7203 トヨタ自 2020-11-06 12:45:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年 11 月6日
各 位
会 社 名 トヨタ自動車株式会社
代 表 者 取締役社長 豊田 章男
(コ ー ド 番 号 7203 全 国 証 券 取 引 所)
お問合せ先 経 理 部 長 清 水 要
(T E L . 0 5 6 5 - 2 8 - 2 1 2 1 )
業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、最近の業績の動向等を踏まえ、2020 年8月6日に公表した 2021 年3月期(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)の
通期の連結業績予想を、下記のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。
記
1.2021 年3月期 通期 連結業績予想数値の修正 (2020 年4月1日 ~ 2021 年3月 31 日)
親会社の所有者に
営業収益 営業利益 税引前利益
帰属する当期利益
前 回 発 表 予 想 (A) 240,000 億円 5,000 億円 8,900 億円 7,300 億円
今 回 修 正 予 想 (B) 260,000 億円 13,000 億円 17,600 億円 14,200 億円
増 減 額(B-A) 20,000 億円 8,000 億円 8,700 億円 6,900 億円
増 減 率(%) 8.3% 160.0% 97.8% 94.5%
( ご 参 考 ) 前 期 実 績
298,665 億円 23,992 億円 27,929 億円 20,361 億円
(2 0 20 年3月期) 注)
(
(注)当社は、2021 年3月期第1四半期より国際財務報告基準(IFRS)を適用しており、前期実績も IFRS に基づき算出した数値
を記載しています。
2.修正の理由
2021 年3月期の通期の連結業績予想は、通期の販売計画を見直したことや外国為替相場の変動などにより、前回公表した業績予
想を修正いたしました。
なお、通期の連結販売台数につきましては、前回公表時には 720 万台を見込んでおりましたが、今回 30 万台増加し、750 万台と
なることを見込んでおります。また、トヨタ・レクサスブランドの車両小売販売台数につきましては、前回公表時には 830 万台の
前提でしたが、 今回 30 万台増加し 860 万台を見込んでおります。今後のトヨタ・レクサスブランドの車両小売販売台数の回復ペー
スにつきましては、前年同期に対し、第3四半期は約 100%、第4四半期は約 105%を見込んでおります。
為替レートは、通期平均1米ドル=106 円、1ユーロ=121 円を前提としております。
以 上
【注意事項】
上記の業績予想に記載されている各数値は、当社が現在入手している情報を基礎とした判断および仮定に基づいており、判断や仮定に内在する不確定性および
今後の事業運営や内外の状況変化等による変動可能性に照らし、将来における当社の実際の業績と大きく異なる可能性があります。
上記の不確定性および変動可能性を有する要素は多数あり、以下のようなものが含まれます。
・日本、北米、欧州、アジアおよび当社が営業活動を行っているその他の国の自動車市場に影響を与える経済情勢、市場の需要ならびにそれらに
おける競争環境
・為替相場(主として日本円、米ドル、ユーロ、豪ドル、ロシア・ルーブル、加ドルおよび英国ポンドの相場)、株価および金利の変動
・金融市場における資金調達環境の変動および金融サービスにおける競争激化
・効果的な販売・流通を実施する当社の能力
・経営陣が設定したレベル、またはタイミングどおりに生産効率の実現と設備投資を実施する当社の能力
・当社が営業活動を行っている市場内における法律、規制および政府政策の変更で、特にリコール等改善措置を含む安全性、貿易、環境保全、
自動車排出ガス、燃費効率の面などにおいて当社の自動車事業に影響を与えるもの、または現在・将来の訴訟やその他の法的手続きの結果を含めた
当社のその他の営業活動に影響を与える法律、規制および政府政策の変更など
・当社が営業活動を行っている市場内における政治的および経済的な不安定さ
・タイムリーに顧客のニーズに対応した新商品を開発し、それらが市場で受け入れられるようにする当社の能力
・ブランド・イメージの毀損
・仕入先への部品供給の依存
・原材料価格の上昇
・デジタル情報技術への依存
・当社が材料、部品、資材などを調達し、自社製品を製造、流通、販売する主な市場における、燃料供給の不足、電力・交通機能の
マヒ、ストライキ、作業の中断、または労働力確保が中断されたり、困難である状況など
・生産および販売面への影響を含む、自然災害および感染症の発生・蔓延による様々な影響
以上の不確実性および変動要素全般に関する詳細については、当社の有価証券報告書または米国証券取引委員会に提出された年次報告書(フォーム 20-F)を
ご参照ください。
なお、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大およびこれに対する政府やその他のステークホルダーの対応により、当社および連結子会社(以下、トヨタとい
う。)は様々な面で悪影響を受けています。例えば、政府からの要請や自動車需要の落ち込みが見込まれることなどの理由により、トヨタは国内および海外の一部
の工場で、自動車および部品の生産を一時的に停止しているか、または今後そのような措置を講じることがあります。新型コロナウイルスの影響は、トヨタのディ
ーラーおよび販売代理店のほか、一部の仕入先および取引先の事業にも及んでおり、今後も継続することが見込まれます。また、新型コロナウイルスの世界的な感
染拡大および関連する問題は、様々な業界のビジネスや消費者にも悪影響を及ぼしており、これらはトヨタの自動車および金融サービスの需要にネガティブな影
響を与えています。
新型コロナウイルスの収束時期や将来的な影響は依然として不透明であり、前述の影響やそれ以外の本書に記載されていない影響、および新型コロナウイルス
の最終的な影響については予測しがたく、トヨタの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローに悪影響が及ぶリスクがあります。