7187 ジェイリース 2020-06-01 16:00:00
当社株式の時価総額に係る猶予期間の解除に関するお知らせ [pdf]

                                       2020 年6月1日

各 位
                    会 社 名   ジ ェ イ リ ー ス 株 式 会 社
                    代表者名    代表取締役社長 兼会長 中島 拓
                            (コード番号:7187 東証第一部)
                    問合せ先    取 締 役 専 務 兼 執 行 役 員
                            経営企画本部長      中島重治
                            (TEL.03-5909-1245)



      当社株式の時価総額に係る猶予期間の解除に関するお知らせ


 当社株式につきまして、2020年5月において、月間平均時価総額及び月末時価総額が20
億円以上となり、東京証券取引所の市場第一部銘柄から市場第二部銘柄への指定替え基準
に該当しないこととなり、指定替えに係る猶予期間が解除となりましたのでお知らせいた
します。

                     記


1.当社株式の時価総額について
 当社株式は、2020年4月末時点において、月間平均時価総額及び月末時価総額が20億円
未満となりましたが、下記(ご参考)のとおり2020年5月の月間平均時価総額及び月末時
価総額が20億円以上となりました。
 この結果、当社株式は市場第一部銘柄から市場第二部銘柄への指定替え基準に該当しな
いこととなり、指定替えに係る猶予期間が解除となりました。

(ご参考)
東京証券取引所における当社株式の2020年5月の月間平均時価総額   :   2,337,590,267円
東京証券取引所における当社株式の2020年5月の月末時価総額     :   3,599,527,200円
東京証券取引所における当社株式の2020年5月末終値         :             409円
東京証券取引所における当社株式の2020年5月末上場株式数      :       8,800,800株

2.今後の見通しについて
 新型コロナウイルス感染症の影響による環境変化等、経済全体は引き続き先行き不透明
な状況であり、当社におきましても2021年3月期の連結業績見通しにつきましては、一定
程度の代位弁済立替金増加等を想定しております。
 しかし一方で、既存契約からの継続保証料や代位弁済手数料等による売上高の増加、与
信審査の強化や業務効率化による経費削減等により、新型コロナウイルス感染症によるマ
イナス要因を吸収した上での増収増益を見込んでおります。
 足元の状況におきましても、5月の新規保証申込数は前年同月と同水準まで回復してお
り、債権管理面においても代位弁済立替金の発生率や回収率に特段の悪化等は生じておら
ず、順調な業績推移となっております。
 今後も当社が地域密着で培ってきた情報力・対応力を最大限に発揮し、不動産会社、賃
貸人、賃借人に寄り添い丁寧な対応を図ることで、経済活動の回復を見据えた、より深い
信頼関係を築いてまいります。
 なお、これまでの各種取り組みによってキャッシュ・フローの改善も進んでいることに
加え、コミットメントライン契約及び当座貸越契約の合計85億円(2020年5月27日に追加
契約した当座貸越枠20億円を含む)の借入枠によって、十分な流動性が確保できておりま
す。
 当社といたしましては、与信審査の強化や、昨年から販売開始したSシリーズ(個人信
用情報の与信審査への活用)の販売拡大等によって、将来的な貸倒コストを抑制しつつ売
上成長を図るとともに、適切な与信コントロールと債権管理機能の強化によって、更なる
貸倒コストの圧縮と各種業務の効率化による経費圧縮を図ることで利益率の改善を目指し
てまいります。
 また、2020年5月25日に公表した株式会社ラカラジャパンとの業務提携による訪日中国
人への家賃債務保証サービスの提供など、外部企業とのアライアンス展開による各種サー
ビスの拡充や2018年7月から開始している医療費保証サービス等の拡大も引き続き図って
まいる予定であります。
 株主の皆様をはじめ関係者の皆さまには引き続きご理解とご支援を賜りますよう、何卒
よろしくお願い申し上げます。

                                         以   上