7202 いすゞ自 2021-02-05 15:00:00
いすゞとカミンズ、中型ディーゼルエンジン及び先行技術分野での協業を合意 [pdf]

                                                                2021 年 2 月 5 日
各 位
                                               会 社 名        いすゞ自動車株式会社
                                               代表者名       取締役社長 片山 正則
                                                         (コード:7202、東証第1部)
                                               問合せ先     広報・渉外部長 前田 拓生
                                                             (TEL.03-5471-1138)



            いすゞとカミンズ、中型ディーゼルエンジン及び先行技術分野での協業を合意


 いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:片山正則、以下「いすゞ」)とカミンズ・インク(本社:Columbus,
Indiana, United States、CEO 兼会長 :Tom Linebarger、以下「カミンズ」)は、中型ディーゼル・パワートレイン事業に
おけるグローバル規模での協業、及び先進先行技術分野での共同研究の推進について合意致しました。これは、
パワートレイン事業に関する包括的なパートナーシップを構築することを目指し、2019 年 5 月に締結した Isuzu Cummins
Powertrain Partnership(いすゞ カミンズ パワートレイン パートナーシップ、以下「ICPP」)契約に基づくものです。


 カミンズはいすゞに対し、カミンズのグローバル主力製品である B6.7 型ディーゼルエンジン(6 気筒/排気量 6.7L)を
供給し、いすゞは中型トラック用としてこれを活用していくこととなります。両社共同で、いすゞ車両搭載に伴う設計変更や、
日本の排ガス規制への対応に取り組んでまいります。本エンジン搭載車両は、2021 年北米市場を皮切りに、その後、
日本、東南アジア、その他地域へ順次グローバルに展開にしていきます。本協業を通じて、両社はディーゼルエンジン
及び最新技術へのリソースを最適化し、世界のお客様のニーズにお応えしてまいります。
 なお、日本国内にて組み立てる車両へ搭載するエンジンは、いすゞ栃木工場で生産する予定です。


 いすゞとカミンズは、パワートレインに関わる先進先行技術の研究領域において、先進先行技術契約(Advanced
Technology Collaboration Agreement)を締結し、様々なパワートレイン技術の共同研究を進めています。両社の
技術力・ノウハウを共有することで、より環境にやさしい次世代ディーゼルエンジンの開発を進めてまいります。さらに両社は、
カーボンニュートラルの実現を目指し、電動化を含む、多様な次世代パワートレイン技術における協業検討にも着手
しました。


 いすゞとカミンズは、環境性能、品質、効率、信頼性を高めた商用車向け次世代パワーソースの実現に向けた
技術革新に取り組むとともに、双方の製品および技術の活用を行うことで、お互いの強みを活かしたグローバルな
事業成長に向け、更なる協業領域の拡大を検討していきます。


※ 2019 年 5 月 31 日開示 「いすゞとカミンズ、パワートレイン事業に関する包括契約を締結」もご参照ください。


                                                                          以上