7205 日野自 2019-06-13 15:00:00
支配株主等に関する事項について [pdf]

                                                  2019年6月13日


    各     位


                                      会 社 名     日野自動車株式会社
                                      代表者名      取締役社長      下   義生
                                          (コード番号 7205 東証・名証第1部)
                                      問合せ先     渉外広報部 広報室 上野 康之
                                                  (TEL 042-586-5494)



                      支配株主等に関する事項について
    当社の親会社であるトヨタ自動車株式会社について、支配株主等に関する事項は以下のとおりです。


a   親会社の商号等
                                              (2019年3月31日現在)

                         議決権所有割合(%)           発行する株券が上場されている金
         名称     属性
                                              融商品取引所等
                      直接所有分   合算対象分   計
                                           株式会社 東京証券取引所
        トヨタ自動                              株式会社 名古屋証券取引所
                親会社    50.2    0.1    50.3
        車㈱                                 ニューヨーク証券取引所(米国)
                                           ロンドン証券取引所(英国)




b   親会社等の企業グループにおける上場会社の位置付けその他の上場会社と親会社等との関係


    ①    親会社等の企業グループにおける上場会社の位置付け、親会社等やそのグループ企業との取
         引関係や人的・資本的関係


          トヨタ自動車㈱は当社議決権の50.3%を所有する親会社です。当社は親会社からラン
         ドクルーザープラド、FJクルーザー等の生産を受託するとともに、トヨタグループの商用
         車メーカーとして小型トラックの開発・生産を行っております。また、当社海外製造子会社
         は、親会社グループ企業との間で、ユニット・部品の供給や、小型トラックの受託生産を行
         っております。親会社の企業グループに対する売上比率は27%となっております。また、
         親会社より資金調達を行っております。
         その概要は以下の通りです。
          親会社からの借入額:1,185億円(前年度末 898億円)
     ②    親会社等の企業グループに属することによる事業上の制約、リスクおよびメリット

           トヨタ自動車㈱は当社議決権の50.3%を所有しており、事業活動を行う上での承認事
          項はありますが、円滑な意思疎通を図っており、当社が意思決定を行う上で制約となるもの
          ではありません。

     ③ 親会社等からの一定の独立性の確保に関する考え方およびそのための施策

           当社はトヨタグループの商用車メーカーであり、親会社の企業グループの中で明確な棲み分
          けがなされております。また、親会社より資金調達を行っておりますが、当社の事業活動の独
          立性に影響を与えるものではないと考えております。

     ④     親会社等からの一定の独立性の確保の状況(理由を含む)

           当社はブランドビジネス(日野ブランド)を有しており、売上比率は73%を占めており
          ます。日野ブランドビジネスにおいては、当社独自の商品企画、研究開発、調達、製造、販
          売活動を行っており、親会社の企業グループから独立性が確保されていると考えております。


c   親会社等との取引に関する事項


(自 2018年4月1日             至 2019年3月31日)
                      議決権等     関連当
                事業の                               取引金額               期末残高
    会社名   所在地         の被所有     事者と       取引の内容                科目
                内容                                (百万円)              (百万円)
                       割合      の関係


                                        製品の販売等     390,477   売掛金      18,650
                               乗用車の
                               受託生産     部品の購入等     288,375   買掛金      28,015

                      直接       小型トラック   短期資金の借入     36,477   短期借入金   118,489
    トヨタ
          愛知県   自動車    50.2%   の OEM    (純額)
    自動車
          豊田市   製造    間接       供給
    ㈱
                        0.1%            長期資金の返済      8,532   長期借入金        -
                               当社への
                               役員の派                          一年内返済
                               遣等                            予定の長期        -
                                                             借入金


(注)「取引金額」欄には消費税等を含まず、「期末残高」欄には含めて記載しております。


d    支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策の履行状況

 上述の如く、当社は独自のブランドビジネスを有しており、親会社の企業グループの中でも、明確
な棲み分けがなされていること等から、事業活動において一定の独立性が確保されていると考えてお
ります。
 また、親会社への製品の販売等については、原材料の市場価格および受託生産台数等を勘案して、
毎期価格交渉の上決定しております。部品の購入等については、一般的取引条件同様に、市場価格等
を十分に勘案し、親会社と協議の上、合理的な価格としております。資金借入時の利率については、
市場金利を勘案して一般的取引と同様に決定しております。
 従って、親会社との取引が、当社ひいては少数株主の権利を害することは無いと考えております。

                                                                               以   上