）
経常利益 164 779 ▲649 354 ▲248 1,030 1,830 50
経常利益率 （％） （1.2） （3.9） （▲4.0） （2.1） （▲1.6） （4.8） （7.0） （0.3）
当期純利益 ▲98 227 ▲1,378 50 ▲454 438 891 ▲170
当期純利益率（％） （▲0.7） （1.1） （▲8.5） （0.3） （▲2.9） （2.0） （3.4） （▲1.0）
総資産 12,677 14,431 13,173 13,048 12,465 16,445 14,791 －
純資産 4,614 4,637 3,277 3,499 2,985 3,427 5,078 －
自己資本比率（％） （36.4） （32.1） （24.9） （26.8） （24.0） （20.8） （34.3） －
EPS（円） ▲9.05 20.76 ▲125.25 4.59 ▲40.91 38.75 74.39 ▲13.34
ROE （％） ▲2.1 4.9 ▲34.8 1.5 ▲14.0 13.7 21.0 －
BPS（円） 422.21 422.30 297.03 315.51 267.56 301.92 398.64 －
※2020年3月期に、新株発行（138万株）増資を行っております。
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【ご参考】：年間業績の推移
輸送機器 産業機器 その他 営業利益(右軸）
35,000 3,500
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
売上高 営業利益
（百万円） ■ 2018/3月期 通期実績 ■ 2019/3月期 通期実績 ■ 2020/3月期 通期実績 ■ 2021/3月期 通期予想 （百万円）
売 上 高 15,749百万円 売 上 高 21,538百万円 売 上 高 26,051百万円 売 上 高 16,500百万円
30,000 営業利益 ▲235百万円 営業利益 1,021百万円 営業利益 1,854百万円 営業利益 50百万円 3,000
26,051
43
25,000 2,500
21,538 5,836
43
20,000
売上高 2,000
予想
5,517 1,854
16,500
15,749
43
15,000 1,500
4,919
1,021
10,000 20,171 1,000
15,977
10,785
5,000 500
予想
50
0 0
▲ 235
営業利益
-5,000 -500
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
34
【ご参考】：上期・下期別の業績推移
輸送機器 産業機器 その他 営業利益(右軸）
25,000 2,500
売上高 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 営業利益
（百万円） （百万円）
■ 2018/3月期 通期実績 ■ 2019/3月期 通期実績 ■ 2020/3月期 通期実績 ■ 2021/3月期 通期予想
売 上 高 15,749百万円 売 上 高 21,538百万円 売 上 高 26,051百万円 売 上 高 16,500百万円
20,000 営業利益 ▲235百万円 営業利益 1,021百万円 営業利益 1,854百万円 営業利益 50百万円 2,000
13,849
14,215
15,000 1,476 1,500
21
21 11,835 予想
3,001 2,930
売上高 21 10,321
9,277 2,906
10,000 1,000
21 7,689 予想
2,639 1,011
6,471 843 694
22 6,178
21 2,515
11,263 21
2,280 640 10,826
5,000 2,288 500
8,907
6,616
5,151
4,169 3,868
0 0
上期 下期 上期 下期 上期 下期 上期 下期
-5,000 ▲ 455 -500
営業利益
▲ 644
▲ 876
-10,000 -1,000
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
35
【ご参考】：上期・下期別の業績推移
（単位：百万円）
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
売上高
上期 下期 通期 上期 下期 通期 上期 下期 通期 上期 下期 通期
輸送機器 4,169 6,616 10,785 5,151 10,826 15,977 8,907 11,263 20,171 3,868
産業機器 2,280 2,639 4,919 2,515 3,001 5,517 2,906 2,930 5,836 2,288
その他 21 21 43 22 21 43 21 21 43 21
（予想） （予想）
売上高 6,471 9,277 15,749 7,689 13,849 21,538 11,835 14,215 26,051 6,178 10,321 16,500
合 計
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
営業利益
上期 下期 通期 上期 下期 通期 上期 下期 通期 上期 下期 通期
輸送機器 ▲802 535 ▲267 ▲441 1,427 986 932 884 1,817 ▲558
産業機器 ▲50 126 75 8 67 75 102 ▲18 84 ▲58
その他 2 4 6 3 1 5 3 ▲0 2 3
全社・消去 ▲26 ▲24 ▲50 ▲25 ▲20 ▲46 ▲27 ▲22 ▲49 ▲30
（予想） （予想）
営業利益
▲876 640 ▲235 ▲455 1,476 1,021 1,011 843 1,854 ▲644 694 50
合 計
36
【ご参考】：四半期別の業績推移
輸送機器 産業機器 その他 営業利益(右軸）
12,500 1,250
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
売上高 営業利益
（百万円） （百万円）
10,000 1,000
911
8,035
780
10 7,509
6,920
7,500 1,527 1,394
10 6,706 750
710 10
5,810 5,813 692 10
10
1,478
売上高 10 4,914 1,536
1,432
564 10
5,000 4,346 500
1,474
10 1,427
3,519 3,467 3,342 3,347
2,951 10 10 11
1,370
6,497 2,831 10
1,181 300 6,104 5,159
10 1,207 1,145 5,431 10 1,225
2,500 1,098 250
4,366 4,328 1,062
3,476
2,249 2,965
2,326 2,186 2,110
1,842 151 1,757
0 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
▲ 40
▲ 139
-2,500 ▲ 272 -250
▲ 372
▲ 302
▲ 414
営業利益
-5,000 -500
▲ 573
-7,500 -750
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
37
【ご参考】：四半期別の業績推移
（単位：百万円）
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
売上高
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
輸送機器 1,842 2,326 2,249 4,366 2,186 2,965 4,328 6,497 3,476 5,431 6,104 5,159 1,757 2,110
産業機器 1,098 1,181 1,207 1,432 1,145 1,370 1,474 1,527 1,427 1,478 1,394 1,536 1,062 1,225
その他 10 10 10 10 11 10 10 10 10 10 10 10 10 10
売上高 2,951 3,519 3,467 5,810 3,342 4,346 5,813 8,035 4,914 6,920 7,509 6,706 2,831 3,347
合 計
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
営業利益
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
輸送機器 ▲515 ▲286 ▲168 703 ▲386 ▲54 529 897 268 664 709 175 ▲215 ▲343
産業機器 ▲48 ▲1 39 86 ▲16 24 45 21 44 57 ▲4 ▲13 ▲42 ▲16
その他 1 1 1 2 1 1 0 0 1 1 0 ▲1 1 2
全社・消去 ▲11 ▲15 ▲12 ▲12 ▲13 ▲12 ▲11 ▲8 ▲14 ▲13 ▲12 ▲9 ▲16 ▲14
営業利益
▲573 ▲302 ▲139 780 ▲414 ▲40 564 911 300 710 692 151 ▲272 ▲372
合 計
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【資料お問合せ先】
管理本部 経営管理部
電話番号 ：（058）323-7647
【将来予測について】
本資料のうち業績見通し等に記載されている各数値は、現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算
定しており、判断や仮定に内在する不確定性および今後の事業運営や内外の状況変化等による変動可能性
に照らし、実際の業績等が見通しの数値と異なる結果となり得ることをご承知おきください。