7187 ジェイリース 2021-05-11 15:00:00
2021年3月期 決算説明資料 [pdf]
2021年3月期
決算説明資料
2021年5月11日
東証一部 7187
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目次
はじめに/社長あいさつ P. 3
通期業績及び計画
2021年3月期業績 P. 4 ~ P. 5
事業ポートフォリオ P. 6
四半期業績の推移 P. 7
主な指標(当社KPI) P. 8 ~ P. 9
2022年3月期業績予想 P. 1 0
配当予想 P. 1 1
成長戦略
成長投資の進捗及び計画 P. 1 2
中期計画 P. 1 3
当社が共創したい未来 P. 1 4
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01.はじめに / 社長あいさつ
ジェイリース株式会社、社長の中島です。
まずもちまして、この度の新型コロナウイルス感染症で被害に遭われました皆様に
心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。また、医療従事者の皆様をはじめ保健・
感染防止にご尽力されている関係者の皆様に最大の敬意と深い感謝を申し上げます。
当社はコロナ禍で浮き彫りになった社会課題を事業機会として捉え、各種の業務改
善と新商品開発を通じて収益の大きな改善を実現しました。その結果、2021年3月
期は過去最高の業績を更新し、2022年3月期においても過去最高を更新する見通し
であります。加えまして、配当におきましては2021年3月期の復配に続き、2022年
3月期は増配を計画しております。
今後も、先行きの見えづらい環境に対応し、各種保証サービスの提供を通じてより
多くの方々の笑顔をつなぎさらなる成長を図ってまいります。
皆様におかれましては引き続きのご支援を重ねてお願い申し上げます。
代表取締役社長
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02. 2021年3月期業績推移(通期)
売 上 、 利 益 ともに 過去最 高を更 新
売上高 営業利益 営業利益率
7,601 百 万 円 943 百 万 円 12.4 %
前年同期比 +12.7 % 前年同期比 +506.8 % 前年同期比 +10.1 ポ イ ン ト
(百万円) (百万円)
12.4%
7,601 943
6,744
6,082
155
2.3%
△ 101
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
※2019年3月期は営業赤字のため、記載なし
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03. 業績サマリー(通期)
売 上 高 、 営 業利益 、経常 利益、 当期純 利益と もに過 去最高 を更新
2020年3月期 2021年3月期
前年同期比 会社計画比
(百万円) 通期実績 通期実績 会社計画
売上高 6,744 7,601 7,500 +12.7% +1.4%
営業利益 155 943 840 +506.8% +12.4%
営業利益率 2.3% 12.4% 11.2%
経常利益 105 911 800 +759.9% +13.9%
親会社株主に帰属する当期純利益 24 552 500 - +10.5%
● 財務体質の健全化により復配を実施
● 各種施策等により、営業利益及び営業利益率は過去最高を更新し、
営業キャッシュ・フローは黒字転換。(847百万円のプラス)
● 売上高は会社計画を上回って推移(新規契約、継続保証料に加え、事業用保証が堅調に推移)
● 貸倒コスト、債権管理業務コストの抑制(与信審査の強化、債権管理業務の強化)
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04. 事業ポートフォリオ
事業用保証を成長分野と見据え、積極的な営業を推進
前年同期比
+21.9%
保証料構成比(売上) (百万円) 事業用保証料収入
2021年3月期
1,000
事業用
22% 500
住居用
78%
0
2020年3月期 2021年3月期
● 不動産業界では、賃貸物件の流動性が向上しているほか、
貸主のリスクマネジメントに対する意識変化も追い風となった
● 事業用保証は営業エリア・商品ラインナップの拡充を背景に大幅拡大
● 事業用賃貸契約における保証契約の利用率は低く、拡大余地が大きい
● 住居用、事業用ともに自社データを活用することで保証ストックの質を維持・向上
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05. 四半期業績の推移
● 事業用保証の拡大によって四半期ごとの売上及び営業利益の平準化を進める
売上高(四半期別業績推移) 営業利益(四半期別業績推移)
7,601 943
(百万円) (百万円)
8,000 1,000
900
6,744
2,197 28.9 % 4Q 800 299 31.7 %
6,000
28.2 % 1,899 700
6,744
600
1,904 25.1 % 3Q
4,000 24.1 % 1,626 500
316 33.5 %
400
1,758 23.1 % 2Q
23.5 % 1,588 300
2,000 177 18.8 %
200
155
19.5 % 30
24.2 % 1,631 1,740 22.9 % 1Q 100 23.3 % 36
24.0 % 37 150 15.9 %
33.2 51
0 0
%
2020年3月期 2021年3月期 2020年3月期 2021年3月期
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06. 主な指標(当社KPI)
代位弁済発生率の低下及び回収率の向上
● 独自のデータベース活用により、代位弁済発生率が前期比 0.9 ポイント改善
● 債権管理業務の強化・効率化により、代位弁済回収率が前期比 0.9 ポイント改善
2020年3月期 2021年3月期
(保証関連事業)
通期実績 通期実績
不動産会社協定件数(千件) 17 18
申込件数(千件) 180 195
保証賃料月額(百万円) 28,835 32,711
発生率 7.2% 6.3%
代位弁済
回収率 97.2% 98.1%
店舗数(店) 25 26
従業員数(名) 326 329
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07. 代位弁済立替金の状況
● 代位弁済立替金残高が減少
独自データの活用による代位弁済発生率の低下及び債権管理業務の効率化による回収率向上が寄与
● 1年超は増加しているものの会社計画を下回る水準で推移
● 貸倒引当金は、監査法人とも連携しリスクを踏まえた適切な処理
代位弁済立替金残高(期間別・名寄せ後)
(百万円)
6,000
5,300
5,172
5,000
4,000
1年超
3,000
2,000 3ヶ月~1年以内
1,000 1年以内債権が減少
3ヶ月以内
0
2020年3月期 2021年3月期
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08. 2022年3月期(通期)業績予想
2 0 2 2 年3 月期 も過去 最高業 績を計 画
<2022年3月期業績予想> 2021年3月期 2022年3月期
増減率
(百万円) 通期実績 通期計画
売上高 7,601 8,500 +11.8%
営業利益 943 1,200 +27.1%
営業利益率 12.4% 14.1% -
経常利益 911 1,170 +28.4%
親会社株主に帰属する当期純利益 552 700 +26.7%
● 一人当たり労働生産性の向上を目指し組織再編。新規出店は年間2~4店舗を計画し、
売上高は二桁増で過去最高を計画
● 足もと4月、5月業績も好調に推移しているものの、新型コロナウイルス感染症による影響を考慮し、
各KPIは保守的に設定。代位弁済発生率は、6.6%(前期6.3%)、同回収率は97.0%(前期98.1%)
を計画。営業利益、営業利益率も過去最高を更新する見通し。
● 中期的な成長を見据えた 『人材』『独自データ』『DX』への投資を継続
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09. 配当予想
復 配 か ら 増 配へ
配当性向
25.3%
● 好調な業績を背景に、2021年3月期末より
20.00円
復配を実施。
2022年3月期は年間配当20円(中間10円、
期末10円) 10.00円 期末
● 成長投資とのバランスを勘案しながら
一段の株主還元も視野に。
(配当性向目安の切り上げなど)
5.00円 10.00円 中間
● 2021年3月期末より長期的な個人株主との 5.00円 期末
配当なし
関係強化を見据え、株主優待制度をプレミ
アム優待俱楽部に変更。 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
※期末配当は、6月開催の定時株主総会に付議予定
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10. 成長投資の進捗及び計画
領域 項目 進捗 今後の計画
(1)財務報告に係る内部統制の ・監査法人との一層の連携強化 ・新CGコードへの対応
内部体制の 一層の強化
・全社員へのコンプライアンス ・コンプライアンス研修の継続実施
強化 (2)IT統制、コンプライアンス
体制の強化
研修実施
(1)人材の育成・強化 ・人事制度改革プロジェクト進行中 ・新人事制度への随時移行
・2021年4月に東西支社体制、法人 ・社員教育研修の強化
(2)人材の戦略的配置(採用と異動)
人 営業統括部等、戦略的組織に改編
・営業戦力強化及び地域密着の
(3)等級・報酬・評価制度の見直し 深化による顧客獲得と定着
(1)家賃債務保証分野における拡大 ・新規契約の拡大 ・独自のDWH(※)構築
既存分野+新規分野による
・与信審査、顧客データの分析
(2)医療費保証分野における拡大 情報量増加
データ ・新事業分野、アライアンスの拡大 独自データの開発
(3)異業種とのアライアンスによる ・保有情報のデジタル化推進 データの年間増加率20%前後
新たなビジネス展開 ※高度なデータ分析のためのデータベース
(1)業務プロセス改革 ・電子契約、Web申込の導入 ・業務効率化の進展
(電子化・Web化・自動化) (複数先との提携拡大) ・各種データ分析の高度化
DX (2)各種データの統合管理
・自動与信審査システム開発中 ・審査精度の向上
・リモート業務への各対応 ・営業キャッシュフローの拡大
(3)与信管理システムの強化
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11. 中期計画
2024年3月期(3期後)
中期計画
● コロナ等の不確定なリスクを考慮し中期計画の
予想にレンジを設けている
売上高 100億円以上
● 新規出店は年2~4店舗を計画し、更なる地域
密着の促進と全国ネットワークの完成を急ぐ
営業利益 15 ~ 20億円
● 代位弁済発生率・回収率は、与信審査・体制
強化等により現水準を維持
営業利益率 15 ~ 20%
● 従業員数は、DX投資・効率化により微増程度
● 営業ネットワーク拡充、事業用保証の拡大等により、売上高の年間増加率10%を目指す
● 独自データ拡充、分析強化による与信審査の高度化・自動化、人材育成、
業務効率化により営業利益率15~20%を目指す
● 利益成長による財務体質(自己資本比率等)の改善
● 積極的な株主還元(配当性向20%超を維持・向上)
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12. 当社が共創したい未来
ジェイリースは『笑顔をつなぐ』会社です。
保証を通じて社会の安心を共創します
当社は事業を通じてゴール11「住み続けられるまちづくりを」を
はじめとする持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献します
地域密着の広範な
ネットワーク 様々な
保証ノウハウ
営業・債権管理
保証サービス
様々なサービス
優秀な人材 提供を可能
とする仕組み
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IRに関するお問い合わせ先
ジェイリース株式会社 経営企画部
電話:03-5909-1245
E-mail:ir@j-lease.jp
URL:https://www.j-lease.jp
本資料には、当社に関連する見通し、将来に関する計画、経営目標などが記載されています。これらの将来の見通しに関する記述は、将来の
事象や動向に関する現時点での仮定に基づくものであり、当該仮定が必ずしも正確であるという保証はありません。様々な要因により、実際
の業績が本書の記載と著しく異なる可能性があります。
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