7187 ジェイリース 2020-08-06 15:00:00
2021年3月期第1四半期決算補足説明資料 [pdf]

2021年3月期第1四半期
   決算補足説明資料

    2020年8月6日



    (東証一部:7187)
目次




  1. 第1四半期決算概況                                  p. 3
  2. 上期及び通期業績予想                                 p. 4
  3. 通期計画に対する進捗状況                               p. 5
  4. 主な指標(保証関連事業)                               p. 6
  5. 代位弁済立替金にかかる貸倒引当金                           p. 7
  6. 成長戦略                                       p. 8


本資料に掲載されている業績予想等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであ
り、実際の業績は、今後様々な要因により大きく異なる可能性があります。

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1.第1四半期決算概況
                                                 (百万円)
               20/3期1Q    21/3期1Q    前期比       前期比
                前期実績        実績       増減額       増減率

売上高               1,631      1,740     +109     +6.7%

営業利益                 51        150     +98     +191.1%

営業利益率              3.2%       8.6%         -         -

経常利益                 40        135     +94     +231.9%

親会社株主に帰属する
                     20         83     +63     +317.2%
四半期純利益

売上はコロナ禍の影響を吸収し計画を上回って推移
各利益は計画を大幅に上回り増収増益を達成

        コロナ禍の影響により、新規契約保証料は前年同期比11.6%減となったものの、既
        存契約からの継続保証料や代位弁済手数料、収納代行手数料等の増加により売上高は
        計画を上回り、前年同期比6.7%増
21/3期
1Q実績    与信審査の強化、債権管理業務の強化(業務集約・人員増強)により代位弁済立替金
        残高減少、貸倒コスト抑制及び業務効率化、経費削減が進捗
        これらにより、各利益は計画を大幅に上回り増収増益を達成
                                                         3
2.上期及び通期業績予想
                                                             (百万円)

             21/3期              21/3期              20/3期    20/3期
             上期予想     前期比       通期予想     前期比       上期実績     通期実績

売上高           3,400   +5.6%      7,300   +8.2%      3,219    6,744

営業利益            40    ▲55.0%      200    +28.6%       88       155

営業利益率         1.2%          -    2.7%          -     2.8%     2.3%

経常利益            20    ▲69.9%      150    +41.5%       66       105

親会社株主に帰属する
                10    ▲68.0%       80 +230.6%         31       24
当期(四半期)純利益

上期及び通期業績予想は期初計画値を据え置く
        足元の売上は堅調、2Q以降もほぼ計画通りの推移を予想
        引き続き、業務効率化・集約化により、経費抑制、利益率向上を図る
21/3期
 予想     1Q実績は、売上・利益ともに順調に推移しているが、新型コロナウイルス感染症
        の影響等、不透明な状況を踏まえ、今後の推移を確認すべく現時点では、期初計画
        値を据え置く
 配当     今期の配当予想は無配であるが、今後配当原資ができ次第、速やかに復配を実施

                                                                     4
3. 通期計画に対する進捗状況

                 四半期別売上高内訳                                     四半期別営業利益内訳
    8,000                                           250
                                                (
(                                 7,300         百
百                                               万
万
    7,000        6,744                          円
円                                                                                   200
                                                )
)                                                   200
    6,000
            4Q   1,899 28.2%
                                                                155
    5,000                                           150
                                                          4Q    30     19.5%
    4,000   3Q   1,626 24.1%

                                                    100   3Q    36     23.3%
    3,000
            2Q   1,588 23.5%                                                   1Q    150    75.1%
                                                          2Q    37     24.0%
    2,000
                                                    50
    1,000
            1Q   1,631 24.2%   1Q 1,740 23.8%             1Q    51     33.2%
       0                                              0
                 20/3期            21/3期                        20/3期                21/3期
                  実績               計画                           実績                   計画


    • コロナ禍においても売上高は前年同期と同水準の進捗
    • 与信審査の強化、債権管理業務の強化(業務集約・人員増強)による代位弁済立替金残高減少、
      貸倒コスト抑制及び業務効率化、経費削減により、営業利益は計画を大幅に上回って進捗
    • 新規保証契約は、引越シーズン(2月~4月、主に4Q)に増加
    • 売上高(PL)に占める新規契約時の売上額と按分等による保証ストックからの売上額の構成比
      は、46:54(前年同期は53:47)
                                                                                                    5
4.主な指標(保証関連事業)

                           21/3期     21/3期     20/3期     20/3期
                           1Q実績      通期予想      1Q実績      通期実績
協定件数(千件)                       17        18        16        17
申込件数(千件)                       41       171        40       180
受取保証料(百万円)                  1,368      5,862    1,432      5,762
代位弁済発生額/月(百万円)              2,416      2,554    2,154      2,214
   〃   発生率(%)                  7.2       7.5       7.1       7.2
   〃   回収額/月(百万円)           2,346      2,451    2,066      2,152
   〃   回収率(%)                 97.1      96.0      95.9      97.2
店舗数(店)                       25        25          27        25
 ※1 受取保証料は、契約時に受領した保証料額であり、売上高(按分等による計上額)とは異なる
 ※2 代位弁済発生額、回収額はそれぞれ月平均額
従業員数(名)                       336       338       337       326
※代位弁済に関する指標は各期間における月平均値


• 代位弁済発生率は、住居確保給付金等の行政支援の拡大によりほぼ横ばいで推移、一般的な賃貸住
  宅の初期滞納率と同水準を維持
• 代位弁済回収率は前年同期比1.2ポイント改善
  引き続き、債権管理業務の体制強化、与信審査の強化、中長期債権の回収強化等により回収率向上
  に努める
                                                                   6
5.代位弁済立替金にかかる貸倒引当金
                                                  (百万円)

                    2020年3月末     2020年6月末      前期末比
                       残高           残高          増減額

代位弁済立替金                  5,300         5,148      ▲152
貸倒引当金                    2,056         2,189      +132
引当率                     38.8%         42.5%           -


 与信審査の強化、回収強化等により短期・中期の代位弁済立替金残高が減少


◆代位弁済立替金にかかる貸倒引当金の算定方法
 (1)名寄せを行い最も古い代位弁済発生日を基準日とする
 (2)基準日からの経過期間別にカテゴリー分けする
 (3)各カテゴリーの債権に貸倒実績率(※)を乗じて貸倒引当金を算出する
      ※貸倒実績率
         ・貸倒実績率は過去3年の平均値を使用
         ・1Qから3Qは前4Qで使用した貸倒実績率を使用
          4Qは、当期を含む3年の平均値を使用(洗替え)




                                                          7
 6.成長戦略
        ①店舗網の整備継続、地域密着型営業の継続                   • 地方自治体と業務協定し、公営住宅
         地域密着No.1を目指し、全国の不動産会社とのネットワークを更に強化・拡大   の家賃保証サービスの提供を開始

        ②アライアンス展開(サービス拡充)               • アットホーム(株)とのWeb申込サービス連携
                                        • 東京海上ミレア少額短期保険(株)、東京海上ウエスト
         Web申込、電子契約等とのシステム連係による利便性向上
                                          少額短期保険(株)との住宅用家財保険料保証サービス
営業力の     外国人向けサービスの拡充
                                        • (株)ラカラジャパンとの中国人留学生に対する家賃債
 強化     ③事業者向けサービスの拡大                     務保証サービスの提供
                                        • 東急リバブル(株)との業務提携
         民法改正による連帯保証人の制限を踏まえ、
         事業用賃料債務保証サービスの強化・拡大
        ④「Sシリーズ」展開                              • 6月度申込のうち80%はSシリーズ
         審査精度アップ、審査時間短縮、承認率アップを実現したSシリーズ拡販による顧客獲得

        ①既存ノウハウを活用した新サービス                       • 大手損害保険会社との商品連携
新事業の                                              地域金融機関等との販売連携を展開中
         医療機関の医業未収金に対する保証サービスの展開
 展開
         (医療機関負担、年間契約)

        ①全社を通じた業務改善の推進                          • 売上成長を維持、債権内容の良化、
         同一業務の集約による効率化・最適化、営業特化型店舗の展開             業務効率化、各種経費の抑制による
         システムを活かした業務効率化                           利益率の改善
収益性の     審査システム及び情報蓄積の自動化
         新商品Sシリーズによる審査精度の向上及び業務効率化
 向上
        ②債権管理の強化
         債権管理業務の効率化
         中長期債権の削減(人員配置、弁護士・司法書士との法的回収の連携強化・回収委託、貸倒償却)

内部体制の    財務報告に係る内部統制の一層の強化
  強化     人材の確保、業務手順の運用徹底など、決算・財務報告プロセスの運用強化



                           売上高の拡大         利益率の向上                      8
 IRに関するお問い合わせ先
              ビジネスモデル
ジェイリース株式会社 経営企画部
   電話 : 03-5909-1245
   E-mail : ir@j-lease.jp
URL : https://www.j-lease.jp/