7211 三菱自 2019-03-12 18:30:00
ルノー・日産自動車・三菱自動車、新しいアライアンス オペレーティング ボードを創設 [pdf]

各 位
                                                            2019 年 3 月 12 日

                        会社名     三菱自動車工業株式会社
                        代表者名    取締役会長 CEO 益子 修
                        コード番号   7211    東証第 1 部
                        問合せ先    IR 室長      佐々木       恵子
                                (Tel. 0 3 – 3 4 5 6 – 1 1 1 1 )




      ルノー・日産自動車・三菱自動車、新しいアライアンス オペレーティング ボードを創設


当社は、
   「ルノー・日産自動車・三菱自動車、新しいアライアンス オペレーティング ボードを創設」を公
表いたしました。詳細は、添付資料をご覧ください。
                                              2019 年 3 月 12 日


   ルノー・日産自動車・三菱自動車、新しいアライアンス オペレーティング ボードを創設

ルノー S.A.・日産自動車株式会社・三菱自動車工業株式会社は本日、ルノーの会長 ジャンドミニク スナール、
日産自動車の取締役社長兼 CEO 西川 廣人、ルノーの CEO ティエリー ボロレ、三菱自動車の取締役会長
CEO の益子 修は、アライアンス オペレーティング ボード (以下、アライアンスボード)を新たに設立する意向
を表明しました。アライアンスの継続的な強化と今後の成功を支える土台作りを目指す同ボードの議長は、ルノ
ーの会長であるスナールが務め、日産、ルノー、および三菱自動車の CEO が同ボードに加わります。


アライアンスボードは日産、ルノー、および三菱自動車 3 社の協業を推進するとともに、各社の株主および従業
員の価値創造を実現するための取り組みを追求していきます。


同ボードは、RNBV および NMBV に代わり、アライアンス内のオペレーションおよびガバナンスを監督する唯一の
機関となり、アライアンスの「新たなスタート」の顔として、けん引します。


アライアンスボードによるオペレーション上の意思決定は、アライアンスの WIN-WIN の精神に則り、同ボードメン
バーの合意に基づき、行われます。


3 社間で合意された MOU は別添の通りです。


本件の正式契約は、アライアンス発足 20 周年記念にあわせて締結する予定です。


アライアンスボードは、毎月パリまたは東京で開催され、アライアンスの重要な価値創造を目的とする取り組み
やその成果をステークホルダーに対し、定期的な状況報告を行ってまいります。同ボードはパートナー3 社の価
値の拡大を実現する、新たな手法の提案および実行を推進する為、具体的なテーマに沿ったプロジェクトを立ち
上げます。


アライアンス発足 20 周年を迎えるにあたり、日産とルノーの取締役会は、これまでアライアンスが両社とそのパ
ートナーにもたらしてきた多大なる貢献を改めて評価します。


アライアンスボードは、日産、ルノーおよび三菱自動車が力を合わせて急速な変化及び競争の激化に直面する
世界の自動車業界においてトップの座に立つための一助となるべく設立されます。
日産、ルノー、および三菱自動車の従業員の強い決意と貢献、そしてダイムラーとの建設的な協力関係を通じ
て、アライアンスボードはすべてのパートナーにメリットをもたらし WIN-WIN になる取り組みを引き続き追求してま
いります。


                                                    以上
別 紙

                             覚 書
                 アライアンスの新たなスタートおよびアライアンス ボードの設立


1.   ルノー、日産自動車(以下、日産という)、三菱自動車工業(以下、三菱自動車という)の各社はアライアンス
     の大きな成功を認識している。3社は、今後もアライアンスの継続を全面的に支持し、アライアンスの強化を
     願うものである。


2.   アライアンス発足 20 周年を迎えるにあたり、アライアンスの「新たなスタート」をここに誓約する。


3.   ルノー、日産、三菱自動車の代表者で構成されるアライアンス オペレーティング ボード(以下、アライアン
     ス ボードという)を設立し、ルノー、日産、三菱自動車の更なる協力を推進し、担保するものとする。


4.   アライアンス ボードは、RNBV および NMBV に代わり、アライアンスのオペレーションおよびガバナンスを監
     督する唯一の機関となる。アライアンス ボードは、アライアンスの「新たなスタート」の唯一の顔として、主た
     るけん引役となる。


5.   アライアンス ボードは以下 4 名を中心に構成される。
     (アライアンス ボードの議長となる)ルノーの会長、ルノーの CEO、日産の CEO、三菱自動車の CEO
     アライアンス ボードによるオペレーション上の意思決定は、WIN・WIN の精神に基づき同ボードメンバーの合
     意により行うものとする。


6.   ルノーの会長が、アライアンス ボードの議長を務めるものとする。


7.   アライアンス ボードは、事実上、RNBV に代わり、RNBV が担ってきたガバナンス機能を果たすものとする。
     RNBV は存続し、アライアンス ボードの予備として機能するものとする。RAMA および関連するマネジメント
     協定および権限移譲の効力は継続するものとする。実際面では、アライアンス ボードにおける協力により、
     コンセンサスに至り、当事者によって実行に移されるものと考える。


8.   ルノーの会長は、日産の指名のもと、臨時株主総会の承認をもって、同社の取締役に就任する予定である。
     ルノーの会長が、日産の取締役会副議長(代表取締役)に適した候補者であると想定される。ルノーと日産
     の両社は、日産の会長およびその他事項に関するガバナンス改善特別委員会による提言を待望している


9.   アライアンスの力強い歴史は、アライアンス ボードによってより一層、強化され、アライアンスの WIN-WIN
     の取り組みが継続し、加速化することを期待している。既存のアライアンスおよび各企業の組織の支援のも
     と、アライアンス ボードに直接レポートし、迅速な意思決定を図ることで、より機敏に共通の戦略的プロジェ
     クトの実行に重点的に注力することを通じ、事業活動は向上し、加速化することを期待する。