7202 いすゞ自 2019-05-31 15:00:00
いすゞとカミンズ、パワートレイン事業に関する包括契約を締結 [pdf]

各位
                                               2019 年 5 月 31 日
                                   会 社 名    いすゞ自動車株式会社
                                   代表者名    取締役社長      片山   正則
                                      (コード 7202      東証第1部)
                                   問合せ先
                                   コーポレートコミュニケーション部
                                                部長   萩原    竜之
                                           (TEL.03-5471-1138)

         いすゞとカミンズ、パワートレイン事業に関する包括契約を締結

 当社は本日、米国のエンジンメーカー大手のカミンズ インク (本社 Columbus, Indiana、
                         ・       :
CEO 兼会長:Tom Linebarger   以下「カミンズ」)と、パワートレイン*1 事業に関する
包括的なパートナーシップを構築することに合意し、Isuzu Cummins Powertrain
Partnership(いすゞ カミンズ パワートレイン パートナーシップ、以下「ICPP」)
契約を締結いたしました。
 当社とカミンズは、幅広い用途を持つ商用車や産業用パワートレインに関しては、先進国
市場での高負荷用途や社会インフラ制約が厳しい新興国市場において、ディーゼルエンジ
ンへの期待は依然大きく、今後も有用なパワートレインであり続けるという認識の下、昨
年 9 月以来次世代パワートレイン事業に関する提携を模索するため、協議を進めてまいり
ました。
 この度、両社は ICPP 契約を締結し、効率的な開発並びにコスト競争力の強化等を目的と
して、最適な次世代パワートレインのコモンアーキテクチャ*2 を目指していくことに合意い
たしました。今後は、パワートレイン事業に関する開発、調達、及び生産等の両社のエキ
スパートで構成される専任組織、及び両社の役員で構成されるアライアンスボードを設置
し、協業を加速してまいります。
 当社とカミンズは、両社が持つ技術を最大限に融合して、各々のお客様の多様なニーズに
あったパワートレインを提供すると同時に社会的ニーズに応えてまいります。
                                                           以上
  *1 パワートレイン:
  エンジン、トランスミッションおよび駆動系のコンポーネント。但し今回両社の合意範囲はその全てを
  網羅するものではなく、トランスミッション等は含まれません。
  *2 コモンアーキテクチャ:
  製品に要求される性能を実現する為の「各要素機能及びその組み合わせ方の設計思想」(アーキテクチ
  ャ)を共通化すること。