7203 トヨタ自 2019-09-27 16:00:00
株式会社SUBARUとの新たな業務資本提携の合意に関するお知らせ [pdf]

                                                 2019 年9月 27 日


各 位
                           会 社 名      トヨタ自動車株式会社
                           代 表 者      取締役社長        豊田     章男
                           (コード番号     7 2 0 3 東証・ 名証第一部)
                           お問合せ先      経 理 部 長       清 水     要
                           (T E L .   0 5 6 5 - 2 8 - 2 1 2 1)




        株式会社SUBARUとの新たな業務資本提携の合意に関するお知らせ



当社と株式会社SUBARUは、本日、両社の長期的提携関係のさらなる発展・強化を目指し、新たな業務
資本提携に合意しましたので、お知らせいたします。
本件に関する詳細につきましては、別紙プレスリリースをご参照ください。


                                                            以上
                                                   2019 年 9 月 27 日
                                                 トヨタ自動車株式会社
                                                 株式会社SUBARU


               トヨタとSUBARU、新たな業務資本提携に合意

 トヨタ自動車株式会社(以下「トヨタ」)と株式会社SUBARU(以下「SUBARU」
                                         )は、
両社の長期的提携関係のさらなる発展・強化を目指し、本日新たな業務資本提携(以下「本業務資
本提携」)に合意しましたので、以下のとおりお知らせいたします。

  両社は、2005 年に業務提携について合意して以来、SUBARUによるトヨタ車両受託生産や、
トヨタからSUBARUへの車両供給、ならびに FR スポーツカー「TOYOTA 86」/「SUBARU BRZ」の
共同開発などの協業に取り組んでまいりました。また、自動車業界に大きな変化が訪れている今、
CASE 領域を含む新しい領域における対応が求められており、本年 6 月にはSUBARUの AWD(全
輪駆動)   技術とトヨタの電動化技術を活用した、 専用プラットフォームおよび EV 車両開発にも取
                         EV
り組むことで合意したことを公表いたしました。

 100 年に一度の変革期において、両社は更に絆を強め、力を合わせていくことで、CASE 時代にお
いても「走る愉しさ」を追い求め、これまでのトヨタ、SUBARUを超える、もっといいクルマ
づくりを目指します。
 そして、両社のブランドの独自性を尊重しつつ、次のステージに向け、関係をより深いものに発
展、結び付きを強化するために、  今回トヨタからSUBARUへの出資比率を引き上げるとともに、
SUBARUもトヨタの株式を取得することに合意いたしました。

<業務提携の内容>
 1)これまでのトヨタ、SUBARUを超える、もっといいクルマづくりの追求
         ① 両社の強みを持ち寄り、最高に気持ちの良い AWD モデルを共同で開発
         ② TOYOTA 86 / SUBARU BRZ 次期モデル共同開発
 2)100 年に一度の変革期を生き残るための協業拡大
         ③ Crosstrek Hybrid*1 に続き、他のSUBARU車へも THS(トヨタハイブリッド
           システム)の搭載を拡大
         ④ コネクティッド領域での協調、自動運転分野での技術連携
*1:現在、北米市場のみ展開。Crosstrek は日本名 SUBARU XV


<資本提携の内容>
        トヨタによるSUBARU株式の取得                 SUBARUによるトヨタ株式の取得
 取得株式数      議決権比率 20%に達するまでの株式数           左記のトヨタによるSUBARU株式
            (2019 年3月 31 日現在では 24,289,500 の取得に要した金額と同額(800 億円を
            株(議決権比率 3.17%))               上限とする)に相当する株式数
            *なお、本業務資本提携に基づく、トヨタに
             よるSUBARU株式の取得により、トヨ
             タの議決権比率は現状の 16.83%から 20%以
             上となり、SUBARUはトヨタの関連会
             社となる見込みです。
 取得方法                     市場買付け及び/又は相対取引を通じた買付け
 取得時期                       競争当局の承認が得られ次第取得予定


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 トヨタの豊田章男社長は「100 年に一度の変革の中、今後 CASE の進展によってクルマの在り方が
変わっても、   『走る愉しさ』はクルマの本質であり、しっかりと守り続けるべきものだと思います。
私自身もラリーストであり、インプレッサで練習に励んでいた経験などから、SUBARUの素晴
らしい AWD の技術を肌で感じてきました。また一方で、我々トヨタも WRC などを通じ AWD の技術を
必死に磨いています。   『走る愉しさ』を追求してきた両社が、お互いの持つ強みを持ち寄り、更に関
係を深めることで、CASE の時代に相応しい『もっといいクルマづくり』の可能性を追求していきた
い」と語りました。

 SUBARUの中村知美社長は「当社とトヨタとの間には既に 14 年間におよぶアライアンスの歴
史があります。その間、商品開発・生産・販売など各分野にて人的交流も含めた絆を深めてきまし
た。ここまで築き上げた両社の関係をもう一段ステップアップさせることにより、CASE などへの対
応力を強めるとともに、お互いに技術を磨き合いながら、両社の共通の想いである『もっといいク
ルマづくり』を加速させます。これはSUBARUが提供する『安心と愉しさ』という価値を高め
ることであり、必ずやお客様にも喜んでいただけることと信じています」と語りました。

                                                以 上




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